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5.0アルファの両親から生まれ、この国随一のホテルグループを継承することになったヴィクトリア。しかし実体は隠れオメガ。類い希な美貌を持つが、絶対強者アルファに魅かれてしまう運命にある少数派のオメガ性。ヴィクトリアもアルファと「つがい」になることだけが幸福への道と知っているが、実業界での名声と重責を担わされ、不本意ながら薬品を用いて特有の性徴や誘惑香を抑えつけている。秘密は秘書リオンとだけ分かち合う、孤独な日々。 ほとんど屋敷から出ないヴィクトリアの心を慰める庭園に、庭師チェスターが雇われた。ベータであるはずの彼はこの国の最高学府を出た建築家の卵で、造園技術を学ぶために庭師を志願したという変わり者。しかしヴィクトリアは彼が只者ではないと感じ取る。植物を花咲かせる能力“グリーンサム”以外にも何か不思議な力を秘めている。やがて二人の気持ちは交錯し、惹かれ合っていくのだが……
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5.0
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4.8訳あって男装して王城に出仕しているアノには悩みがある。 仕えている第二王子のヨエルが童貞をこじらせ過ぎて、男だと思っているアノの尻まで狙いはじめたのである。 その上ヨエルは「初恋の人に会うまで、絶対に結婚はしない! が、せめて童貞は捨てたい!」とまで抜かしてきた。 その人、おそらくは自分ですとは言い出せないでいる。 ヨエルの暴走に呆れ果てつつも、報われない恋を続けるアノ。 初恋の人を見つけ出したいのに、アノを手放したくないヨエル。 しっちゃかめっちゃかにこじれた恋の行方はどっちだ。
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4.7砦を抱き、騎士が駐屯する国境の街・アローナの収穫祭は、「嫁取り祭り」ともいわれている。祭りの日に想いが通じ合った二人は、生涯仲睦まじく暮らせるという。アローナの宵祭りをめぐる市井の男女の恋の行方をオムニバスで。 【商家の三男坊と食堂の娘】 街の食堂『跳ねる仔馬亭』の看板娘マリアと商家の三男坊セリオス。セリオスにとってマリアは、妹みたいな存在でしかないのか? 【小隊長とお針子娘】 街一番の美人ティエリに執拗に絡むドラ息子から彼女を護衛する強面の騎士ダグラス。次第に彼女が微笑んでくれるようになり…… 【鍛冶屋と機織り娘】 鍛冶屋のキースと機織り娘のリーリャは幼馴染。幼いころに交わしたケッコンの約束を、キースはいつ、叶えてくれるのだろう? 【パン屋と計算係】 役場の計算係ステラはアローナきっての才媛。最近の日課は、仕事の帰りに優しい笑みで迎えてくれるカイトのパン屋に寄ること—— 【医者と大工】 祭りの夜。楽しく酒を酌み交わす医師ジェラルドと女大工ミリアム。だがミリアムには他人に踏み込んでほしくない過去があった—— 【副団長補佐と図書館司書】 図書館司書エリナと副団長補佐バーナードは、読書を通じて好意を寄せあうように。だが、エリナは不本意に嫁がされることに……
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4.5古代魔道具【蜘蛛の糸】による預言により管理された国で、生涯独身を命じられたカルラは【蜘蛛の糸】の技師として独身生活を謳歌していた。 そんな中、預言により国から三年以内に子供をつくることを命令されてしまう。しかもその相手は、同じく【蜘蛛の糸】の技師をしながら国内で活躍している有名魔道一族嫡男のギルベルトと。 恋に憧れるのを辞めた喪女と、一族ゆえに孤独な天才魔法使いの子作りと恋の行方は? 預言に支配された国で巻き起こる、世界をかけた恋の話。
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4.5専門商社勤務の加藤冴子は残業をしない。絶対にしない。表向き親の介護を理由にしているので、職場の仲間が冴子に何か言うことはないものの、どれほど同僚たちのきっつい視線を浴びようとも、心を鬼にして定時で帰る。実は、冴子は親の作った1000万円もの借金を返すためにハウスキーピングの副業で稼いでいる。副業禁止の会社の同僚たちに、そんなことを話せるわけがない。EUで経験を積んできた仕事に厳しい鬼部長こと森川雪広から、たまには協力してほしいと言われても振り切って帰る。だが、その週末に派遣されたのは——信じられない! 信じられない! 信じられない! 派遣先が鬼部長の部屋だなんてっ! どうしよう……
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4.4アラン王子との婚約発表に臨む公爵令嬢エレオノーラだが、現れたアランは子爵令嬢のマリエを従え、彼女を虐めた罪だとエレオノーラに婚約破棄を言い渡す。その時エレオノーラは唐突に覚醒する。「これは乙女ゲームの舞台、私は乙女ゲームの悪役令嬢に転生した!」断罪は続き、アランはエレオノーラの国外追放、公爵家取り潰しを宣言。だが、この場でエレオノーラと結婚するという男が現れれば恩赦を与える、とも。そこに名乗りを上げたのは冷徹と名高いヒューバート・カーライル宰相。なぜ助けてくれたの? 疑問を抱くエレオノーラにヒューバートは冷酷に告げる。今からあなたを私のものにするため、一晩中かけて調教する――と
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4.4『くらやみの森』に棲む呪われた魔女に生け贄を捧げる、という儀式によってご馳走を期待していた魔女リリィ。だが棺の中に収められていたのは、なんとこの国の王子、レオニートだと判明。そして超イケメン王子のレオニートは、素晴らしい家事力を発揮する家事男子だった! さらにレオニートはリリィが聞き慣れない甘い言葉を連発。リリィの心臓は奇妙に跳ねあがって乱れる毎日。そんなある日、レオニートがリリィにお茶を淹れてくれたのが、催淫効果のある植物のもので、二人の体に異変が起こり始めてしまう。「ちゃんと責任を取りますからね。あなたの身体のうずきを、私が取り払って差し上げます」えええっ、ちょっと待って、そんなこと!
