ショーペンハウアーの作品一覧
「ショーペンハウアー」の「幸福について」「読書について」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「ショーペンハウアー」の「幸福について」「読書について」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
19世紀に「幸福の9割は健康に基づく」と説いた本書は、現代のFIREやミニマリズムの先駆的な隠遁哲学といった感じ。虚弱な自覚がある自分には、一言一句が世俗に疲れた心にジワーっと沁みる。
著者は徹底した厭世家だ。今日という「小さな一生」をいかに「あまり不幸せではない状態」でやり遂げること、期待値を極限まで下げて孤独を「十八番」にすること、未来の不安で現在を曇らさないこと。その徹底した「現在」の肯定が、刺激過多な現代で心を適正な位置に戻す知恵なのかもしれない。
とはいえ、「大部分の人間は低劣」と言い切る清々しいまでの毒舌には笑ってしまった。自分は残念ながらショーペンハウアーが言うところの「マヌ
Posted by ブクログ
本書は散漫な読書や軽薄な文筆に対する罵詈雑言集だ。
ショーペンハウアー曰く、
・紙に書き記された思想は、砂地に残された歩行者の足跡以上のものではない。なるほど歩行者がたどった道は見える。だが、歩行者が道すがら何を見たかを知るには、読者が自分の目を用いなければならない。
なるほど、読書は受動的な行為であると考えていた私にとって耳が痛い言葉だ。
・真の思索家タイプや正しい判断の持ち主、あるテーマに真剣に取り組む人々はみな例外にすぎず、世界中いたるところで人間のクズどもがのさばる。クズどもは待ってましたとばかりに、例外的人物の十分に熟考した言説をいじくり回して、 せっせと自己流に改悪する。