文芸社作品一覧

  • 願わくは
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    神、人魚、ボス猿、小学生──不思議な存在と語り合う“僕”は、その語らいの中で少しずつ自分を見つめ直し、やがて前へ進みはじめる。「そろそろ/夢を見るのはやめて/その先の夢を見ることにしよう」……進むしかないみたいだ。そして、登るしかないみたいだ。詩と小説が“僕”の心の中を交互に描き出す。自分の居場所に、これから向かうべき未来に迷う僕たちの詩的叙情小説。
  • ネギ・山次郎の始末書
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    著者は岩手県南西部に生まれ、中学卒業後「金の卵」として上京したが1年半ほどで帰郷。働きながら工業高校を受験し合格。高校在学中に建設省(現国土交通省)に入省した。そんな紆余曲折ありながらも前進を続けた人生を振り返るほか、争いの絶えない世界情勢に関する考察や、50年以上続けてきた株式投資の話、社交ダンスなど趣味の話も掲載した読み応えたっぷりの一冊。
  • 猫たちのマザー・テレサへ
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    ある日、ひょっこり我が家に訪れ、棲みついてしまった2匹の猫と一緒に、イラン・イラク戦争のさなか、夫婦で中東のバーレーンに赴任。それ以来、約30匹の猫を迎え入れ、すっかり「猫が苦手」だった私を変えてしまった、今は亡き、40年連れ添った妻に送る、感謝の思いと「鎮魂歌」。猫を愛する方、動物を愛する方、すべての方に送ります。
  • 猫と犬が見る夢は
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    1巻1,056円 (税込)
    余命、わずか三週間……。ある程度覚悟していたとはいえ俊は、ため息を隠さなかった。「冗談じゃないわ! そんなの私は信じない! キクを絶対に死なせはしない!」(本文より)。出会いと別れ──。家族として迎え、“余命”に立ち向かい、そして旅立つまでの奇跡の物語。一度人間に裏切られ〈捨てられた〉彼らが、しあわせな夢を見られるように──。
  • ネコのぐみが家出した
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    ある日とこちゃんは、犬のぬいぐるみのぷるうるをポケットに入れて、遊びにでかけます。つれていってもらえなかったぐみは、さびしそうに見ています。「犬のぬいぐるみの『ぷるうる』がきてから、ぼくはいつもひとりぼっちなんだ。ぼくなんか、いなくてもいいんだ。ぼくは、家出する!」──「とこちゃん」と、ネコの「ぐみ」と、犬のぬいぐるみ「ぷるうる」のおはなし。
  • 猫のミックとお父さん
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    わたし、猫のミック。女の子よ。お父さんのことが 大好きなの。わたしからお父さんにお願いがあります。お父さん、いつまでも元気で長生きしてね。それからミックを悲しませるようなことしないでね。わたしも元気で長生きします。そしてお父さんとずっとずっといっしょにいます。大好きなお父さん。ミックを救ってくれて、ありがとう──猫のミックの視点で描いた、心が温かくなる絵本。
  • 猫又裁判
    NEW
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    1巻968円 (税込)
    ひと月前に愛猫のキキが亡くなり、失意のどん底に陥っている僕に、弁護士から一通の手紙が届いた。あれほど可愛がっていたキキが、僕を訴えている……? 妻とともに詐欺を疑いながらも、弁護士から指定された裁判所を訪ねることに。半信半疑のまま打ち合わせをすませ、翌日、出廷すると、裁判長も猫、事務官も猫、傍聴席にも猫・猫・猫……。これは現か幻か──今、裁判が始まる!
  • 猫目堂
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    もう会えないはずの“あの人”にもしもまた会えたら…。大好きな犬をおいて旅立ってしまった少女、ある理由からクリスマスが大嫌いな女性、娘の結婚を祝うことができなかった男性、70年以上も愛する人を待ち続ける老婦人ーーさまざまな想いを持った人たちがこの店には迷いこんできます。あの人が、きっとそこで待っている。あちらとこちらの世界をつなぐ、山奥の不思議な喫茶店の物語。
  • 熱帯魚からのおくりもの
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    じゅんくんは小柄で引っ込み思案な小学3年生の男の子。給食もお片付けもいつもビリで、クラスメートから「のろまのじゅんくん」と呼ばれています。学校がキライでゆううつな毎日を過ごしているじゅんくんが、ある日、お父さんの勧めで熱帯魚を飼うことに。グッピーやゴールデンゼブラなど彩りも個性も豊かな熱帯魚の世話をするうちに、成長していくじゅんくん。心温まる物語です。
  • 根を下ろして生きる
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    子育て支援のボランティアへの参加、農業のクラブでの活動、旅行記や花などをとおして生まれた近所の人たちとの交流など、これまでの日々をさわやかに綴ったエッセイ。クラブでは、京都から東京まで全国大会へ出場したり、副会長として活躍したりと、華々しい日々が思い起こされている。また、著者と息子との絆、友人との旅行、何気ない日常といった生活が、心を温かくさせる一冊。
  • ノアとゆめのかいぶつ
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    ぼくには ゆめがある。むげんのかのうせいにあふれている。10ねんごとに ゆめをたべる かいぶつが あらわれる。そんな むかしばなしを よくきいた──かいぶつはぼくにいった。「おまえのゆめは なんだ? いつから じぶんのきもちを ころした! なぜ かのうせいをすてる!」いつのまにかあきらめていた子どもの頃の夢──自分の気持ちに正直になれる絵本。
  • 農園はジャングルだ
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    夏休みのある日、農園の草取りのボランティアにお母さんと参加した女の子。学校近くの農園には、校長先生も来ています。最初は汗をかかなかったのに、最後には背中が汗でびっしょりになったこと、草の山がいくつもでき、草は摘んでも摘んでも終わりがないように感じられたことなどが、子どもらしい飾らない文体で表現されています。労働の尊さとその後の爽快感が見事に表現された快作。
  • NO!梗塞 そのあとで
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    1巻1,188円 (税込)
    ある日突然、歩くことが億劫になり脳梗塞を発症して入院。退院後は右半身が不自由になり、話すことや嚥下にも障害が見られ様々な後遺症に悩まされることになる。著者は戸惑いながらもあきらめずに後遺症からの回復を目指し、自らリハビリメニューを組み、試行錯誤を繰り返しながら前向きに取り組む。絶望から不屈の意志で這い上がるまでの日々を克明に綴った闘病記。
  • 野うさぎ 家族になる
