児童文学 - 佼成出版社作品一覧

  • いたずらこやぎと春まつり
    5.0
    山の雪がすっかりとけて、やわらかい草花におおわれました。大好きなおばあさんと、このあいだ友だちになったトロルの子どもたちと町の春まつりに出かけた二匹のこやぎたち。見慣れないトロルたちが見つからないように、人目につかないところで静かに見物するはずが、こやぎたちが走り出して大変なことに。そのとき、しんと静まり返った会場に美しい歌声がひびいてきて…。

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  • 命のバトン 津波を生きぬいた奇跡の牛の物語
    5.0
    2011年の東日本大震災で、大津波に襲われた宮城農業高校。 教師らは生徒を全員避難させたあと、大切に育ててきた牛の命も救おうと、津波の到来直前に牛舎へ向かいます――。 牛たちは津波に何キロも流されながらも、奇跡的に生き残ったのです。 勇気ある行動が起こした奇跡と、その後、校舎や施設がすべて流され授業もままならない状況で、牛のコンテスト「共進会」に挑戦していく高校生たちの姿を描いた、感動の物語。

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  • おいらはケネルキャットサスケ
    -
    関西盲導犬協会の新しい仲間になった白い子猫、サスケ。 猫が犬と仲良くなれるのだろうかと、職員は心配します。 しかし、サスケはたくさんの訓練犬と友達になってゆきます。 ユーザーさんと息が合わない、新人の訓練犬。優秀なのに、不治の病にかかってしまった訓練犬。 いろいろな犬の中に、「クイール」という、出戻りの盲導犬もいました。 サスケはクイールを励まし、深い絆で結ばれますが、悲しい別れが……。 一匹の猫と訓練犬たちの、本当にあった感動のお話です。 『ケネルキャット サスケ』は、京都新聞主催 【第43回お話を絵にするコンクール】小学校3・4年の部で選定図書に選ばれました。

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  • かぐやのかご
    3.8
    大きな声で泣きながら学校から帰っていた清香に、竹の束を持ったおばあちゃんが話しかけてきました。おばあちゃんは竹細工の名人でした。魔法のような手さばきで、柔らかく形を変えられていく竹を見るうちに、清香の心は安らいでいきます。清香は学校であったことを語り出しました。友だちの失敗を自分の身にかぶってあげたのです。それを聞いたおばあちゃんは、「トガ負い比丘尼」の話を始めました。繊細で優しい清香。おだやかだけれども芯の通ったおばあちゃん。世代も性質も違う2人に、竹細工のような温かくゆるぎない友情が生まれます。

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  • 「さやか」ぼくはさけんだ
    -
    1巻1,430円 (税込)
    泣き虫の〈ときお〉には、親友の強い少女・〈さやか〉がいる。ときおは、さやかに憧れつつも、劣等感を持っていた。ある日、さやかの母の形見のマフラーを取り上げると…。まばゆいばかりに成長していく少年期を、力強く描く。

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  • すてもる
    -
    自宅の庭で、2匹の「捨てモルモット」を見つけた小学生の啓太。つかまえて自分で飼おうと考えますが、すでに自宅にはペットがいっぱい。動物愛護センターを訪れて飼い主をさがしているうちに、たくさんの動物が捨てられて、命を失っていくという現実を知り……。 動物を飼うことの責任と、いのちの重さをしっかりと見つめた作品です。

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  • 岳ちゃんはロボットじゃない
    -
    1巻1,430円 (税込)
    おさななじみの岳ちゃんが、二年ぶりに帰ってきた。「ぼくのこと、おぼえてる?」草平は岳ちゃんのことも、岳ちゃんが引っこしていったあの日のことも、わすれたことなんかない。あの日、どうして岳ちゃんは、さよならもいわずに、いってしまったんだろう…。小学校3年生から。