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4.3父を亡くし、爵位を継いだ叔父の世話になっているディートリンデは、婚約者を従妹のエルナに奪われ、親ほども年の離れた商人の後妻として金貨 30枚で買われることになった。その縁談を受け入れかけていた矢先、見目麗しい貴族の青年が「金貨 100枚」を携え求婚してくる。彼、バルタザール・リューガーは、子どもの頃に喧嘩別れした幼なじみだった。 彼の目的は形だけの「契約結婚」。夫婦にはなったが愛情は望めない。 バルタザールの勤める騎士団詰め所で働き始め、高い事務スキルを発揮し一目置かれるディートリンデだが、男女問わず人気者の夫を見てひそかに心を痛めていた。一方、妻にそっけなく接するバルタザールにも、秘めた想いがあるようで ……? 互いを思いやりすぎて、すれ違い続けた契約夫婦。 気持ちが通じた先に待っていたのは、夢のように幸せな日々と、思いがけない事件だった――!?
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4.3一個中隊の隊長として敵陣へ向かう公爵令嬢のセレスティア。母を殺した獣化人を心から憎んでいた。だが、凄腕の剣士に斬られてしまう。捕虜になるくらいなら死んだ方がまし――そう思い河に身を投じるが、気がつけば森の中の小屋で手当てを受け横たわっていた。世話をしてくれるのはライアスという名の美丈夫で、その鍛え上げれた体躯に見とれてしまう。獣化人というだけで憎まれ口をたたくセレスティアをライアスは笑ってまるで相手にしない。彼の優しさと寛容な心にいつしか憎しみは溶かされ、愛を自覚し求めるようになる。「もっと愛してほしいとお願いしたら……あなたは私を軽蔑するか?」素直に本心を述べるセレスティアにライアスは――
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4.3隣国のランブルグ王国第二王子に嫁ぐ日を指折り数えているアステリア公国公女のローレッタ。だが、挙式の当日、その王子が落馬によって薨御してしまう。絶望するローレッタをランブルグに連れて行ったのは現王のクライヴだった。そして突然結婚を迫られ? 愛しい人を失ったばかりのローレッタは怖いばかりのクライヴを拒否するが、そんなローレッタをクライヴはなんと最上階の部屋に監禁してしまった。半ば強引に開かせられた身体。いやだと言っても聞き入れられない。だが愛撫されるほどに心は傾いていく。いやなはずなのに気持ちいい……クライヴに与えられる監禁と溺愛の日々にローレッタは身も心も落ちていって……?
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4.0「ずっと、待っていたの……っ」 無能王女と蔑まれてきた王女クローディア。本当は「とある特別な力」を持っているにもかかわらず、その能力の希少性から他言することを父王に禁止されていた。 虐められ隔離され、ひとりぼっちの彼女の支えは幼い頃に『迎えに来る』と約束した男の子だけ……そんなある日、魔物が多く棲む原始の森近くを治めるブラッドロー辺境伯から妻にと望まれる。なぜ有能な妹ではなく「無能王女」を選んだの? 役立たずなのに、どうして優しく見つめてくれるの? ――あなたが『必ず迎えに来る』と言ってくれたから、それだけを頼りに耐えた。 これは孤独な王女が遠く離れた辺境にて、本当の幸せを掴むまでの物語。
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4.0「喜べ、お前を金貨100枚で買ってくれる貴族が現れたぞ!」 リンデは従妹に婚約者を奪われ、中年オヤジの後妻にさせられそうになる。そこへ金貨100枚と引き替えにリンデに求婚する見目麗しい貴族の青年が! 彼は、なんと子どもの頃に喧嘩別れしたきりの幼なじみだった──。すれ違う幼なじみ2人の恋が再び動き出す! お金から始まる、焦れキュン両片想いラブストーリー。第1話「金貨100枚で買われました」収録。
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4.0砦を抱き、騎士が駐屯する国境の街・アローナの収穫祭は、「嫁取り祭り」ともいわれている。祭りの日に想いが通じ合った二人は、生涯仲睦まじく暮らせるという。アローナの宵祭りをめぐる市井の男女の恋の行方。 街の食堂『跳ねる仔馬亭』では看板娘マリアの明るく元気な声が響いている。昼の遅い時間に店を訪れたのは、裕福な商家の三男で家業を手伝うセリオス。五年前、マリアが学校を卒業して以来、ずっと通ってくれている常連だ。末っ子で「妹がほしかった」というセリオスは、マリアをそう見ているのだろう、何かと気にかけてくれている。そんなセリオスを兄のように慕っていたマリアだったが、いつしかセリオスを男性として意識するようになる。まもなく宵祭りがはじまる。ふいにセリオスが「宵祭りで逢ったら、一緒に屋台のものでも食べよう」とマリアを誘った。宵祭り――。セリオスはその意味をわかっているのだろうか? 考えすぎだと自分の気持ちを抑えながら、それでもマリアは祭りの二日目に、せいいっぱいおしゃれをして出かけたのだが……
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4.0女騎士エルダーは主であるリゼッタ姫に生涯の忠誠を誓っている。そのリゼッタ姫は父王にかけられた謀反の嫌疑によって、皇帝の側室として差し出されることになった。護衛士として追随するエルダーだったが、そこでジルベールという名の公爵子息と出会う。ジルベールは顔を合わせるたびに口説いてくるチャラ男で、もう本気でうんざり。だが、大公が皇太子の命を狙っているという話を聞いたことをきっかけに、ジルベールがただ者でないと思うようになる。あなたはいった何者!?