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    ペットとしてうさぎを飼うことも珍しくない昨今、個体差はあれど、一般的にうさぎは臆病でこわがり屋さんといわれています。本作に登場する「ウー」も多分に漏れず、飼い主夫妻を警戒し、ケージの奥でずっと身を潜めていました。そんなウーが夫妻に少しずつ心を許し、やがて……。うさぎと人間が心を通わせて過ごした幸せな日々が、たしかにあった──。実話をもとに描いた心温まる絵本。
  • 能天気が列組んで
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    1巻1,683円 (税込)
    「夢が覚めたら夢の島だった、ってなもんだ」「馬鹿は死ななきゃ治らねえっていうじゃねえか」「ラバウルの夜空は満天の星だった」「明日は大井でハイセイコーが走るってよ」「あいつ聖徳太子3枚、サクサクサクッと」……この言葉にピンときたあなた、もしかして60代以上じゃありませんか? そんな時代の空気を知っている人のための、垂涎必至の物語。
  • ノウテンの街
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    1~4巻693~792円 (税込)
    この作品は、映画化実現を目指し、著者が1992年から1994年にかけて発表したシナリオを小説にしたものである。街の大規模開発のため、大がかりな地上げに乗り出した中川興産の部長、高倉健一郎とその部下31名が、住人の立ち退き完了のために大奮闘する「街1つ地上げの巻」と、地上げに成功した高倉等が新しい環境で活躍する「会社を取り返すの巻」を収録。
  • 脳トレ! かわちゃん先生の3色ぬりえ本
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    子どもから大人まで、気軽に楽しめる。それがぬりえです。この本は、ぬりえの基本を練習し、実際に絵に色を塗って、ぬりえのコツを覚えるための本です。すべてのぬりえを完成させたときには、あなたはぬりえの達人になっているでしょう──脳を活性化! 赤、青、黄色の3色の色鉛筆で影をつけたり、グラデーションをつければワンランク上の塗り絵の完成です。
  • 野ねずみシグ、そしてクリスマス
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    「まん丸メタボなお月さま、そこから見えますか。野ねずみシグが走っているのよ。それにね、太陽さんが旅に行きたいなんて、とんでもないこと言って、もうビックリ!」自然や動植物がいとおしくなる、物語とエッセイ集。厳しくも豊かな自然とともに生活する著者が、日常の体験や心に去来する思いを素直につづったエッセイと、「命を生きる」ことに寄り添った物語。
  • のぶちゃんの戦争体験 富山大空襲
    NEW
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    ──昭和20年8月2日未明、富山県富山市で「富山大空襲」がありました。このお話は、その70年後、当時11歳だった少女「のぶちゃん」の視点で、のぶちゃんの娘・瀬川恵が実話をもとにして書いています。「絶対、同じ過ちを繰り返してはならない。後世の人たちに決して同じ思いをさせてはならない。戦争は、二度とあってはならない、と強く思いました。」(著者あとがきより)
  • 信長から僕が学んだ勝つために一番大切なこと 人生逆転のための投資術
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    1巻1,441円 (税込)
    主人公・藤木智勇。33歳、独身。年収790万円だが、貯蓄額はわずか28万円。織田信長と同じ言葉を残して多額の負債を苦に死んでいった父を持つ。ずっとお金にトラウマを持っていた智勇だが、織田信長、明智光秀、丹羽長秀……名立たる戦国武将と出会うことで、意識が変わっていく。マネーの専門家による、お金を扱う心構えを教えてくれる小説。
  • 信長の謀計 桶狭間合戦の真相
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    1巻1,287円 (税込)
    敵の勢力はおよそ10倍! 信長はいかにして義元に勝てたのか──。それは〈単なる奇襲〉でも、〈捨て身の正面突破〉でもなかった! そこに廻らされていたのは、常人には思いもよらぬ、常識を覆すある計略。その〈謀計〉を仕掛けた信長は逆転し、勝つべくして義元に勝利した! 新説を打ち出し、未だ完全解明されていない「桶狭間の戦い」の真相に迫る。
  • ノラ子とカラス
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    80年前、戦争によって生き別れた猫。その思い出を振り返りながら書いた野良猫(ノラ子)たちのお話をイラスト付きの短編集として。カラスとノラ子の友情、そして別れを描いた表題作をはじめ、ノラ子同士のコミュニケーションを描いた「ノラ子たちの自治会」、牧場に拾われて牛との共同生活を始めたノラ子の話「お兄さんは「クロ」が好き」など全9作。
  • ノラねこのぼくのゆめ ノラシリーズ その1
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    まだ小さいのに、家族もいない、ひとりぼっちの子ねこ。いつもおなかをすかせていて、ときどき親切な子どもから食べるものをもらったりする。お気に入りの場所は、お日さまがぽかぽかとよく当たるあたたかなブロックべいだ。いつかは飼いねこになって、きれいな首輪をつけてもらいたいと思って夢みているが……果たして夢はかなうのか。町中の小さな命の輝きに目を向けたやさしい絵本。
  • 義清の往生
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    1巻495円 (税込)
    機能不全の家庭に生まれ育ったノリヨシは、定年を迎えようというのにいまだ悪辣な両親に翻弄され続けている。互いに顔も見たくないほど嫌いあっているのに、離れない夫婦。歪み切った関係を目の当たりにして、ノリヨシは途方に暮れるしかない。しかし自分もまた──。鎌倉時代の武士・勅使河原義清の生涯とその死に際の顛末を描いた戯曲を通じて、夫婦の、家族の情念を炙り出す物語。
  • 法を越えてゆく
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    四国遍路、それは己の心に向き合うこと。三男の大学入学を機に、突然思い立ち四国遍路の一人旅へ出発した。様々な人との出会いに心温められ、励まされる。道中、己の罪を突きつけられ怖れおののくも、仏の慈悲に守られて無事、結願。今までがどんなに下手な生き方であっても「許されている」と気付く。著者の赤裸々な心からの言葉が、四国遍路の奥深さを物語る。
  • 「ノンストレス」なビジネス法 売り込まない! がんばらない! すごくなくていい! やさしい人でも長期的に選ばれ続ける極意
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    あなたは今、こんなビジネスの「泥沼」に陥っていませんか? 1 自分に合った集客方法が見つかっていない 2 単価が安く、多くの集客が必要だと思っている 3 売れ続けるコンセプトが明確でない 4 長期的に売れる仕組みを知らない 5 何をやるのが最善かわからない……ひとつでも当てはまったら、さあ、すぐにこの本のページを開きましょう!
