パルプライド作品一覧
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3.0世の中には三種類のくまちゃんが存在する。 一つ目は『良いくまちゃん』。 二つ目は『悪いくまちゃん』。 三つ目は『死んでいるくまちゃん』だ。 なんと俺はこの三つ、すべてが当てはまっている!スーパー可愛い、ハッピーくまちゃんなのだ! そんな俺の日課は、自分を卑下してばかりの伯爵令嬢セレステを見守ること。 これから彼女の人生にはとんでもないことが起こる。 見目麗しい婚約者エリシャに嫌われてしまったり……。 目立たない存在だった彼女が、『聖女』として一躍有名になるかもしれない。 ――だけど頑張れ。俺がいつでも必ず助けに行くからさ!
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4.2「俺が君を愛することはない」 恋愛結婚が主流の国で、政略結婚をすることになった、成金令嬢のダイアナ・アダマス。 婚約者となったシルバー・スターリングからの心無い振る舞いに、ショックを受けた拍子に、彼女は前世の記憶を取り戻した。 ダイアナの前世は、未婚のまま不慮の事故で命を落とした結婚願望こじらせ女。 気弱な地味令嬢から一転して、口と頭がキレッキレの「やべー女」に覚醒したダイアナ。 これはチートを持たずして最強の転生令嬢が、幸せな結婚を目指す物語である! テンプレだらけなのに予測不可! ありふれた設定で唯一無二のラブコメディここに開幕!
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3.8階段から転げ落ちた衝撃で前世の記憶を取り戻した公爵令嬢アリシア。 そこで自分が読んでいた小説の悪役令嬢に転生していることに気づく。 悪役令嬢アリシアに待ち受ける運命は、王子から婚約破棄され、厳しい修道院へ送られてしまうというバッドエンドだった。 そんな展開は絶対に嫌だと運命に抗うことにしたアリシアは王子の婚約を断り、都合の良い婚約者として辺境伯家の三男カイルを選ぶ。 そしてアリシアのとった行動、それは単刀直入に申し入れることだった。 「私と婚約していただきたいのです!」 「お断りします」 カイルが間髪容れず拒否をするも、アリシアはめげない。 何かとカイルのもとに訪れ、交友を育んでいく。 だんだんとアリシアに惹かれていくカイルに対し、アリシア自身も気持ちに変化があり……? バッドエンドを回避するためだけに婚約者を決めたはずが、彼女の心はどんどんとかき乱されていく―― 何事にも無関心でミステリアスなカイルと、元悪役令嬢のアリシアの純愛ストーリー第1弾!
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3.0侯爵令嬢アリスローズには悩みがある。 それは、王太子で自分の婚約者でもあるチャーリー王子が7人の令嬢と浮気していること。 しかも、そのうちの1人の男爵令嬢が王太子と結託し、アリスローズの婚約破棄を勝手に進め、 自分が正妃になろうとしているだなんて――! それを偶然知ったアリスローズは決意する。 「もう我慢の限界! 浮気をする男なんて願い下げよ!」 相手が婚約破棄を切り出す前に、相手が後悔するであろう方法でこちらから婚約を白紙にしようと、 アリスローズが編み出した計画とは……? その後、隣国へ遊学したアリスローズは、そこで軍服を着た実直な男性ベンジャミンと出会い……。 浮気男を完膚なきまでに叩きのめす、スッキリ爽快ファンタジー!
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4.7宮廷治癒士のラティシアは、貴族の集まる夜会で秀麗な王太子フィルレスが帝国の皇女から婚約破棄をされる衝撃の現場を目撃してしまう。 フラッシュバックする過去の記憶――ラティシアはかつて、義妹に婚約者を奪われ追い出されていたのだ。 それから数日後、あることをきっかけにフィルレスの治療をすることになったラティシアは、 婚約を破棄され傷ついているだろうフィルレスと自分をどこか重ね、彼と心を通わせる。 すると翌日、突然呼び出されたラティシアに待っていたのは彼の専属治癒士 兼 婚約者として「契約」すること!? 実はフィルレスが腹黒だと知り、なんとか婚約解消してもらおうと奔走するラティシアの運命は!?
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-侯爵令嬢ブレンダは悪役令嬢だった。 前世の記憶を持つ彼女は、この世界が日本で読んでいた漫画の世界だということに気づく。 自分はヒロイン・マーガレットの恋路を邪魔し、破滅してしまう存在だということに。 そんな未来にはしたくないと今までの行いを改め、がらりと性格を変えて過ごしていた。 しかし父親から第二王子の婚約者となることを決められてしまい、このままでは漫画どおりの結末になってしまう…… 何を言っても無駄だと思ったブレンダは自身の破滅回避のために、家出をして孤児院で暮らすようになる。 彼女は子供たちと過ごすなかで、将来シスターになりたいと思うようになるのだった。 そんなある日、冷酷な「氷の王子」と呼ばれるクリストフと交流を持つようになる。 実は彼はブレンダに一目惚れをしており――。 シスターになりたい侯爵令嬢と、そんな彼女を自分のそばに置こうとする王太子の純愛を描くラブストーリー第一弾!
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3.0侯爵令嬢のアリアナは婚約者のルーカスから突如婚約破棄を言い渡される。 そんなルーカスの隣にいるのは幼馴染であり男爵令嬢のシャロン。 するとアリアナの頭に不思議な映像が流れる。 それはルーカスが階段を転げ落ちるというものだった。 アリアナはこの映像通りに落ちそうになるルーカスを守るために、自身が階段から落下してしまう。 頭を打ったことで思い出したのは、この世界が前世でプレイしていた乙女ゲームであり、自分が悪役令嬢に転生していたということだった。 そんなアリアナの落下を目撃したゲームの隠れキャラでもあるブライアン・クロフォード公爵。 彼はこれをきっかけに彼女に興味を持ち、好意を抱くようになる。 ゲームの第二幕を知らないアリアナは突然好意を示してくるブライアンに不信感を抱くも、次第に彼の言動に絆されていく。 一方で、婚約破棄を言い渡したはずのルーカスが執拗にアリアナに迫ってきて……。 様々な謎が渦巻くなかアリアナは幸せをつかめるのか……? サスペンスラブファンタジー第一弾!
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4.7「あの子の代わりに嫁いでもらう」 メルビル伯爵家の前妻の娘であるシェリーは使用人として育てられた。 ある日、父親に突然呼び出され命ぜれた内容は── 異母妹の代わりに化け物と噂されるブランシェット侯爵家のアラステアに嫁ぐこと!? しかし、その瞬間彼女は突然前世を思い出した。 大好きだった小説の、〝推し〟を産む予定の女性に転生していたのだ!! 意気揚々と侯爵家に向かったシェリーを待っていたのは…… 噂と違う美しい容姿の旦那様だった。 推しの母に転生したシェリーが無事に推しを産むため、 冷たい旦那様との距離を縮めようと頑張るうちに本当の家族になっていく物語──
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5.0公爵令嬢シャーロットの結婚が決まった。 相手は国境警備隊の騎士隊長キールで、シャーロットは幸せな結婚生活を夢見ていたがある日、 「貴女を愛することはできない」 と衝撃的な言葉を告げられてしまう。 親の愛を知らないキールは、愛がどのようなものかわからず、シャーロットを愛することができないのだと言った。 そこでシャーロットは「それなら私が愛を教えて差し上げます!」と提案して―― 愛を知らない不器用な騎士×愛情溢れる令嬢のじれキュンストーリー開幕!?
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4.8王立図書館に勤務しているイリナは着る物にも困るくらいの貧乏令嬢。 つつましい暮らしをする日々は淡々と過ぎていき、自分のための結婚資金も姉の結婚時にすべて渡してしまった。 貧乏な自分はつつましく地味に今後も生きていくのだと思っていた―― そんなある日、頭の中で聖女と名乗るジーナからの声が響く。 「めいっぱい可愛い格好してみたいし、イケメンにエスコートされて劇場行ったり舞踏会に行ったりしてみたい……!」 そんな欲望まみれの聖女にイリナは……。 不憫な貧乏令嬢のちょっと不思議なラブストーリー
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3.5伯爵家に育てられたセレスティーヌは10歳で山の物置小屋に捨てられてしまう。 しかしなんとか知識を駆使し、薬師として生き延びていた。 ある日、八年前に興った新しい国であるカスタニエ国王のロベルトがセレスティーヌのもとにやってくる。 なんと彼女は歴史ある亡きシャニオン国王の唯一の娘だったのだ。 とある事情から、ロベルトはセレスティーヌに結婚を申し入れる。 彼の人柄を知り、結婚を受け入れるセレスティーヌ。 こうして物置小屋生活から王城生活へと一気に変わっていく……。 そんな中ロベルトに毒が盛られる事件が発生し、セレスティーヌは身を挺して―― 旧王朝をめぐる国王と薬師のラブファンタジー!
