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「名うての悪女ですって? 私、前世も含めて誰とも付き合ったことのない残念な子なんですけど!?」令和の日本からドルイユ王国の男爵令嬢に転生したミレイユ。とはいえ実家は、大金を積んで貴族籍を買ったばかりの元平民の商団主。前世では容姿に恵まれなかったものの、セクシー系美女となった今、愛人になれとしつこく言い寄った高位貴族を拒むうちに、あることないこと言いふらされて、いつのまにか悪女に仕立て上げられてしまった。そんなミレイユの政略結婚の相手は、大陸一の猛将と言われる若きデュジャルダン公爵家当主のエリオット。しかもイケメン。だが、結婚初夜から「生涯、君を愛することはない」と冷酷に言い放たれ、さらにはミレイユの実家が人を廃人にする『悪魔のような薬』の密売に関わっていると謂れのない噂を信じ切っている様子。怒りに打ち震えるミレイユだったが、両親がこの結婚を決めたのには何か理由があるはずと、持ち前の秘薬作りの才能を活かし、暗殺や毒殺騒ぎが日常茶飯事なガタガタの公爵邸をハイスピードで大改革! いつしか周囲の信頼を勝ち取っていくが、それを見たエリオットの冷徹な態度に変化が現れ始め……? 勘違い発、逆襲経由、溺愛行きの痛快・異世界ラブコメディ!
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「貴女はとても評判が悪い。義妹のシンデレラに嫉妬して彼女を虐げているという噂があるが、本当か?」 初対面の資産家エリクから不躾な質問をぶつけられた私――ペトラ。ここは童話「シンデレラ」の世界。私はシンデレラの義姉であり転生者。優しい義姉でいたつもりが、ニートまっしぐらな干物女のシンデレラを清く正しく更生させていく過程で、いつしか私は「意地悪な義姉」と囁かれるようになっていた。エリクの誤解はすぐに解けたものの、なぜか彼は私に興味を持ち始める。そしてある事件をきっかけに、私を自邸へと招く。「すぐに帰すと言ったのは嘘だ。俺には貴女しかいない、結婚してくれ!」ほんの少し前までは、汚いものでも見るような目で私を見ていたはずのエリク。それが今では熱い眼差しを向けてくる。おまけに、断りきれなかった私を彼はベッドに押し倒し、既成事実を作ろうとする始末! 脇役として平穏な余生を送るはずの私が、主役になる日が来るなんて――⁉
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クライノート王国の王宮に仕える上級侍女・エリノアは掃除の途中、千年もの間、誰も抜くことができなかった聖剣をうっかり抜いてしまう……。聖剣を抜いた者は魔王から王国を守る勇者であると昔から人々によって語り継がれてきた。 でも、エリノアが望むのは穏やかで安定的な生活。もし勇者になれば、上級侍女の仕事を失い、唯一の肉親である病弱な弟・ブラッドリーを守れなくなると慌てるエリノア。さっそく聖剣を元に戻し始めるが、国王をはじめ周囲からの信頼も厚い、クライノート王国の第二王子・ブレアにその現場を目撃されてしまう……。 さらに、エリノアが聖剣を抜いたことで、ブラッドリーの身体で魔王・ダスディンが転生し、ヴォルフガング、グレンという魔物たちも魔界からやって来て……!? 「ちょっぴり間抜けながらも愛らしい上級侍女」と「きまじめイケメン王子」が織りなすラブコメディがシリーズ1巻~7巻の全7巻を1冊にまとめた合本版で遂に登場!
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精鋭の騎士団で知られる大国アルデーリアに生まれた王女レオーネは、敵国から「金獅子」と恐れられるほどの勇猛な将軍である。幼い頃からドレスを着て淑やかにしているよりも剣の修練に明け暮れる方が性に合っていた彼女は、他の姫たちが煌びやかな夜会へ出かけているときも、鎧をまとって戦地を駆けていた。レオーネ自身もまた、その生涯を剣に捧げるものと思っていた。 ある日レオーネのもとに、熾烈な戦いを続けていた魔法大国ゼルジオスとの停戦の報せが舞い込む。今までさんざん自分を苦しめてきた敵国とはいえ、宿敵が急に目の前から消えてしまったことに戸惑うレオーネ。そんなレオーネが、父王より「結婚せよ」と命じられた相手は、敵将ベルトルドだった。戦場で幾度となく剣を交えた好敵手であり、今や国家存亡の危機にあるゼルジオスをたったひとりで支えている元帥であった。
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父を早くに亡くし、不作続きで財政難のファロン子爵家。令嬢フェリシアは当主である兄を支えるため、「家を建て直せるならどんな男性にも嫁ぐ」と政略結婚に意気込んでいた。 そんな彼女に、幼いころからの友人で、今や社交界が注目する若き実業家——エイデン伯爵家三男・アレクシスが驚きの提案をする。「なら、僕と結婚しよう」——!? 戸惑うフェリシアをよそに、アレクシスは自身の成功と財力を饒舌に語り、さらにフェリシアの母方である公爵家との繋がりを希望。「これはお互いにとって利のある結婚だ」と実業家らしい論理で押し切られ、気づけばふたりは握手を交わし“契約結婚”が成立していた。 身売り同然の結婚も覚悟していたフェリシアにとって、幼い頃からの知己で信頼できるアレクシスとの婚約はむしろ安堵の材料に。一方で、商売人の彼と“契約”を交わしたことを胸に刻み、身を引き締めて結婚に臨む決意を固める。 その頃アレクシスは、額に流れる汗を拭いながら内心の焦りを隠しつつ、「大丈夫。全て予定通りだ」と、悪人のように笑い……!?
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「わたくしは、もう二度と死にたくない——」 二次元のイケメンをこよなく愛するオタクOL・加治谷梨沙は、『ミルジュネアⅡ』に夢中だった。だがある豪雨の夜、男に襲われて橋から激流へ突き落とされてしまう。 薄れゆく意識の中で救いを求めた瞬間、梨沙の中へ激しい怒りを伴った〝誰か〟の意識が流れ込み、目の前にゲームのウィンドウが現れる。 《コンティニューしますか? ゲームを終えますか?》 そして、謎の女性の声が選択をした次の瞬間——梨沙は『ミルジュネアⅡ』の世界で、悪役令嬢アデリナ・フォン・ディアマントとして意識を取り戻していた。しかも彼女を助けたのは、推しの騎士団長オスカーではなく、攻略対象の一人、冷血皇帝バルドリック。彼は溺れた梨沙に、躊躇いもなくキスをして息を吹き込んできたのだ。 しかしアデリナは、『ミルジュネアⅡ』で主人公リーゼロッテを苛め抜き、最後には必ず断罪される悪役令嬢だった。待っているのは、国外追放や処刑といった断罪の結末。破滅回避のため行動を変えようと決意した梨沙だったが、ゲーム通りなら相性最悪のはずのバルドリックの好感度が異様に高いことに気がついて——
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わたし、仕事初日にお仕えする方に嫌われたの——!? 辺境の貧しいベルジエ子爵家の令嬢ルネは、領民とともに畑を耕し、屋敷の掃除までこなす働き者。冷害による不作で領地の暮らしが苦しくなる中、家計を助けるため仕事を探していた彼女は、王都の大聖堂で預言者に仕える侍女として働くことになる。初めて訪れた王都は、辺境育ちのルネが目を見張るほど華やかで壮麗な場所だった。その象徴ともいえる大聖堂の奥で出会ったのは、息を呑むほど美しい預言者アンリ。しかし、その対面は穏やかには終わらない。アンリに心酔する貴族が押しかけ、愛を訴えた末に刃物を手に迫ってきたのだ。突然の事態に戸惑いながらも、ルネは咄嗟の機転でそれを阻止する。だが、本当の問題はその後だった。絵画に描かれた春の女神のようなその姿に見惚れ、アンリを女性だと思い込んでいたのである。慌てて謝罪するものの、彼の反応は冷ややかで——
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——愛、だなんて俺とは縁遠いものだと思っていたのに。 花の国と呼ばれたアイゼンブルグ王国は、暴君が支配するナハト帝国の侵略によって滅ぼされた。王家唯一の生き残りとなった王女オルガは敵国へ連れて行かれるが、皇帝に殺されそうになったところを皇帝の弟フェルナンドに救われ、その庇護のもと大切に育てられる。それでも、祖国へ帰ることだけを心の支えに生きてきた。しかし八年後、成人したオルガは皇帝に妾として望まれてしまう。フェルナンドの助けで難を逃れたものの、逃亡の途中でひとりとなってしまったオルガは、新たな護衛を求めて奴隷商館を訪れる。そこで出会ったのは、奴隷に落とされた狼族の戦士ウォーレン。 アイゼンブルグへたどり着いた暁には自由を与えることを条件に、二人は奴隷契約を結び、ともにオルガの故郷を目指すことに。はじめは人間嫌いで反抗的だったウォーレンも旅を続けるうちにオルガへ心を開き、互いの距離は次第に縮まっていった。 だが、皇帝の追手はなおも二人の行く手を阻み——