  • NO NAME
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    人を襲う、謎の生命体「D」が現れて13年。政府は「D」に対応できる人材育成のため高制大学を設けていた。高制大学に入学した鷹史、なつき、直浩、麻由香は、銃や刀など、特性を生かし、「D」出現現場で活躍していた。「D」の絶滅に近づいてきたかに見えていたが、恐るべき性質と目的を持つ「D」が現れ、絶体絶命の危機に! そのとき、彼らは…。
  • ハイキング・登山の危険予知
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    ハイキングや登山は日々の疲労やストレスを解消し、生きる活力を与えてくれる。そんな元気の源への行く手を阻む事故をいかに防いだらいいか。現場の生々しい状況報告と筆者の分析をまとめた。事故の記録、遭難事例、筆者の経験を織り交ぜて描き、緊迫感伴う臨場感で山の危険度を再認識させてくれる。遭難事故を未然に防ぐためには、十分な装備とトレーニングが必要と筆者は訴える。
  • HAIKU-H2O
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    1巻990円 (税込)
    百合鴎赤き鉄橋越えにける/治まりて治まりきらぬ百千鳥/鍋中に豆腐一丁動きける……(本文より) 人は、手に届かない物を欲がるものだ、語りつくせぬと解っているから、私は多分日々俳句に向うのだろう。高みを目指すことは出来るが、越えることは永遠にない世界、俳句とは、そのような世界のことではないのか…。著者が日々懊悩し研鑽・模索する俳句の奥深さを垣間見る句集。
  • 俳句の先生
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    1巻1,188円 (税込)
    「生まれ育った自然環境の全く違う美丸と一茶であったが、伊豆の風土への親しみと憧れ、そして夜琴亭松十という人柄への安らぎがあったのではないだろうか。多作の人であった一茶はその後、美丸居士より三十八年を長生きして約二万二〇〇〇の俳諧の句を残している。享年は六十五歳であった」(本文より)。物語の上質な文章と句のあじわいとが相俟って、独特の風光明媚な世界を作り上げる。
  • 俳句・俳文集 初燕
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    1巻1,056円 (税込)
    俳句結社「藤」に入会し平成十年から代表を務めていたが、平成二十五年に断腸の思いで閉会。その後は俳句結社「うぐいす」に専念し、平成二十五年から令和四年まで作品を発表してきた著者。本書にはその二つの結社発行俳誌に発表した俳句と俳文を精選して収録している。難解といわれる俳句に対する独自のアプローチ論も俳文編に展開。前著『俳句・俳文集 青すすき』に続く第二弾。
  • 拝啓 安倍晋三様
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    故・安倍晋三元首相が存命のときから書き送り続けてきた手紙の数々。さまざまな政治課題に対して安倍元首相が対処してきた行動や、その裏側に垣間見られる政治哲学などを著者の目線で記しながら、国はどこへ向うのかという著者自身の憂慮と疑問を提起する。元首相の国を思う熱い気持ちに共感した著者にとって、その情熱と功績を無駄にはしないという誓いの書でもある。
  • はいしゃさんのちゅい~んヒーローズ
    NEW
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    歯医者の「ちゅい~ん」という音がこわい──そんな子どもの不安をやわらげるために生まれた絵本。タービンの音を、ヒーローたちがばいきんとたたかう音として描き出すことで、治療を安心へと変えていく。可愛らしいヒーローキャラクターとやさしい色合いで子どもの心を惹きつけ、道具も武器に見立てる工夫で、歯医者さんが身近に。虫歯予防の大切さも伝わる親子で楽しく読める一冊。
  • 墓 この生にさようならをする前に
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    時間が、空間がこぼれてゆく。何もとらえられず、何もとどめられない。ただ、虚空を掬う。日が暮れかけている。急がなければならない。日はすでに野末に沈み、何もない広い野と空間を、墨色を帯びた茜色の大気が覆っている。残光は急激に弱まり、やがてすべてが闇に閉ざされるだろう。私はこの物寂しい光景を前に悲哀と焦燥感とにとらわれながらひとり立ちすくみ、野の果てをじっと見据えている。(本文より)
  • 歯軋り 楕円と四角形
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    1巻1,386円 (税込)
    民間人校長は教員にとって「敵」なのか──。ビジネスの世界から教育界へ、そこは特殊な理論がまかり通る保守王国だった。理想と現実が相対するヒューマンドラマ。「理事長室に小寺鳳子の来訪を受けた。『ご心配とご不安をおかけしています。不徳の致すところです』小寺鳳子の左指に光る大きな瑠璃色の瑪瑙の指輪が、純平に睨みを利かせているように思えた」(本文抜粋)
  • 白髪の少年 そして赤秋
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    1巻1,089円 (税込)
    六十三歳で右大腿骨を切断し身体障害者となった。俯き加減だった人生が今まで以上に前向きな人生になった。「新井田忠」というペンネームで書いた小説が第二の人生のスタートラインとなり、再び青春の日々が始まった。「白髪の少年」「新井田忠」シニアの青春である「赤秋」そして「洒落た爺々」という言葉をキーワードとして。孫娘とのやり取りや若い時分を振り返ったエッセイ小説集。
  • 白れん
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    1巻990円 (税込)
    白れんや 世界平和を 祈るよに 約三年という長きに渡り世界を震撼させ、当たり前だった日常を奪ったコロナや、世界を巻き込み、未だ終わりの見えないロシアのウクライナ侵攻。激変する時代のなか、故郷や平和への思いを詠んだ30句と心にじんわり染み入る草花の絵。四季の移ろいを感じながら、人生観、生命観を表現した俳画集。「春光や 皆に等しく 注がれん」。
  • 橋と鋼と雑草魂
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    1巻1,188円 (税込)
    高度経済成長期が終わり、バブル経済期が来る前の谷間のような時代。雄介は田舎から名門国立大学を経て橋梁業界に就職した。正道ではない就職だが、雄介の仕事は学んできたことを実践に生かせるやりがいのある仕事だった。ボルネオの現場で見た異文化と人間模様。帰国後に直面した不正と隠蔽。自らの仕事の重要性を自覚する雄介は、理論と経験を武器に己の信じる道を突き進んでいく──。
  • 橋本病と私
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    更年期障害かな? 軽いうつかもしれない。気分が重くて、家から出たくない。疲れがとれなくて、太ってきた。少しだけれど、血圧が高めになった。“でも、頑張ろう!”と、つい思って、立ち上がっているあなた……。それって、橋本病の症状……かもしれません。いま立ち止まって、自分の体に正直に向き合って、セカンドライフを思いっきり満喫できるようになりましょう!