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3.0王太子ジェラルドの補佐官である子爵家の長男クリストファー。 彼には重大な秘密があった。 なんと、その正体が実は双子の姉・クリスティーナだということ。 本物のクリストファーは極度の人見知りゆえに土壇場で出奔してしまう。 そのため替え玉として、クリスティーナが男装してクリストファーを名乗り、王太子ジェラルドに仕えているのだ。 上司であるジェラルドや同僚達との関係も良好で、仕事が楽しくて仕方がないクリスティーナ。 けれど、替え玉であることがバレてしまったら家族もろとも破滅してしまう……。 正体を隠し、ジェラルドへの淡い恋心にも気づかないふりをして、今日もクリスティーナは仕事に邁進する。 するとあることを機に、なぜかジェラルドの態度が一変し……!? ワケアリ男装令嬢と一途な王太子殿下の純愛ラブストーリー!
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2.0とある男爵家に生まれたマリーは義母と義姉とそして父にまで虐げられていた。 そんな彼女はある日、父に「嫁ぎ先が決まった」と告げられる。 その嫁ぎ先とは、嫁いだら二度と戻ってくることができないとされる辺境伯家の次期当主のレヴィ・オルタムリジンだった。 辺境伯家に嫁ぐのは貴族たちの間では“生贄"と呼ばれるほどに忌み嫌われた役目。 けれど彼女には拒否するという選択肢はなかった。 そして、マリーは辺境伯の元へと向かった。 その家が抱える重大な秘密のことなど何も知らずに……。
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4.6伯爵令嬢メレディアは音酔いが原因で婚約破棄を繰り返され、家族からは虐げられて生きてきた。 彼女には秘密がある――そう、前世の記憶があるのだ。 前世で耳が聞こえなかった彼女にとって、音のある今の世界は不協和音にあふれていた。 そんなメレディアが厄介払いのように結婚させられたのは、人嫌いで冷酷無慈悲だと有名な強面公爵ロイド。 極力ロイドに関わらないことを条件にした結婚は、ただ静かに暮らしたいメレディアには好条件。 異世界スローライフを目指して行動し始めた彼女のことを最初は遠巻きにしていたロイドも、いつのまにか振り回されるようになり――?
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3.7植物に愛されている伯爵令嬢テルミィは、しかし家族には愛されていなかった。 わずか七歳で魔法石を使って新種の魔法植物を生み出した彼女にまっていたのは、その力を家族に搾取される辛く苦しい日々……。 そんな中、ある出来事をきっかけに愛犬ハクと家を飛び出すことを決意したテルミィが向かった先は、 逃げていた辻馬車で偶然知った次期辺境伯であり聖騎士ルドルクのもとだった。 「私と結婚してください!!」 現状を変えたいと願う彼女の無謀な求婚は、しかし彼の両親に気に入られたことで成功し――。 互いに利を得るための結婚だったのに、夫になったルドルクはどんどん過保護になっていき!?
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2.0人の心の声を聞くことができる貧乏男爵令嬢シェリはある日、婚約者に婚約破棄を告げられてしまう。 突然の事態に意気消沈するシェリ。そんな彼女のもとに届いたのは、公爵家で侍女として働かないかという手紙だった。 仕事に生きようと決意し公爵家へと向かったものの、そこで待っていたのは完璧公爵リアードの激重な心の声で――!? ヤンデレな公爵様に体も心も囚われる、危険な溺愛ラブストーリー!!
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4.3オフィーリア・エクセルシオールは聖女である。 聖女は高位貴族との結婚が義務付けられているが、貴族にとっても高い地位を持つ聖女と結婚することは名誉なことだ。 しかし、聖女の婚約者として選ばれた公爵令息は未成年に手を出したあげく、身勝手にも婚約破棄すると言い出す始末。 ――頭が悪いんですか? 頭が悪いんですね……。 厚顔無恥の勘違い男へ、オフィーリアはとうとう反撃の狼煙を上げる。 そんな彼女を献身的に支えるのは、幼い頃から忠誠を誓う聖騎士ローガン。 オフィーリアの悲願が果たされるとき、ローガンとの関係にも変化が訪れて――?
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5.0「私、筋肉に触れてみたいのです!」 文官貴族の娘アナベルは王宮の夜会で運命の出会いを果たす。 マッチョな騎士たちを初めて目にした彼女はすっかりその立派な筋肉の虜になってしまったのだ。 そして、偶然出会った騎士グレイへ訓練の差し入れを持っていく代わりに好きな筋肉を一つずつ触らせてもらうことになり――? 極上の筋肉にメロメロなアナベルとそんな彼女を振り向かせたいグレイの、甘さも筋肉もたっぷりなアツアツ胸キュンラブコメディー!!
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4.7虫の知らせとでも言うのでしょうか? 結婚式の前夜、なんとなく嫌な予感がして婚約者である王太子殿下のお部屋を訪れましたら、生まれたままの姿の殿下と義妹を発見してしまいました。 ――――事後ね。 しっかりと責任を取ってもらいましょう。覚悟は、よろしくて? そう意気込んでニコレッタが乗り込んだ先は――――? 初々しい想いと、絡まる様々な思惑と悪意。それらに翻弄されながらも前を向くニコレッタ。彼女を見守りつつ、隣で支えてくれたのは、国王陛下――ジェラルド。 来たる決戦(断罪)に向け、二人は手を取り立ち上がる!
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4.2公爵家当主マクスウェルは、魔竜を討伐した褒賞として王族と縁のある娘を娶ることになる。 結婚相手として決まったのは伯爵令嬢プリシア。当初マクスウェルと結婚予定だった義姉がプリシアの婚約者と浮気をしたことで、代わりに彼女が公爵家へと嫁ぐことになったのだった。 入れ替えられた結婚のためすぐに追い出されると思っていたものの、プリシアがマクスウェルの体を侵す魔毒を治せることが判明してから二人の距離は次第に近づいていく。 強面なマクスウェルのぶっきらぼうな優しさに惹かれていくプリシアだったが、急に義姉がマクスウェルと結婚すると言い始めて――?
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4.7婚約披露のパーティー会場で、最悪な形で王子から婚約破棄されてしまったヴァイオレット。 これをきっかけに、日ごろから行いの悪かったヴァイオレットは周りから「負け組」と蔑まれることに。 孤独のなかで人生を終わろうとしていた彼女に『やり直し』と加護が発現する。 気が付くと彼女はあの婚約披露のパーティー会場に戻っていた。 今回は婚約破棄されずに幸せになれるだろうか…… コミカライズ版(マガジンハウス)も同時スタート!! 「負け組」令嬢の大逆転劇、第一弾!
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2.7伯爵家の令嬢イリーナと侯爵家の令息カリスは、それぞれの親同士決めた婚約者。 お互い幼少時に出会って以来、八年のときが流れていた。 学生生活をともに過ごすうちに、イリーナはカリスは恋心を抱くようになっていた。 カリスとの下校の時間を楽しみにしているイリーナに対し、カリスの方は幼少期に出会ったときと同じく、いまだにそっけない態度のまま。 笑った顔さえ見せたことがない。 いつものカリスのそっけない態度に、悲しい気持ちになるイリーナ。 相手へ届かない恋心に悩んでいたー―のはイリーナだけではなかった!! じつはカリスもイリーナに恋をしていた。 それでも彼がそっけない態度をとるのは、あるワケがあって……
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3.2乙女ゲームの悪役令嬢ディアナに転生して主人公は、婚約者のサディアスに殺されてしまう運命が待っていた。 そのことを前世の記憶で思い出したディアナは考えた…… “放っておいたら氷のように冷酷に育ってしまうはずの婚約者を愛でて愛でて、私を殺さないいい子に育ててあげなければ”と。 とはいうものの、ディアナが前世の記憶を取り戻したときにはすでに、サディアスとの関係は最悪だった。 ディアナのかつての言動で、サディアスは彼女をゴミを見るような目で見る始末。 優しくしても疑いを持たれ、猜疑心を拭い去るのは難しそう。 だけど、婚約者をほだせなければ――殺されてしまう。 はたしてディアナの運命は!?
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4.6フェルテ王国一の白魔術師として、聖女の名を拝するレティシアは、婚約者である王子を治療する魔法の代償で長い眠りについた。 目覚めたのは八年後。レティシアが愛したかつての婚約者は…すでに新聖女と結婚し、もうすぐ子供が生まれるという。 愛した人の裏切りに、愛されることを諦めようとするレティシア。 そこで決まった聖騎士アレックスとの縁談。忘れられない人がいるという彼は、予想外にレティシアのことを溺愛してきてー!? 温かな聖騎士の優しさが、愛を失った少女の心を溶かす、切なく甘い溺愛ラブストーリー!!