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4.0金の髪と青い目を持つシェリルは病気の母と二人暮らし。ある日、その容姿から王家の姫の代わりに獣化人の住む隣国ラクド王国へ嫁ぐように命令される。母の治療を条件に身代わりを引き受けるシェリルだったが、道中何者かに命を狙われる。その時助けてくれたのは、なんと黒豹!? でも、翌朝目覚めるとなぜか見知らぬ男性が隣に寝ていて……偶然通りかかった行商隊の隊長だと名乗るイライジャの好意でラクド王国に連れていってもらえることになったシェリルは徐々に彼に惹かれていく。彼への気持ちを自覚した時、身代わり結婚と母への思いの間で苦しむシェリル。そんな彼女にイライジャは愛を告げ、守ると言ってくれるのだが――
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4.0同期4人の女子会。 酔った勢いでノってしまった賭けに負けた阿久根里香子は、 罰ゲームとして社内でもイケメンで仕事もデキる真田修一を口説かねばならぬ羽目に。 なかなか落ちないと評判だった真田のこと、 どうせ即座に断られるだろうと、友達との義理を果たすためだけにデートに誘うと、 あっさり受け入れられてしまった。 真田に連れて行ってもらったワインバーで会話が弾み、 里香子はそこで真実を告げて詫びるのだったが、 真田がおかしなことを言い出して……。 気がつけばホテルのベッドの上。里香子の真上には真田の顔が! この状況、なんとかならない!?
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4.0アーレン帝国の第一王女は16歳の成人を迎えるとき、神の生贄になる。呪われた習わしから逃れるため、身代わりを立てて、王子として育てられた王女・ユーリ。類い希な美少女である王女の身代わり・ファナは体に毒を持ち、異界の神を毒殺する役目を担っていた。半人半獣の神・ロウランは上半身に紺色のタトゥーに施し、下半身が虎。ユーリは生贄を喰らうという神に一目で恋に落ちた。ロウランの絶対的な力をまえにして、ユーリとファナは必死の抵抗を試みるが……!?
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4.0「愛している。俺だけのセレス。俺だけを知ればいい」■テラコッタ王国第九騎士団長のセレスティーナは、己が主アリエノール王女の旅に同行し、隣国ハイドフェルド大公国まで赴いていた。幼少期をハイドフェルドで過ごしたセレスティーナには懐かしい場所。『君にこれをあげる。君が大人になったら結婚しよう』伯爵令嬢だった当時の記憶が蘇り、大公の子息オリバーからネックレスをプレゼントされたことを思い出す。旅先のパーティー会場で大公となったオリバーと再会し、胸に秘めていた淡い気持ちが燻り出す。「お前は帰さない」オリバーに宣言されたセレスティーナは激しく求められ、味わったことのない快楽に襲われて――
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3.9バーンスタイン公爵家の一人娘であるイリスは、十歳のある朝、気付いたことにショックを受けていた。 「真面目だけが取り得なアラサー女子が悪役令嬢イリス・バーンスタインに転生するなんて……」 どうやら乙女ゲームの世界に転生してしまったようだ。 しかも序盤までしかプレイできなかった乙女ゲームに。 しかもイリスとして生きてきた記憶がない。 侍女に話を聞こうとするも、これまでの侍女に対する扱いがあまりにも酷かったようでみんな怯えてしまっている。 そんな状態なのに、半年後には二つ年上である王太子アルフレッドとのお見合いが控えているという。 イリスの父であるバーンスタイン公爵は、娘の記憶喪失は伏せたまま参加させる意向で、完全に逃げ場がなくなってしまった。 不安でいっぱいになりながらもお見合いに挑むイリスだったが、紳士的に迎えてくれたアルフレッドのおかげで気持ちが楽に。 そして、自身の緊張が解けていくにつれてアルフレッドの体調が優れないことを察するのであった。 イリスは前世の記憶からいろいろとアドバイスをすると、それを実践したアルフレッドの体調はみるみる回復した。 アルフレッドは調査をしていたため、イリスが評判通りの性格だということを知っていたが、どうも様子が違うイリスに興味を持つーー。 悪役令嬢としてのバッドエンドを回避しつつ、アルフレッドとの婚約も回避して平穏な生活を送りたかったのだが、原作通りアルフレッドの婚約者になってしまうイリス。 監禁、追跡魔法も合法的に鮮やかに行ってしまうヤンデレ王太子から、真面目な悪役令嬢は逃げられない!? 作者より ヤンデレ好きの私が、自分好みのヤンデレを思いのままに書いた作品です。 ヤンデレ好きな方もそうでない方も、少しでもヤンデレの魅力を感じていただけましたら大変嬉しく思います。 『真面目な悪役令嬢はヤンデレから逃げられない【完全版】』には「第一章 転生」~「書き下ろし それからの日々」を収録
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3.8激しい衝撃で意識が飛んだ恵令奈が再び目を覚ますと見知らぬ世界にいた。そこはエルラム帝国、氷帝と恐れられている皇帝ジュードが治める異世界だった。どうやら事故が原因で異世界にトリップしてしまったようだ。この国に黒髪、黒い瞳の者はいないらしく、自分の祈りが神に通じ、帝国を繁栄に導く女神が遣わされたのだとわけのわからないことを言う皇帝ジュードに結婚を迫られる恵令奈。女神の純潔を与えられた者が真の皇帝にふさわしいのだと……。「私の意思は?」そう思い立腹する恵令奈にジュードは礼をもって接し、愛を囁く。その愛は外見による女神崇拝からではなくて? ジュードの言動を疑うものの心は揺れて――
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3.8エミール王子の生誕祭の日、いきなり攻め込んできたのは隣国ガルムンド王国の王ヴィクトル。軍人王と称されるヴィクトルは筋骨隆々の大柄な体躯で迫力がある。さらにその称号にふさわしく、全身に傷があり、威風堂々とした王であった。ヴィクトルは自治権が欲しくばユーフェミナに毎夜の奉仕をせよと言い放つ。自治権など考え及ばなかったユーフェミナにはなんの話かわからなかったものの、我が身一つ捧げることで祖国を守ることができるならばとその条件を受け入れる。そしてその夜からヴィクトルによる責め苦が始まった。ひどい言葉を投げつけられ、屈辱に涙するものの、いつしかユーフェミナは自分の気持ちがわからなくなってきて――