  • 始まりの人 (東洋先駆者列伝)
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    1巻616円 (税込)
    「この人を見よ」と叫びたい。来ることのない永遠に向かって種播く人! それが、始まりの人である。次の時代に向かって序文を書き、時代に先駆けて序文を生きた序文作家と言えば、西洋ではニーチェであろう。それに対して東洋では?───中国編…釋道安、慧可大師、李卓吾、譚嗣同。日本編…最澄、村田珠光、藤原惺窩、吉田松陰。8名の東洋先駆者列伝。
  • はじまりは一輪の花から ──心の平安
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    30年以上にわたっていけ花ボランティアをしている著者が、自然を通じて美しいものに触れること、そしてそこから“直観”──物事の本質を見ることの大切さを伝えるエッセイ。一輪の花を器にいれる。シンプルなその行為を通じて、静かに花と対話してみてください。花を愛で、心の平安を得ることできっとあなたにも良い変化が生まれることでしょう。
  • はじめてのおるすばん
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    ゆうくんはもうすぐお兄さんになる。だけど、出産のための入院で、お母さんが病院に行くために、初めてのおるすばんをすることになって……。大好きなお母さんと離れて、じぃじとばぁば、おとうさんと過ごす4日間は、ドキドキやうれしいことがいっぱい。ようやく生まれた弟・けんちゃんとの出会いにゆうくんが感じたこととは? あたたかい家族の絆を感じられるハートフルストーリー。
  • 働きなさいロックスター
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    ロックスターを目指し10年前に上京した。13年前の事件、親父との反目……故郷の土は踏まないはずだった。だが今は、故郷に帰るため岡山駅で新幹線を降りたところだ。これから瀬戸内海を渡る。同じ境遇の幼なじみは今も故郷に残り、昔と同じ場所で生活しているはずだ。上京後のことを聞かれるだろう。気まずい。強がるしかないのだ。自分が帰ったって何の波紋も起きるはずはない……。
  • 働きやすい病院を明るく楽しく創るために ─知って得する対応力アップのコツ─
    NEW
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    「働きやすい職場」を創るためには「明るく楽しく」なければならない。病院の最大の組織である看護部の看護部長を歴任してきた著者は、徹底した現場主義で、幾つもの病院の組織・経営改革を成し遂げてきた。そのノウハウが8つのキーワードと共にまとめられている本書。病院をはじめ、すべての現場管理者に通ずる一冊であること間違いない。
  • 八月の宮殿
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    誰もがみんな思ってるんだ。きっと、願いがかなうだろうって信じてる。だから、涙を流す日はあっても、やがて、いつのまにか微笑みの庭に自分は住んでいたことを思いだす。──短編『ティム』より。優しくて温かい言葉たちは、大人が見過ごしている“本当に大切なこと”をさりげなく気づかせてくれる。子どもの頃に持っていた宝箱を思い出す作品集の第2弾。
  • ハチキンお蘭
    -
    1巻1,089円 (税込)
    主人公の「蘭」とその友人たちが、長く継承されてきた自国の技術を学びながら、一方で世界的視野で地球規模の問題解決のために具体的な行動を起こしていく。「Think Globally, Act Locally」を実践する対象として地球上のだれもが直面している温暖化などを取り上げる。問題を抱えていない者は誰もいないのだというメッセージが潜んでいる。
  • 八合目を前に散る
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    1巻1,485円 (税込)
    東京の病院に入院している妻の病状を気遣いながら、大阪出張を決心した光雄。だがその出張先へ、娘から思わぬ伝言があった。「お母さん、死んじゃったよ……」。光雄は急ぎ新幹線に飛び乗る。夜の闇をついて走るひかりの車窓に映るのは、これまで30年ともに過ごしてきた妻との思い出ばかりであった。なぜ大阪にきてしまったのか、強い後悔の念を乗せて、ひかりは一路東京へ──。
  • 八十五歳 さよならまでの暇つぶし
    -
    美しい写真とともに、日々の出来事や、出会い、思いを綴る、フォトエッセイ。好評エッセイ集『空の青さを、覚えておいて』に続く第二弾。【目次】春よ、こい/道しるべの北極星/潮の流れが変わるとき/若い人に福をもらう/あれって失敗だったのねぇ/年下の友人/碧い惑星/人生の暇つぶし/み空を見あげる/昭和な話/君子の交わりは淡きこと・・・
  • 八十七歳、闇と光
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    八十六歳の時、右腕を折った。入院、手術、リハビリ。思うように腕が使えず、人生が終わった、と思った。まさしく闇の中にいた。しかし大好きな池波正太郎先生100周年という節目に、今書かなければという思いに突き動かされて筆をとった──。野球好きで恵まれた環境に育った少女が、結婚を機に夫の会社のために日本中を飛び回る。八面六臂の波乱の人生をおくることになった女性の自伝。
  • 88歳マサおばあちゃんのたくさんの小さな幸せ
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    家族のこと、愛犬のこと、趣味、介護など多彩なテーマで綴ったエッセイ集。70歳で大学に入学するなど、好奇心&チャレンジ精神旺盛! いつも前向きに生きてきたマサおばあちゃんから元気をもらえる一冊です。「二〇〇五年、七十歳になるのを機に、人生でやり残したことで、これからでもできることは何かと考えた。大学に行きたいと思った。」(本文より)
  • 八十歳 おひとりさまの或る日或る時
    -
    1巻990円 (税込)
    夫との死別を経てひとり暮らしとなった著者が、季節のうつろいや家族との距離、老いによる体力の衰えや孤独と向き合いながら、日々の小さな発見や生命を愛おしむ思いを俳句に詠み上げている。喜びも哀しみも託せる十七音の俳句は「自らをあやす術」であり、生きる力の支えでもある。90歳を迎え、10年前を振り返り老いと生を見つめる著者の言葉には、時間の重みと静かな覚悟がにじむ。
  • 八十歳 面白がって船旅三昧
