中学高校の部活は凝縮された青春で、その後の人生にも大きく関わってくる。
実際の中学高校で部活動を通した青春ストーリー。
ポプラ社サイトには「この本に収録されているストーリーは、すべて実話です。」とのこと。
高校の部活動を青春として社会人になってからの土台にする人、プロ選手になる人、将来の仕事に続ける
...続きを読む人、怪我で続けられない人…。
部活動を通して、そんな練習をしていたのか!こんな活動あったんだ!とびっくりしたり感心したり。
『誰かを支えたい (山手学院中学校・高等学校 ねころ部)』
猫に関わる部活動があった!保護された猫の里親探し、ボランティア団体と動物愛護活動。
動物に関わるということは、好きや可愛いだけではなく、命と向き合うこと。
『分かち合う感動(大西学園中学校・高等学校 吹奏楽部)
ここの吹奏楽部では「踊り吹き」「曲芸演奏」を特徴としている。
フォーメーションを組む、ステップを踏む、フラフープを回す、一輪車に乗りる、大縄跳びを跳ぶ…それらをやりながら、座って演奏していると同じ内容の演奏をする。
演奏だけでも、演芸だけでも大変なのに、まさに血を流しながら練習を続けて、乗り越えて、自分たちも楽しみ、観客も心から楽しませた演奏にたどり着くまで。
検索したら動画も上がってました〜!
『それは憧れていたもの (日本大学第二中学校・高等学校 演劇部)
演劇ってすごいな、、
中高生とは思えないような哲学的、シュールな内容、かと思えばバカバカしいことを一生懸命練習して全力で笑わせる。
部員当て書きのシナリオを書く顧問の先生もすごい。
『僕だって強くなれる(仙台城南高等学校 フェンシング部)』
オリンピックメダリストの淡路卓選手がコーチになったフェンシング部には、指導を受けたいという生徒たちが集まってきた。
フェンシングのルール、体の動かし方もわかりやすく書かれているんだが、やっぱりフェンシングって読むだけでもかっこいいなあ。
『まだまだ先は長い(駒場東邦中学校・高等学校 折り紙同好会)』
折り紙の歴史、海外展開、折紙作家の作品の説明なども出ていて、折り紙の奥深さが!
このお話に出てくるのは男子同好会員たちが良い作品を作るために突き詰めていく姿が中心に書かれる。同好会にこんなに男子が多いのか!と思いながらも、たしかにこの内容なら男子に合いそうだなとも思った。