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3.7強面で厳しいことで有名な魔法騎士団長ローランの補佐に任命されたエミーリア。彼女は背が低いという理由で魔法騎士になれず、婚約も解消された。 そして前任者たちが数日で辞めてしまう団長補佐事務官に配属されるも、表情の乏しいエミーリアはローランに怯えることなく粛々と仕事をこなしていく。 ローランに高い評価と不器用な優しさを与えられるエミーリアだったが、とある役割が命じられた。それは生娘にはこなせないお仕事で……!? 「処女では任務をこなせない理由を教えてやる」 純潔を散らすために選ばれたエミーリアのお相手は──ローラン団長!? いつもの執務室にふたりきり、甘い手ほどきに心まで蕩かされて……。
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3.7「喜べ、おまえを金貨100枚で買ってくれる貴族が現れたぞ!」父を亡くし叔父の世話になっているリンデは従妹に婚約者を奪われ、親ほども年の離れた商人の後妻として買われることになった。そこへ、伯爵家出身の見目麗しい貴族の青年・バルトが金貨100枚と引き替えにリンデに求婚してくる。彼は子どもの頃に喧嘩別れしたきりの幼なじみだった。 バルトの目的は形だけの「契約結婚」で、夫婦にはなったが愛情は望めない。しかし、一緒に過ごすうちにリンデの気持ちは変わり始めて……!? お金で買われたドン底花嫁の契約結婚ラブストーリー。
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3.6突然決まった公爵家との縁談。とはいえマリアンヌに決定権はない。結婚式まで一か月という大至急な展開でもマリアンヌは動じなかった。結婚に夢など持っていなかったからだ。冷めた解釈は現実のものとなり、夫となるルシオンは挙式まで姿を見せず初夜もスルーされた。そして言われたのは、親に嵌められて結婚しただけ。とはいえ、公爵夫妻や邸の者たちは過保護すぎるほど大事にしてくれる。充実した日々を送るマリアンヌだが、ある日突然ルシオンが話しかけてきた。マリアンヌのことを「可愛い」と言ってプレゼントを贈ってくれるように。どういうこと!? あまりの豹変に戸惑うマリアンヌだが、次第に甘い言葉に胸がときめいてきて――
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3.5
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3.3グレイスはガナイシュ帝国の南東に位置する小さな国、アリーフェン王国の王女。帝国の皇太子フェリクスに秘かに恋心を抱いている。皇帝の在位三十年を記念する舞踏会に出席したグレイスは、そこで媚薬を盛られて苦しむフェリクスと遭遇。なんとかしなければ――その一心から身を挺してフェリクスを救おうとする。翌朝、フェリクスから“責任を取るため”求婚すると言われ、傷つくグレイス。フェリクスを愛しているからこそ、責任を果たすための愛のない結婚をするなんて――。皇太子妃となったグレイスに、小国の王女如きと周囲の目は冷たい。特に公爵家の令嬢ベラドナはグレイスがあらぬ嫌がらせをするとフェリクスに訴えて……
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3.3巫女見習いのラティーシャは男性不信だった。どこへ行くにも不埒な輩が現れ、こわい思いをしてきたからだ。一日の役目を終えて寄宿舎への帰り道、道端に倒れている者を見つける。多額の寄付をしてくれている公爵のマティアスだった。とはいえ不調の理由は酒のようで、介抱しなくてもよさそう、なんて思っている間に言葉巧みに誘い込まれ、マティアスの邸に入り、そしてあろうことか夜を明かしてしまう。なにもなかったことにホッとしたのもつかの間、マティアスはいきなりラティーシャに結婚してほしいとプロポーズを。驚くラティーシャだが、紳士なようで恥ずかしい誘いをしてくるマティアスと接しているうちに、心は次第に傾いていって――
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3.0田舎育ちの男爵令嬢セラフィナは十五歳の時に新国王の戴冠にて王都を訪ねる。そこで開かれた祝宴の場でデュラン王弟殿下からダンスの誘いを受ける。さらに続けて新国王ユージンからも。緊張から足を躓かせたセラフィナはユージンを巻き込んで転倒してしまう。このハプニングによってデュランに気に入られ、後日彼は、わざわざセラフィナの故郷まで出向いてきた。それから三年。定期的に訪ねてくるデュランと心を通わせ、ついにプロポーズされる。慣例に則って正式に婚姻通達の使者を送ると言われて待つこと数か月。ようやく待ちに待った王家からの使者がやってくる。喜ぶセラフィナだが、伝えられたのはデュランではなくユージンとの結婚だった。
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3.0社交界デビューの華やかな会場で、ミアは壁の花だった。イケメンで浮気性の父を持つミアは、イケメン嫌いに留まらず、結婚なんかしたくないと頑なな考えを持っている。乗り気でないミアに手を差し出したのは、神の造形物とも見まごうほどの美しい容姿を持つクロードだった。会場でいきなり深いキスを施され、反射的に拳を振り上げてしまったミアには、以来三年間、縁談に至ることはなかった。思惑通り独身を貫いてきたミアだったが、ある日、父親の借金が発覚。邸にガラの悪い高利貸しがやってきて、屋敷どころか領地までも取り上げられそうに。後ろ盾になってくれる人はいないものか、ミアは三年ぶりに社交の場に出かけるのだが、そう都合よく後援者が見つかるわけがない。それどころか酔った男に絡まれる始末。逃げ出すミアを偶然にも救ってくれたのは、あの時の……。公爵位を継いだクロードは、ミアから事情を聞くと、借金を肩代わりすると結婚を申し出るのだった。そうこれは、契約結婚――。
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3.0婚約者のジェフリーにエスコートされて社交界をデビューすることを夢見るメイヴィス。しかし、待ち焦がれたその日、メイヴィスは近衛騎士の制服に身を包んだジェフリーから素っ気ない態度をとられ、他の令嬢と楽しそうに踊る姿を見せつけられて、すっかり落ち込んでしまった。自分は嫌われているのではないか?という考えが頭から離れないまま結婚式当日を迎え、ジェフリーの変わらぬ対応にますます不安が募る。あまつさえ、披露パーティのさなかというのにジェフリーは仕事を口実に出かけてしまい、初夜もすっぽかされそうな始末。深夜の帰館を待ち受けたメイヴィスがジェフリーに真意を質すと、ジェフリーからまさかの真相が明かされる……。そして溺愛の日々がはじまった!