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「わざわざ虐げる気はない。だが、俺はお前と夫婦としての関係を望まない。それだけ承知しておけ」 魔力に恵まれた名門・トールマン一族に生まれながら、ほとんど魔力を持たず“魔力なし”と蔑まれてきたエレン。幼くして両親を亡くし、本家に養子として引き取られた彼女は、家の道具として政略結婚のために育てられてきた。十六歳となったある秋の日、王命によって辺境を治める若き領主・ジェイク・リフターとの婚姻が決まる。だがその縁談には、口外できない重大な事実があった。エレンの魔力はわずかしかなく、それを隠して「魔力持ちの令嬢」として嫁がせたのだ。そして迎えた初夜、夫から投げかけられたのは、夫婦としての関係を拒絶する冷ややかな言葉。居場所も役割も与えられず、“お飾りの妻”としての日々が始まる。それでもエレンは自分にできることを求め、刺繍に自身のわずかな魔力を込めて、命懸けで魔物討伐にあたっている彼の無事を願うお守りを作り始める。その想いは、やがてジェイクの中に小さな変化を呼び——
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気位が高く歯に衣着せぬ物言いで『ワガママ令嬢』とあだ名されている伯爵令嬢のアリエラ。その婚約者が令嬢たちから絶大な人気を誇る近衛騎士団の団長補佐・ザカリ—とくれば、アリエラは今宵の夜会でも聞えよがしな悪口の的。バルコニーの下から聞こえる陰口など全く意にも介ささないアリエラだったが、それがザカリ—の浮気現場であり、お相手の令嬢がザカリ—に婚約破棄まで進言しているとなれば、さすがに平静ではいられない。思わずバルコニーから身を乗り出し、バランスを崩して倒れそうになったアリエラを咄嗟に助けたのは、絵画から抜け出てきたかの如く幻想的な美貌の男性。だが彼の甘すぎる言葉に、アリエラは鼻白むばかり。エセルバートと名乗った彼の正体は、放蕩が過ぎて公爵家を追い出された遊び人。一計を案じたアリエラは、エセルバートとともにホールに戻って、衆人環視のなか「真実の愛」を見つけたとザカリ—に婚約破棄を告げるのだった——
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社交界デビューの日、婚約者のフランが美しい令嬢アマンダと愛を誓い合う現場を目撃してしまった侯爵令嬢ロザリー。普通なら修羅場必至——のはずが、恋は理屈ではなく、ある日突然「落ちる」もの。本で得た知識からそう信じるロザリーは、自分が二人の障害ならば円満に婚約を解消しようと決意する。だが、アマンダは公爵家嫡子で近衛騎士のレオニールの婚約者だった。互いのパートナー同士が恋に落ち、自分とレオニールが恋人たちの「当て馬」になっていたのだ。二人を結ばせるには、レオニールにアマンダとの婚姻を諦めてもらうしかない。ならば、自分がレオニールの伴侶になればいい——そう閃いたロザリーは、「あなたの人生のパートナー……私じゃダメかしら?」とレオニールに申し出る。そうして三か月の猶予を得たロザリーは、自分がレオニールの伴侶にふさわしいことを証明するため奮闘を始めるのだが……
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馬車の事故で前世が32歳の会社員であることを思い出したカンデル子爵の娘、10歳のコゼット。実母マリーンからは虐待に近い扱いを受けていたのだが、事故の後、そんな母親の様子がおかしい。「コゼットたーん!」と突如溺愛してくる母に戸惑いしかない。不審に思い母のベッド下にあった日記を見ると、なんと母も転生者で同じ事故で記憶を取り戻したのだと知る。しかもマリーンの前世は17歳の女子高校生だった! 日記によると、ここは彼女が愛読する漫画に描かれた世界。聖女コゼットがヤンデレ王太子クリスと結婚すると、悪役母マリーンは処刑されてしまうらしい。「死にたくない!」とコゼットを溺愛してくるマリーンだが、やることなすことポンコツすぎて、何度もコゼットに死亡フラグが立ちまくる! 「だめだ、この母親、ポンコツすぎる……!」 ポンコツ母としっかり娘、そして時々ヤンデレ王太子の、溺愛・執着ラブコメディ。
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クライノート王国の王宮に仕える上級侍女・エリノアは掃除の途中、千年もの間、誰も抜くことができなかった聖剣をうっかり抜いてしまう……。聖剣を抜いた者は魔王から王国を守る勇者であると昔から人々によって語り継がれてきた。 でも、エリノアが望むのは穏やかで安定的な生活。もし勇者になれば、上級侍女の仕事を失い、唯一の肉親である病弱な弟・ブラッドリーを守れなくなると慌てるエリノア。さっそく聖剣を元に戻し始めるが、国王をはじめ周囲からの信頼も厚い、クライノート王国の第二王子・ブレアにその現場を目撃されてしまう……。 さらに、エリノアが聖剣を抜いたことで、ブラッドリーの身体で魔王・ダスディンが転生し、ヴォルフガング、グレンという魔物たちも魔界からやって来て……!?
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赤い瞳と弱い魔力ゆえに家族に虐げられて育ったパトリシアは、支度金目当てで、気性の荒さで恐れられているトレビス伯爵へ嫁がされることに。しかし伯爵家では花嫁と認識されず、パトリシアはこれ幸いと“リーシェ”と名乗り、メイドとして働き始める。クセのある奥様にも気に入られ、穏やかなメイドライフを送っていたが、ある日、門限までに帰れなかったことで屋敷を閉め出され、さらに盗人と疑われてしまう。行き場を失った彼女は、魔物の森で出会った白いもふもふ犬のジャスパーとともに暮らし始めることに。そんな中、伯爵家の“ルカ”と名乗る騎士が訪ねてくる。彼はなぜかそのまま居つき、リーシェ・ルカ・ジャスパーでの奇妙な同居生活が始まる。やがて二人は森での穏やかな暮らしの中で距離を縮め、心を通わせていく。だがある日、魔物討伐の遠征に出たルカに危機が迫り——そのとき、ジャスパーが聖獣・フェンリルへと姿を変えて……!?
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柚木玲奈はデザイン会社で働く地味な二十六歳。そんな玲奈は大好きな作品のキャラである悪役令嬢・シルヴィに憧れ、ヤンデレ騎士王アルベールとの恋物語を心の支えにしていた。だがある日、玲奈は不幸にも車にはねられてしまう。目覚めた先は中世ヨーロッパ風の世界で、彼女は大勢の人に罵られながら——火刑にされていた!? 火刑により命を落とした玲奈に、謎の女性が語りかけてくる。『私の力を与える。だから、お前はもう一度生きなさい。そして、できる事なら彼を救ってやってくれ』 再度、深い眠りから覚めた時、玲奈は長い黒髪に豊満な胸を持つ美女に生まれ変わっていた。玲奈の目覚めを泣いて喜んだのは、金髪碧眼イケメン。「私、彼を知ってる——」あろう事か、目の前にいるのは憧れの騎士王アルベールその人だった!? なら自分は転生もののテンプレート通りにシルヴィに生まれ変わった!? ……と思いきや、玲奈はシルヴィとアルベールに倒される運命にある、モブ悪女Aであるオルガに生まれ変わっていた! しかもアルベールはオルガを見放したはずなのに、熱い眼差しで見てきて……!?
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「君が俺の妻になってくれるなら、援助を約束する。ただし君には祖母の前で、夫を慕う妻のふりをしてもらいたい。それが条件だ」 白い結婚のまま夫を亡くし、出戻ったクロームリー伯爵家で刺繍の内職をして兄を支えるシンシア。浪費家の兄、ヴィンセントの賭博を止めるため王国最大の賭博場クロウキャッスルへ乗り込むが、莫大な借金を負ったヴィンセントは、あろうことか妹であるシンシアをルーレットの賭け代にしてしまう。勝負に勝ち、シンシアを手に入れたのは、仮面で素顔を隠す謎めいた青年セイドリックだった。身の行く末に怯える彼女に、彼が持ちかけたのは意外にも契約結婚。再び見せかけの結婚をすることに複雑な思いを抱くシンシアだが、セイドリックの条件を受け入れ、契約結婚を決意する。賭けから始まった契約結婚の行方は——?
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グリーンフィールド王国第二王子リアムは、ローレック侯爵令嬢ダイアナの幼なじみで婚約者。しかし、ここ四年の間リアムはダイアナと視線を合わせたことは数える程度しかなく、会話を楽しむこともない。二人でいる時間が苦痛で仕方ない、とでも言うように。少しでも仲を改善したいと望むダイアナは努力を重ねたものの、もう自分のことなどどうとも思っていないのだろう。そう思うくらい、彼の反応は手厳しい。悪化していくリアムの態度に心を痛めるダイアナを見かねて、兄のウィリアムから婚約破棄を考えてもいいと告げられたダイアナだが、それでもリアムへの想いはなかなか断ち切れずにいた。 一方リアムは思春期をこじらせたまま、ダイアナに素直に接することが出来なくなってしまった自分に焦りを感じていたが……
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『息は詰まるし一緒にいても詰まらない。お願いだからもう別れてくれ』 十年付き合った彼に振られ、傷心旅行で訪れた京都のとあるバーで、美玲は二股をかけられ、いきりたっている女性とその女性を冷たく見つめるスーツ姿の男性の修羅場に居合わせてしまう。見るともなく眺めていた美玲だったが、女性が男性にかけようとしたカクテルが、彼が避けたことですぐ横にいた美玲にかかってしまう。 潔癖気味な美玲には、他人が口をつけた液体を被っていることが我慢できない。 一刻も早くシャワーを…と焦る美玲に、男性が謝罪しながらジャケットをかけてきた。 ——いや、他人のジャケット、普通に無理。と、ひっぺがして突き返すが、そうは思いつつ違和感があった。この人の香りだろう。香水とはまた違う、ここちよい匂いに飲み込まれそうになる美玲だったが……!?