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    80歳になっても船旅が楽しくて仕方がない。何が待っているか分からないことも、偶然出会った人同士が友達になることも、予想外の出来事も、自分の趣味が思わぬ交流に役立つことも。限定された船という場所でいかに楽しい旅を続けるか、という工夫を乗船客全員が考えるからこそ、常に新鮮な魅力にあふれ、いつまでも消えない感動を味わうことができる。
  • 八十歳の「戦後」
    -
    1巻990円 (税込)
    女の子とネズミが交流する「ネズミの恩返し」、差別を超えた若者たちを描く「差別の向こうに」、女の子の祖父観察「ジイジは金星人」、親が教師だから得も損もする「僕は『先生ンちの子』」、南の島のきな臭い事件「ランカウイ島の夕日」、動物たちが助け合う「森の薬剤師さん」、高齢者たちの現実を描く「老いらくの同好会」、生き別れになった弟を見つける「八十歳の『戦後』」。
  • 八丈島カジノを含む統合型リゾート計画 誰そ彼
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    1巻1,089円 (税込)
    「“社畜”として生き、メガバンクという既得権益に守られてきた者が突如、野に放たれたら、普通はその場に呆然と立ち尽くしてしまうであろう。しかし中にはジャンボさんのように、生きるべく道をおのずから探すべく力強い一歩を踏み出す者もいる。俺はどっちなのだろう……」(本文より)。八丈島のカジノ構想をめぐり、大手メガバンク銀行員・風間義則は成長していく──。
  • 発達障害グレーゾーンの挑戦
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    「発達障害」。この言葉には抵抗がある。発達に障害がある。つまり、人よりも劣っているように解釈できるからである。これまでの人生の中で人一倍考え、悩んできたと自認する私が、なぜ人よりも劣っていると言われなくてはならないのだ──。発達障害グレーゾーンの実態と向き合いながら歩んだ人生と、その苦難を乗り越え、新たな道を切り拓く実体験エッセイ。
  • ハッピー・ソウル・ファミリー
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    みんなもまわりの人を愛してね。そうすれば、愛がめぐりめぐって、この世界が愛と喜びでいっぱいのすてきな世界になるからね──。この世の中、目に見えるものだけがすべてではない。私たちにとって、もっとも大切なもの。……それは愛。血でつながっているからって、幸せになれるとは限らない。血よりも、魂でつながっている方が、心から愛されているということを教えてくれる絵本。
  • 華岡家の憂い
    -
    1巻1,188円 (税込)
    ある地方都市の名家の長女として生まれ育った美沙子は、実家の世間体と名誉を守るため、自分の離婚の本当の理由をひたすら隠しながら生きてきた。やっと平穏な日常を取り戻したかに思われたが、予想もしなかった新たな問題が露見する。それは、亡父が頭取を務めていた地元銀行に勤務する次男の驚きの告白から始まった……。もし、夫と息子が〈ゲイ〉だったら、あなたはどうしますか?
  • 花喰鳥のゆくえ 首斬り役人と人斬り志士
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    人を斬ることを生業とする、豊前藩の首斬り役人の家に生まれた与太と、呉服商の次男坊として生まれた佳一。寺子屋の手習い時代からの友である二人は、与太の家道場で剣の腕も磨いてきた。時は経ち、次第に時代は混沌としていく。そして、家を継ぎ、大切な人を懸命に守ろうとする与太と、攘夷の思想に触発された佳一は別々の道を歩むことになる。幕末を駆け抜けた二人の友情の物語。
  • はなくそほじりむし
    -
    鼻ほじりと鼻くそを口に放り込むことが癖になっていた「ぼく」と、突然あらわれた「はなくそほじりむし」の攻防を描いた絵本。ある日、「ぼく」が鼻の穴に入っていた指を抜くと、その指が大きな虫のようなものに変わっていて「はなくそほじりむし」と名乗った。それからというもの、鼻を勝手にほじり、ほじった鼻くそを「ぼく」に食べさせようとする。「ぼく」は断固拒否していたのだが……。
  • 花咲かじいさんの読書会 哲学の宝を掘り起こす
    -
    難解な哲学の思索をできるかぎりシンプルな形で読み取り、自分自身が生きている「いま・ここ」での生活空間へ解き放ち枯れ木に花を咲かせようとする、豊かな老後のための挑戦的な哲学エッセイ。人生百年時代を生きるための知恵をハイデガー、西田幾多郎、ニーチェ、ウィトゲンシュタインといった偉大な哲学者たちから学びとろうとわかりやすく解説した一冊。
  • 花束
    -
    1巻891円 (税込)
    「凍りつきそうな表情の紙の上/私の心のつぶやきは/私の可愛い子供たち/誰のところへ行くのでしょうか」──溢れ出す言葉をさまざまな情景を対象に綴る。「詩集っていいな/詩集って素敵だな。」(帯文より)「どこへ行くのにも離さず、大切にしていた詩集の中には、わずかなことばと余韻がありました。いつか私もこのような詩集が出せたなら……子供心に、そう思った記憶があります」(前書きより)
  • ハナちゃんとまじょの学校
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    魔女の学校に通う一年生の女の子ハナちゃんの、何でもない一日の様子を描いた絵本。ハナちゃんは幼馴染のさっちゃんと一緒に通学している。魔女の学校では、魔法のくすりを作ったり、みんなでお昼ごはんを食べたり、ホウキで空を飛ぶ練習もある。魔女になれるよう様々なことを学ぶ毎日を、「明日はもっと楽しい日にしたい」と前向きに捉えるハナちゃんは、読者の心も明るくし、希望をもたらしてくれる。
  • はなのかみさま
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    9歳の夏休み、庭のミニトマト畑で不思議なものを見たわたし。白くてふわふわしていて、人の形をした……妖精!? 先生に話すと、その正体は「花の神様」とのこと。先生がわたしと弟に描いてくれた「花の神様」「幸せの青い鳥の神様」の絵をリビングに飾ってまつり、毎日手を合わせていると……。著者の実体験を基に“感謝の気持ち”から生まれたすてきな奇跡を描いた絵本。
  • 花のこぶかざり
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    首かざりだけじゃない! おでこのこぶにも花かざり。あそびながら歩いていたなつ子とうめ子が麦畑に落ち、おでこをぶつけ合って、たんこぶができてしまった。そんなアクシデントもおばあちゃんのすてきなアイディアで、かわいらしいたんこぶになり、みんなで大笑い! すてきな時間が流れた。小さな冒険と、ばあちゃんとの大切な思い出。あたたかな物語にそっと包まれる絵本。
