笛作品一覧

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  • 四つ葉のマック (1)
    完結
    5.0
    全7巻440円 (税込)
    それは不気味な、まるで地獄の底から聞こえてくるような笛の音とともに現われる灰色の馬車……。昔話に語られた灰色の馬車の歴史が現代に受け継がれ、週1度金曜に不良少年を狩り集める灰色馬車と呼ばれるワゴン車があった。そうして集められた不良たちが連れられて行くのは、非行少年艦『海の檻』――それは収容人員300人、出航時の3分の1は訓練と体罰により、その命を海の底へ沈めるという海上の少年院だった!!
  • 読めば読むほど恐ろしい原典『日本昔ばなし』
    4.0
    (こ、これはッ)女房の首が、串に刺されて囲炉裏の灰に突き刺されていた。その目は夫を見上げ、ぽたぽたと涙を流している。夫は凍りついてしまったかのように身じろぎもできなかった。「おまえさん、なあ」再び女房の首が口を開いた。そのときだった。女房の首がひょいっと串から飛び離れ、夫の首にしっかりと食らいついた。(〈女房の首〉より)そのほか、【瓜から生まれた…】全裸で柿の木に吊るされた〈瓜子姫〉【なさぬ仲】大釜で煮殺された兄妹の復讐〈継子と笛〉【マントを被ると…】美しい娘から醜い老婆へ変身!〈婆皮〉【仲良し姉妹】菜の花の下には姉が埋まっている〈お銀小銀〉〈三枚のお札〉〈鬼の子小綱〉〈油取り〉〈蛇女房〉〈大工と鬼六〉〈犬婿入り〉…全11話毒をたっぷり含んだ“この怖さ”に、目をそらしたくても、そらせない――!