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「ルーナが悪い。ルーナが僕をこんなにも夢中にさせるから。僕は、ルーナを失うことにどうしても耐えることができない。ごめんよ、でも、どうしても信じられないんだ」 銃声が鳴り響き、ルーナリエナのドレスの胸元に真っ赤な薔薇が咲いた。彼女を見下ろすのは、海のような紺碧色の髪と黄昏時の夕焼けのような目を持つ美しい男、イルシオン・セルバート。一年前に結婚した夫だった。裏切るようなことは何もしていないのに、彼女は愛を告げられ殺されてしまう。 ノルテ男爵令嬢ルーナリエナは、二十歳の誕生日に求婚され、その夫に殺されて死に戻ることを、実に二十回も繰り返してきた。 イルシオンは、これまで四人の婚約者を殺害したという噂から、狂愛公爵と呼ばれていた。それでも結婚したのは、彼が自分を愛さず、代わりに家に便宜を図るという言葉を信じたからだ。しかし何度やり直しても結末は変わらない。二十一回目の誕生日の朝。精神的にも追い詰められたルーナリエナは、ふとあることを思い出す。“二十歳の誕生日に開けなさい”と祖母からもらったお守りを、まだ開けていなかったことを──
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ナタリアは人の魔術に干渉する何かを発しているに違いないのだ──しかも、無自覚で。 王立ヴィラーゴ魔術学園は、コルダ王国髄一の学び舎。ロベレ侯爵家の養女であるナタリアは学業成績は優秀なものの魔術の才能はからっきし、義姉オンディーヌの世話役として学園に入学していた。一方、スカウトのために学園へと訪れていた魔術騎士団長ライル・バルティンは、ひょんなことから魔術で銀猫に変身し、ナタリアの部屋へと入り込んだ。しかし、気が付けば四半刻ほども彼女の膝の上で過ごしてしまうことに。魔力消費が激しく通常なら数分間、猫の姿を保つのが精いっぱいのはずだったにも関わらず、猫の本能そのままに寛いでしまった自身に驚くライル。さらに人の姿に戻った後もまったく消耗していないのだ。これは、あの娘のせいなのか、それともあの部屋に何か自分の魔力に干渉するような物が置かれていたのか? ナタリアに関心を持ったライルは、その原因を突き止めるため学園長に依頼された生徒の失踪事件の調査を受け、臨時教師となって彼女との接触を試みるのだが……!? 二人の出会いから、国が、世界がその力をこぞって求める"アークシリア"を巡る物語が動き始める──
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由緒ある侯爵家の長女として生まれ、富にも容姿にも恵まれたスフィナ。だが彼女は200年前に国を傾け、クーデターで処刑された王妃と瓜二つ。激似というだけで何らつながりもないのに「希代の悪女の生まれ変わり」と噂され、貴族社会から爪弾きにされていた。引きこもったまま24歳になり縁談もまとまらない。しかもスフィナにはもう一つ深刻な悩みがあった。生まれ持った魔力の影響で、強い性欲に支配されていたのだ。魔法薬をもってしても抑えきれない劣情に追い詰められた彼女は、前人未踏の「転移魔法」を開発! 自らの複製を隣国に飛ばすというもので、複製が抱かれれば性欲も解消するし、本体は生娘のままという便利な魔法だ。スフィナは初めて転移した先で美麗な男性・エルドに出会う。抱いてほしいという懇願に彼は応えてくれ、一晩で7回も交わった。再会を約束したスフィナは数日後に再び転移魔法を試みる。しかし転移した先にいたのは別の男性・オルヴァーだった。スフィナは複製の体で二人の男性と交互に逢瀬を重ねることに。さらにエルドとオルヴァーの間にはただならぬ因縁があり、事態は思わぬ方向に——
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ある日、SNSの匿名アカウントから送られてきた同棲中の彼氏・孝志の浮気現場の写真。 ショックに打ちのめされた奥野京子は、家を出ると気分を変えるため大好きな十八禁乙女ゲーム『ミルネジュア』のドラマボイスを再生した。 しかし、推しの声に夢中になって、迫ってきた物が大型トラックだと気づいた時にはもう遅く、京子の意識は考える間もなく闇に包まれてしまう……。 次に目を覚ました京子が見たのは、異世界衣装を身に纏った周囲の人々、そして見慣れない自身の姿だった。 理解できない状況に混乱し怯える京子だったが、人垣の中から『ミルネジュア』の王太子、アレックスが現れて——
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神様達のミスのお詫びで転生し、子爵令嬢として生きるエミーリア。失敗の償いとしてオウムの姿をした守護天使・ルイもいて、まんざら悪くない毎日を送っている。意に沿わない婚約者に頭を痛めていたが、ある時、一方的に婚約破棄を言い渡されてしまう。周囲が心配する中、エミーリアは、これ幸いと女官長を目指そうと考える。王宮内を牛耳る裏ボスを目指すのだ。だがフリーになった娘を案じる父が、妃教育に応募してみてはどうかと言い出した。やっと自由になれたのに、王太子妃なんて窮屈な生活を送るのはまっぴらごめんと断固拒否。すると、従姉妹のクリスティナを王太子妃にできれば女官になることを認める、と父が交換条件を出してきた。何としても、クリスティナを磨き上げなければ……。奮闘するエミーリアに目を付けたのが、なんと第二王子のキース。なにかとかまってこられて大迷惑なんですけど! 本書は、『婚約破棄されたので王宮の裏ボス目指します!』(2017年5月アルファポリス刊)及び『婚約破棄されたので王宮の裏ボス目指します!2』(2017年12月アルファポリス刊)を大幅に加筆修正のうえ、再編集しました。各巻書き下ろしSS付き!
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「ねぇ、もう一回イれてもいい?」一流商社に勤めるOL・瑞穂は仕事一筋、真面目だけが取り柄の26歳。仕事が上手くいかずカフェで落ち込んでいた時、かっこ可愛い新人バイトのカフェ店員・鷹城と出会う。彼の淹れた美味しいコーヒーと優しい言葉に癒される瑞穂。「明日もまた来てください。待ってます」。鷹城は意外にも瑞穂より年上の29歳。「好きですよ。一生懸命に努力する姿、僕は好きです」鷹城はそう言って微笑む。日に日に仲を深め晴れて付き合うことになったふたり。鷹城の唇が、瑞穂の体を優しくなぞっていく――…はずだった。「ごめん瑞穂。俺、ちょっと止めらんない」――鷹城くんって、もしかしてすごく…激しいッ…!?
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フリーのアクセサリーデザイナー・凛は、売上悪化を理由に取引先のショップから契約を打ち切られてしまう。その足で立ち寄った行きつけのバーで、普段から凛のアクセサリーを愛用してくれているバーテンダーの楓に励まされ、ようやく気持ちを立て直した凛だったが、店を出たところで自転車に接触。「大丈夫?」と声をかけてきたのは、同じバーから出てきた、いかにも社会的地位の高そうな拓真だった。凛のアクセサリーのファンだという拓真に、傷の手当てをするからと連れていかれたのは高級ホテルのスイートルーム。ナンパ目的とは思えず、またホテルの従業員の態度からも、すっかり拓真を信頼した凛は、仕事の話をするうちに少しずつ自信を取り戻していく。やがてどちらからともなく求め合い……だが、翌朝、そこには拓真の姿はなかった。絶望的な気持ちの凛に、やがて妊娠が判明。一人で娘を出産し、アクセサリー制作の仕事も続ける凛のもとに、ある日突然拓真が思い詰めた表情で訪ねてきた。どうして、今さら……?
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両親を幼い頃に亡くし、育ててくれた祖母にも先立たれ、天涯孤独の身となった朝陽。そんな彼女の前に現れたのは、祖母と縁のあった茶道家元の次男・慎吾。幼い頃の淡い記憶を共有する彼は、朝陽の事情を察し、契約結婚を持ち掛けてきた。聞けば、家柄的に両親からお見合いをせっつかれていて、どうにか回避したいのだという。 かくして、「本当に結婚したいと思えるくらい好きな人ができたら、すぐに別れよう」——そう契約して、双方にメリットのある擬装結婚が始まった。 ところが始まってみれば、朝陽の寝坊をやさしく起こしてくれたり、疲れた日には栄養たっぷりの食事を用意してくれたり……けれど決して干渉しない。そんなふうに、穏やかに寄り添ってくれる慎吾の存在に、朝陽の心は少しずつ揺らぎ始める。 ——これはあくまで“契約”。慎吾に好きな人ができたら、別れなくてはいけないのに。 そんななか、職場の保育園では朝陽に好意を寄せてくる年上の男性保育士が現れる。一方で、慎吾は“陽子”という女性と頻繁にやりとりしている様子で……!?
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伯爵家の愛人の子として別邸で母と静かに暮らすはずだったミランダ。正妻からの苛めはエスカレートしていき、母の死後はとうとう修道院に追いやられてしまった。修道院でも院長や修道女からは奴隷のような扱いを受けるうちに、感情を表に出さない娘になる。修道女としての最後の試練は俗世への未練を断ち切ること。そのため、一時期元の生活に戻るという修行を迎え、五年ぶりに修道院の門をくぐるのだった。行くあてがあるわけでもないミランダを出迎えたのは、見知らぬ美丈夫の抱擁。「おまえは五年前の約束通り、責任を取っておれと結婚するんだ」と言われる。身に覚えのない言葉に驚くミランダだが、ヴィクターと名乗るこの青年は問答無用でミランダを自邸に連れていき、気前よくドレスや風呂、豪華な食事を振る舞うのだった。この人はいったい誰? なぜわたしのことを知っているの?
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莫大な持参金と引き換えに没落寸前のブルーロイド侯爵家へ嫁いだフォストレイ伯爵家令嬢アンゲリカは、結婚初夜にして夫から衝撃的な言葉を浴びせかけられてしまう。俺とお前の子が生まれることはない。俺には他に愛する女性がいる——それは、政略結婚だったふたりの関係が更に冷たいものとなることを示していた。それでもアンゲリカはこの婚姻を成立させるために努力した。どんな態度を取られてもぐっと堪え、大人しく、慎み深く——。そんな彼女を唯一気遣い、誠実に寄り添ってくれたのは、夫とは正反対の穏やかで真面目な義弟ラファエルだった。若くして名を馳せる騎士である彼は、誰よりもアンゲリカを慮り、傷ついた心を支えてくれる存在となっていた。しかし、アンゲリカを省みない夫の態度に、ついに彼女の忍耐は限界を迎える。夫に見切りをつけたアンゲリカはただ一人、密かに決意を固めた。そして挙式から三年目を迎えた翌日。"白い結婚"を証明し、夫との婚姻無効を申し立てたアンゲリカは、返還義務に怯える侯爵家に対し、援助と引き換えにひとつの大胆な提案をつきつけた。 「——私の結婚無効申請が認可されましたら、新たにラファエル様との再婚を希望いたします」
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大手製薬会社の診療所で産業医として働く凛子は、半年ほど前に別れた元カレの医師から「裏切られた」と職場で吹聴され、追われるように病院を辞めた苦い経験を持つ。新しい職場は居心地がいいものの、当時のことを思い出してクヨクヨすることも。そんな日は、美味しいものを食べて元気を出すようにしている。最近見つけたお気に入りの小料理屋でカウンター席を案内され、料理の優しい味に癒されていく凛子だったが、盛大な溜息を漏らす隣席のイケオジに、ふと目を留めた。溜息の回数も多いし、お酒の飲み方も早い。「大丈夫ですか?」と声をかけると、相手は由隆と名乗り、会社経営者だそうだ。私生活もなく不眠がちという彼の話を聞くうちに、凛子は健康上のアドバイスをしたり、手をマッサージしたりと、お人好しぶりを発揮。すると由隆から、不眠緩和のためのマッサージをしてほしいと頼まれる。無下には断れず躊躇する凛子だったが、由隆に拝み倒され由隆の自宅で施術することに。マッサージが効いたのか、うとうとしはじめた由隆に、ようやく安堵する凛子。だが、「おやすみなさい」を告げる凛子を由隆は……
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気がつけばなぜか深い森の中にいた美容師の珠南。仕事帰りのはずなのに、なぜ? 珠南を拾ったのはユーグライトという名の、この聖域の『総長』だという。彼の説明では、ここは珠南から見れば異世界で、世界と世界が影響することによって起こる大波の力でこちらの世界に『漂流』してしまったらしい。なにを言っているのかさっぱり理解できないが、とにかく元の世界に帰りたい。その力をつけるため、珠南はユーグライトの指導の下で訓練を受けることになった。アッシュグレーの髪に赤い瞳、大柄で、筋肉質で、獣を思わせる姿。だが珠南が髪を切って整えてあげるとなかなかのイケメンで、けっこう人懐っこい。ふたりきりの時間が増えるほど、なんだかいい感じになっているような気がする。そんな時、彼が呪われているという話を聞いてしまって――