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3.0レディトス王国の大聖堂では、厳かな戴冠式が行われている。美しい新王サディアスが王冠を戴く姿を一目見ようと、柱の陰からこっそり覗いているのは……なんと、このあとに執り行われる婚姻式を待つウェディングドレス姿のメルヴィナだった! サディアスと片時も離れていたくないメルヴィナと、メルヴィナを愛しく思うあまり何度も組み敷いては想いを遂げるサディアスは、幸せと興奮に満ちた新婚生活を送っていた。ところがメディアナは、ひと月も経たぬうちにサディアスが密会している現場に遭遇してしまう。浮気疑惑で失意のどん底に落とされたメディアナは報復に出ることに……!?
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3.0鈴子は神社の宮司の一人娘で跡を継ぐことを決意している。だが恋人の武もまた会社社長の長男で会社を継ぐ立場にいた。跡取りという立場から互いの両親は二人の結婚を認めてはくれなかった……引き裂かれた愛。悲しさのあまり立入禁止の本殿の外陣で泣いていた鈴子。そのまま寝入ってしまった鈴子は御神体である霊剣に胸を貫かれる夢を見る。目覚めたとき、鈴子の体は幼くなっていた! 咄嗟に武を訪ね、家出をしたと言ってそのまま転がり込むものの、鈴子と気づかない武は冷たい。まだ鈴子を想っている武を愛しく思いつつ、自分だと気づいてもらえないことにもどかしさが募る――佐木ささめによる切なくてエロティックなラブストーリー。
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3.0奈緒は茂と結婚したてのほやほやな新妻。毎日夫を見てはうっとりし、愛の深さを感じてしまう。毎日が幸せ、と思っているが、実は一つだけ不満というか願いがあった。「茂の体に自ら触れてみたい」だが帝国の婦女として、そのようなはしたないことが許されるわけがない。女は貞淑にして、夫にすべてを委ね、任せるのみ。そんな葛藤が態度や表情からにじみ出ている奈緒に対し、茂もまた感じ取っているものがあった。「奈緒にはもしかして、なにか憑いているのでは?」と。悩む茂に上司の竹内が一計を案じる。結果、わかったことは――文明開化華やかな明治を舞台に、深森ゆうかが贈る新婚夫婦のほんわかキテレツ・ラブコメディ。
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3.0エルヴィーラはレーム王国国王の姪であり、王の名代として周辺各国を巡っていた。表敬訪問の理由はエルヴィーラの身長にあった。背の高いエルヴィーラは良縁に恵まれず二十四歳の今に至っている。結婚をあきらめたエルヴィーラに対し、国王は国内に相手がいなければ外国にいるかもしれないと言ってエルヴィーラに婚活を命じたからだった。そんな無茶な……困惑しながら各国を巡るがそんな都合のいい話などあるわけがない。そう思って最後の国を訪れれば、そこには長身のエルヴィーラが見上げるような大男がいてエルヴィーラを小柄と言う始末。さらには彼こそが現王の弟で、周囲から「猛獣殿下」と称されているその人だと教えられるのだが――
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3.0あなたのキスに私のすべてが蕩けてしまう──■姉夫婦が営むブライダルドレスショップ“パルドリ”で働く優依は、取引先のタテバヤシブライダルの専務、峻哉をひそかに想っている。だけど彼は優依には冷たく、目も合わせてくれない。それでも礼儀正しく接していた優依は、ある夜、尋ねてきた峻哉に抱きしめられて恍惚となる。抱擁に続くのは熱いキス──。愛が届き、実ったのだと歓喜する優依は身も心も捧げてしまう。甘美な快感に思わずあげてしまった声。その声が上階にいる姉夫婦の耳に届き、二人の想いは思わぬ誤解を生んでしまう。愛はあるはずなのに、愛を感じさせない交際へと発展し──優依の献身的な愛の行方は!?
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2.8マリーナは亡き父が母に贈ったブローチと同じデザインのものがデューリンガー伯爵家にあることを知り、それが本物かどうか確かめるためメイドに扮してもぐり込むことにした。そこで出会った伯爵のクラウスは驚くばかりの美貌の貴人で、一目で惹かれてしまう。だが目的はブローチの確認だ。ときめく心を押し込め、ブローチを探すマリーナ。ところがその様子をメイド頭に見つかり激しく責められる。万事休すと思ったマリーナを救ったのは他ならぬクラウスだった。ホッとするマリーナにクラウスが目的を問うてくる。今は言えないと答えると、クラウスは言わないなら“お仕置き”だと告げ、深いキスを仕掛けてきた。甘美に痺れる“お仕置き”に、マリーナは抵抗できない。クラウスの“お仕置き”は次第に度が増してきて……。
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2.7王子との婚約が破談になり、さらに家から追いだされてしまった伯爵令嬢リュンヌ。それ以来心を閉ざし、辺境の地にある塔に籠って得意の『薬の調合』をして過ごしている。そんな彼女のことを人は毒姫、などと呼ぶ。そんなある日、塔を訪ねてくる青年があった。ソルと名乗った彼はあっという間に孤独だったリュンヌの日常に入り込み、心を少しずつ解していく。挙句にリュンヌのことを好きだと告げるが、ひょんなことからソルの正体が、王子アルフレートだと判明する。 騙されたのだと傷つくリュンヌだが、王子はそれ以降も塔へ通ってくる。「きみは私にとって命の恩人で……それからずっと私にとってきみは特別なひとだよ」そう囁く王子に惹かれつつも、過去やしがらみを思い惑うリュンヌだが――。
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2.5ティーの幸福は一瞬にして壊されてしまった。強盗が押し入り、両親を殺害、屋敷に火を放ったのだ。あまりのショックに声を失ってしまったティーは血のつながらない叔父に引き取られるものの、ストレスから日に日に弱っていくばかりだった。そんなある日、オズワルドと名乗る一回り年上の紳士が訪ねてくる。驚くティー。彼はティーの初恋の人だったのだ。オズワルドはティーに自分の屋敷で共に暮らすことを提案。オズワルドの屋敷に行く決意をしたティーは、献身的なオズワルドの心遣いに元気を取り戻していく。そしてオズワルドを愛していることを自覚するのだが、彼はティーのことを家族だと言ってこの愛を受け入れてくれず――
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2.0一度妖精に誘拐されたことのあるエミリーは、それが原因で縁起が悪いとされ、行き遅れた彼女は家庭教師として細々と生活をしていた。 そんな中で次の職場として訪れた伯爵家の旦那様のコンスタントに迫られる。 そんなこと言っても、自分は妖精のお手付きだからと怖がるエミリーと、彼女が欲しいコンスタントの恋路の果ては?
