引導を渡す作品一覧

  • 君は憲法第8章を読んだか
    4.1
    1巻1,485円 (税込)
    自民党憲法草案ならますます日本は衰退する。 衆参両院で「改憲勢力3分の2以上」が現実となった今、安倍自民党政権は、憲法改正に向けて一歩一歩「前へ」と突き進んでいる。 今の改憲論議では、戦争の放棄を謳う「第9条」や、災害・テロ対策のための「緊急事態条項」などが俎上に載せられている。しかし、それらの議論は、いわば安倍政権と“同じ土俵”で戦おうとすることであり、最後は“力比べ”となってしまう。そうではなく、首相の改憲提案を逆手にとって、憲法で規定された統治機構を改めることこそ「一強」体制を断ち切る効果的な攻め手となる――この全く新しい改憲論のカギとなるのが憲法第8章だ。 同章は「地方自治」を謳いながら、結局は中央政府がすべての権限を握り、中央の意向に従う者だけに目こぼしする歪な政治の論拠となっている。しかも、自民党の憲法改正草案はそれをさらに強化するものであり、ますます日本を衰退させてしまうと著者は警鐘を鳴らす。 繁栄の単位としての道州制の導入、生活圏としてのコミュニティの構築など、地方の「自立」を促す憲法を作れ――。「平成維新」の提唱者・大前研一氏が、旧態依然とした「安倍一強」中央集権体制に引導を渡す、初めての本格的改憲論。 【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
  • 悪魔の紋章
    4.0
    法医学の権威宗像隆一郎博士が探偵事務所を開設して数年。難事件を次々に解決して英名天下にあまねく轟き、かの明智小五郎に比肩するばかりであった。ある日のこと、博士の助手木島が予告殺人の犯人に関する手掛りをもたらし、彼自身も毒を盛られて死ぬ。予告された犠牲者は川手庄太郎、妙子、雪子の父娘。木島が携えた証拠品とは、三つの渦巻が相擁する世にも稀なる指紋であった。弔い合戦に臨む宗像博士を敵に廻し、悪魔の証三重渦状紋の主は観念の眼を閉じるのか。終盤に至って名探偵明智小五郎が京城から帰朝、長広舌を以て披露する明快な論理が、残虐飽くなき復讐魔に引導を渡す。

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  • 酒井雄哉 日本天台宗大阿闍梨に引導を渡す 仏教の中にある唯物論を正す
    5.0
    「救い」とは何か。「成仏」とは何か。 ―――その問いに答えた衝撃の書! 比叡山「千日回峰行」を二度満行した大僧正――― しかし、その魂は死後、 迷いの世界を彷徨っていた。 本書は、現代の仏陀が引導を渡すまでの137分の全記録である。 死後、迷いの世界を彷徨う仏教僧の魂――。 その原因と問題点を現代の仏陀が諭す! 酒井大阿闍梨の「悟り」とは何か。 「中道」に対する見解。 千日回峰の「正体」 日本天台宗の誤りを正す。
  • 習近平の暴発
    -
    1巻1,540円 (税込)
    中国からみれば 「台湾はクリミア半島、 日本はウクライナ本土」 ウクライナ戦争の影響/尖閣危機/台湾危機/ 天安門事件の隠蔽/内モンゴルの虐殺/ウイグル問題… 中国を知り尽くす論客三人組が 中国共産党の謀略を読み解く 誰が引導を渡すのか 石平 いまの中国は西側と対抗するためにチンピラ国家と連携し、国内的には暴民を煽り立てる。昔のヒトラーでさえもここまで堕ちたことはないんじゃないかな。問題は、中国がそこまで堕ちて、自暴自棄になって暴発する危険があるかもしれないことです。 楊海英 日本は台湾を失えば中東からの資源は入らなくなるし、おいしい物も食べられなくなりますよ。そうなると、次は沖縄を失いますよ。そうなってもいいんですか。日本は自らが育て上げた健全な台湾にもっと強く関わるべきだということを強調したいです。 矢板明夫 いま中国に行って、若者に「あなたは台湾独立に賛成しますか」と聞いたらおそらく99%が反対でしょう。 中国は一つ、中国は統一されなければならないという思い込みがあり、その問題に触れると思考停止するんです。 (いずれも本文より) 〈目次〉 まえがき 三者三様の視点と見方 石平 第一章 新「悪の枢軸」のボスは習近平 第二章 中国人は民主化のチャンスを失った 第三章 習近平の訪日は「百害あって一利なし」 第四章 ヤクザの中華思想に毒されない台湾 第五章 日本の異常な対中配慮 第六章 習近平の「国賓来日」は永遠に棚上げを 第七章 尖閣にノドから手が出る習近平 第八章 平和ボケは日本を滅ぼす あとがき 中国論がもたらす日本国内の分断 楊海英 あとがき 中国の脅威と台湾の重要性 矢板明夫