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3.0主人公は転んだ拍子に前世の記憶を思い出し、今世の自分が過去にハマった乙女ゲームの 悪役令嬢であるアクア・ブラックベルだと知る。 しかし心配ご無用。どうやらゲームがハッピーエンドで終わった後の世界のようで、 アクアは断罪、追放され隣国で過ごしている。 つまり、アクアがもう破滅する可能性はない……はずだった。 自由に暮らしていたアクアの元に魔法学園の講師依頼が届けられる。 アクアが出向いた魔法学園は、なんと乙女ゲームの続編の舞台だった。 そこには、アクアを破滅に導く唯一の隠しキャラーーレヴォル・アガットがいる。 「俺と婚約しませんか」 今日も壁ドンでプロポーズしてくるレヴォル。 破滅したくないのでもちろん断るけど……魅力がすごくて……いつまで耐えられるか……
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5.0アラフォーOL・白木百合は気がつくと公爵令嬢ユーリエス・フランセルに転生していた。 そこは妹が好きだった小説『勇者の末裔』の世界。そして原作でのユーリエスは、バッドエンド確定の悪役令嬢だった! 処刑回避のため王太子の婚約者を辞退した彼女は、有能で頼りがいのある護衛騎士フレッドの協力のもと隣国で事業を立ち上げ悠々自適の暮らしを送っていた。 働き詰めだった前世の反動で、これからは思いっきりダラダラ過ごすと決意したものの……王太子が復縁を迫ってきたり、さらにはフレッドまでもが求婚してきて――!? 「……俺をただの男として見てもらえませんか?」 そしてそのまま連れていかれたのは……なんと皇城!? 前世の妹・美華もまた皇女ミカエラに転生していたことを知り、再会を喜んだのも束の間、 フレッド改め皇太子アルフレッドに全力で愛され、着実に外堀を埋められていく……。
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4.4婚約者と妹の不義が発覚し、婚約を破棄することになった アッシュフィールド伯爵令嬢・ウルスラ。 幼い頃から表情を動かす事が苦手な彼女は、 無表情ゆえに自分には女性としての魅力がないと思い悩んでいた。 そのなかで起きた今回の不義により、 彼女は次期当主の座を妹に譲り、自分は家を出て一人で生きていくことを決めるのだった。 そんなウルスラの元に、レインバード家のベルナールが婚約を求めやってくる。 感情をうまく表現できず『氷の令嬢』と呼ばれるウルスラ 事故により、夢であった騎士の道を諦めざるをえなくなったベルナール。 心に傷を抱えた不器用なふたりの恋は――
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5.0とあるきっかで前世の記憶を思い出した主人公は、自分が前世でハマっていた乙女ゲームのキャラだということを知る。 彼女が転生したのは、エイジャー公爵令嬢アヴリル。 高慢な悪役令嬢で、ゲームでは主人公がどのルート通ろうと、必ず死亡エンドしか待っていないキャラである。 彼女は悲劇的な最期を回避するために頭を巡らせ、ある考えに辿り着く――“ゲームの舞台はアークライド国の貴族学園の中なんだから、学園に通わなければいい!!” さっそく他国への留学を決め、さらにはアーロン・ベルと名前を変え性別も男へと偽ることにする。 なんとか男装して学園に通いはじめたアヴリルだったが、同じクラスのコーネル国第三王子のフランクが急接近してきて――
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3.3平民のライナには小さな頃から思いを寄せている男性がいた。 その人は、ライナの住む街の領主である伯爵家の御令息ジークハルト。 税務官として働く父の付き添いで領主館に通っていた幼いライナは、いつも優しくしてくれた彼に淡い恋心を抱く。 しかし、ジークハルトは彼女が12歳の頃、騎士になるため王都へ行ってしまう。 あれから6年、ライナは彼に会うために必死に勉強し王国騎士団の事務官になった。 やっと想い人に再会できると喜んでいたライナに待っていたのは、ジークハルトは素っ気ない態度だった。 彼の冷たい反応に落ち込むライナ。しかし、ジークハルトのそんな態度とは裏腹に、ある日突然響く声―― それは優しい彼の心の声だった。 なぜ突然彼の声が聞こえるようになったのか、そして彼の冷たい態度の理由は……?
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-その瞳に捉えた対象に関連する事が見えてしまう少女・天目瞳子。 ある日、彼女が通う女学校に、許嫁と名乗る者がやってくる。 急な許嫁の出現に驚く瞳子だったが、一眞と名乗る青年は瞳子の父親からの手紙まで持っていた。 美丈夫なうえに……瞳子の目には猫耳に尻尾まで生えているのまでわかる。 しかも一眞は、怪異、妖怪、物の怪など、人の身では計り知れない“あやかし”への 専門部隊である天妖番だった。 瞳子の特殊な“よく視える目”と、天妖番の一眞。 巷を騒がすあやかしによる事件を追ううちに、二人の距離は近づいていき――。 異国情緒あふれる大正の横濱を舞台に繰り広げられるラブロマンス作品。
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4.0子爵令嬢であるエルダは父の借金によって家が没落し、 借金返済のため豪商として有名なバローナ商会で働き始める。 仕事にも慣れてきたある日、大好きだった婚約者に突然婚約破棄を告げられ、身も心もボロボロになっていたエルダだったが、年下の美しい商会の副会長であるクリスも同じように実らぬ恋に傷ついていた。 エルダはそんな彼を見かね、先輩にもらったお酒を飲もうと誘ったが…… 朝になり目が覚めるとお酒を飲んでからの記憶がない! しかも隣にはクリスが寝ていて!? その日をきっかけに、彼女の生活は一変することになる―― これは記憶のない一夜から始まる、二度目の恋の物語。 ※本作は『幽霊殿下とわたしの秘密のおしゃべり』のスピンオフ作品です。 前作を読んでいなくてもお楽しみいただける内容になっております。 ※電子限定でWEB版より大幅に加筆しております。
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-小説の登場人物メリッサベル・ブラントフォードに転生した主人公。 しかし、転生した超絶美少女はヒロインではなく――いわゆる“当て馬ヒロイン”だった!! そんな運命を気にも留めず、メリッサベルは自らの愛らしい容姿を磨き「カワイイ」の追求に明け暮れる。 礼儀作法はもちろん、ファッション、ボディケア、メイクにも気をつかって、一流のカワイイを追及していくメリッサベル。 そんな日々を送りつつも、伯爵家の一人娘として貧乏領地の立て直しに取り掛かる。 従者となったイケメン精霊フィリップとともに、領民の困りごとをカワイイ方向に解決!? 当て馬としての役割そっちのけ! カワイイがすべてのラブコメディ第一弾!!
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4.0「ケイト嬢! 貴様との婚約は本日を以って破棄する!」 今日は、王宮での社交パーティーの日。 子爵令嬢であるエマは、久しぶりに領地から王都に出てきて王家主催のパーティーに出席した。 しかし、その先でなんと王太子が婚約者である公爵令嬢のケイトとの婚約破棄現場に遭遇してしまった。 エマが見守る中、婚約破棄を告げた王太子に対し気丈に振る舞う公爵令嬢ケイトだったが、「婚約破棄を承諾」した途端、 気を失ってその場で倒れてしまう。 王太子を含めた周囲の誰もがケイトを助けない中、エマは彼女を助けるために渦中に飛び込み助けようとする。 しかし、重いドレスを着た彼女を一人で抱えることは難しく助けを求めると、一人の美しい男性ロベールが現れ──
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4.7魔力がほぼない令嬢・エメラインは婚約者に無能だと言われ、何度も「婚約破棄するぞ」と脅されていた。さらに、家族や婚約者の身内にもひどい扱いを受け、唯一の理解者は侍女と、平民の護衛騎士であるバートだけだった。 そんなエメラインをずっと見ていたバートは、ある日「いっそ、このままどこかにお連れしたい」と言ってしまう。その一言をきっかけにバートを意識し始めるエメラインだが、婚約者がいるからとこの気持ちに蓋をして――? しかし、ひょんなことからバートはエメラインと離れ離れになってしまう。 バートを失ったことで初めて彼の大きさに気づいたエメラインは、婚約者と婚約破棄をし、辺境伯領に向かうことを決意する! 秋田書店のヤンチャンWebにてコミカライズ版も連載開始! 無能といわれていた令嬢が、逆境と身分差を乗り越え幸せをつかむ奮闘劇、第一弾!