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シングルマザーの紗和は、「葵」という源氏名を名乗る銀座のクラブの人気ホステス。かつての恋人・蒼生との間にできた子どもを育てている。海外に赴任し、多忙な蒼生と連絡が途絶えがちになったころに発覚した妊娠。すれ違ったまま紗和は自分から別れを切り出した。あれから四年。OLを辞めて夜の世界に飛び込んだ紗和だったが、寸暇を惜しんでわが子・佑都に愛情を注いできた。そんなある夜、常連客とともに店にやってきたのは——蒼生! 紗和が彼の子を産んだことを、蒼生は知らない。海外赴任中にいきなり別れを突き付けられたと思い込んでいる蒼生に他人行儀な挨拶をされた「葵」は、ちょっぴり傷つくのだった……
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未来の皇太子妃——ひいては皇后——として生まれてきた、レンバッハ家の一人娘アメリア。幼いころに母を亡くした淋しさと厳しい皇后教育に耐え、凛とした美貌と品格とを兼ね備えいつ嫁いでもおかしくないまでに成長したある日。アメリアの運命は、突如として父コンラートの『娘』を名乗る少女ジャンヌによって暗転。かつての父親の恋人の娘であるジャンヌを父は溺愛、婚約者のマルクス皇太子までもがジャンヌに恋をし、アメリアは父からもマルクスからも邪険にされ、やがてはレンバッハ侯爵家の血を引かない不義の子であるとでっち上げられて斬首され、短い生命を終えたのだった。……が、気がつくと礼拝堂でアメリアの面影もない、姿形の異なる別人物に生まれ変わっていた。自らをシュピカと名づけたアメリアは、住み込みで働きはじめた酒場で看板娘となって、新しい人生を歩んでいた。そんなある日、店にかつてアメリアの護衛騎士だったヴィルマー・フォン・トロストが現れる。飲んだくれ、すっかり面変わりしてしまったヴィルマー。こっそり彼の後をつけていったシュピカが目にしたのは、墓前でアメリアに詫びるヴィルマーの姿だった……
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DTIの本社ビルに勤務する樺島ルミは、総務課催事係の係長。出張もあれば、休日出勤もある。イベントの際は立ちっぱなしだし、あちこち走り回るが、体力には自信がある。大きなイベントを控えたある日、腰に激痛が走って息苦しさまで覚えたルミが医務室へ行くと、産業医の涌井からは貧血および尿路結石との見立て。このまま病院へ行くこと、水分補給、トイレ、食事の内容、休息……と事細かく指示してくる。あげく、「仕事禁止!」とまで宣告されてしまった。勝手なことを言わないで、こっちは忙しいのよ!と無視を決め込むルミだったが、涌井は所かまわず出没してルミにつきまとう。ある日食事に誘われたルミは、すっかり涌井の巧みな会話に乗せられ、つい年下彼氏に振られた時の話をしてしまった。そう、あの時のことが、ルミにとっての仕事の起爆剤だったのに——
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介護士のいおりは、亡くなった大伯母・直の遺品整理のため、市ヶ谷の古い家を訪れる。その家を気に入り、引き継いで暮らすことに。そこで見つけたのは、直が想いを寄せていた相手・門倉孝一に宛てた、出されることのなかったラブレター。「もしかしたら届くかもしれない」と思い、いおりは手紙を投函する。 三か月後、まさかの返事が届く。しかしその内容はどこか上から目線。腹を立てたいおりは、思わず直の名を名乗り返信してしまう。そこから始まったのは、文通という名の“レスポンスバトル”! やりとりを重ねるうち、いおりは次第に手紙を心待ちにするようになるが、「直」として文通を続けることに苦しさを覚え始め……。 そんなある日、「門倉」と名乗る男性が家を訪ねてくる。ドアの向こうに立っていたのは、穏やかな雰囲気をまとった若い男性だった。まさか、昭和の門倉孝一がタイムスリップしてきたの!? その瞬間、いおりの胸に芽生えたときめきは、もう止められなくて——
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ナイア・アインホルンは、クロウヴスナー帝国・内務省上奏室で働く新米公務官。優しい憧れの上司、アレク・ハルトマン室長補佐とパートナーを組んで、彼にほのかな恋心を抱きながら皇帝陛下への様々な陳情書を精査する日々…なのだけれど。実は、ナイアは皇帝家と密かなゆかりを持つレドウ辺境伯令嬢であり、かつて”義賊”として国を騒がせた『怪盗紳士』の娘。身分を隠し、とある信念を基に上奏室に勤めているのだ。ある日、ナイアは執務中に『怪盗紳士』へのメッセージを見つけ、“放蕩者”と噂されているレオンハルト・クロウヴスナー大公の屋敷へと忍び込む。しかし、大公と思われる人物の見事な剣術の前に辛くも逃げ出すしかなかった。翌日、何事も無かったかのように上奏室でふるまうナイアだったが、いつもと異なる強烈な威圧感を湛えたアレクの雰囲気に混乱してしまう。「……あなたは、誰……?」
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「私は……当て馬になどなるものか」 過激な官能描写で人気を博した恋愛遊戯本『乙女蜜戯』の世界に転生した侯爵令嬢シルヴィア。前世で『乙女蜜戯』の愛読者だった彼女の望みは、悶死するほどに焦がれた護衛騎士に抱かれ、その筋肉を堪能すること——!その実現に向けて攻略のための妄想と記録を日記に綴りながら、愛のない皇太子との婚約を十年間耐え抜き、舞踏会という運命のイベントを待ち続けていた。すべては護衛騎士ガーレンのルートへ進むためだ。そんなある日、シルヴィアは王宮の一角にある大木の下でうたた寝から目覚め、ため息をついた。初恋の人・第二皇子リアンが夢に現れたのだ。光り輝く銀髪に湖の水面を思わせる碧眼を持ち、美しく身分も高いリアンは『乙女蜜戯』では攻略できないただの脇役。夢の中で愛おしげにシルヴィアを見つめ、愛の言葉を囁いていた彼だが、現実では一方的にシルヴィアの許を離れていったきり、冷たい対応を見せるだけ。しかし、シルヴィアは気づいていなかった。冷酷に変わったはずのリアンが、決意を胸に密かに彼女を見守っていたことを——
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男爵令嬢リリアベル・ハートネットは、五歳で王子エルヴィン・ブライティに一目惚れをして以来、身分違いの恋と知りつつも遠くから彼を見つめ続けてきた。努力の末に王侯貴族ご用達の王立学園へ入学し、彼と挨拶を交わせる関係にまではなったものの、恋心を伝えることはできないまま切ない日々が過ぎていく。しかし、高等部二年生に進級したまさにその日、リリアベルは自身が乙女ゲーム「ルミナリアの学徒」のモブキャラであり、エルヴィンが攻略対象のヒーローの一人であることに気づいてしまう。いわゆるモブ転生……しかも、ゲームはバグだらけのまま三ヶ月でサービス終了したいわく付きである。ヒロインがバッドエンドを迎えると、リリアベルもその悲劇に巻き込まれ無残な最期を迎えてしまう。生き延びるため、転生前の記憶を駆使して早速行動を始めるリリアベルだったが、怪我をした白猫にいきなりキスされたことから物語は大きく動き出す。猫の正体はエルヴィンだった。古から遺る王家への呪いによって獣化しており、異性との接吻で一時的に呪いが解ける……と告げられる。エルヴィン攻略ルートが解放される前にあえなくゲームがサ終してしまったため、この先どのようなストーリーが展開されるか全く読めない。戸惑うリリアベルだったが、獣化の呪いは接吻だけでは解決しないとエルヴィンに押し倒されてしまい……!? 品行方正もとい絶倫ドSな王子×転生モブヒロインのバグから始まるラブストーリー!
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ホテルフェリオのブライダルプランナーに転職して三年。岡本翼はこの一年ブライダル部で、断トツの成果を上げていた。しかし、二十七歳になったものの、最初で最後の彼氏と別れたのは三年前。今や完全な社畜、カラカラの干物女に。元彼の——昇太との破局は翼の中で癒えない傷となり、以来、恋愛とは縁遠くベッドでの独り寝がすっかり身についてしまった。そんなある日、昼休憩に入ったカフェで、翼はホテルフェリオのオーナー兼支配人である永沢連に声を掛けられる。会話に花が咲き、いつしか話題は仕事の話から恋愛に。聞けば、連も彼女と別れて三年が経ち、以来恋愛はご無沙汰とのこと。望めばいくらでも手に入るだろうにと不思議に思い、どんなタイプが好きなのか問いかけると、連は好きになったらその子がタイプなのだと言う。けれど、その意見に同意した翼に、連は嬉しそうな笑顔で付き合ってみないかと提案してきて……!?
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幼なじみのテオへの思慕をなかなか伝えられずにいたラシェル。だが成人したラシェルを結婚相手として望んだのは、よりにもよって、テオの兄・ファビアンだった。嫡子であるファビアンは、いずれアライス侯爵家を継ぐことになる。家のために、ラシェルは本心を明かせぬまま、それを了承した。だが、結婚をまぢかに控えた大雨の日、アライス侯爵とファビアンが土砂崩れに巻き込まれて急死する。結婚するならテオがよかった、そんな想いが二人を死に追いやってしまったのでは……と自責の念にかられるラシェルだったが、今度はアライス侯爵家を継ぐテオと結婚することに。素直に喜べないラシェルが初夜のベッドでテオから告げられたのは、「俺には好きな人がいる。だからラシェルには指一本触れない」という冷たい言葉。ラシェルは、これは罰なのだと黙ってそれを受け入れ、白い結婚生活を送っていた。そして1年後のある日、王宮での怪我がもとでテオは記憶を失くしてしまう。ラシェルが妻であると知らされたテオは、かつてのように優しく、そして体を求めてきて——
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男爵令嬢マルヴィナ・マノンは、ルイズ王国の社交界では「悪女」と呼ばれている。 誰も笑顔を見たことが無いと言われるほどの無表情。肉感に満ちた体、どこか挑発的な美貌に加え、数多くの男性と関係を持っているという噂が彼女を「悪女」たらしめている。しかしそれは、彼女を陥れようとする叔父が関わっていると思われるものであり、マルヴィナはれっきとした処女である。けれども爵位返上寸前の家を守るため、噂を気にしている余裕などない。早急に結婚する必要があるのだ。形だけでもいい——とにかく今は「夫」が必要だった。だが、王宮の仮面舞踏会で相手を探すものの、噂の影響で誰からも避けられてしまう。作戦の失敗を悟り、会場を後にした彼女は人目のない場所でとある男女の婚約破棄の現場に出くわした。その場を取り繕うため、成り行きで青年の恋人役を演じることになったマルヴィナは結婚のため青年を誘い、彼と一夜を共にして既成事実を作ることに成功する。そして翌朝、目を覚ました彼女の隣で眠っていたのは——ニルス・ルイズ・リドゲート。この国の王太子だったのだ。
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司法修習生の美紀の指導担当・友則は、およそ弁護士らしからぬファッショナブルなスーツに身を包んだイケメン。同期からうらやましがられたものの、遊びもおしゃれも排除し、ひたすら優秀な弁護士になるため頑張ってきた美紀の目には、軽薄に映っていた。しかし、日々友則と接していくうちに、美紀の心は彼の気遣いや心構えなどによって塗り替えられてゆく。そして尊敬すべき存在だと自覚した時、自分の未熟さを痛感。自信が音を立てて崩れ落ち、友則の腕の中で泣きじゃくってしまう。そんな美紀を友則はそっと抱きしめ、そして額にキスを――え? キス? だが美紀は、そのキスの意味を励ましだと言い聞かせる。なぜなら友則にとって自分は単なる修習生でしかないはずだから。恋心を押し込めようとする美紀の前に現れたのは――
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婚約破棄したばかりの美女は男性たちと愉快に談笑していた…。彼女の名はアネット。コンラート伯爵家の令嬢だ。教養も兼ね備えたアネットに求婚者は絶えないが、彼女の自由な振る舞いに冷ややかな視線を向ける者も。そんなアネットには密かに誓っていることがあった——。それは大事な友人であるソフィアよりも先に結婚して幸せにならない、ということ。アネットはわざと周囲から批判されるよう振る舞い、ソフィアを引き立たせようとするも上手くいかない。とある晩、ソフィアの魅力が分からない男ばかりと、独りつぶやいていると、アルブレヒトという美しい男性に声を掛けられる。手の甲へキスされた瞬間、今まで抱いたことのない感情に気づくアネット。この出会いの後、アネットは王妃の侍女として宮廷に出仕するよう命じられる。宮廷に赴くとそこにはアルブレヒトの姿が! 混乱するアネットだが、彼が次期国王であると知らされる。さらに突然キスまでされてしまい…。次期国王アルブレヒトは相当な遊び人と噂されていたのだが……!?