  • 父・福田恆存
    3.0
    戦後を代表する評論家・福田恆存、その最後の日々―― 父・福田恆存と「友達」のように仲が良かった著者は、その影響で演劇の道に進む。 やがて病に倒れ老いゆく父と確執を抱え、悩み、父の名を穢すまいと引導を渡す……。 遺された手紙を紐解き、「鉢木會」での大岡昇平、中村光夫、吉田健一、三島由紀夫らとの交友、 家族への情愛、長く苦しい父子の葛藤を、懐古と悔恨を込めて描く追想記。 (解説・浜崎洋介) ※この電子書籍は2017年7月に文藝春秋より刊行された単行本を加筆修正した文庫版を底本としています。
  • 中国は社会主義で幸せになったのか
    4.0
    1巻679円 (税込)
    万人に幸せをもたらす真に豊かで平等な理想社会……中国共産党が歩んだ社会主義革命への道は、目標とは似ても似つかぬ大悲劇を招いてしまった。文化大革命は民衆に夥しい犠牲者を生んだ。改革開放が進んだのちも官僚の汚職が蔓延し、農民への搾取が横行する悲惨な現況。伝統的抑圧からの解放をめざしたはずの共産党は、むしろ伝統の申し子だったのではないか。中華人民共和国は「社会主義の衣を着た封建王朝」――本書が引導を渡す。変わりたくても変われない、逃れようのない〈悲劇〉への哀悼歌。 [本書のポイント]中国共産党は打倒封建の目標を達成できたのか?/抗日の主役はほんとうに毛沢東なのか?/文化大革命の真意とは?/社会主義は中国で有効に機能しているのか?/清末から孫文の興した国民党にいたるまで、最初から改革開放をめざしていたのではないか?/だとすれば共産党体制ではなくてもよかったのではないか?/中国人は幸福になれるのか?
  • 帳尻屋仕置 : 1 土風
    3.0
    神田馬ノ鞍横町で口入屋を営む蛙屋忠兵衛は、大店のおこぼれの小商いばかりで、うだつの上がらぬ毎日。昼酒を啖い、無聊を託つが、忠兵衛には女房のおぶんも知らぬ裏の顔があった――。雲弘流の達人、「殺生石」柳左近。不傳流の若武者、琴引又四郎。そして稀代の仕掛人、「帳尻屋」忠兵衛。蔓延る悪に引導を渡す、人気の「帳尻屋始末」の流れを汲む、期待の新シリーズ!
  • 日本人として知っておきたい<仏教のしきたり>
    -
    お盆やお彼岸の意味とは? なぜ葬送儀礼が必要か? お焼香は三回するべき? 戒名にランクはあるのか? 本書では、わが国の伝統文化である仏事作法の由来や意義について再認識する。「南無阿弥陀仏」「南無妙法蓮華経」の「南無」とは「自分をささげる」という意味。「引導を渡す」とは「人を導いて仏道に入れる」こと。他にも、宗派別のしきたり、合掌のしかた、四十九日の法要など、基本的な知識やマナーを教えてくれる。昨今は、冠婚葬祭は簡素化したほうがいいとの声が多く聞こえる。たしかに虚礼の自粛や廃止は結構なことだ。しかし、本来あるべき儀礼の意義も知らず、単に効率化だけをはかるのは間違っている。ともに喜び、悲しむ人々の心までも空虚にしてはいけない、と著者は説く。仏教には、たとえ死者であっても追善供養をすることで再生する、という考えがある。そこに日本人のアイデンティティを見ることができるのだ。人生の節目に読みたい一冊である。
  • 日替わり転移 ~俺はあらゆる世界で無双する~ 1
    4.0
    神の呪いで異世界放浪者となってしまった俺、逆萩亮二(サカハギリョウジ)。 呪いを解き神をぶん殴るためには、訪れる様々な世界で、俺を召喚したやつの願いを叶える必要があるらしい。というわけで、今日も俺は新たな世界の攻略を開始する。 ただし、俺の好きなやり方でだ! いくつもの世界を巡って得た無数のチート能力を使い、召喚されてからものの数時間で魔王を討伐。ついでに魔王の娘を引っ攫い、時には別口で召喚された女子高生を連れて、さらに次の世界へと向かう。 俺はあらゆる世界を無双し、駆け抜ける。 いつの日か、俺を召喚しやがったあのクソ神に引導を渡す日を夢みて……!
