人類学作品一覧
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-『この恋、絶体絶命!』―三年前デインの母とテスの父が再婚することになって、ふたりは知り合った。当時デインは結婚に失敗、彼らの両親も挙式直前に事故死した。それ以来、デインが身寄りのないテスの面倒をみていて、今は探偵事務所所長と秘書の間柄でもある。だが、テスはデインが近寄るとびくついて逃げようとする。あの日ふたりの間にあんなことさえ起こらなければ…。『この恋、揺れて…』―「頭がコンピュータで胸がぺしゃんこのオールドミスのきみを、おれが求めているって?冗談はよせよ」あの大晦日のパーティでタビーはひどく傷ついた。しょせん幼なじみのニックは気ままな暮らしを好むプレイボーイ。お堅い人類学者のわたしなんか気にもかけていないんだわ。だが、タビーは大学で起きた盗難事件の嫌疑をかけられ、探偵であるニックに調査を依頼することにした。『この恋、勝負あり?』―キットは二週間前に転職して、探偵事務所に入った。ところが、前の会社の社長ローガンが押しかけてきて、今の秘書が無能だから、職場へ戻ってきてほしいという。わたしを首にしたくせに、今さらなによ!元ボスの願いをつっぱねたキットだったが、皮肉にも、初仕事は行方不明になったローガンの母親の捜索で…。
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-20世紀前半の世界文学を代表する文豪アンドレ・ジッド。のちにノーベル賞を受賞する彼には、新しい文学的地平の開拓者としてはもちろんのこと、植民地解放、反ファシズム闘争、スターリン批判の先駆者としての三つの顔がある。だが、同時に性解放の先覚者であったことはあまりよく知られていない。社会の通念が勝手に決めた異性愛、同性愛という狭苦しい枠組をのりこえ、性の境界を侵犯するジッド。しかも、女性と美少年を愛しながら、同時にその両方を恐怖するという例はきわめて稀だ。文豪の知られざる愛と性の生涯を通して探究する摩訶不思議なセクシュアリティの人類学。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本文化に潜む「闇」を透視し特異な文化論を提起する著者が、異常と正常、妖怪、異人、権力、物語、呪いなどをめぐり文化人類学から博物学、フェミニズム、精神医学にいたるまで、斯界の碩学たちと縦横無尽に語り尽くす白眉の対談集。
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-【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 改めていうまでもなく、日本は島国である。列島で展開された歴史・民俗、発達した文化も、四周を海に囲まれていることが前提になっている。こうした海を媒介として、様々な文化が生まれ、そして交流があったのである。本書は朝日賞を受賞した巨眼の民族学者大林太良が「海」に視点をおき、海の道に残された文化と交流の足跡を辿りながら海の民の実像に迫り、列島で繰り広げられた歴史と民俗を考える文化論の決定版である。列島全域にかかわる問題を取り上げた第一部と、地域の問題に焦点をあてた第二部から構成されており、日本の歴史学・民俗学・文化人類学などの研究者はもちろん、広く日本の文化に興味を抱く読者にとってはこのうえない本である。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
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-自分でつくって、食卓にならべる幸せ! 食料自給率40パーセント、有機農産物の自給率わずか0.18パーセント、 高齢化した「農」の現場、知らないうちに口に入る遺伝子組み換え食品……。 いま、それに抗うように、日本中に希望の種がまかれています。 主婦や学生、農家や勤め人、アーティストやタレントが、それぞれの場所、 さまざまな思いと方法で「農的幸福」を得るために日々取り組んでいる姿を楽しく紹介! *目次より Part1 「農」のある暮らしは、健康と幸せを運ぶ Part2 「種まき大作戦」のキーワードは「農的幸福」 Part3 日本中の家庭に健康な食生活の種をまく Part4 誰もが安心・安全な農業の種をまく Part5 健全な流通で、消費者と生産者の相互信頼の種をまく Part6 「種まき大作戦」は、もうひとつのライフワーク ◆この本に登場する「種まき人」たち 木村秋則(自然栽培りんご農家) 加藤登紀子(歌手、「鴨川自然王国」理事) 中島デコ(マクロビオティック料理研究家) 辻 信一(文化人類学者) 塩見直紀(『半農半Xという生き方』著者) 寺田啓佐(自然酒醸造元「寺田本家」当主) 益戸育江(元女優・高樹沙耶、自給自足実践者) Yae(半農半歌手、「種まき大作戦」実行委員長、藤本敏夫と加藤登紀子の次女) 水谷孝次(アートディレクター) 中島紀一(茨城大学教授) ほか
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-電通の社内セミナーDENTSU DESGIN TALKは、2013年10月で100回を迎えた。広告会社の領域は、商品の宣伝することから、時代と共に変わってきた。それは、企業が世の中にアピールすることが変化したのと同じである。博報堂のイノベーションラボを経て、東大i.schoolで「イノベーションの研究と実践」を行ってきた田村大氏。電通で数々の企業経営、ブランド戦略、CSR活動等、統合的なコンサルティングを行ってきた白土謙二氏。今、求められている「イノベーション」の本質を探る。(1)では現代におけるイノベーションと福岡の事例、(2)では文化人類学的視点でのイノベーションと広告会社の役割について。【読了時間 約30分】