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今宵も主任の式島からの誘いを受ける真冬。それは送別会の夜から始まった―― あの日、酔いつぶれた式島を介抱した真冬は、家に帰りたくないと子どものように駄々をこねる彼を、やむなくホテルで休ませることに。何事もなく朝を迎えたが、事情を聞けば不倫していた元同級生にフラれたとのこと。聞くほどに相手の女性への怒りが湧くものの、目の前の式島があまりに痛々しくて、慰めの言葉も見つからない。つい式島を誘ってしまった真冬だが、思いがけず自らの心と体の空洞を埋める癒やしとなって返ってきた。 真冬はこのぬくもりを失いたくないと思うあまり、好きになってはいけないと自分の心に縛りつけてしまう。やがて、膠着する心に追い打ちをかけるように式島が見合いをすると聞いて……。 恋に臆病で踏み出せない真冬、すれ違う二人。大人の恋の行方は――
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新社長のセクハラ、パワハラで 四年間社長秘書として勤めてきた会社を辞めた里紗。 失業して一ヶ月経つが、なかなか就職先が見つからない。 そんなある日、 都内のホテルで開かれたクラス会に出席した里紗は、 帰り際にロビーで在職中から憧れていた取引先の社長・水嶌と再会する。 旧友たちの小さな見栄の張り合いに巻き込まれた里沙は、 水嶌が恋人であるかのように振る舞ってしまう。 しかし水嶌はそれに便乗するかのように里沙をバーに誘い出し、そして……。 嘘から始まった恋の行方は? 著者 若菜 モモ(ワカナ モモ) 千葉県在住。2011年『秘密の契約』でデビュー。 現在ベリーズカフェ小説サイトにて活動中。猫と韓ドラが好き。 代表作:『秘密シリーズ』3部作。『身代わり姫君の異世界恋綺譚』『砂漠の王と拾われ花嫁』
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駒野杏菜、29歳。大手電機メーカー・大東産業(通称DTI)勤務、ビジネスソリューション部ビジネスソリューション4課主任。独身。初めての婚活パーティーに参加するため定時で仕事を切り上げ、颯爽とヒールを鳴らしながらオフィスを後にする。学生時代までモテたが、今は彼氏なし。実は上司の課長・望月恭平に二度も振られている。望月を諦めたいが気持ちが消えず今日に至ってしまったが、いい加減他の男性に目を向けて、三十路を迎える前に彼への気持ちを断ち切りたかった。初めてのパーティーの感触は悪くなかった。だが、どこかで望月と比べてしまって、カップル不成立。そんな杏菜に主催会社の女性社長から「シークレットパーティー」の招待状が手渡される。そしてその席に現れたのは……望月さん?
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飢餓と魔物の襲撃から国を守った元大聖女のソフィアは、すべての神聖力を使い果たして失業中。恩賞として生涯困らないほどの金銀は得たものの、働かないと落ち着かないと就職活動に勤しんでいた。だが、国を守った英雄を雇うなんて恐れ多い! と、どこも雇ってくれずに途方に暮れていた。そんな時、彼女が偶然再会したのは、昔馴染みの騎士団長・ウィルフレッド。事情を話すと、騎士団で長く雇ってくれるというではないか——否! 長年、ソフィアに片思いをしていたウィルフレッドは、「永久就職先候補なら、ここにあります」と言ったのだ。プロポーズをしたのである。喜々として騎士団に入団したソフィアは、聖女として培った医療関係の知識や炊事のスキルを存分に発揮し、団員たちの士気は高まった。ウィルフレッドが「好きだ!」と言えば、「私もです!」と元気に返される始末。そんなある日、ウィルフレッドに縁談話が持ち上がり……
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幼い国王の摂政の座に就いたラフェドは、先々代国王と商人の娘との間にできた庶子である。王族は神の末裔とされるこのシェンハーザ王国では、国の実権を握るラフェドの出生に対する貴族の不満の声があちこちから聞こえてくる。一方では娘を嫁がせて権力を得ようと考える者も。政治的しがらみから逃れるため、ラフェドは、王を神としてとりわけ熱心に信仰する信徒会から妻を迎えると宣言。庶民出身でも「神の花嫁」である信徒会の女性であれば、貴族たちも文句を言うまい。そう考えたのだった。初夜に現れたのは、12年前に自分をかばって傷を負った王家隠密の……リオリエル!? かつて彼女は身を挺してラフェドを守ったものの、暗殺者を生け捕りすることができずに刺殺。その騒ぎで周囲に顔を見られてしまったために任務失格と自ら信徒会に戻り、いつかまたラフェドの役に立ちたいと訓練を重ねてきたという。そして舞い込んだのがラフェドの妻の”任務”。妻ならば、昼もなく夜もなくラフェドを守ることができると、喜々として語るのだった。少女時代のリオリエルにケガをさせてしまったことに負い目を感じるラフェドは、彼女を拒む。「妻として抱けない」のがその理由だ。だが、リオリエルはなぜか「ご安心ください!」と自信たっぷり。曰く、尊すぎるお方を夫として男性として愛することはない、絶対に愛しませんから!
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結婚式で神父に名前を読み上げられた瞬間、ソニアの頭の中を、ソニアのものではない記憶が駆け巡った。ここから遠い世界——日本という国で社会人をしていた頃の自分の記憶。(あ、私異世界転生してる)ソニア・ブレイアムはそう理解した。新郎のデニック・ブレイアムは、前世で読んでいた小説のヒーローであり、ソニアは、彼とヒロインの前に立ち塞がる悪役である。デニックがヒロインに浮気することが許せず、二人の命を狙うが失敗、最後は獄中で死んでしまう…。死にたくなければ、死亡フラグを折るしかない。とにかく離婚さえできれば、ソニアは二人の障害になり得ないし、ソニアと離婚してから、デニックはヒロインと結婚したらいいーー。ソニアはデニックに言い放った。 「一年後、離婚しましょう!」
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トゼーフ侯爵家の長女ベアトリクスは好奇心旺盛で純粋無垢な17歳。淡いピンク色の髪はふわふわとした綿毛のようだし、煌めく瞳は鮮やかなエメラルドグリーンで夏の海を思い出させ、妖精のような姫だと言われている。だが実際のベアトリクスは、「“良いこと”を思いついたの」と言うたびに珍妙ことを口にする、変な姫君でもある。そんなベアトリクスが目をキラキラさせながら、侍女に打ち明ける。クゼオンダ国の教育分野に造詣の深い天才第二王子シモンとの婚約を、よりにもよって破棄することを思いついたというのだ。「私も悪役令嬢になろうと思うの!」。ベアトリクスの計画はシモンに誰か別の令嬢に恋をさせ、自分との婚約を破棄させようというのだ。折しも転入してきたばかりのカラベルト男爵家の令嬢セシリアの存在を知ったベアトリクスは、さっそくセシリアに近づくのだが……
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ポンコツすぎる悪役令嬢・ベアトリクスと、そんな彼女を“鳥かご”に閉じ込めようとする第二王子・シモン。すったもんだの末、いよいよ結婚式を迎えることに。国中が祝賀ムードに沸く中、突如として現れたリテルシア辺境伯から結婚の異議申し立てを受けたベアトリクス。なんと、いじめと殺人未遂の容疑がかけられていると告発されたのである。そして証言者であり当事者でもあるという辺境伯の娘・フレールの涙ながらの訴えを受け、ベアトリクスはとうとう王城の奥の塔に幽閉されてしまう。ハラハラしながら事態を見守る侍女・マーガレットを傍目に、相変わらず“良いこと”を思いつくベアトリクス。今度の“良いこと”とは、国外追放。そこに駆けつけたのは、ベアトリクスの専属秘書官・セシリアだった——。ベアトリクスとセシリア+αの旅が始まる……
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ここは、前世で大好きだった、魔法が存在する恋愛ファンタジー漫画の世界。私は、前世で最推しだったクリスティアン殿下の婚約者である公爵令嬢・ルウナに転生している。この世界で、前世の技術を活かし、アクセサリーや雑貨に魔法の効果を加えたハンドメイド品を製作していた。そして、大好きなクリスティアン殿下とは良好な関係を築き、幸せな日々を過ごしている——けれども、問題がある。ルウナは悪役令嬢で、原作通りならヒロインを虐めた罪で、もうすぐ死刑になる運命なのだ。破滅の道なんて絶対に歩かない! そう決意した私は、取り巻きを作らず、ヒロインのヒルダ嬢とは極力関わらないようにし、悪目立ちすることなく魔法学園を無事に卒業した。だが、ある日、クリスティアン殿下が優しい眼差しで私のハンドメイド品の製作を見守り、夢のような幸せを感じたのも束の間、ついに彼とヒルダ嬢が運命の出会いを果たしてしまう。果たしてルウナは、無事に破滅を回避して、クリスティアン殿下と結ばれることができるのか!?
