イキガミ作品一覧
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4.7
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-気は強いがその美しさゆえに街中の視線を集める女・リエ。彼女を巡って、巨躯の筋肉男・中島、天才的な格闘センスを持つ優男・浦浜は、台風が吹き荒れる海岸で拳をまじえる。だがその頃、三人が通う「瀬島大学」では異変が起きていた。頭に茶髪を突っ立てた講師や学生が現れ、ふらふらと歩き回っている。変なカツラでも被っているのか、とバカにする周囲の者たち。だが、彼らは後悔することになる。その茶髪は、次々と人間たちを襲い始めたのだ…! 人間の頭に寄生して体を意のままに操る、髪の毛型生物、その正体とは。長篇SFサバイバル・ホラー小説。電子オリジナル作品。 ●町井登志夫(まちい・としお) 作家。1964年生。日本SF作家クラブ会員。1997年、『電脳のイヴ』で第3回ホワイトハート大賞〈最優秀賞〉を受賞し、デビュー。2001年に『今池電波聖ゴミマリア』で第2回小松左京賞を受賞。他の作品に『爆撃聖徳太子』『諸葛孔明対卑弥呼』『倭国本土決戦』などがある。最新作は『改革者蘇我入鹿』。
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4.4「君をもう一人にはしない――」 すすかぶり――それは災いの元である黒蝶を捕まえ、 村の守り神である生き神様へ届ける役目。 誰からも忌み嫌われるすすかぶりの仕事をしている宵は、 村人から穢れ扱いされ、虐げられながらも、懸命に日々を生きていた。 ある晩憤った村人たちから責められ、 ボロボロになった宵の目の前に現れたのは、 生き神様その人で…!? 「君に降りかかる災いは、これからすべて俺が祓う」 そう言って宵を抱き寄せて――…!? これは、孤独な少女が不器用に愛を知っていく物語。 初めての××の夜を描いた描き下ろし漫画『愛が溢れた夜に』のほか、 電子限定ペーパーも収録!!
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4.1「君をもう一人にはしない――」 すすかぶり――それは災いの元である黒蝶を捕まえ、 村の守り神である生き神様へ届ける役目。 誰もやりたがらないすすかぶりの仕事をしている宵は、 村人から汚れ扱いされ、虐げられながらも、懸命に日々を生きていた。 ある晩憤った村人たちから責められ、 ボロボロになった宵の目の前に現れたのは、 生き神様その人で…!? 「君に降りかかる災いは、これからすべて俺が祓う」 そう言って宵を抱き寄せて――…!? これは、孤独な少女が不器用に愛を知っていく物語。 ※この作品は『PRIMO Vol.8』に収録されています。重複購入にご注意下さい。
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-大戦の影響で好景気が続く大正時代半ば。不動産業を営む榎本は工場建設用地である山奥の森を訪れた折、ひっそりと佇む祠を見つけた。ほんの好奇心からその中を覗いた榎本が目にしたものは、ひとり絵を描く美しい青年の姿。抜けるように白い肌、肩まで届く銀色の髪、そして鮮やかな赤い瞳。弓弦と名乗る、この世ならざる美貌の青年に誘われるまま、榎本は彼と体を繋げてしまう。あどけない笑顔や言動とは裏腹に、弓弦の体は熟れた果実のように甘く蕩け、榎本を底なしの快楽へと導く。弓弦を東京に連れ帰り、自分だけのものにしたい――制御できない灼けつくような想い。共同経営者の塩崎の困惑をよそに、弓弦を己の邸に住まわせることにした榎本。弓弦への執着は次第に常軌を逸したものになっていき……。妖しく艶めく大正エキセントリック浪漫。
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3.8