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  • たまごさんがころんだ!
    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    「まっ黒こげの目玉焼きになるなんてごめんだ!」と、逃げ出したたまごたち。「ふわふわのオムレツになりたいな」「あまーいプリンになりたいわ」。 理想のたまご料理になるために、たまごたちの旅が始まりました。でも、手も足もないたまごが、どうやって動いたのでしょう?  それは、だるまさんから教わった、ある「おまじない」なのですが……。

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  • トロルとにひきのいたずらこやぎ
    -
    ハイジとペーターは、いたずらが大好きな子ヤギたち。大好きなおばあさんと一緒に暮らす山に、二匹にとって初めての冬が訪れようとしています。ある日、風邪をひいたおばあさんの代わりに、ハイジとペーターだけで市場へ買い物に出かけることになりました。でも、ハイジが買い物リストの紙を食べてしまい、さらに道中でおそろしい怪物のトロル一家に遭遇し……。さて、二匹は買い物を済ませて、無事におばあさんの待つ家に帰りつくことができるのでしょうか?

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  • にひきのいたずらこやぎ
    -
    こやぎのハイジとペーターは、行く先々でいたずらばかりして、トラブルを巻き起こします。それでも二匹がかわいいと思う、優しいおばあさんがいました。でも、おばあさんから逃げ出し、さんざん大騒ぎをしたあげく、道に迷った二匹は、ある家に入り込み、またまたいたずらのし放題。でも、なんとその家は……。おとぎ話のような美しい街と山を舞台に、やんちゃで愛らしいこやぎたちが活躍します。その憎めない愛らしさは、読者のみなさんをも魅了することでしょう。

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  • ノンキーとホンキーのカレーやさん
    4.0
    のんびり屋のノンキーと、しっかり者のホンキーは、カレー屋さんをはじめることにしました。ノンキーはいつもホンキーに怒られてばかり。でも、ノンキーにはノンキーの言い分があります。気まずい雰囲気のまま、ついに開店当日の朝を迎えたのですが――。性格はぜんぜん違うけれど、でもやっぱりお互いのことが大好きなノンキーとホンキーの心温まるお話です。

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  • びっくりしゃっくりトイレそうじ大作戦
    3.0
    1巻1,430円 (税込)
    由治は、今日も一人でトイレ掃除をしていました。同じ班の3人はさぼってばかり。そんなある日、由治は校務員の林さんと出会います。「トイレ掃除が好き」という林さんに興味を持った由治は、ある作戦を思いつくのですが……。クラスに馴染めなかった由治と、教師になることに挫折した林さんが手を取り合い、それぞれの悩みに立ち向かっていく、世代を超えた友情と成長の物語です。

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  • ふくろう茶房のライちゃん
    3.0
    ワシミミズクのライちゃんを飼い始めた、ひかる一家。フクロウの生態に驚きながらも、次第に愛情を深めていきます。そして、フクロウには人々を癒す力があることを知った一家は、多くの人が気軽にフクロウとふれあえるカフェを開くことにします。すると……。さまざまな種類のフクロウの不思議と魅力がたっぷり。フクロウを心から愛する家族がいきいきと描かれた作品です。

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  • まいごのアローおうちにかえる
    3.7
    アローは、恐竜のアロサウルス。ユウくんが誕生日プレゼントにもらった、小さなおもちゃの恐竜なのです。ある日、ユウくんと遊びに来た公園で、砂場にもぐって昼寝をしているうちに、辺りは暗くなり、アローはひとりぼっちに。ユウくんが待つ家に帰るため、アローは勇気を出して、夜の町を歩き出します。危なっかしいアローを見た町のネコたちが、家さがしに協力してくれて……。

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  • ユッキーとともに
    5.0
    1巻1,430円 (税込)
    ユッキーは、岳志が生まれる前から家にいた犬でした。ユッキーが死んでから、岳志は思い続けます。もっと散歩につれていってやればよかった。大好きだった食パンを、もっとあげればよかった……。「ユッキー、おまえのこと、大好きだったよ」。死んでしまったユッキーに対する、せめてものつみほろぼしをするために、岳志が心に決めたこととは――。最上一平さんの故郷・山形を舞台にした、少年のひと夏の成長物語です。

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