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2.0大学卒業後、サークルの懇親会で知り合った菜月と祐輝。その後二人は食事をするようになり、クリスマスイブに菜月は祐輝から「恋人になってほしい」と告白され、交際がはじまる。数か月後の菜月の誕生日、祐輝からプレゼントされた温泉旅行で二人は結ばれた。だが、その翌日に一週間後から三年間の海外赴任することを聞かされる。祐輝は大手ワイン商社・ニトカンパニーの社長令息。極秘ミッションで南アフリカに渡るため、会うのはもちろん、連絡をとるのも難しいという。言いそびれていたことを詫びる祐輝。三年は長すぎる、だから待ってくれとは言わないと伝える祐輝に、それでも待つと菜月は答える。もしお互いの気持ちが変わらなかったら、三年後の菜月の誕生日に会うことを約束して、祐輝は旅立っていった。その後、菜月にまさかの妊娠が発覚。気をつけていたはずなのに……。菜月は再会を信じて、一人で産む決心をする――。
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2.0高校以来浮いた話がひとつもない楓は、ある日勝手に結婚相談所に登録されたことを知る。 犯人の叔母から突き付けられた解約条件は、楓の彼氏を紹介すること。 出会いのない職場にそんなものを求められてもと困り果てている楓は、職場で高校時代の同級生の徹と再会する。 彼に頼んで叔母を説得することになったら、話はおかしな方向に転がっていく……。
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1.5子爵令嬢のリーゼは、なぜか悪役令嬢のレッテルを貼られ、婚約者である公爵家嫡男のイザークに冷たくされていた。嫌いにもなれずにいたのにある日突然キスをされ、「やはり彼が好きだ」と実感する。 キスをされ幸せな気分に浸ったのもつかの間。将来の女王と言われているカトリーレを殺そうとしたという濡れ衣を着せられ、投獄。そして、イザークからは婚約破棄を突き付けられ、そのまま断頭台で処刑されるも――一年後、突然リーゼは甦る。 イザークとカトリーレが婚約したと聞き、絶望の淵に立たされたリーゼ。真実を問いただすために彼に会いに行くと、婚約破棄したはずなのに、「こんなに美しい君を見ると、心がとろけてしまいそうになるな」と甘い言葉を囁かれてしまい……!? 不死鳥のように蘇る、美しくも儚い恋の物語!
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1.0どれほど穢されても、愛しているのはあなただけ──■神族は最初に交わった者以外と体を重ねると内側から腐っていくという種族。ポリネシスはガーディアンと呼ばれる守護戦士の筆頭であるセルーニアを深く想っている。互いに言葉で愛を確認したことはないものの、互いを想っていることを確信しているし、なにより信じている。周知の仲であり公然の関係でもある。誰もがガーディアンを辞せば結婚するものだと思っていた。ところが、そんな二人の仲を裂く男が現れた。天界を治める天帝が力でポリネシスを奪おうと動く。従わなければセルーニアが窮地に立つ──ポリネシスは悔しさに身を焼きながら天帝の后になる決意をし、その身を受け入れるのだが。
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-458~660円 (税込)12月3日(水)発売のなかよし1月号は、TVアニメ第2期・1月放送スタート『どうせ、恋してしまうんだ。』のNewyear表紙♪50周年記念!あべゆりこ先生の『わんころべえ』は超happyな巻頭カラー&『わんころべえ』のすべてがわかっちゃう!?特別特集を掲載★さらに『しゅごキャラ! ジュエルジョーカー』はキラキラのセンターカラー、『花に噛みぐせ』はオトナ感満載のシックなカラーつき♪CLAMP PREMIUM COLLECTION『CLOVER』全2巻発売を記念した『CLOVER』復刻掲載第2話も!なかよしと一緒なら、毎日がホリデー気分にチェンジしちゃうよ★※付録の「わんころべえ2026年スケジュール手帳」やプレゼントページ、一部の記事は電子版には付きません。
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-中小企業の工場の社長業に追われ、女心が渇く莉乃の唯一の楽しみがスマホでのTL小説読書だが、ひとつだけ不満があった。 「……なんでスケベシーンだけオラつくの?王子様も年下も純情派もそのキャラのままでこなしてくれないの?」 欲求不満な中、ひょんなことで知り合った花屋兼喫茶店の店長を務める春斗に理想の彼氏像を見出すものの、彼は恋人と長続きできない理由があって。 ふたりは理想の初体験を迎えることができるのか。