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ようやく結婚し、初夜を迎えたベアトリクスとシモン。だが、父から一年は清い関係であるようにと言い渡されたベアトリクスから、同じベッドで休むのは週に一度という宣言を受けたシモン。キスさえも禁止? いやいや、ベアトのためなら添い寝でも……と理性でわが身を抑えるシモンに、 “良いこと”を思いついたベアトリクスは、「こうして毎日一緒に眠れる機会を作るために新婚旅行に行きましょう!」と提案。折しも隣国のチジル王国から第二王子の結婚セレモニーに招待された二人は、表敬訪問を兼ねて新婚旅行に出かけることになった。もちろん大親友のセシリアも一緒だ。旅を満喫する三人は、道中で子爵であるトリスタンと、その妻アンネリーヌと出会う。この二人は自転車を開発したり、植物の改良を行ったりと、なかなか素晴らしい才能を有した夫婦で、ベアトリクスの心を鷲掴みにする。さらにアンネリーヌはかの有名な“悪役令嬢”でもあったのだ——
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病弱な兄のスペアとして幼少期から後継者教育を叩き込まれてきた侯爵家当主ローズは、一般的な令嬢のような社交を経験してこなかった。その上、男性に対して心が開けず色恋沙汰など皆無。そんな有様から、彼女には『氷の女侯爵』という二つ名がつけられていた。——少しでも何か心に響く男性に出逢ったら、絶対に捕まえること! 数少ない友人のアドバイスを胸に建国祭に参加したローズだったが、偶然、氷の女侯爵を建国祭最終日までに落とせるか——と数人の男性達から自分自身が賭けの対象にされたことを知る。適当に弄んで返り討ちにしてやればいい。そう考えていた彼女の許へやって来たのは、銀に近いプラチナブロンドに透き通った淡いブルーの瞳の見入ってしまうほど麗しい男。侯爵のパートナーの座を目当てに擦り寄ってくる男達には辟易していたローズだったが、ありふれた誘い文句を告げる男の目は、これまでに近づいてきた男達とは明らかに違っていて——
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ミシュリーヌは結婚願望ゼロの伯爵令嬢。それでも婚活はしている。時々〝おいた〟をする美形の家族に囲まれ、〝美形は恋愛にだらしない〟との想いから、イケてない容姿の男性に声をかけまくっては撃沈――を繰り返す連戦連敗の日々。 そんなミシュリーヌに王妃仲介による縁談が持ちあがる。相手はなんと第二王子のティエルだ。貴婦人たちに絶大な人気を誇るイケメン王子ティエルと事実上婚約することになったミシュリーヌは、なんとかこの縁談を破談すべく王宮で逆奮闘するのだが、頑張れば頑張るほどなぜかティエルはグイグイ迫ってきて――って、いったいどういうこと!?
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大手電気機器メーカー大東産業株式会社(通称DTI)に入社してそろそろ1年。藤崎真由は、約一ヶ月ぶりに恋人と会った。二人とも仕事が忙しく真由は、この日、思い切って同棲の提案をするつもりだった。雰囲気のいい居酒屋のカップルシート。ところが、着席間もなく彼から告白されたのは、他に好きな人ができたということ——。ひとり残って食事をする真由に声をかけてきたのは、取引先社員の渡瀬睦実。さきほど連れの女性に出て行かれたばかりの渡瀬。よくよく話を聞いてみると、その原因は真由に。カップルシートでひとり泣きながら食事をする真由を見つめる渡瀬に彼女は怒って帰ってしまったというのだ。同じテーブルについて二人は飲みはじめた。その夜、真由は渡瀬を誘った。そして二週間。仕事を通じて二人は再会。今度は渡瀬が真由に提案した。俺と、遊びの恋愛をしよう、と。
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10年ぶりに再会した幼なじみは、あの低い声で私の名を呼んだ。止まっていた二人の時間が、花の香りと共にゆっくりと動き出す—— 10年前、意気揚々と故郷を飛び出し東京へ向かった澪。大学生活を経て就職した広告代理店では働くほどに心が削られ、とうとう身体を壊し、敗北感を抱えて故郷に戻ってきた。幼なじみの遼太と偶然再会した澪は、彼がこの10年、彼の亡き祖母・薫の花屋をずっと一人で守っていたことを知る。あれほど可愛がってもらっていながら、薫が亡くなって以来一度も手を合わせに来たことがない澪は、偶然にも翌日が薫の命日だったことに気づいて、花を供えるために遼太のもとを訪れた。薫や遼太と過ごした懐かしい日々を語り合う二人。疲れ切った澪にかけた遼太の言葉に救われた澪は、遼太に店の手伝いを申し出る。かつて広告の仕事で培ったスキルを活かし、SNSでの発信を通じて、静かだった店に新しい風を吹き込んでいく澪。花と土、そして遼太の不器用な優しさに触れるうちに、彼女の凍てついていた心は少しずつ解きほぐされていく。そんな折、東京の元同僚から再就職の誘いが届き……
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芸術大国と呼ばれる国で、木細工での看板作りを生業としているヒルデ。その国にはいたるところに裸身像があり、ヒルデは国立公園の噴水前にある裸身像の男性器がとても好きだった。いつしか、仕事で余った木を使いその裸身像の男性器を沢山彫り続ける日々。ある日、一等地に店を構えるジン画材店の社長・ライニースが、仕事を依頼する為ヒルデの店に来店する。彼をひと目見た瞬間、そのシルエットから恋いこがれた噴水前の裸像のモデルだと見抜くヒルデ。どうしても彼をヌードモデルにして、実際にこの目で男性器を見て作品を作ってみたい。その一心でライニースに頼み込むと、交換条件を出される。それは、ヒルデにもヌードモデルをお願いしたいというものだった。こうして、お互いにヌードモデルを務めることになったヒルデとライニース。純粋に大好きな裸身像の男性器を彫りたいヒルデだったが、密室のアトリエに裸の男女二人。何も起きないわけがなくて――!?
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母の再婚で、賢吾という大学生の義兄ができた涼香。初対面できっとこの人を好きになると予感した通り、二人は仲の良い兄妹として育っていった。高校2年の夏、涼香は、気の合う同級生・菅野から「俺たち付きあえないかな」と告白されてOKしたものの、その菅野に義兄に対する恋心を指摘される。義兄への気持ちを悟られぬよう家族として接してきた涼香だったが、大学入学が決まった春、賢吾が一人暮らしをはじめて、心にぽっかり穴が空いたように感じた涼香。勉強を教えてもらいたいと週末の朝、賢吾を訪ねると、部屋に女性が! あの人を抱きしめたの? キスした? 感情を抑えきれずに問い詰めてしまう涼香に賢吾は……!? もしこの一線を越えてしまったら、もう妹には戻れないの?
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すべての記憶を失ったマリアンヌは、保護された修道院を突然訪れたアーサー・ルイ王子によって王宮に連れていかれる。麗しく凛々しいアーサー・ルイに恋心を抱きつつ、王子の庇護のもとで記憶を取り戻そうとするマリアンヌだったが、まったく思い出す気配はない。わかっているのは、隣国ノルガイル国の民であるということくらい。一方、アーサー・ルイは長く対立してきたノルガイル国の王女が行方知れずになったという情報を得、マリアンヌこそ、その王女ではないかと考えるようになっていた。何か思い出せるのではと、アーサー・ルイは、彼女を初めて見たシルヴィアの森に連れていく。両国の争いの火種となってきたその森には、妖精たちが住むと言われている。そしてあやかしの力に触れたとき、マリアンヌは真実を知らされ――
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隣国に留学していたベルシュランド王国の王太子イアンの帰国祝いのパーティー。イアンは留学先の王女と婚約していたが破談、今夜のパーティーは新たに結婚相手を探すためでもある。いつも以上に着飾ってそわそわする令嬢たちを尻目に、まだ結婚には関心のない伯爵令嬢のアイリーンはパーティーを抜け出して一休み。すると、空になったテーブルの脇に人が落ちてきた! 大丈夫ですか?とアイリーンが声をかけたその人こそ、今夜の主賓、王太子ではないか。しかも媚薬を盛られたと呻いている。いったい誰がこんなことを……。伯爵令嬢らしからぬ冷静なアイリーンの対応により、大事に至らず何とかやりすごすことのできたイアンは、その翌日アイリーンの屋敷を訪ね、武芸家で知られるアイリーンの兄たちとともに犯人捜しの協力を要請。アイリーンはイアンに近づく怪しい人間を見張るため、イアンと行動を共にするように。そしてその見返りに結婚相手を紹介されるのだが……
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体育で汗を流す美作秋吾(みまさま・しゅうご)と冬至拓海(とうじ・たくみ)は幼馴染。8年前に両親と死別した拓海が祖母のいる田舎に転校してきたのが縁だった。当時からの悪友である春や夏次郎も交えて4人でにぎやかな高校生活を送る拓海だったが、幼い頃から不器用ながら自分を守ってくれる秋吾のことが気になってしょうがない。ある日、病気がちの祖母を見まいに来た秋吾が無防備に眠り込んでいる姿を見た拓海は、思わず唇を重ねてみるが……。ただの仲の良い友達――そう思っていた幼馴染が自分の知らない“顔”を持っていた。言い知れぬ寂しさと衝撃に想いが乱れる拓海……この夏はイクとこまでいくしかない!?
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[1~5話を収録した合本版です]体育で汗を流す美作秋吾(みまさま・しゅうご)と冬至拓海(とうじ・たくみ)は幼馴染。8年前に両親と死別した拓海が祖母のいる田舎に転校してきたのが縁だった。当時からの悪友である春や夏次郎も交えて4人でにぎやかな高校生活を送る拓海だったが、幼い頃から不器用ながら自分を守ってくれる秋吾のことが気になってしょうがない。ある日、病気がちの祖母を見まいに来た秋吾が無防備に眠り込んでいる姿を見た拓海は、思わず唇を重ねてみるが……。ただの仲の良い友達――そう思っていた幼馴染が自分の知らない“顔”を持っていた。言い知れぬ寂しさと衝撃に想いが乱れる拓海……この夏はイクとこまでいくしかない!?