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4.3数か月前にに流行した未知の熱病。 それの病に侵され療養していた伯爵令嬢マリアンヌ・クレヴァンスの元に、親同士が決めた婚約者がジエール・ミュレン伯爵令息が見舞いに訪れ突然妙なことを言い放った。 「マリアンヌ、君との婚約の話はなかったことにする」 マリアンヌにとってそれは全く、寝耳に水の話だった。 いくら親同士が決めた婚約とはいえ、貴族の婚姻は、家同士の結びつきを強めるために行うことが多いことを理解していたマリアンヌは理由を問いただすと、〝なんとなく〟という言葉をつきつけられてしまう。 そんな理由で婚約破棄されてしまったマリアンヌは、すぐに別の相手との婚約が決まった。 お相手は、猛獣をたくさん飼っているとか、道ならぬ恋をしているとか、あやしい噂がたくさんある、王弟公爵殿下であるナーシュ。 縁談は一般的なこの国の貴族がするような手順を何段階も飛ばされ、異例の速さで進んでいき――気付けばマリアンヌは結婚していた。 婚約指輪を贈られるより早く結婚指輪を贈られて。 夫であるナーシュ殿下との初対面が叶ったのは、これから二人で暮らす王都の一等地にある屋敷に足を踏み入れたときだった。 ナーシュにエスコートされ、屋敷に入るとそこには…… 「にゃーん」 可愛らしくにゃぁ、みゃあと鳴く猫たちだった。 驚きを隠せないマリアンヌに「自分が悪い」と謝罪するナーシュにさらに驚いた。 王族の言葉は重いもので、軽々しく謝罪はしない。 それに「妻は天使」「可愛いな」など不思議なことを言われる始末。 そんな変わった王弟殿下との新婚生活が始まる…… 〝なんとなく〟で婚約破棄されてしまった伯爵令嬢と猫好き変人王弟とのほのぼの新婚ラブストーリー
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1.5バレーボール選手を夢見ていた少女、藤堂瑠璃は、国立大学にスポーツ推薦で受かり、これからプロを目指す……はずだったのに、暴走車に跳ねられてしまった! 目覚めるとそこはには緑色の髪の毛のド派手なおばさん。 自分のことをお嬢様と呼ぶ。 周囲を見渡せば、無駄に煌びやかな場所いて。 それに手足が小さい赤ちゃんの身体。 (まさか……私……転生してる……?) 前世でよくプレイしていた、同人乙女ゲーム『瑠璃色の花束を君に』に出てくる悪役令嬢、ミシュリーヌ・マチルド・プロスペールに転生してしまったのだ……! 演劇にも興味があった彼女は、悪役令嬢になりきることに。 奴隷(義弟)をゲットしたり、取り巻きA・Bの面倒をみたり、第一王子と婚約したり、完璧な悪役令嬢を目指してノリノリで演じる。 破滅まっしぐらのつもりが、何故かまわりから溺愛されちゃう、悪役令嬢ミシュリーヌ・マチルド・プロスペールのストーリーが開幕!
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-琇家に仕える元孤児の使用人・彩花は、ひょんなことから瓜二つのお嬢さまである静花の代わりに後宮に行くことになる。 後宮といっても、皇帝陛下にほとんど会うことはない末端の下級妃であったため、役割である祭典用の花や献上用の野菜を栽培しながら穏やかな暮らしをしていた。 しかし突然、彩花の部屋に皇帝がやってきて……? 聞けば、数百年に一度咲く宝花を切った犯人として、彩花が容疑にかけられているという。 疑い自体はすぐに晴れたが、彩花は平穏な生活を守るため、皇帝陛下に宝花を造花することを提案し──? 元孤児生まれの彩花が後宮の謎を解いていく、謎と陰謀とほのかな恋が紡ぐ中華ファンタジー!
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-孤児だったアリアローサは生まれながらに神聖力が高く大神殿で育てられ暮らしていたら、 聖女の頂点に立つ存在――「大聖女」に抜擢されていた。 以来、国のため民のために祈りを捧げて敬虔な神の使徒として生きてきたアリアローサだったが、 神聖力は二十歳でピークを迎えてそれ以降は徐々に力を落としていくため、 今年二十歳になるアリアローサは大聖女の任を解かれて新たなる聖女にその地位を明け渡すことに。 十五年に及ぶ大聖女の任を無事に解かれたアリアローサが望んだのは……自由!! そろそろ自分の人生というものを歩んでみたかったアリアローサは、お側付きに任命された幼馴染の聖騎士ユアンとともに新生活を始めることに。 幼い頃から神殿で暮らしていたアリアローサは、実は世間知らずで、だからこそ一つ一つが初めてで楽しい! 街での暮らしが落ち着いてきたころ、アリアローサには一つのやりたいことが…… 「私、お店をやりたい」 そして、はじめた元大聖女と元聖騎士がはじめたモーニングカフェにはいろんな人がやってきて――
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4.5カーライル侯爵家には代々伝わる不思議な魔導書がある。 処刑される三年前に時が戻ってしまったカーライル侯爵家令嬢のセシリアは、 未来を変えるため、魔導書に救いを求めると──突然古語が浮かび上がってきた。 『これぞ、逆行!! やり直し令嬢、キタァァァァ!!』 なんとこの魔導書は、この乙女ゲームの世界に異世界転生した魂が乗りうつったものだった! 未来が分かる魔導書の言う通り動いていると、セシリアの状況もみるみる変化していく。 さらに氷の公爵令息と呼ばれるジェイラスにも溺愛されはじめ──? 不思議な魔導書に導かれて、幸せな未来をつかみ取るラブコメディ!
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5.0穢れを払い清め、幼い頃から国に尽くしてきた聖女フィレーネは ある日、新たな聖女の誕生によって用済みとなり教会から追い出されてしまう。 また、教会内の政争のためフィレーネが戻ってこられないように、 見ず知らずの相手を夫として充てがわれ、縁もゆかりもない土地で暮らすことになってしまい……!? 体の良い厄介払いをされたフィレーネだったが、しかし用意された土地と新居は住みやすく、 夫となった元修道騎士だというヴィジランスに最初は近づきにくい雰囲気を感じていたが、 優しくて働き者で…… 慣れない暮らしに四苦八苦しながらも、夫婦ふたりで日々をのんびりと暮らしていく物語。
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4.6伯爵家の令嬢であるアイリーンは自信がなくなっていた。なぜなら、彼女の婚約者であるケネスに、いつも否定されていたからだ。今日も古典詩に関する解釈が違うことで怒られ、謝ろうとしたその瞬間──とある声が聞こえてきた。 『今日も安定のクズっぷり。いっそ清々しいね! なーにが教養だよ。まずその鼻毛を整えてから言えよ、このハゲが』 声の主は、レン。日本という国で生きていたが死んでしまい、いつの間にかアイリーンの中にいた幽霊らしい。 彼と話すことで、どんどんケネスの異常性に気づくアイリーン。ケネスの洗脳と支配から解放され、自分らしい人生を歩みだす!! さらに変わっていく彼女の前にユージーンという男性が現れ……? アイリーンは、今度こそ幸せを掴めるのか!? 幽霊の言葉でDV婚約者から離れ、幸せを掴んでいく令嬢の物語。
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3.3オンデンブルク王国第一王子ライアンの婚約者であるソフィーナは、茶色の髪と瞳の見た目から「枯葉姫」「地味令嬢」と言われライアンやその取り巻きに馬鹿にされていた。 それでもソフィーナはライアンに尽くしていたが、久しぶりのデートの日、彼は他の女性と遊び、ソフィーナとの約束をすっかり忘れていたのだ。 ショックを受けたソフィーナは、ライアンへ婚約破棄を申し出て、隣国に留学することに。 そこで待っていたのは、初恋の相手であるフリード皇太子殿下で……? フリードはソフィーナの傷ついた心を癒し、とろけるほど彼女を溺愛し始める──。
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3.6王女であるアデリナは、婚約者の姉である聖女を殺そうとしたという無実の罪を着せられてしまい、 婚約破棄と国外追放を言い渡される。 国外へ移動するため馬車に乗っていたがアデリナは事故に遭ってしまい命を落とした ……はずが気がつけば断罪中に時が巻き戻っていた! アデリナは今世では大人しく生きようと改心し、その場で今までの我儘な振る舞いを謝罪し無実を訴えるが 断罪は止まらない。このままではまた死んでしまうと思ったとき、アデリナの護衛騎士であるニールが彼女の無実を晴らしてくれた。 一度目は起こらなかった展開に混乱していると、突然ニールが求婚してきて!? 仕事に真面目でクールな騎士が私を愛してる……?どういうこと!? 混乱する中、アデリナはその求婚を受け入れたのだが、それからというもの騎士からの重すぎる溺愛が始まっていく。 貴方ってこんなキャラだっけ!?彼だけ人が変わってしまったようで……。
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4.4システラム伯爵家の次女・ミルフィーは、ある日自身が異世界転生者ということを思い出す。 そしてひょんなことから、兄、姉、妹も同じく転生者だと、兄であるパトリックと共に気づいてしまった! 乙女ゲームの世界だと思い込み、男をとっかえひっかえしている妹と、 内政系の世界だと思い込み、家のお金使い込んで商品開発をする姉。 そんな彼女らを見て、家の将来が心配になったミルフィーは、兄と共に前世の知識を生かして化粧品開発をしていくことに! 姉と妹の暴走に振り回されながらも必死に家を支えるミルフィー。だが突然、殿下から婚約の申し込みがあって──? 家を守ることに必死で結婚をあきらめていたミルフィーに、殿下の甘い溺愛が降り注ぐ……。 甘~い殿下と転生兄妹たちに振り回されてしまう、苦労性ヒロインのドタバタラブコメディ!