  • 花の和歌
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    1巻693円 (税込)
    「さきみだれ 心ゆかしき 花ごころ」「なごりゆく ちりゆく花に おしむかな おしむ心は きよけり思い」「身をかがめ 寄り添う肩は 花囲み 期待の先に 未来見つむも」……人生という「花」とは、生まれる思いだけ、いろいろな色を咲かせては、磨く数だけ輝き、引き立てはなたれるもの。そうした思いを、やさしい目線で切り取った珠玉の俳句、短歌集。
  • 花畑の中の十字架(献身 その2)
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    1巻1,056円 (税込)
    愛する者のために文字通り身を献げ、自らの生き方をつらぬいた一人の女性。その魂は、アメリカ・韓国・日本に一つの架け橋を結んだ。家族愛・夫婦愛・親子愛を問う波乱のドラマ──完結編。
  • 花々と風、おさな子たち 浅川美葦自選画集
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    「私は、京都生れの京都育ち、家は京都御所の近くだった。朝夕の家族一緒の散歩は、京都の街、近郊の山河が、我が庭のように感じさせるきっかけだったかもしれない。上賀茂のせせらぎや山々の季節それぞれの色づきに親しんだ。」(「はしがき」より)。花・静物、風景、人物、とくに子どもたち……多彩な作品群。四季折々の「美しい感動」を、あざやかに描出する。
  • 花開く日々 私が続けている明るい介護とボランティア
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    介護というとマイナスのイメージがあるのでは? もちろん、そういう部分がないとは言えませんが、「介護する人の気持ちが前向きであれば、何とかなるもの」と著者は言います。長年にわたる夫の介護をとおしての気づきを、飾らない言葉で綴った明るい介護エッセイです。いま介護で大変な思いをしている方、これから介護をしようとしている方は、読めば少し気持ちがほっとするかもしれません。
  • 花丸兵長奮戦記
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    昭和16年8月、尋常高等小学校の講堂で徴兵検査があった。「花丸進之助、第一乙種合格」やった、現役兵だ。これでお国の為に働ける。「兵科は何でありますか」「お前は海軍主計兵だ」「自分は海軍より乗馬隊に入りたいのでありますが。何とかお願いいたします」同じ兵隊に行くなら希望の兵科に入りたい。愛馬とともに戦うことができたらどんなに嬉しいことか──。
  • 母・あけみちゃん 九十二歳!! あなたのような老後を送りたい
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    今年の誕生日で六十五歳を迎えた私に「おめでとう」と共に「今日から同じ高齢者だね」と明るく声をかけてくれたあけみちゃん……。年相応にボケてはきているが、楽しく暮らしているあけみちゃん。人生百年時代、どうしたらあけみちゃんのように元気に明るくすっとぼけて生きていけるのだろう。楽しく長生きしたいと考えている人、必読のエッセイ。
  • 「母親が必要としている支援」を成し遂げるための助産ケア技術 ─産褥早期の授乳場面における助産師と母親との相互行為に関する分析から─
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    1巻1,980円 (税込)
    近年、産後うつの発症や乳幼児虐待等、母子を取り巻く環境には課題が山積している。このような時代であるからこそ、助産師一人ひとりの力が試されていると思う。本研究は助産師と母親との相互行為を社会学研究の手法であるエスノメソドロジー的相互行為分析を用い、さらに助産師のインタビューの分析を加えることで、これまで表現が難しかった「寄り添うケア」の一部を明記する試みである。
  • 母親の偏愛は息子を不幸にする
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    1巻1,089円 (税込)
    1960年、鳥取県倉吉市。米子から転勤してきた彼と恋に落ち、愛を確かめ合った私。日を追うごとに絆を深め、愛されることの歓びと、愛することの幸せを彼から教わった私は、この幸せが一生続くことを心から願い信じていた。ところが、彼を盲目的に溺愛する母親の登場により一変。現代でいうところの“毒親”に翻弄され、運命を左右されてしまう男女の愛と葛藤を描いた恋愛小説。
  • 母であり、妻であり
    -
    母が認知症を発症した。当初は妻と交代で様子を見に行っていたが、父が亡くなった後、がんに罹患していることが発覚。著者は母と同居し、家族介護をする決心をする。妻と協力して介護に尽力したが、母の病状は急速に進行していった。母の言動に翻弄され混乱した末、施設への入所を選択するが、母との別れの日が近づいていた。認知症の家族への対応、家族介護のリアルな実態を描いた作品。
  • 母との三十三か月 ある介護の日記から
    -
    1巻1,188円 (税込)
    物忘れから始まった母の介護は、骨折、認知症疑い、施設入所、コロナ感染、転院と進んでいく。息子は仕事と介護の間で悩みながらも、母の気持ちと安全を第一に寄り添い続けた。母とのやり取りの中に見える深い人間ドラマは心に沁みる。また介護の現実に直面した家族の葛藤と選択の過程、在宅介護の準備や日々の対応が具体的に綴られ、実際に介護を考える人にとって参考になる一冊。
  • 母と盲人
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    1巻1,089円 (税込)
    家族と平穏に暮らしていた雄三は、ある日、視覚の異常に気づく。その後、難病のベーチェット病と診断され、失明の可能性を告げられる。視力の低下で美容師の仕事もできなくなり自暴自棄になった雄三は自ら離婚を選択し、引き籠り同然の暮らしをするように。そんな雄三を案じた母・春枝は、あるチャレンジを始めるが……。光を奪われた雄三と、パワフルで前向きなおふくろとの日々を描く小説。
  • 母の唄
    -
    1巻990円 (税込)
    母親の記憶の中から息子である自分の名前が消え始めた頃に、それまでの親不孝を顧みて、母親の人生とは何だったのかと問い始めた。幼少の頃の思い出や、親族の語る母親の過去を拾い集め、息子として見ていた母親ではなく、一人の人間としての姿を描き出していく。苦労の連続だった母親の実相が淡々とした描写の中に立ち上がっていく展開は、親子の間に生まれる初めての物語でもある。