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砦を抱き、騎士が駐屯する国境の街・アローナの収穫祭は、「嫁取り祭り」ともいわれている。祭りの日に想いが通じ合った二人は、生涯仲睦まじく暮らせるという。アローナの宵祭りをめぐる市井の男女の恋の行方をオムニバスで。 【商家の三男坊と食堂の娘】 街の食堂『跳ねる仔馬亭』の看板娘マリアと商家の三男坊セリオス。セリオスにとってマリアは、妹みたいな存在でしかないのか? 【小隊長とお針子娘】 街一番の美人ティエリに執拗に絡むドラ息子から彼女を護衛する強面の騎士ダグラス。次第に彼女が微笑んでくれるようになり…… 【鍛冶屋と機織り娘】 鍛冶屋のキースと機織り娘のリーリャは幼馴染。幼いころに交わしたケッコンの約束を、キースはいつ、叶えてくれるのだろう? 【パン屋と計算係】 役場の計算係ステラはアローナきっての才媛。最近の日課は、仕事の帰りに優しい笑みで迎えてくれるカイトのパン屋に寄ること—— 【医者と大工】 祭りの夜。楽しく酒を酌み交わす医師ジェラルドと女大工ミリアム。だがミリアムには他人に踏み込んでほしくない過去があった—— 【副団長補佐と図書館司書】 図書館司書エリナと副団長補佐バーナードは、読書を通じて好意を寄せあうように。だが、エリナは不本意に嫁がされることに……
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砦を抱き、騎士が駐屯する国境の街・アローナの収穫祭は、「嫁取り祭り」ともいわれている。祭りの日に想いが通じ合った二人は、生涯仲睦まじく暮らせるという。アローナの宵祭りをめぐる市井の男女の恋の行方。 街の食堂『跳ねる仔馬亭』では看板娘マリアの明るく元気な声が響いている。昼の遅い時間に店を訪れたのは、裕福な商家の三男で家業を手伝うセリオス。五年前、マリアが学校を卒業して以来、ずっと通ってくれている常連だ。末っ子で「妹がほしかった」というセリオスは、マリアをそう見ているのだろう、何かと気にかけてくれている。そんなセリオスを兄のように慕っていたマリアだったが、いつしかセリオスを男性として意識するようになる。まもなく宵祭りがはじまる。ふいにセリオスが「宵祭りで逢ったら、一緒に屋台のものでも食べよう」とマリアを誘った。宵祭り――。セリオスはその意味をわかっているのだろうか? 考えすぎだと自分の気持ちを抑えながら、それでもマリアは祭りの二日目に、せいいっぱいおしゃれをして出かけたのだが……
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ナタリアは人の魔術に干渉する何かを発しているに違いないのだ──しかも、無自覚で。 王立ヴィラーゴ魔術学園は、コルダ王国髄一の学び舎。ロベレ侯爵家の養女であるナタリアは学業成績は優秀なものの魔術の才能はからっきし、義姉オンディーヌの世話役として学園に入学していた。一方、スカウトのために学園へと訪れていた魔術騎士団長ライル・バルティンは、ひょんなことから魔術で銀猫に変身し、ナタリアの部屋へと入り込んだ。しかし、気が付けば四半刻ほども彼女の膝の上で過ごしてしまうことに。魔力消費が激しく通常なら数分間、猫の姿を保つのが精いっぱいのはずだったにも関わらず、猫の本能そのままに寛いでしまった自身に驚くライル。さらに人の姿に戻った後もまったく消耗していないのだ。これは、あの娘のせいなのか、それともあの部屋に何か自分の魔力に干渉するような物が置かれていたのか? ナタリアに関心を持ったライルは、その原因を突き止めるため学園長に依頼された生徒の失踪事件の調査を受け、臨時教師となって彼女との接触を試みるのだが……!? 二人の出会いから、国が、世界がその力をこぞって求める"アークシリア"を巡る物語が動き始める──
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同期――仲間でありライバルである存在。だけど愛梨沙にとって猪狩は心ときめく存在だった。 内定者研修の時に一目惚れ。班が一緒で近づくことができるかと期待したのに、愛梨沙のことを「そういう意味では無しかな」と同僚に告げているのを聞いてしまう。無し。とてつもない否定の言葉。女としてダメってこと。だから愛梨沙は「ケンカ友達」のポジションを獲得することにする。これなら常に楽しく共に過ごせるから。 そんな時、歓迎会が開かれ、愛梨沙はかなり飲んで酔ってしまう。そんな愛梨沙を猪狩が部屋まで運んでくれたのだが、どさくさまぎれ?でキスをされる。心が期待で舞い上がる。愛梨沙はこのシチュエーションと酒の力を借りて「もっとする?」と誘い、二人は特別な関係になったものの――
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よりにもよって、クリスマスイブに火事だなんて! 残業後、帰路についた櫛川海鈴は、自室が燃えている現場を目の当たりにする。出火原因はシェアハウスで同居中の大河原櫻子による火の不始末だった。櫻子は会員制リゾートホテルグループの創業家出身で、社長の孫娘。火事で住む家を失くした海鈴の前に現れたのは櫻子の兄で、存在するだけで罪であるとも言える超美形の大河原望だった。望は海鈴に妹の不始末を心から詫び、「うちにご案内します。どうかゆっくり休んでください」と提案する。クリスマスイブだからホテルに空室もない。こうして海鈴は大河原家の豪邸に望と櫻子と一緒に住むことになる。さらに実家で無理やり結婚させられそうな海鈴の恋人役まで買って出てくれることになり……
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彼氏にヒドイ振られかたをした実紗は、居酒屋にて女友達相手にヤケ酒で大荒れ中。たまたま近くの席にいた見知らぬ男に絡みまくって…気がついたら、なんとそいつとエッチ中!? 「私、カレシ以外とはエッチしないのに…!?」。その男、彰人はイケメンなんだけど仕事ナシ。天然なのか非常識なのか、どうにも不思議なキャラクター。追い出したのはいいけれど、なんと実紗の職場の不動産屋でお客として再会しちゃって、さらにはなぜか、実紗の部屋で同居することになっちゃって…!!!! 大人気・水口舞子が贈る、一夜の“アヤマチ”から始まった、無職年下フリーターとの同棲コメディ。こんな恋愛の始まり方だって、あってもいいんじゃない!?
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[1~5話を収録した合本版です]彼氏にヒドイ振られかたをされた実紗は、居酒屋にて女友達相手にヤケ酒で大荒れ中。たまたま近くの席にいた見知らぬ男に絡みまくって…気がついたら、なんとそいつとエッチ中!? 「私、カレシ以外とはエッチしないのに…!?」。その男、彰人はイケメンなんだけど仕事ナシ。天然なのか非常識なのか、どうにも不思議なキャラクター。追い出したのはいいけれど、なんと実紗の職場の不動産屋でお客として再会しちゃって、さらにはなぜか、実紗の部屋で同居することになっちゃって…!!!! 大人気・水口舞子が贈る、一夜の“アヤマチ”から始まった、無職年下フリーターとの同棲コメディ。こんな恋愛の始まり方だって、あってもいいんじゃない!?
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少尉として騎兵隊に配属されたカッセル伯爵家の長女エルヴィーラは、任官に際して「愛を結ぶ」薔薇輝石を与えられ、『薔薇輝石の少尉』と称することとなった。その叙任式で出会った第三王子・クリスティアンは、忌まわしいとされる『焔の瞳』の主であり、エルヴィーラは彼とのただならぬ縁を感じた。すれ違うだけで、体の芯にまで響くようなびりりとした凄まじい衝撃に襲われたのだ。『騎士姫』と呼ばれるエルヴィーラに、クリスティアンもまた興味を抱いていた。この国には『龍の民』と呼ばれる民族がおり、地方の鉱山付近で龍の民の子どもが殺されたとのこと。そこは、半年もの間行方知れずとなっているエルヴィーラの妹・レーナが姿を消した場所でもあった。エルヴィーラとクリスティアンは、龍の民たちとの縁から、この世には【魂のつがい(クィンツィー)】と呼ばれる、生まれついての、人の力ではどうしようもない運命の相手がいることを知る。【主(メスタヴ)】と【僕(コーヴァツ)】。 【魂のつがい(クィンツィー)】たる運命によって結びつけられたふたりの抗えない関係性は、エルヴィーラを変えていく——
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銀髪に深紅の瞳、さらに「石の声を聞く力」をもつ雪鈴(しゅえりん)は、正妃候補・美麗(めいりー)の簪が偽物だと見破り、怒りを買ってしまった。今では嘘つきの罪人扱いで、片隅の館にひっそり暮らしている。話し相手は、側仕えの喬(ちゃお)と、祖母から「巫女の証」として譲り受けた白い石・白露(はくろ)だけ。 そんなある日、背が高く気品をまとった美しき姫・藍(らん)が雪鈴を訪ねてくる。彼女の力を知った藍は、宝物庫で続発している「宝玉のすり替え事件」の調査協力を依頼する。「あの方が姫君ではなかったら、きっと恋をしていた」——雪鈴は藍への苦しい想いを胸に秘めながら、持ち前の能力で次々と偽物を暴いていく。だがその矢先、後宮で侍女の変死事件が発生。さらに「妃候補の命が狙われている」という石の声が!? 次々と巻き起こる事件のなかで、雪鈴と藍の距離は静かに近づいていくが……。 果たして、後宮に渦巻く陰謀の黒幕は? そして、雪鈴の切ない恋の行方は?
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出社したら会社が倒産していた。オフィスからは物が消え、社長とは連絡がつかない。ビルのオーナーに倒産したと告げられたが、石川志穂は事実をまるで受け入れられなかった。その上、家賃が払えないなんて、同棲している三歳年上の恋人が不機嫌になるに違いない。沈んだ気持ちでアパートに帰った志穂を待っていたのは、明らかに“事後”だとわかる全裸の男女の姿。ショックと絶望感から怒りが沸き上がり言い合いになるものの、志穂は彼氏と浮気相手の女に侮辱され家を飛び出してしまう。仕事も住む家も失ったまま、カプセルホテルや漫喫を転々とする日々。そんな中、疲れ切った志穂に声をかけてきたのは、高校時代からの親友の一人・宏樹だった……。
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父親が所長を勤める小さな弁護士事務所で事務を務める理香にとって、父の同業者である剣持弁護士は気になる存在。 しかし剣持はいつだって理香のことを子ども扱いしてからかってばかり。とはいえ理香も剣持と兄弟のようにじゃれあう時間を、暖かく心地よくも感じていた。 そんなある日、理香の父親が交通事故に遭ってしまう。 事務所の弁護士は父一人。公判が間近に迫った案件もあり、引継ぎを頼める弁護士を探し出すにも時間が足りない。困った理香は父親が抱える案件の代行を剣持に頼むことに。 そんな理香に提示されたのは、「一案件につき100万円の報酬」という、とんでもない条件だった。 そんな金額とても払えないと焦る理香に、剣持は信じられないような提案をしてきて――!? 「理香がその体で払うのなら、全部チャラで引き受けてやる」 理香の知らない男の顔をして、甘くやさしく抱いてくる剣持。 この行為は「報酬」でしかないはずなのに、どうして……?