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  • ラグビーをひもとく 反則でも笛を吹かない理由
    -
    2015ワールドカップ日本代表の活躍で、ラグビーへの関心は飛躍的に高まった。この熱気は、2019ワールドカップ日本開催へと続くだろう。ラグビーは、そのスピードと迫力に圧倒されるが、反面、「ルールが分かりにくい」という声も多い。なぜボールを前に投げられないのか? なぜ反則があっても審判が笛を吹かずに「流す」のか? 本書では、公認レフリーの資格を持つ著者が、ラグビーの歴史とゲームの仕組みを丁寧にひもとき、競技の奥深さとワンランク上の観戦眼を提示する。入門書でありつつ、ディープな画期的ラグビー教本!【目次】はじめに/序章 フットボールとレフリーをひもとく/第1章 オフサイドをひもとく/第2章 スクラムをひもとく/第3章 ラック、モールをひもとく/第4章 タックルをひもとく/第5章 ラインアウトをひもとく/終章 『ラグビー憲章』をひもとく/おわりに
  • 龍幻童子
    完結
    -
    全1巻330円 (税込)
    門前心霊研究所を営む能力者の父母をもつ双子の兄・蘭童と弟・龍童。ただ一家で龍童だけが霊感&能力ゼロだった。父母のTV収録に同行した龍童は、怪しいディレクター・海原坊主一に目をつけられる。首筋と手首のウロコのようなアザ、そして家宝の金の笛に異常に興味をしめしていたが、後日、海原は父にTVレギュラーと引き換えに金の笛を渡すよう執拗に食い下がってくる。この男、怪しい! そのような状況の中、父は龍童に出生の秘密を打ち明ける。さらにナゾの占い師から衝撃の事実が明かされる……龍童が《龍幻童子》!? 霊感ゼロなのはまだ「力」に目覚めていないだけ!? 龍童はその運命を受け入れ、蘭童とともに真帆をさらった海原のもとへ駆けつけると……。伊藤結花理先生がお贈りするオカルティック・アクションの傑作!!
  • 竜頭町三丁目まだ四年目の夏祭り 毎日晴天!外伝
    4.3
    帯刀家六人&竜頭町の面々総出演で贈る外伝が、書き下ろし短編「まつりのあと」を加えて待望の文庫化! 「まゆたん、今年の夏祭りも山車を引かないのか?」中学で女官を卒業して以来、祭りは見ているだけだった真弓(まゆみ)。今年はどうしようかと迷う真弓は、勇太(ゆうた)を見て内心びっくり!! 顔を顰め、なぜかとても嫌そうなのだ。けれど勇太は、理由を決して言ってはくれない──。一方、花屋の龍(りゅう)も、恋人の明信(あきのぶ)の様子がおかしいことに気づく。誰より早く囃子隊の笛の稽古を始めているのに、明らかに酷く憂鬱そうで…!? 誰だって、家族にも恋人にも言えない秘密を抱えている──。丈(じょう)の何気ない一言が、家族の団欒に波紋を投げる、夏祭り前夜!!  ※口絵・イラスト収録あり
  • 黎明の笛
    完結
    3.2
    陸上自衛隊特殊作戦群が 竹島“奪還”!? そのとき航空自衛隊司令部は―?そして日本と韓国の運命は……。大好評だった『黎明の笛 KDP版』(アマゾンKindle)の単行本化にともない、大幅に改稿・パワーアップして贈る同時発売の新・電子版!航空総隊司令部を舞台に、元空自幹部の著者が放つ、緊迫感あふれる異色エンターテインメント堂々の発進!
  • 黎明の笛――陸自特殊部隊「竹島」奪還(祥伝社文庫)
    3.5
    元幹部自衛官の著者が放った話題の書、文庫化に伴い最新ブラッシュ・アップ電子版発進! 陸上自衛隊特殊作戦群が“竹島奪還”!? 陸上自衛隊特殊作戦群の秋津陸佐率いる約40名が失踪。直後に「竹島を“奪還”した」と驚愕の宣言がなされる。緊張が走る自衛隊。はたして彼らの真の目的は? 日本政府はどう動くのか? そんななか秋津の婚約者で空自幹部の倉橋日見子は、孤独な24時間の戦いをはじめた……。元空自幹部が、今そこにある日本の危機を描く、迫真緊迫のエンターテインメント!
  • 令和川柳選書 青山2
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    1巻880円 (税込)
    令和初の日本を代表する第一線作家、200名超による川柳叢書。これからの川柳界を背負っていく若手実力作家から、常に手本としてあるべき川柳家の姿を示す重鎮まで錚々たる顔ぶれが並ぶ。本シリーズをひもとくことで、現代川柳のトレンドを知ることが出来る。 森羅万象がテーマとなり、「人間を詠む」短詩型文芸と呼ばれる川柳は、作者の人間像を浮き彫りにする。3章を基本とするシンプルな構成だからこそ、より作家ごとの個性が際立つ。 発祥から260余年、気の遠くなるほど長い年月をかけて熟成された川柳。その歴史の継承の瞬間を、あなたも一読者として目撃、そして体験することが出来る。 47都道府県のうち兵庫を代表する川柳作家・長川哲夫のベスト作品集! 新天皇5月の空に描く象徴 更に登る一層の楼令和なる 琴爪の今朝は荒れてる春の海 曲水の流れに我も笙の笛 小さな声拾える耳を句に持たす
  • わが文学 わが作法 文学修行三十年
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    『雁の寺』『寺泊』など作品の背景をエピソードを交えて、書くことの方法と身を削る「業」の厳しさを明かす。文学作法を自ら語るファン必携の一冊。〈解説〉掛野剛史 「雁の寺」四部作 「五番町夕霧楼」 「越前竹人形」 「越後つついし親不知」「霰」「静原物語」 「しがらき物語」「波影」「鴉の穴」 「飢餓海峡」8 「湖の琴」「銀の庭」「霙」 「城」「佐渡の埋れ火」「名塩川」「京の川」「畳職人谷捨蔵の憂鬱」 「弥陀の舞」「はなれ瞽女おりん」「馬よ花野に眠るべし」79 「凍てる庭」 「冥府の月」「桜守」 「好色」「男色」 「蓑笠の人」「越前一乗谷」 「焚火」「有明物語」「猿籠の牡丹」 「兵卒の鬃」「冬日の道」「道の花」「草民記一章」「『ぼろんか騒動』の多吉」 「宇野浩二伝」 「古河力作の生涯」「鶴の来る町」 「一休」 「近松物語の女たち」「あひるの子」「わが草木記」 「わが山河巡礼」「失われゆくものの記」「日本海の人と自然」「金閣と水俣」 「若狭幻想」 「霧と影」「死の流域」 「海の牙」「火の笛」 「寺泊」「壺坂幻想」他 「決潰」「棺の花」「ちりめん物語」 戯曲「雁の寺」他
  • 私が見た光景 vol.17 2021年8月
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    先祖崇拝の思想が強い沖縄。今年もひっそりとご先祖さまをこの世に迎え入れ、各家庭単位で旧盆の儀式をとり行う。エイサーの三線や太鼓の哀愁漂う音や指笛を聞くことなく、今年も昨年同様静かに旧盆が終わった。  沖縄在住カメラマン青塚博太のいまのおきなわを綴った写真日記。

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