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 いま世界が注目する水中文化遺産。海洋戦略、文化政策はもとより、外交交渉のカードとしても使われ始めている。その背景には、ダイビング技術の普及や海洋工学機器の急速な技術革新による、水中考古学研究の著しい進展がある。その一方で、世界統一基準のもとでの保全管理も火急の課題として浮かび上がってきている。考古学、人類学、歴史学、地理学、法学、化学など多岐にわたる学際的な研究分野ともいえる水中考古学の最新動向の紹介を通して、今なぜ水中文化遺産が重要か、その本質を説く。
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-著者のカズヌーヴは、一九一五年、イタリア生まれ、フランスとアメリカで社会学、人類学を学んだ人。人間にとって幸福とは何か、という問いを、これまでの西欧中心の哲学理論にとらわれずに、自由に、考えています。この本は、「天国とはどんなところか」という問いを、さまざまの時代と民族に即して考えるところから始まります。幸福論ならば、何をおいても、欲求の充足方法、という、われわれの常識の、意表をつく本です。しかし、現世の彼方へのあこがれは、実は、人類の起源とともに古いものであり、科学技術万能時代の、われわれ現代人こそが、そのあこがれをとおして、真の幸福がつかめることを、著者は、驚くべき説得力で示してくれます。アメリカ・インディアンのズニー族とナヴァホ族の生活と祭儀に、彼らのユニークな幸福論を探る部分は、とくに、感動的です。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本と韓国が有史以来「最も近くて近い国」になっている現在、お互いにどれだけ相手の文化や社会を理解しているだろうか。歴史学、宗教学、民俗学、人類学、文学、美術など多岐にわたる視点から、韓国人が自らの韓国の伝統文化を体系的に紹介する。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 高梁川上流域をテーマに、植物学、地球科学、歴史学、文化人類学の各分野から調査・研究。石灰岩地域の成り立ちや高瀬舟運行の歴史などを多角的に解説。地質・地形とそこに住む人々の多様な姿が見えてくる。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ドイツ体育史研究の第一人者である著者に指導を受けた気鋭の体育・スポーツ史研究者による論文集。身体論に学ぶ・身体教育の歴史に学ぶ・スポーツの歴史に学ぶの三部構成、ヤーン、グーツムーツからフーコーまで、既存の知の枠組にとらわれず、また体育・スポーツという学問領域にとどまらず、歴史学、宗教、哲学、人類学、民俗学を横断するスポーツ・身体論を展開。体育、スポーツの社会性と文化性をラジカル(根源的)に問う。執筆者:山本徳郎・阿部生雄・西村美佳・山田理恵・池田恵子・辻井文絵・森美佐紀・榊原浩晃・大久保英哲・真田久・林伯原・中村哲夫・掛水通子・楠戸一彦・有賀郁敏・功刀俊雄・新井博・小石原美保・及川佑介・井上洋一・時本識資・福井元
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-時代の最前線にいる「プロフェッショナル」はどのように発想し、斬新な仕事を切り開いているのか。どんな試行錯誤を経て、成功をつかんだのか。時代をどのように見つめ、次に進んでいこうとしているのか。NHKの人気番組 『プロフェッショナル 仕事の流儀』より、本気で「仕事」を考え、取り組もうとするすべての人にお届けする、待望の電子書籍シリーズ! ■アートと人との“懸け橋” 長谷川祐子の仕事(キュレーター) アートは人を“自由”にする 美術館や博物館で、作品の購入・保管から研究、そしてその集大成である展覧会を企画する専門職――それがキュレーター。長谷川祐子は、ときに難解で高尚ということで敬遠されがちな現代アートの展覧会に、かつてないほどの観客を引き寄せ、その手腕が各方面から注目されているキュレーターだ。いわば現代アートブームの立役者でもある。「アートの力を信じて、人とアートの“懸け橋”となる」という長谷川の信念はどこから生まれたのか、その背景に迫る。 長谷川祐子(はせがわ・ゆうこ) 兵庫県生まれ。 1979年、京都大学法学部卒業。87年、東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。89年、同大学院美術研究科修了後、水戸芸術館学芸員。92年、米国ホイットニー美術館にて研修。帰国後、世田谷美術館を経て、99年より金沢市現代美術館建設準備室に勤務。チーフキュレーターとして美術館の立ち上げに関わる。 2001年、イスタンブールビエンナーレの総合コミッショナー、2002年、上海ビエンナーレのコ・キュレーターを務める。2005~2006年、メディア・シティ・ソウル2006のコ・キュレーター。同年、多摩美術大学美術学部芸術学科教授、同大芸術人類学研究所所員、および、東京都現代美術館チーフキュレーターとなる。2001~2007年、金沢21世紀美術館芸術監督、国際美術連盟現代美術部門理事を務める。
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-「プレイボーイの彼とお堅い人類学者の私では、住む世界が違うんだわ」大晦日のパーティで、タビーは幼なじみの探偵・ニックに打ちのめされた。そんな時、タビーの勤める大学で盗難事件が起こり、彼女に容疑がかけられてしまう。タビーはニックに調査を依頼するが、彼と会うたび高鳴る胸は隠しようがなくて…!?