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父親と二人で貧乏暮らしをしている大学生の佳乃。 ある日、父親が借金の保証人になってしまい、 姿をくらましてしまう。 激しい取り立てに怯える佳乃を助けてくれたのは 幼馴染で双子の瑛斗と裕斗。 大財閥の息子である二人の父親に借金の肩代わり、 学費の支払いを申し出てくれる。 その代わり条件に出されたのは、 双子が住んでいる屋敷で住み込みのメイドとして働くこと。 それからというもの、 二人から度々エッチなイタズラを受けるようになる。 仕事でミスを犯してからはその行為がさらにエスカレートしていき、 時にはおもちゃを使って熱烈に愛されてしまう。 最初は恥ずかしがっていた佳乃もエッチな調教が続くうちに 淫らに感じてしまうようになる。 そんな中、佳乃の同級生が父親をだまし、 佳乃を好き勝手しようとしてきて…。
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27歳の誕生日を迎え、そろそろ結婚をと考えながらカレシの家に向かった愛衣。そして、そこで見たのは、なんと浮気の現場! よりにもよって、なぜ誕生日に浮気をされなければいけないのか。だが、開き直ったカレシから告げられたのは、隣の女こそが本命で自分はスペアだったこと……。はらわたが煮えくり返るような思いの愛衣を励ましてくれるのは14歳のゴールデンレトリバー、凜太郎だけ。だが数日後、その凛太郎すら、天国へと旅立ってしまった。悲しみに暮れる愛衣は会社でミスをしでかし、帰宅の途中には元カレに遭遇し嘲笑され、絶望のどん底に。そこに現れたのは王子様衣装を身に纏ったイケメン青年カイン。異世界バーニア、コーリエント王国の王子だという彼は、愛衣の足もとに跪いた。「あなたは私にとって『運命の姫』であり、国を守る『聖女』なのです」──なにを言ってるんだろう、この人。そう訝しむ愛衣を、カインは半ば強引に馬に乗せ、天高く舞い上がり、異世界へと連れていく。果たしてカインの正体は何者なのか? そして愛衣は本当にカインの運命の姫、王国を守る聖女なのだろうか?
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アルファの両親から生まれ、この国随一のホテルグループを継承することになったヴィクトリア。しかし実体は隠れオメガ。類い希な美貌を持つが、絶対強者アルファに魅かれてしまう運命にある少数派のオメガ性。ヴィクトリアもアルファと「つがい」になることだけが幸福への道と知っているが、実業界での名声と重責を担わされ、不本意ながら薬品を用いて特有の性徴や誘惑香を抑えつけている。秘密は秘書リオンとだけ分かち合う、孤独な日々。 ほとんど屋敷から出ないヴィクトリアの心を慰める庭園に、庭師チェスターが雇われた。ベータであるはずの彼はこの国の最高学府を出た建築家の卵で、造園技術を学ぶために庭師を志願したという変わり者。しかしヴィクトリアは彼が只者ではないと感じ取る。植物を花咲かせる能力“グリーンサム”以外にも何か不思議な力を秘めている。やがて二人の気持ちは交錯し、惹かれ合っていくのだが……
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貴族が通う王立学園への入学日。学園に向かう馬車の中で、子爵令嬢のロゼリアは深いため息をつく——。左右で色の異なる瞳を持つロゼリアはこれまで、悪魔に魅入られた令嬢として周囲から厭われ続けてきたのだった。学園生活でも当然、嫌悪の視線が待っていることだろう。ロゼリアは憂鬱で仕方なかった。そして彼女にはもうひとつ悩みが……。それはロゼリアを嫌う婚約者のフレッドと顔を合わせなければならぬこと。案の定、学園で会った途端、フレッドはロゼリアが大切にしている髪飾りを投げ捨ててしまう。悲しむロゼリアだったが、澄んだアイスブルーの瞳の美しい令嬢・アイリスが髪飾りを届けてくれる。 自分へ嫌悪の眼差しを向ける同窓生と違い、いつも優しく接してくれるアイリスから街へ出かけようと誘われたロゼリア。待ちに待った約束の日——。なんとロゼリアを迎えに来たのは、アイリスと同じアイスブルーの瞳を持つ黒髪の美しい男性、国王の信頼も厚いリヴィングストン侯爵家の嫡男・リアムで……!?
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島全体が『王立魔法学院』という魔法の技術や歴史を学ぶ学校になっているイーシャ島。ラトナ・バインガニーは厳しい採用試験を潜り抜け、教師として、かつて青春を過ごした学院に戻ってきた。在学中からの夢を叶えたラトナをかつての恩師たちは暖かく迎え入れてくれたが、ひっそりと立つ長身の男性の姿を見つけた途端、ラトナの胸がどくりと鳴った。サフェード・カル・アーダルシュ。公爵家の次期当主にして勉学の先輩でもあり恋人でもあった男。いまだ別れを引き摺るほどに恋焦がれた初恋の人がそこにいた。別れてから七年。やっと夢を叶え、最近ようやく新しい恋をしてみたいと思えるようにもなったのに、ここで再び心を乱されたくはない。──それなら。 「す、すみません! 私、実は二年前に事故にあって、なぜか高等部の時の記憶がないんです!」 飛び出したのは、サフェードどころか高等部時代をすべて覚えていないと言い張るとんでもない嘘で……!?
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孤児のリゼットは、天才呪術師エルネストに見込まれて声をかけられたものの、15年経った今も才能を開花させることができず、弟弟子、妹弟子たちにも先を越されて、雑用を言いつけられても黙って従うしかない日々を送っている。使い魔くらいなら召喚できるのでは、と陣から出てきたのは……悪魔! そこに現れたエルネストは、リゼットを助けるどころか彼女をそしるのみ。悪魔に立ち向かうも全く歯が立たず、それどころか、悪魔はリゼットを「主」と呼び、彼女を傷つけようとするエルネストを死の寸前にまで追いやってしまったのだ。もうここにはいられない。リゼットと絶対服従を誓う悪魔オリアスとの逃避行がはじまった――
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「僕、すぐに大人になる。英語ペラペラで、背が高くて、かっこいい大人になる。そしたら、環奈ちゃんのことを迎えに来るから」——東京でOLとして働く二十八歳の狭山環奈は、法事で実家に帰省した際、自分がまだ高校生だった頃の遠い夏の日、近所に住む綺麗な男の子、龍ちゃんに海で言われた言葉をふと思い返していた。 やがて法事を終え、駅のホームで新幹線を待っていた環奈は、ラムネの入ったペットボトルのふたを開けた時、前に並んでいた男性のスーツを濡らしてしまう。あわてて男性に謝る環奈だったが、よく見ると彼に見覚えがあることに気づく……。 「僕、……大人になったよ」六歳年下の龍ちゃん——望月龍之介は誰もが見惚れる魅力的な男性になって、十年振りに環奈の目の前に現れたのだった……!!
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19歳で天涯孤独となった田舎育ちのリオは、頼った遠い親戚に裏切られ、奴隷として人買いに攫われてしまう。絶体絶命のそのとき、彼女を救ったのは、全身を黒で包み、真っ黒なベールとマスクで素顔を隠した青年商人・フーディエだった。「灰と骨商会」という店を営む彼は、魔女や魔法使い、占術師を相手に裏社会で怪しげな品々を扱う闇商人だという。 支払ってもらった身請け金の返済を申し出るリオに、フーディエは「でしたら、私と結婚しませんか」とさらりと提案。冷静で近寄りがたいのに世話焼きで過保護、マスクの下には思わず息をのむほど整った美貌——そのあまりのギャップにリオは戸惑いながらも、彼の店で“おかしな新婚生活”を始めることになる。 危険な「裏街」での店番にも慣れ、使い魔のしゃべるカラス・ディレクとも打ち解けてきた頃、ふたりはついに同じ部屋で眠ることに。しかしそこは、呪われた本が並ぶいわくつきの部屋で……!?
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人々の前では明るく可愛らしい女の子を演じる妹。けれど、その裏側にはいつも姉を蔑む意図が隠されている。涼花は幼い頃からおもちゃもお菓子も洋服も、そして彼氏も、妹・万理華に奪われてきた。 それでも、実家を離れてからは充実した生活を送り、付き合っていた伸次のプロポーズの言葉を受けた。私だって幸せになれるかもしれない——そんな風に思っていた涼花だったが、万理華はいつの間にか伸次に接近し、婚約者のポジションまで奪っていったのだ。 両家の顔合わせの日。耐え切れず逃げ出そうとする涼花に「——涼花? 涼花じゃないか。こんなところで会えるなんて驚いた」と、心地よく響く低音が、突然後ろから自分の名前を呼んできて……!?
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幼いころ、魔物の遠征征伐で父を亡くした伯爵令嬢のシャーロット。騎士一家に生まれた彼女は令嬢としての道に背を向け、騎士になることを夢見て祖父から剣の手ほどきを受けて育った。やがて成長した彼女は騎士団に入団、周囲の女性に対する差別的な扱いに屈することなく、副団長にまで昇進した。自分にも他人にも厳格さを求めて今の地位を手にいれたシャーロットだったが、ある日突然、ダイナミクス性がサブに変異してしまう。しかも抑制剤が合わず、このまま騎士団にいつづければ秩序を乱すのは必至。だが……絶対に辞めたくない。不安を抱えるシャーロットを見舞いに訪れたのは、騎士団長のアーサー。誰にでも優しく接するこの上官は、ドムでもあった。優秀な部下を辞めさせないため、アーサーはシャーロットに欲望をかなえるためだけのパートナーになることを申し出る。そして二人の秘密の関係がはじまった。セーフワードは、「愛してる」——
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私のことを覚えていますか? その頃、私は高校生でした——莉央の上司として着任したのは、かつて憧れていた保科彰斗その人。親友のまりかとお揃いで買った大切なフォトフレームを割ってしまった高校時代。同じものを求めた店舗で働いていたのは、まだ「研修中」のネームプレートを付けていた彼だった。すでに販売が終了している商品だというのに、あの手この手で親身に探し出してくれた彰斗は、莉央にとっての救世主。笑顔が素敵な彼に会うために、莉央はその後もたびたび店に通っていたものだった。やがて、彰斗の突然の異動で淡い恋は終止符を打つことに。あれから十年。これは運命の出会い!? だが、彰斗のほうは莉央のことをまるで覚えていなかった。せっかくの再会、チャンスとばかりに底抜けの明るさで日々彰斗に接する莉央。二人は少しずつ距離を縮めていくのだが……
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