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-図書館ダンジョンに勤める司書の仕事は大変だ。物騒極まりないものからエッチなものまで、さまざまなトラップをかいくぐってお客さんがお求めの本を取りに行かなければならないのだ。 今日も司書のユーリアは相棒のカシュパルと共に図書館ダンジョンに潜っていく。
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-人気ボーカルユニット【LOVEリー】の二番手ボーカルにユナは、センターを飾れないのをずっと悩んでいた。 そんなある日、突然トップボーカルのニノと体が入れ替わっていた。 ユナになったニノは唐突に「引退します!」と発表し、行方をくらましてしまい、引退撤回と自分の元の体を返してほしいユナは、ニノの体のまま追いかけることになってしまった。 芸能界にとことん疎い堅物サラリーマンの拓海に助けてもらいながら、ひたすらニノを探しはじめるが。 入れ替わりからはじまる、恋とサクセスストーリー。
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-魔法薬づくりを生業としている魔女のデリアの元に訪れた騎士団からの依頼。 「最近廃人になってしまうレベルの催淫薬が出回っているみたいだから、解毒薬が欲しいんだ」 出回っている催淫薬をかぶってしまったデリアも絶体絶命。 助けてくれたのは腐れ縁の騎士のサイラスだった。 「俺が淫魔だって言ったら嫌う?」 かくして昼は謎の催淫薬を追い、夜はサイラスとリハビリ(……)の慌ただしい日々がやってきた、デリアのインモラルな事件譚。
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-会社の倒産のせいで社寮を追われてネットカフェでひたすら就活に追われている美波。 そんな中地元でも評判の会社に面接をした結果、彼女の現状を聞いて「ならうちで働きますか?」と二代目社長の富徳の自宅のハウスキーパーに雇われる。 しかしそれは三食おやつ付き住み込み職で……夜の生活込みだった。 背に腹は変えられないと夜の仕事も頑張り出す美波と訳あり偏屈の富徳の、就活からはじまるおかしな関係。
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-ある日自分の推し乙女ゲーム『夕闇のフロイライン』の世界に転生してしまったと気付いたヴェラ。 しかし『ユウフロ』には登場しなかった悪役令嬢にものすごい陰湿ないじめを受ける上に、何故か攻略対象のキャラたちが改悪されている……。 これ、私が書いた夢小説じゃん!? かくして『ユウフロ』夢小説で量産した黒歴史と戦いながら、絶対に破滅するヒロインの役割から逃げ出そうとする私の奮闘記。
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-リュシエンヌ王女の影武者を務めるルシール。 国王派と議会派に割れた国で和平を務めるため、議会派筆頭の貴族、ベランジェとリュシエンヌ王女の婚姻が進められるが、リュシエンヌ王女は既に恋人がいたのだった。 「お願いルシール、私と替わって」 かくしてリュシエンヌの代わりにベランジェと婚姻を結ぶが、正体が割れてしまい、このままでは国王派の不義を大義名分に戦争がはじまってしまうと脅されるルシール。 ベランジェにひどい仕打ちを繰り返されるが、彼の瞳の奥には優しさが宿っていた。 真っ二つに割れた国で行われる影武者の婚姻の行く末は。
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-若き皇帝カルロと王女リゼッタの婚姻の儀が執り行われる。だが、そこに現れたのは別の女性だった。驚く周囲をよそにカルロは平然と状況が変わったと告げる。そしてリゼッタに、皇妃の侍女として仕えるよう命じる。理不尽な命令にも反論せず、カルロとの絆を信じて健気に振る舞うリゼッタ。一方、カルロは属国内の大国二国が、それぞれ内紛に至るかもしれないという重大事件に直面していた。これを平定し、リゼッタとの愛を貫くために、非情な手段に出るのだが――。大人気『帝城の花は怜悧な貴人に絆される ~女騎士と恋の攻防戦~』のスピンオフ登場!
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-流行り病で一家全滅し、唯一生き残ったエヴリーヌは神殿で下働きをしていた。 そんな中、神殿に寄付をしている侯爵のランベールが彼女を引き取りたいと申し出てきた。 てっきり貴族邸でメイドだと思っていたエヴリーヌだったが、ランベールが申し出たのは、彼女を妻にしたいという申し手だったのだ。 お飾りの妻だったら他にもいい人がいるのでは? 白い結婚を続け、ランベールに愛でられながらも途方に暮れるエヴリーヌ。 だんだんそれだけで満足できなくなった自分は欲張りですか?