  • 母の姿見 光、薫風となって
    -
    「辛いこと、心を重くすることがあって、失望させられることがいろいろあるのが人生よ。でもネ、私は失望しても、絶望はしないからね」「辛いとき、悲しいときは存分にその思いに浸りなさい。そんなときは涙を流し、悲しみにくれていいのよ。そしてまた、心を立ち上げて前に進んでいきなさい」……言いつくせない感謝の思いを込めて、母が遺した珠玉の言葉、思い出をまとめました。
  • 母の葬儀
    -
    1巻594円 (税込)
    母の入院を知らせる電話が、鳴った。それが今生の別れになるとは…。葬儀までの間、様々なことが蘇ってくる。私生児だったが逞しく生きた祖母、ずれている母。私とはかみ合わない母子だった。認知症が出始め、立て続けに起こした自損事故。詐欺にあってもそれを認められない母とのやるせないやり取り……。それでも葬儀は淡々と執り行われ……。祖母・母・私の三代の女性たちの物語。
  • 母の隣の席
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    61歳で夫を看取ってからも、気丈に働き、一人暮らしを続けていた母。しかし、働き者でしっかり者の母にも、やがて抗えぬ “老い”が訪れる……。ケアハウス、老人ホームへの入居を経て、94歳で亡くなるまでの介護の日々が看護師として長年働いていた著者の視点から綴られるエッセイ。さらに医療や介護に従事してきた著者ならではの、リアルな看護・介護の現場の様子を綴る。
  • 母を看る 犬を看る おひとり様女子の介護録
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    母が脳梗塞で倒れたあの日から、私と母、そして介護のプロフェッショナルとの日々が始まった。最初に搬送された病院では、もう二度と母を家に連れて帰れないのではと覚悟を決めた。でもICUからHCU、普通病棟へと、母は頑張ってくれた。そして、自宅療養へ。食事やオムツ交換など介護をするうえで遭遇する「あるある」(含飼い犬の介護)もユーモラスに描いた約2年間の介護日記。
  • はみがき しゅしゅしゅ
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    はみがきしゅしゅしゅ、しゅしゅしゅのしゅー♪ はみがきやさんのはみがきくんは、歯みがきが大好き。今日も歌いながら、かばさんとわにさんの歯をぴかぴかにみがきあげます。はみがきくんのかわいさと、つい歌いたくなる歌で歯みがき・仕上げみがきタイムが楽しくなる! 子育てしながら著者が作ったオリジナルソング【はみがきしゅしゅしゅ】の楽譜付き。
  • 原田脩記念 ギャラリー稲童 建立記
    -
    画壇に属せず、自ら信じた画の道を歩き続けた孤高の画家・原田脩。2006年に亡くなった彼の画業を顕彰し、作品を多くの人々に鑑賞してもらうため、彼を慕う多くの後輩、同級生などが、ギャラリー建設に立ち上がった。土地探しから、設計、建築、設備など、次々に持ちあがる様々な困難も仲間で団結して乗り越え、ギャラリー完成に至るまでの足跡を丁寧に綴った建立記。
  • 波瀾万丈 折り鶴
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    子どもの頃から視力が弱く、引っ込み思案だった舞子は、小・中学校の6年間、学校で誰とも話すことなく過ごした。就職を機に自分を変えようと決意し、徐々に積極性を身に付けていく。そして、22歳で結婚。子供が手を離れたのを機に介護施設で働くようになり、充実した日々を送っていたが、突然の病に襲われて……。困難に直面しても希望を捨てずに前向きに生きてきた80年を綴る。
  • ハリさんの針仕事
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    ハリネズミの「ハリさん」が仲間とつれだって散歩に出かけた時、落ちていた「針」を見つけるという、ウィットに富んだ場面から始まる絵本。自分たちのハリかと思ってお互いに背中を点検し合う姿も愛らしくほほえましい。やがて、それが「縫い針」だと気づいたハリさんたちが一本の針でどんなものを作っていくのかが見どころの、水彩画で描かれたハートフルな一作となっている。
  • はるか遠く
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    1巻1,078円 (税込)
    F3000の女性テストドライバー・木京はるかは、常に死と隣り合わせの世界で戦っていた。だがある日、膠原病(全身性の免疫障害)の告知を受ける。治療方法は不明。いつまで元気でいられるかも不明。はるかは仕事を離れても死を意識した生活を送らねばならなくなった。担当医師の因幡は立場を越え、はるかを懸命にサポートする。いつしか2人の間には愛が芽生えるが、それはさらに過酷な運命の始まりだった──。スピード感あふれる文体が臨場感を添えるラブストーリー。
  • 遥かなる八月に心かがよふ
    -
    2007年に生きる少年、拓海と1923年に生きる少女鈴江。ある日、拓海は事故で、鈴江は病弱のため臨死体験をする。死を前に二人は異次元で出会うが、それぞれの時代に生還する。8月のある日、ケガから回復した拓海は公園の池のほとりで水面が異様な輝きをしていることに気がつく。そこに映っていたのは鈴江の姿だった。その夏、時空の歪みを通して交流を重ねた二人だが……。
  • 遥か向こうにはいつも夢が見えていた 中国オリジナル自動車開発奮闘編
    NEW
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    1巻924円 (税込)
    時代は目まぐるしく変わっていきます。「未来」の姿は少しずつ明らかになり、それによって「夢」も変化を余儀なくされます。自動車開発に夢を託した青年が、次の夢を求めて向かった先、中国。この国の、とてつもなく大きなエネルギーに圧倒され、その陰に隠れた諸問題に翻弄されながらも、自身の夢を探求する第二幕。この物語とともに、あなたの夢を再確認してみませんか。
  • 東子
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    1巻1,287円 (税込)
    祝言を控えた東子は又従弟の明に告白され戸惑う。嫁いだ東子は男児を出産するが、夫から時期尚早だと疑われ家を出る。東子は英語教師のポールとサトコ夫妻に助けられ、ポールから英会話を学ぶ。やがて東京の教会に住み大使館で英語を活かし通訳として活躍するが、過去に苛まれ我が子への思いを抱きながら運命の渦に巻き込まれる……。明治30年代、懸命に生きた女性の悲恋を描いた物語。