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-顔に火傷の痕をもつ若汐(ルォシー)は、「水神様」を信仰する村に住んでいる。 何十年かに一度、水神様に生け贄を捧げなければならず若汐の妹が選ばれることに。 心優しい若汐は妹の代わりに生け贄となることを引き受け、ついには水神様の住む滝壺へと突き落とされてしまう。 目が覚めると不思議な空間が広がっており、どこからともなく男性の声が語りかけてきて…? 謎の声の正体は信仰する「水神様」本人で、彼曰く若汐は不味そうだからと贄として断られてしまう。 帰る家を無くした若汐は「美味しく」なるまで側に置いてほしいと、水神様と寝食を共にすることに――。
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4.0「人に優しくすれば、きっと幸せになれる」ずっとそう信じてきた、アイスバーン公爵家養子のクレア。しかし、成人の誕生日パーティ直前で、婚約者と妹の浮気現場を目撃し、「公爵家ではない、平民かもしれない養子の娘」という理由で婚約者に婚約破棄されてしまう。 さらに、パーティでも「下賤な血」と言われ、公衆の面前で婚約破棄されてしまったクレア。しかし、彼女の本当の身分は平民ではなく、唯一王族の血を引く王女だと発表され……? 復縁を迫る元婚約者を断り、王族としての務めに没頭するクレア。 優しくて完璧な義兄に支えられながら、王女として、より良い国を目指して奮闘し始める──! ある日突然女王になった優しいクレアの国家運営ファンタジー。
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-魔力が重視される王国で、生まれつき魔力を持っていなかった第三王女・ソフィア。 王族の一員でありながら、魔力がないゆえに「無能」「出来損ない」と冷遇され、幼い頃から離宮に閉じ込められて育った。 そんな環境の中でも前向きに生きるソフィアの楽しみは、2日に一度離宮の訓練場に訪れる、騎士団長・イリアムの魔法訓練を眺めること。 ある日、いつものように訓練の様子を眺めていると、突然イリアムが倒れてしまい……!? 魔力ゼロの出来損ない王女は、魔力が強すぎる公爵と出会い、その運命が回りだす――
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4.5孤児院育ちのエイミーは不景気による就職難のなかで、 ちょうど募集していた吸血鬼への生贄になることを決める。 国の安泰のために吸血鬼へ捧げられる乙女として、 吸血鬼の棲む城に到着した彼女だったが、 そこで待っていたのは―― 「間に合ってます」 いきなりの受け取り拒否だった!! 到着早々に城内からの立ち退きを求められたエイミーは、 このまま帰るわけにもいかない。 なにがなんでも生贄にならないといけない彼女は、 この状況を“気合”で乗り切るしかないのであった。 一方、それを見ていた吸血鬼のマーカスは……。
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1.0卒業パーティーに向かう途中、伯爵令嬢・エステラは思い出した。 自分がこれからパーティーで婚約破棄されること、そして同じ人生を既に100回も歩んでいたことを──。 101回目の人生となった今、エステラは婚約破棄される未来を選ばず、ココシュカの街で隠居生活をすることを決める。 だってもう何百年も生きて、すっかりこころがおばあちゃんになってしまったのだから……。 永い永い人生に疲れ、穏やかに隠居生活を楽しんでいた彼女の前に、見習い騎士・フェリクスという青年が現れる。 素直で可愛らしく孫のように思っていたエステラだが、交流を重ねるうちに徐々に彼に惹かれていき……。 100回の人生で恋を諦め、独りぼっちだと思っていた彼女の心に温かな光が差し込んでいく、優しいラブストーリー。
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4.3ソラニアの婚約者は数々の功績と圧倒的な魔法の実力で天才と言われるテルネッド公爵。 物腰柔らかで老若男女から見惚れられる彼は、ソラニアにとって婚約者でもあり目標の人だ。 魔法の才能も容姿も人並みに生まれたソラニアは、彼に認められたいがために努力を重ね秀才と呼ばれるまでに成長する。 しかし、いくら追いかけても届かない背中を横目に、卒業式前夜、彼女はとある作戦を練るのであった…。 なぜそんな作戦を決行することになったのか?そして、作戦を決行したソラニアに待ち受ける未来とは――?
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4.6『フェリシティ・レールダーナ。君に婚約を申し込む』 子爵令嬢のフェリシティには前世の記憶がある。 どこにでもいるアラサーOLだったフェリシティの前世は婚約者が浮気を目撃し、 悲しみを抱えたまま事故にあってしまい気づいたときには ――前世遊んでいたゲームの悪役令嬢の取り巻きモブ令嬢に転生していた!? ゲームのヒロインが転入してくる前になんとか、悪役令嬢の取り巻きから離脱することができたフェリシティだったが ある日、婚約者の浮気現場を見てしまう。 前世でも浮気!今世でも浮気!! フェリシティ浮気者の婚約者との婚約破棄を目指し証拠集めをはじめた時、 なんの因果かゲームの悪役である隣国の王太子であるアルバートと出会ってしまう。 ゲームの登場人物たちとは関わり合いたくないのになぜかアルバートは近づいてきて――
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3.5目が覚めると、そこは知らない世界。 そして、なぜか身体が小さくなっている。 「もしかして……異世界転生してる!?」 エリーゼは周りの人たちの話を聞こうとするが、何語を話しているのかさっぱりわからない。 そう、転生した異世界では、日本語などの転生前の世界とは異なった言語が使われていたのだ。 転生先の言葉がわからず悩むエリーゼ。 一方、その国の王子・セレンティウスは、エリーゼとはまた別の悩みを抱えていて──? これは悩みながら成長していく少年少女の物語。 そして、エリーゼとセレンティウスの恋の行方は……!?
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4.0婚約者から卒業パーティーで婚約破棄と国外追放を告げられるものの、冷めた目をするのは 人族の国エンライの伯爵令嬢のレナッタ・カランドラ。 それもそのはず、このセリフもこの展開もこれで三回目なのだから―― 一回目は失意の中、隣国の獣人の国シャティアで生活苦に陥り死亡。 二回目も失意の中、追放途中で野盗に襲われ死亡。 一回目二回目ともに同じ男爵令嬢に唆された婚約者である王子に婚約破棄と追放を告げられていたことから、 それらを踏まえ三回目の人生に臨んだが効果はなかった。 だが三回目ともなれば身につけた教養と、万が一の貯金、人脈と彼女を救ってくれるものはあるからこそ、 レナッタは国外追放宣言を受けて華麗に隣国へと渡り、ただの平民女性として再スタートを切ったのだが そこでかつて図書室で『先輩』と親しんでいた獣人の青年レネ・テルセロと再会して…… レネはレナッタに頻繁に会いに来ては優しくしてくれるし、獣人の親愛の証である尻尾を絡めてきて!? 彼は公爵子息で、自分は今は平民なのに周りから恋人同士だと誤解されてしまうのではと、 レネに会いにこないように言うのだが全然聞いてくれなくて――
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4.0公爵令嬢のフィリアは宮廷錬金術師になるための勉強に熱中していたある日、 婚約者に突然婚約破棄を告げられてしまう。 理由はフィリアが勉強ばかりで自分との時間をないがしろにしているから…… と言っているが、婚約者からは女性物の香水の香りがしていて。 女好きの婚約者との婚約破棄を素直に受け入れたフィリアだが、 しかし、元婚約者がフィリアの夢を邪魔してくることは避けられない。 そんなフィリアに支援するため仮初めの婚約を提案してくれたのは フィリアの元家庭教師で宰相のジウス!? 冷徹な宰相だと言われるジウスだがフィリアにはなぜか優しくて、 そんな二人の距離は錬金術で作るご飯でより近づいていき――。 クールで不器用な錬金術師とそんな彼女が愛しくてたまらない冷徹宰相のとの お仕事とグルメと恋の物語。
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3.2ユリシアは婚約者のハロルドからある日婚約破棄を告げられる……。 遡ることユリシアが10歳のとき、彼女は初めてハロルドと出会った。 ハロルドはとても美しい少年で、彼の両親は心底彼を甘やかしていた。 そのため、かなり性格に難ありな少年だった。 そんなハロルドに罵倒され、ユリシアは心から「ない」と幼心ながら思っていた。 しかしその後衝撃の出会いを果たす。 それがハロルドの弟、カイリだった。 ユリシアはその場でカイリが欲しいと強請り、なんと連れて帰ってしまう。 こうしてカイリはユリシアの家で生活することになり……! 愛情表現過多警戒心ゼロ美少女×傲慢我が儘美男子……の弟の地味だけれど癒し系穏やか男子による、溺愛たっぷりのハッピーラブコメディ。
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2.0不思議な力を持つ孤児の少女は、王子ヨハンに聖女として拾われ、『フェリス』と名付けられた。 しかし聖女としての能力が弱く、「役立たず」として扱われていたフェリス。そんなある日、ヨハンからスパイとして敵国の皇子に近付くよう命じられる。 ヨハンの役に立ちたいという思いで祖国を離れ、『ユーフェ』として第二皇子ヴィクトールに近づくことに成功したフェリス。 しかし、彼の愛はとんでもなく重くて……? ヴィクトールの甘い言葉に徐々にフェリスの心も囚われてしまい──。 スパイとしての役割と、ヴィクトールへの想いに揺れるフェリス。 これは演技か、依存か、愛なのか。歪んだ想いに毒のように蝕まれていく、危険な溺愛ストーリー!