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-料理上手になる秘訣は、食物に対するあくなき好奇心と創意、工夫を持つこと。アフリカの奥地でおせち料理を作り、ニューギニアの高地で原住民に手打ちうどんをふるまい、トンガでは皇太子妃に酢ダコのレシピを伝授……。サバンナ、南太平洋の島々、熱帯雨林など世界各地で、現地の人たちと食事を共にしながら生活し、独創的な料理の腕をみがいた文化人類学者が、料理や食べ物を手がかりとして、さまざまな社会や文化を考察する。珍奇かつ痛快な知的食物探検の記録。
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-“カイシャの謎”を解明する面白知的探検本。 なぜ真夏でもスーツを着てネクタイをしめるのか? なぜ社員運動会や宴会をしたがるのか? なぜ成果主義がうさんくさいのか?…etc.「会社って、なんだかくだらないナ」と思いませんか……会社はストレス主要発生源であると同時に、現代ビジネス文明社会最大のナゾだ。しかし、今まで会社の人類史的ルーツは不問にされてきた。気鋭の人類学者である著者は、面白Q&Aクイズと「カイシャ=人類文化集積体テーマパーク」へのタイムトラベルガイドにより、まさに目からウロコの“会社の正体”を解明する。一読するだけで、会社の呪縛が解け、社内ストレスが癒され、ハッピー会社生活の知恵が身に付く、不思議な知的探検の書。サラリーマン・OLばかりか、フリーターやニート君にも絶対お勧め!
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-夜ふけのニューヨーク。クレアはナイトクラブ〈ザ・ジャングル〉に足を踏み入れた。人類学の教授になったばかりの彼女が選んだ研究テーマはずばり“夜間の男女の出会いについて”だ。魔法のスカートをはいて、自分が実験台になり、クラブに集う若者を片っ端からリサーチしよう。そう考えたが、店の用心棒からつまみ出されてしまった。彼女に男たちが群がって店を大混乱に陥れたからだ。クレアは催眠術にでもかかったように用心棒の姿に見とれた。そして思った――私って、恋をしたことがあったかしら?★スカートのおかげで見事、マンハッタンの豪華なアパートに住むことになった三人の女性たち。今回は地味で学問一筋のクレアが主人公です。RITA賞受賞作家クリスティン・ガブリエルが上質の現代のおとぎばなしに仕立てました。★
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-沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ第7弾 著者は沖縄県西表島の南西部に位置し、すでに廃村(昭和二三年廃村)になっていて訪ねることができない崎山村に育った川平永美氏。川平氏は崎山村、最後の語り部であった。 本書は崎山村やそこに生きた人びとの事を知ってもらいたい・・・。そんな思いを胸に著者と編集者である安渓遊地・貴子夫妻によるささやかであたたかい記録である。丹念な調査の実りもあって、とても面白く読み進めて行くことができる1冊となっている。沖縄の西表島の西部には、網取という集落があったが、くしくも本土復帰1年前の1971年に廃村となった。 本書には、西表島の最西部に1948年まであった崎山という集落を舞台に、鹿川(1911年廃村)、網取という最果ての集落の話が収めている。「崎山の御嶽」、「鹿川村の娘にふんどしを取られた話」、「網取村の海賊船の話」・・・浮世離れした話がいっぱい詰まっている。本書で取り上げられている崎山,鹿川,網取は島の中の島、陸路のない集落跡である。 「沖縄芝居で世に知られた、強制移民の村、崎山。生まれ島波照間の望郷の念は、崎山節となってほとばしった。しかし、島びとは歌を日々の励みとし、たくましく大らかに生き続けた。これは廃村となった崎山村最後の伝承者と西表島の人と自然に魅せられた若き人類学徒夫妻との感動的な出会いが産んだ類い稀な記録である。読者はここに、消えた村の島びと自身の声を聞き取ることだろう(1990年当時の作品紹介文より)。」
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