  • ハルジオンの花 寄り添って二十年 里子・コウヘイは今巣立つ
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    鷹栖さんは、大きな病気をした後、乳児院から里子を引き取って里親になった。実のお子さんもいるのですけれども、その決断、そしてそれを実行したこと、そしてやりきったこと。これはまさしくReライフそのものだと思います。文章力とか構成力もさることながら、やっぱり親のない子供を、里親として育てようというご自身のReライフへの熱量が出ていたと思います。(内館牧子さん講評)
  • 春の香り 脳腫瘍と闘い、十八歳で逝ってしまった最愛の娘へ
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    11歳で発症した娘の脳腫瘍。手術後、寛解したものの6年後再発、そして再再発。右半身麻痺、失語症に加え、失われていく光、精神症状を伴う発作と怒濤の日々の中で、これから先何があっても娘と向き合い、寄り添い、支え、抱きしめていこうと決めた父と母。闘病しながらの学生生活、夢を諦めず絵を描く姿、発作時の言動やその対処の様子など。父と母、それぞれの視点からの娘の闘病と介護の記録。
  • 春の帰還
    -
    1巻1,089円 (税込)
    山での滑落事故で一人息子の俊哉を亡くした直治と恵美。ところが、俊哉を亡くした心の傷の癒えぬうちに、妻の恵美が病に倒れ、この世を去ってしまった。独り残された67歳の直治は無為な日々を過ごしていたが、俊哉の死から3回目の命日に、息子の魂の眠る北アルプスへと一人で向かった。亡き妻との約束を果たすために……。家族喪失のその先を見つめる小説。
  • ハルミ・ガーデン ここに碧い地球がある
    -
    1巻1,232円 (税込)
    それぞれが心の中に、過去、現在、未来を懐(いだ)いて集う「ハルミ・ガーデン」こそ、『碧い地球』。地球上の出来事も、全て混沌とした宇宙の営みの一部。誰もがこの地球と共に宇宙を飛んでいると感じられるようになれば、争い事も小さく見え、かけがえのないこの地球を大切にしようとするはず。時代を超え、人種も、思想も超え、宇宙から現代の社会を照らす、壮大なスケールの物語。
  • 腫面
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    時は平安中期。戒定寺を乗っ取り、さらに殿上人となるため、あれこれと画策する豸恵と実仞。その野望の障害となる、清少納言の夫、橘則光の暗殺を企て、さらに藤原道長に近づくため、その妻に対して自作自演までして信頼を得ようとする。さて、豸恵らの野望は達成されてしまうのか。則光の命は、源頼信、高僧・治恵の運命は如何に! 最後に老婆の「腫面」顔になるのは誰?
  • ハワイアン スッパマン ~フラダンスにかけたオジさんたち~
    -
    1巻594円 (税込)
    40代になり腹も出てきて、妻や子にも軽くあしらわれつつあった俺。やさぐれていたが、タクシー運転手の丸山に誘われ、フラダンスを習い始めることに。上達はしないものの、趣味の仲間ができて日々が充実しはじめる。しかし自分も仲間達も複雑なお年頃、それぞれ家族との軋轢が垣間見えてきて……。表題作『ハワイアン スッパマン』をはじめ、人情味あふれる20編を収録した短編集。
  • 反逆の構図
    -
    1巻770円 (税込)
    謙助は人を欺いたことがない。研究に没頭し、信仰に心酔し、スポーツ(競技カヌー)に汗する誠実な青年である。だがその背後では、卑しい者が陰謀と罠を張り巡らせ、謙助を陥れようとしていた……。さまざまな出来事を乗り越えながら信念に生きる青年の姿を通して、現代社会の歪みと生きづらさに立ち向かう大人の青春小説。虐げられ、忘れられた弱者に捧げる一冊。
  • ハンター物語 少年と旅の始まり
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    鈴街町は「ハンター」という「悪を倒して人々を助けながら平和を守るために旅をする人(つまりヒーロー)」を数多く生み出し、今もなお生産中の、とても有名な町。佐藤美由樹はその町に住む、ごくごく普通の魔法少年である──はずだった。ある日突然「世界の救世主」に指名された美由樹は、まだ12歳の身でありながら、長い長い冒険の旅に出ることになる──。
  • ハンドクラフトと私 過ぎし日々の思い出は私の大切な宝物
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    人生とは川の流れのごとく、幸せも苦労も、とどまることはない。自分を大切に、素直に生きていけたらいいなあ――。著者自身の人生を振り返るエッセイ、大きな被害のでた東日本大震災によせるエッセイとともに、古着で作ったおばあちゃん、紙粘土で作った人形や花、ストッキングを染め古着を中につめたぶどう等、眠るのも忘れて没頭した手芸作品の数々を紹介。
  • ハーフ・ブラッドの沸点
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    戦後、占領軍と日本人女性との間に生まれた子どもを養育してきたエリザベス・サンダース・ホーム出身の6人のハーフが、日本で約60年ぶりに集まった。ジャーナリスト、WHO職員、弁護士、新興宗教の僧侶、ブラジルの農園主夫人、そして日本の裏社会の顔役の6人である。彼らの目的はひとつ、排外主義・民族主義を掲げ、次期総理候補と目される二世議員・河崎晋之介への復讐だった。
  • ばぁばのひとりごと
    -
    1巻1,188円 (税込)
    戦死した学友の夢を叶えたいという思いから、仕事一筋となったじぃじ。頑固で不器用のじぃじに、ばぁばは侘しさを感じますが、喫茶店のマスターから自分への感謝を口にしていたことを聞き、じぃじへのわだかまりがとけるのです。そして、じぃじの席だった籐椅子に腰かけ、今日もじぃじとお話をするのでした。これからの時代を生きていく人々が、平和な世の中で過ごせますように──。
  • ばあばが小さな女の子だった時のこと
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    1巻792円 (税込)
    「『ぜいたくは敵だ 欲しがりません 勝つまでは』/欲しがりませんなんていったって/欲しいものなんてありゃしない/この世の中から消えていた」(「まだまだ続く戦争中」より)「日本は負けた/神風信じてた私たち子どもは/どうして吹いてくれなかったの?/馬鹿な話なのに……/あちらこちらに 父も母も/祖父も祖母も お隣りのお父さんたちも/泣き声が続いていた」(「終戦」より)

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