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3.4侯爵家の三女として生まれたティナは政略の駒となる道を早々に諦め、王太子妃付きの侍女として生涯独身を貫く決意をしていた。 そんな中、職場の同僚と暑気払いに行った帰り、うっかり一夜の過ちを犯してしまう。 その時は頭が真っ白になったティナだったが、月日が流れると相手の顔も朧気となり過去の出来事の一つとなっていく。 すると王太子妃が西部へ視察に行くことが決まり、会議に同席していたティナは終わると視察へ共に同行する銀狼騎士団長へ挨拶をする。 騎士団長の隣にいる副団長のオイゲンがやたらとティナを見てきて不思議に思っていると、なんとこの男こそティナの一夜の過ちの相手だった! 結婚を迫るオイゲンとそれを断るティナ。 こうしてティナとオイゲンの愛の追いかけっこがはじまる……!
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4.5ザンダー王子の結婚式当日、なんと花嫁が忽然と姿を消してしまった。 結婚と同時に立太子される予定だったため、重臣たちはうろたえてしまう。 そんな中、女性秘書官ウィズがとある提案をした。 それは身代わりの花嫁を立てるものだった。 ウィズはザンダーの幼馴染みでもあり、なんとか結婚式を遂行しようと奮闘する。 そんなウィズを見ていたザンダーは身代わりを彼女にすることに決める。 はたして結婚式は無事に上手くいくのか……? そして消えた花嫁は一体どこに……? 謎がうずめく中それぞれの想いが交差していく……!
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3.0ミモザ=コールドンは顔が地味という理由で王妃の座を従姉妹のバーバラに奪われ、殿下との婚約を破棄されてしまう。ミモザは愛する人と離れ離れになり失意のどん底へ──と思ったその瞬間、彼女は殿下との婚約前である11歳に巻き戻っていた。 時が巻き戻ったことに喜んだミモザは、今度こそ同じ過ちを繰り返さないよう、バーバラと立場を「交換」し、殿下との婚約を避け、やり直し前の知識を使って力をつけていく。 そんな時、ひょんなことから初恋のアルフレッド様に出会う。しかし、彼はやり直し前とは違う、とある秘密があるようで──?
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-スペル王国の次期王妃であるケーシィ・ガランドは、ある日婚約相手のカラッラから冤罪をかけられ婚約破棄と国外追放を言い渡されてしまう。 国を出て旅を出る決意をしたケーシィには、ある夢があった――。 それは、憧れの炎剣帝マリアージュ・フロネアのいるジェネット王国に行くこと。 ギルドに登録し、晴れて冒険者となったケーシィは、ソロで魔物討伐をするほどの実力を持つ美少年・ソルに出会う。 ソルとジェネット王国まで共に行動することとなったケーシィ。 時間を重ねるうちに惹かれていき、だんだんとソルへの気持ちを自覚していく。 王国にたどり着けるまでに想いを伝えることができるのか――!? 異世界冒険ロマンスにご注目!
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4.0ミリアは生まれてからずっと使用人として働いている子爵令嬢。 メイド長からは仕事が遅いと怒られる日々を過ごしていた。 ある日、主人の伯爵当主はミリアにこう宣告する。 「公爵家で使用人の修行を一年間してくるのだ。もう戻ってこなくとも良い」と。 自分がダメダメだと思っていたミリアだが公爵家にいくと褒められることばかりで……? さらに伯爵家ではミリアがいなくなったことで大変なことに……!? ダメダメなんかじゃないミリア令嬢の使用人物語第一弾!
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4.3わたしは報われない思いに蓋をする。だって彼が本当に愛しているのは、彼の血の繋がらない姉だからーー ルリユル=ホワイトには幼馴染の婚約者がいる。 しかし、ルリユルは、その婚約者シューター=ブラックが血の繋がらない姉のことを思っていることを知り、 ルリユルは彼についての全てを諦めた。 どうせ格下の我が家からの婚約解消は出来ないし、婚約者から愛されることを望んでも叶わない。 だからわたしは、わたし以外の人を見つめ続ける彼から目を逸らす為にーーお仕事と推し事に励むことに! その推しはまさかの……牛!? 美味しくてカッコよくて、そしてコスパもいい!マジ尊い、ご馳走様です! 牛(推し)に夢中なルリユル×勘違いされていることに気づかないシューターの勘違いラブコメディ!
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3.3『令嬢魔法』──それは貴族の特権ともいえる魔法で、その力が使える者こそ、真の淑女とされた。 だが、伯爵令嬢エメリーヌは令嬢魔法の才能が全くなく、そのために婚約破棄され、王命で『無情公爵』と異名を持つヴィクトルに嫁ぐことになってしまった。 これ以上家の名誉を傷つけないために、ヴィクトルへ嫁ぐ決心をしたエメリーヌ。しかし、彼はエメリーヌを差別しないどころか、彼女に理解を示す誠実な人だった。 彼が用意してくれた家庭教師により、令嬢魔法をもう一度頑張ってみることにしたエメリーヌ。だが彼女が魔法を使えない原因は、才能とは別の理由があるようで……? 「才能だけで価値は決まらない」。真に大切なものを教えてくれる、温かな恋愛ファンタジー。
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4.5公爵令嬢のオルテンシアはある日前世の記憶を取り戻す。 なんと好きだった乙女ゲームの悪役令嬢に転生してしまっていたのだ。 しかもどんなルートでも断罪されてしまうという……。 そんなこんなで絶望しながら学園へ向かったオルテンシアを待っていたのは、追放ではなく婚約者フェリクス王子の記憶喪失という大事件だった。 おまけに退場したのは悪役令嬢のオルテンシアではなくヒロインである男爵令嬢! さらに記憶を失ったフェリクスは人が変わったようにオルテンシアに愛を囁き続ける……! 予想だにしなかった急展開にオルテンシアは一体どうなるのか!? 記憶喪失からはじまる恋愛ストーリー第一弾!
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4.5侯爵令嬢であるセシルの日常は、あるデビュタントの夜会から一転し 義妹に婚約者を奪われ、帰る家も家族もすべてを失い、セシルは市井に放り出されてしまう。 失意の底に沈むセシルはそこで、運良くある魔女に拾われ、修行を始めて今では悠々自適の毎日を送っていた。 そんなある日、突然帝国の騎士に連行されセシルは皇帝に謁見することに!? 何故か修行時代にヤケで作った呪いの仮面をつけた皇帝から「仮面のせいで結婚できないから、お前が責任を取って後継者になる子を産め」と命令されてしまう。 なんとか一年の猶予をもらい、解呪できたら自由の身になると約束を取り付けたが、逃げないよう問答無用で婚姻させられる。 こうして愛のない結婚生活がはじまった——はずなのになんだか皇帝の態度が甘すぎるんだけど!? これは、すべてを失い誰も愛さないと誓った魔女が、すべてを取り戻して幸せになるための物語——
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2.5聖女の名家・カラディア公爵家に生まれながらも、聖女としての才能がないアリエス。 家族からは「出来損ない」と言われ、虐げられながら過ごしていた。 ある日、嫁ぎ先として家族からガーランド城にいるイウヴァルト伯へ行くよう言われる。 しかし、そこは魔城と呼ばれている戦いの前線基地だった。 城に着いても出迎えはなく、肝心のイウヴァルトにも「勝手にしろ」と冷たく言われてしまう始末。 しかし、そんな対応にも負けず、妻としてできることを少しずつ頑張る彼女に対し、イウヴァルトの態度も変わっていき……? 頑張る令嬢が周囲を変えていく、幸せのシンデレラストーリー!
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4.5貧乏男爵家のラリサは弟妹達のために仕事を探していた。 そんなある日偶然会った国王からある仕事を持ちかけられる。 それは求人募集というより縁談に近い、『ドラキュール公爵の花嫁』だった。 一億ゴールドをもらえることに目を輝かせ、花嫁になることを決意するラリサ。 何も知らずにそのまま彼の家にいくとそこは怪異の集まりだった。 彼女はこうしてヴァンパイア公爵の花嫁となったのである。 しかしそんなことを物ともせず、ラリサは普通に公爵と生活していく。 優しい公爵とそんな彼を愛しく思うラリサの夫婦生活の幕開けの一方、彼女の旧友たちに何やら不穏な空気が漂い始め……。 ほんわか天然な吸血鬼公爵と、同じくほんわか天然な嫁の、この上なく幸せほのぼの吸血ハートフル新婚ラブコメディ!