  • 変態楼主に買われた少女娼婦 ~船底監禁・強制売春・性病感染~
    -
    不作により貧しい生活をする村の少女。 父が病に倒れたことをきっかけに、女衒に持ち掛けられた「海外で奉公する使用人」の仕事を受けることに。 言葉も通じない異国の地で少女を待ち受けていた現実は、未熟な身体を売り物にする“からゆきさん”としての仕事で――!? 表題作「変態楼主に買われた少女娼婦 ~船底監禁・強制売春・性病感染~」ほか、 「我欲の女」 夫銃殺の罪を幼い娘になすりつけて無罪放免!? その後も銃殺事件を繰り返す凶悪女殺人犯をひとりの刑事が執念で追う――! 「沈黙の掟 ~引導を渡す女~」 名家の神父との間に宿した子を死産した過去を持つマリア。 ようやくそのトラウマを忘れかけたところで、暴力で市民を支配するマフィアの若頭から目をつけられ、有無をいわさず娶られてしまい――!? 「大奥サル山合戦」 貧しい村娘の少女は、家のために大奥女中として成り上がりを目指す! しかし“サル顔”であることが災いして上級女中から目の敵にされて――!? 甘い嘘でだまされたうえ、権力をふりかざされ逃げることすらできない女たちの生き地獄を描く、全4作品を収録!
  • 幽幻医学
    -
    「幽幻病」は三次元と四次元の亜空間(幽幻の世界)に起因し、五次元世界の波動へジャンプアップすれば消えるのです! 「幽幻医学」とは、幻覚妄想=統合失調症=抗精神病薬漬け(幽幻病)の呪縛を裁ち切る医療です! あなたに聞こえる神の声は異常ではありませんよ。 あなたは精神病ではありませんよ。 五次元世界ではあなたが普通なのです。 あなたは三次元から五次元への橋渡しの天職を賜った、神さまに選ばれた人なのだから、これからは食養生と生活養生に気をつけて今まで通り暮らしていけば、必ず素晴らしい人生になりますよ-- と、五次元の愛の波動で抱きしめて背中を押してあげるのが「幽幻医学」です。 訳の分からない、不可解な病の多発に、一人勇猛果敢に立ち向かう医師・奥山輝実の症例記録と治癒過程!『霊障医学』『黄泉医学』に続く渾身の第三弾! ・医師が教える精神病(幽幻病)からの脱却マニュアル! ・治療の根幹をなすのは、減薬断薬と光の前世療法そして五次元波動へのジャンプアップです! ここ数年、地球レベル、人類の集合意識レベルで波動エネルギーが大きく変化しています。2018年末には地球意識体も無事に五次元波動に移行してました。2019年には人類の集合意識体が五次元波動へ、そしていよいよひとりひとりの波動も五次元世界へジャンプアップしていきます。 そんな五次元世界への目覚めと気づきの一環として幻覚妄想が現れてくるケースがすでに急増し始めています。 せっかく待ちに待った目覚めと気づきの芽を抗精神病薬で踏みつぶしてしまってはいけません。 そんな切なる思いと天命天恵がこもった「幽幻医学」は五次元世界へのパスポートです。 幻覚妄想は病ではありません。 幻覚妄想は目覚め始めた証です。 幻覚妄想を消すのではなく上手に使いこなすのが五次元流の医療です。 「幽幻医学」は幻覚妄想の唯一無二な特効薬なのです。 精神医療の瓦解は素晴らしいことです。新しい世界の幕開けを実感できます。しかし一方で、幻視や幻聴などの幻覚や妄想に悩む人たちが急増しているのも事実です。旧来の抗精神病薬では幻覚妄想は治せません。 幻覚妄想をどう治療するの?」という受け皿がないことも事実です。「幽幻医学」では、新しい幻覚妄想への向き合い方をお伝えしていきます。 「幽幻医学」とは、幻覚妄想=統合失調症=抗精神病薬漬けの呪縛を裁ち切る医療です。 古い三次元世界に君臨してきた近代医療製薬業界へ引導を渡す天命を帯びた療法です。

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