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5.0セシルは父が連れてきた愛人の子に立ち位置を取って代わられ、居場所を失った伯爵家の末娘。 隠遁先にとあてがわれたのは、街場のレストランだった。 お飾り経営者として適当に管理していればいいと父には言われたものの、十年もそこに居座るうちに、自ら現場に立つようになり、今では一番手のれっきとしたシェフになっていた。 セシルは身長も高く、美麗な男性のようにも見えるのが特徴的。そのため女性絡みのいざこざにも巻き込まれることもしばしば。 そんなある日、男が言いがかりをつけてきて――。 そんなピンチのところを救ったのは麗しい黒髪の青年騎士エリオットだった。 助けられたお礼にセシルは食事をご馳走すると、なんとエリオットは彼女の料理の虜になってしまう。 さらにエリオットはセシルを男性だと思っており、女性が苦手であることを告白し――。 そしてエリオットはセシルを男性だと思いこんだままある想いを抱いてしまう……!? デザートよりも甘い甘い二人の関係が今はじまります!
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3.5幼少時の事故が原因で、顔にあざを負ってしまったメリッサ・アンカーソン。 家同士で決めた婚約者がいたが、ある日彼はメリッサへ一方的に婚約破棄を告げると、 彼女の妹と婚約をするのであった。 そのため、家を出て自立して生きていくことになったメリッサ。 エミー・ウィズダムと名を変え、隣国で書籍商を営むことになる。 彼女の真面目な仕事ぶりは評判となり、少しずつお客を増やしていく。 そのなかのひとりに、本好きのジーベルン子爵ことアレクシス・ジーベルンがいた。 とあるきっかけで彼から求婚されて……。
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2.5前世で読んでいた小説に登場する悪役令嬢に転生してしまったシャルレーヌ。 このままでは婚約者であるノエルから婚約破棄をされるバッドエンドが待ち受けていることを思い出し、 その結末を回避すべく自分から婚約破棄を申し出て、隣国で幸せに暮らそうと決意する。 愛する王太子と別れ、これでお互い異なる場所で幸せに———と思いきや、 私から婚約破棄を申し出たせいで小説とは全く違う性格の王太子に成長してしまって…!? 5年の時を経て隣国から戻ってきたシャルレーヌはノエルと再会するが、 シャルレーヌと顔が瓜二つな従姉妹・クレアと誤解されてしまう。 あろうことか、私と復縁するため協力してくれないかと協力をお願いされてしまい――!?
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3.5不運な事故により、レアリナの最愛の夫が行方不明になり三年という月日が経とうとしていた。 誰もが探すことを諦めていた中、レアリナだけは諦めていなかった。 そしてついに夫・クレイブが家に帰ってくる……が、彼は記憶喪失になっていた。 さらに、なんと記憶を失っている彼の隣には女性がいたのだ。 そのうえ、自分が「跡継ぎの子供を産んだ」から侯爵夫人になるのは自分であるべきだと言いだす。 侯爵夫人の座は誰になるのか?クレイブの記憶はどうなるのか? レアリナの取った行動とは……ドキドキの展開のはじまり——!
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3.0伯爵令嬢であるアデレードは、婚約者である伯爵令息ベンに婚約破棄を告げられる。 さらに彼は、「義妹」のリリーをいじめるアデレードを悪女と呼び、リリーと自分は真実の愛で結ばれていると主張するのだ。 婚約破棄を告げられたアデレードは、ベンの言葉に嘆き悲しむ──ことは一切無かった。 なぜなら、リリーは「義妹」ではなく「居候」であり、アデレードはリリーをいじめるどころか関わってすらいなかったのだ。 アデレードは貴族らしく正しいやり方で、浮気者であるベンと「居候」であるリリー達の結婚を後押しする。 一方、リリーを「居候」だと知らなかったベンは、アデレードと婚約破棄したことで大変な目にあってしまい……? 電子書籍版限定書き下ろしSSも収録。美しき伯爵令嬢の華麗なるざまぁ劇をとくとご覧あれ。
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4.7自分の容姿がきっかけで男嫌いになったエミリア。 そんな彼女のもとに婚約話がやってくる。 結婚なんて……と思っていたエミリアだが、求婚相手のデュークは女が大嫌いと有名だった。 そんな彼が結婚相手を探している理由は息子のシリルにあったのだ。 男は嫌いだが、子供は好きなエミリア。二人の利害は一致した。 「書類上は君の夫となったが、私のことは居ないものとして扱ってくれて構わない」 こうして二人は契約という名のもと婚姻関係となる。 シリルを挟んだ形での結婚生活を送るなかで、デュークはエミリアのことが気になりだす。 一方のエミリアもデュークへの恋心が育っていき――。
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4.8貴族令嬢のシーラはガーデンパーティ中にクリスティーナ姫主催のお茶会でクリスティーナ姫を睨みつける侍女の幽霊が見えるようになる。 幽霊の声は聞こえないが、その侍女が必死にクリスティーナ姫の飲み物に毒が入っていことを必死に伝えようとしていることに気づいたシーラはそれをクリスティーナ姫の護衛騎士ヴィクトルに伝えたことで、シーラは事件に巻き込まれることに! 事件を解決するためには幽霊とコンタクトを取ることが必要で、なぜかヴィクトルの別荘で修業開始!? そして、事件をきっかけに遠い存在だと思っていた微笑みの貴公子と呼ばれているヴィクトルの意外な素顔を知り、 二人の距離は急激に近づき――!?
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1.0大柄で人懐っこい元騎士×根暗な傷心魔術師、楽園で始まる体格差ラブ 侯爵家の五男であるリルウェインは、仕事や婚約者にも恵まれ、完璧な人生を歩んでいるはずだった――。 しかし、ある日自分の婚約者が義理の弟と密会している現場を目撃してしまい、深い絶望に打ちひしがれる。 さらには、自分への陰湿な陰口まで耳にしてしまったリルウェインは、 これまで築き上げてきたすべてを投げ打って、楽園と呼ばれるリゾート地『ドヴァーナハ』へ旅立つことに! 碧い海と美味い食事、そして気ままなギルドの仕事をこなすうちに、 人懐っこい笑顔と大柄な体格をした元騎士団員ハックルベリと運命的な出会いを果たす。 陽気で心優しいハックルベリと一緒に過ごすうちに、リルウェインの傷ついた心は段々と癒され、そして次第に惹かれていき……? これは、しがらみから逃げてきた大人二人が、楽園で心と体を開放し、新たな恋を見つける物語。 体格差カップルが織りなす、ロマンチックなリゾートラブコメが開幕!
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-知っておいてほしいのです。誰が一番、あなた様の幸せを願っているのかを――。 無実の罪で断罪された元侯爵家のリシャール。 絶望したリシャールを救ったのは、世話係をしていたダークエルフのオリヴィエだった。 二人は自分たちを陥れた者への復讐を誓ったのだが、リシャールは従順で自分にべったりなオリヴィエを前にしても、どこか離れていってしまうような不安を拭えずにいた。 そんなある日、二人の前に侯爵家を没落させた張本人、ジスランが現れる。 かつてジスランに好意を寄せていたリシャールは動揺するが、そんなリシャールにオリヴィエは、秘めていた想いを暴走させてしまう――。 一途なダークエルフの従者×悪役にされた強がりな主 愛しすぎてから回る二人の激重共依存BL。
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-一途に愛し続ける次期侯爵と未来に怯える幸薄少年の救済BL。 侯爵家の長男として生まれたアルベルトは、決められた人生に諦めを感じながらも、学園生活最後の年を迎えていた。 そんな彼の前に現れたのは、なぜか彼を露骨に避ける同級生のリカルだった。 最初はただの変わり者だと思っていたが、心を通わせていくうちに、 アルベルトはリカルに強く惹かれていく。 しかし、アルベルトからの告白をきっかけに、リカルから衝撃の話を聞かされ――。 「僕……一年と少し前くらいに、戻ってきたんだ。――未来から」 リカル曰く、未来のアルベルトは彼をひどく傷つけ、しまいには捨て去ったという。 未来の記憶に囚われアルベルトとの関係を恐れるリカルと、 彼を二度と傷つけないと誓うアルベルト。 悩みながらも互いの気持ちを確かめ合い、二人で共に歩んでいくために進みだすが――?
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4.0――愛している、ロクス兄上。誰よりも、なによりも……貴方を愛しています 鳥人たちが暮らすバルヘシア皇国に生まれた、羽なしのロクス。 彼は、偉大な第一皇子ロクス・ベルトラムの転生者だった。 ロクスは、羽なしのせいで虐げられながらも、前世の記憶を頼りにひっそりと暮らしていた。 ある日、ロクスは国のお触れで、かつて弟のように溺愛していたベルムートが皇帝に即位したことを知る。 念願の再会に胸を躍らせるロクスだったが……。 「これで貴方が――三〇人目の私の兄上です」 なんと召集の目的は、復活祭のためにロクスの転生者を探すものであり、すでに三〇人もの候補者が名乗りを上げていた。 ベルムートと昔のように過ごしたいロクスは、自分が本物だと主張するものの、ベルムートはロクスに対して並々ならぬ思いを隠していて――。 拗らせた孤高の美青年×お兄ちゃん属性の転生した元皇子 再び巡り合った二人の愛の行方は――?
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-俺のことが大事なら、受け入れてくれ 人の不幸を吸い取る力を持つ少年テルチェは、 不幸体質の幼馴染ローガンのために密かにその力を使い続けてきた。 不慮の事故で両親を失いローガンの家に引き取られたあの日から、 二人にとってお互いが特別でかけがえのない存在だった。 親友として過ごす中で、テルチェはローガンから長年の恋心を告白されることに……。 戸惑いながらも彼の真っ直ぐな想いを受け入れつつ、テルチェは自分の気持ちと向き合い始めるが、 しかしそんな中、ローガンに巨大な不幸の影を目撃してしまい――? 幼馴染でおかん気質な攻め×特殊な能力をもつ病弱な褐色受けが織りなす、両片想いのパブリックスクールBL。
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4.0――その夜、春蘭は恋を拾った。 見習い神官の春蘭は、武運長久を祈る祝の席で遊び人と噂の軍人・禅右と出会い、互いが特別な存在「白花」と「金瞳」と気づくと、お互いの本能がそうさせたのか熱い一夜を共にする。 初対面だったはずなのに、惹かれ合う二人だったが、禅右は軍人として辺境の砦に向かわなければならなかった。 身分違いの恋は引き裂かれ、「必ず迎えにくる」その言葉だけを信じて春蘭はその一夜でできた一人息子を育てた。 しかし――春蘭の元に禅右がやってくることはなく…… ただ待つだけの恋は、もう終わりにします。 すれ違い、傷つきながらも捨てきれない恋心。 複雑に絡み合う柵を乗り越え、二人は真実の愛を掴み取ることができるのか? 運命に翻弄される中華風ラブストーリー。
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-拾ってきた卵のパパは……俺たち!? 魔力ゼロだが魔物に好かれる騎士フェリツェは、その体質を利用し討伐の囮役を任されていた。 そんなフェリツェが心配な幼馴染のエリート騎士エリウスは、フェリツェが魔物に生気を吸われる度、後処理まで手伝ってくれるのだが……。 年下で過保護なエリウスに毎回甘えてしまうフェリツェは、申し訳なさを感じつつも、頼られたいというエリウスの気持ちをどこか嬉しく思っていた――。 ある日の討伐後、川で体を洗っていたフェリツェの元に流れてきたのは、なんとドラゴンの卵!? 竜騎士になれる絶好のチャンスに喜ぶフェリツェだったが、どうやら変わったドラゴンのようで……? 幼馴染と二人でパパに!? 突然はじまった子育てライフ、二人の関係もドタバタ急接近!
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5.0迷惑じゃないです。俺が、一緒にいたいんです 週七仕事漬けの社畜まっしぐらな桜田は、いつものように電車で通勤中、激しいめまいに襲われてしまう。 自力で立っていられず、倒れそうになったその時……。 「力、抜いて大丈夫ですよ。楽にして」 背後から桜田を支えたのは、しっかりとした体格の茶髪が綺麗な青年だった。 抱きしめるようにして支える青年に、どこか安心感を覚えた桜田はそのまま眠ってしまう。 翌日、桜田がいつもの電車に乗り込むと、なぜか昨日と同じ青年が抱きしめてきて……? 執着(!?)年下ワンコ×限界社畜リーマン 冴えない社畜が謎の青年に尽くされまくり!? ドキドキ溺愛通勤ライフ――!?
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-鬼上司と恐れられている社畜サラリーマン柊は、ある日の帰宅途中、黒髪の爽やかなセラピスト夕里からマッサージの勧誘を受ける。 癒しを求めていた柊は、人懐っこい夕里にのせられ施術を受けることに。 すると、想像以上の気持ち良さに寝落ちしてしまい、感動した柊はすぐに通うことを決めたのだが……。 すっかり常連になった柊は、今度こそ寝ずに夕里のマッサージを堪能しようと試みるも、自分が敏感な上に違う意味の気持ち良さまで感じてしまい動揺してしまう。 そんな中、柊に懐き始めた夕里から食事に誘われて……? 急接近する年下ワンコの甘すぎる刺激に、ピュアな敏感リーマンは耐えられるのか――!?
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-理想の彼氏を提供するレンタル彼氏のNo.1キャスト・一ノ瀬咲輝は、オーナーの九条惺翔に片思い中。 自分を拾ってくれた惺翔に恩返しをするため、そしていつか振り向いてもらうために咲輝は、本来苦手な女性達の理想を徹底的に演じていたのだが……。 惺翔から突然、独り立ちの話を提案されずっと傍にいたい咲輝は、とうとうむきになり猛アタックを開始! しかし、咲輝を弟のように思っている惺翔に大人の余裕でかわされてしまい――? クールで過保護なオーナー×超絶美形の年下レンタル彼氏 絶対に振り向かせたい大好きな相手に、一世一代のラブアタック!
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4.0『運命の番』が見つかるまでという約束で結婚したオメガのビスチェと、幼馴染のアルファ・ラルフ。 幼い頃からラルフを一途に想っていたビスチェは結婚後、今まで以上に自分を大切にしてくれるラルフとの日々に幸せいっぱいだったのだが……。 ある日ラルフが突然、街で強い本能に駆られ、一人の女性を凝視した。 彼女がすぐに『運命の番』だと気づいたビスチェは、なんとか二人を引き合わせようとするも……。 「そろそろビスチェにはわかってもらわないと」 見たことないラルフの表情に戸惑うビスチェ。 一方、ラルフはストッパーが外れたように溺愛しはじめて――!?
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3.5女性が少ないコーネリアス王国では同性婚が認められているものの、まだまだ貴族間では浸透していない。 そんな現状を変えるため、ファブラン侯爵子息であるユーリは父に第二王子ティセラードの後宮に入るよう命じられる。 愛のない結婚と割り切り後宮に入ったユーリに待っていたのは、 「俺は、お前を愛する気はない」というティセラードの冷たい態度と、なかなか打ち解けられない側妃たち。 しかし、お互いに妻を亡くし、忘れ形見となった子どもたちをきっかけに打ち解けていき――。 初恋の相手に素直になれない王子殿下×子持ち侯爵子息の 政略結婚から始まる、すれ違いの恋物語――……
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-超絶美形ナルシストのアルヴィーは、ある日の買い物帰りに玄関で泥酔していたボドヴィッドと出会う。 美しい容姿からストーカー事件が絶えないアルヴィーは、ボドヴィッドが元傭兵だと知ると、住み込みの護衛兼家政夫として雇うことを決めるのだが……。 家事が全くできない上、何をしても常に目が死んでいるボドヴィッドに、つい過保護気味になっていくアルヴィー。 色々なことを教えながら過ごしていくうちに、段々と感情が豊かになるボドヴィッドを愛らしく思うアルヴィーだが、ふと美しい自分に欲情しないことを不思議に思い……。 美しすぎるママ属性ナルシスト×寡黙で逞しい孤高な青年 恋愛初心者な二人が、はじめてだらけのラブラブライフ!
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-臨床心理士として働いていた田所聡一(たどころ そういち)はある日、突然異世界に神子として召喚される。 召喚されたラルーザ王国では、神子に選ばれた王が国を繁栄に導くという。 王位継承権を持つ双子の王子、ロディオとレナートから求婚され、聡一は戸惑う。 ロディオは自信家で王位に意欲的、レナートは聡明で国民思いだが王位に興味がなかった。 聡一はレナートに惹かれながらも、彼の願いを叶えるため、ロディオを選ぼうとする。 しかし、レナートの隠された想いや、ロディオの苦悩を知るうちに、聡一の心は揺れ動く。 二人の想いと運命に翻弄されながら聡一が選ぶ先に居るのは――。
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-ある日、訪れた病院で医者から言われた「ダイナミクス」に驚くくたびれ平凡サラリーマン芝。 なぜなら芝は今まで自分はノーマルだと思って生きてきたのだ。 齢34歳にして突然ダイナミクス持ち……しかも「Sub」だと診断された芝は、 ただの体調不良だと思っていた頭痛や怠さは「プレイ」をしていないことによる「禁断症状」だと言われ……。 平凡で冴えないリーマンがいきなりSubだと宣告され、病院に紹介され訪れたお店で偶然出会ったのは自分よりも年下のイケメンDomのレン。 レンに導かれて、プレイを始める芝は今まで感じたことのない喜びを知り――
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4.7金髪碧眼の有能な騎士クリスティアンは、Subであることを隠すため事情を知る同じ第三騎士団の団長と簡単なプレイをすることで本能を制御していたのだが……。 突然、団長から関係の解消を告げられ、すぐに新たな相手を見つけだせず薬で本能を抑え込んでいた。 日に日に体調が悪くなるクリスティアンに絡んできたのは、犬猿の仲の騎士ヴィルハルト。 「休まないなら『Stay』と命令してやろうか?」 彼がふいに発したコマンドに反応してしまい、絶対にばれたくなかった相手にSubを暴かれ気が気じゃないクリスティアンだったが、ヴィルハルトはじっと見つめたまま優しく褒めてきて……? 長年のライバルとみんなに秘密のコマンドプレイ、二人の関係が動き出す――。