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-気付いたら私は、寝取られ専門エロゲの世界の人妻の桐子に転生していた。そして夫の拓郎と顔を合わせる。 「……この人、私の好みなんだけれど」 世界の強制力がなんとしても桐子を寝取られ妻にしようと、あれこれと仕掛けてくる。 桐子は世界の強制力に負けずに、拓郎との愛を守り通せるのか。 絶対に寝取られる世界に喧嘩を売る、絶対に寝取られたくない人妻桐子の奮闘記。
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-バーンスタイン公爵家の一人娘であるイリスは、十歳のある朝、気付いたことにショックを受けていた。 「真面目だけが取り得なアラサー女子が悪役令嬢イリス・バーンスタインに転生するなんて……」 どうやら乙女ゲームの世界に転生してしまったようだ。 しかも序盤までしかプレイできなかった乙女ゲームに。 しかもイリスとして生きてきた記憶がない。 侍女に話を聞こうとするも、これまでの侍女に対する扱いがあまりにも酷かったようでみんな怯えてしまっている。 そんな状態なのに、半年後には二つ年上である王太子アルフレッドとのお見合いが控えているという。 イリスの父であるバーンスタイン公爵は、娘の記憶喪失は伏せたまま参加させる意向で、完全に逃げ場がなくなってしまった。 不安でいっぱいになりながらもお見合いに挑むイリスだったが、紳士的に迎えてくれたアルフレッドのおかげで気持ちが楽に。 そして、自身の緊張が解けていくにつれてアルフレッドの体調が優れないことを察するのであった。 イリスは前世の記憶からいろいろとアドバイスをすると、それを実践したアルフレッドの体調はみるみる回復した。 アルフレッドは調査をしていたため、イリスが評判通りの性格だということを知っていたが、どうも様子が違うイリスに興味を持つーー。 悪役令嬢としてのバッドエンドを回避しつつ、アルフレッドとの婚約も回避して平穏な生活を送りたかったのだが、原作通りアルフレッドの婚約者になってしまうイリス。 監禁、追跡魔法も合法的に鮮やかに行ってしまうヤンデレ王太子から、真面目な悪役令嬢は逃げられない!? 作者より ヤンデレ好きの私が、自分好みのヤンデレを思いのままに書いた作品です。 ヤンデレ好きな方もそうでない方も、少しでもヤンデレの魅力を感じていただけましたら大変嬉しく思います。 『真面目な悪役令嬢はヤンデレから逃げられない(1)』には「第一章 転生」~「第五章 婚約と初めてのお友達」(前半)までを収録
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-いつもカリカリしている経理の美和と営業の槙人は犬猿の仲。 飲み会でたまたま一緒になってしまい、気まずい思いを酒で消そうとしたら、次の日起きたらホテルで一緒に寝ていた。逃げ出してなかったことにしようとする美和だが、どうも槙人の様子は変。 犬猿なふたりはワンナイトラブから進展あるのか。
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-元々悪霊祓いの神楽の踊り手を輩出してきた倉橋家には、踊り手として致命的な顔に傷を持つ娘、美代子がいる。 踊り手としての道も嫁入りの道も諦めていた矢先、唐突に「彼女を娶りたい」という申し出が。 陰陽師として最高峰家系・土御門家の当主、弘だった。 しかし美代子と弘には少なからず因縁があり。 「これからお嫁さんとしてよろしくね、お姉ちゃん?」 「あ、あなた……男だったの!?」 幼馴染の勘違いからはじまる、大正嫁入り物語。
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-王子の恋に振り回されたり振り回したり。 王子様に愛されれば、身分だって生い立ちだって関係なく、お姫様になれる。 そんな恋の短編集。 ・『惚れ薬と王子様』 森に隠れ住む魔女と、彼女に頻繁に会いに来る王子を繋いだのは……惚れ薬と魔法の本? ・『針子はオネエサマに愛される』 劇団の針子が抜擢されたのは、訳あり王族の話し相手。その人は女装しているけれど、実は……。 ・『男装従者は夜伽の世話はしない』 駆け落ちした兄に替わって出仕する男装女子は、第二王子に気に入られ……。
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-好きな料理はおいしい。 大切な人と食べる食事はもっとおいしい。 つくったりつくってもらったりしながら、少しずつ恋を育んでいく短編集。 ・「食ドウラク恋ドウラク」 仕事帰りのライターが行き倒れたお隣さんに餌付けしたことからはじまる、恋の物語。 ・「ジャム、瓶、私の恋」 人見知りなジャム屋に声をかけてくる甘党バイヤーとの、じれじれな甘い恋。 ・「限界女子は食事でエロくなる」 限界が過ぎて彼氏と別れてしまった女子と同級生料理研究家の、再会からの恋。
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-女好きの父のせいで大迷惑をかけられた上、魔法学校で王都男子の不貞まで知らしめられたエリシュカは、故郷に戻っても男嫌いなまま女領主として生活し、持ち込まれる婚約の話を蹴り続けている。 視察の際、盗賊をした青年を気まぐれで拾い、彼を自分付きの執事として教育を施すことになった。 男嫌いが過ぎるエリシュカも、自分の執事のマレクにだけは甘くなる。 愛を否定する女領主と、愛を知らない青年の恋と赦しの物語。
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-貴族が気まぐれで遊んだ娼館の娼婦の娘だが魔力があるために、貴族邸の物置で暮らしていたダーシャ。 そんな中、娶った女性娶った女性が死んでいると噂される公爵家が新しい妻を募集していると言われている。 この家の愛娘を嫁に出したくないダーシャの継母は、物置のダーシャを青髭公爵の元に嫁がせる決断をする。 どこで生きていてもいずれ死ぬならばと思ったダーシャは、青髭公爵と呼ばれている孤独な青年、コンラートと過ごしていく。
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-夫に先立たれ、生まれたばかりの子を抱えて困り果てた月子。そこで舞い込んできたのは、陰陽師の弓削家の乳母の仕事だった。 そこに入って子と一緒に仕事に励んでいるところで、妻に先立たれたばかりの当主、義行に惹かれていく。 しかし乳母が当主に惹かれるのは前代未聞と、気持ちに蓋するつもりだった月子だが。 子が結ぶ不思議な縁の物語。
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-ロマンス小説に憧れ、作家を目指しているチェルシーは、ある日思いついた小説をロマンス小説を馬鹿にしてくるクラスメイトにこき下ろされてしまう。 売り言葉に買い言葉で、今度の夜会で婚約者をクラスメイトに見せなくてはいけなくなってしまい意気消沈しているチェルシーは、出版社で出会ったベストセラーロマンス作家のベネディクトに、その場の勢いでプロポーズしてしまう。 それぞれの理由で婚約者をつくらなければいけないふたりは、思い立って結婚してしまったが。 ロマンス小説が繋ぐ、おかしな契約結婚の行く末は。
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-代々聖女を輩出している家系で生まれたアレットは、この国では忌み嫌われている銀髪を持ち、亡霊を大量に引き寄せ続け、亡霊聖女の悪名で知られている。 おまけに正真正銘聖女な平民の少女と婚約者が仲良くなってしまい、立つ瀬がなくなってしまっている。 そんな彼女が出会ったのは、「死霊騎士」の名で畏怖の対象となっているエルネスト。 ふたりでこっそりと死霊を引き寄せる力のコントロールの練習をはじめるが。 忌み嫌われてしまった令嬢が幸せになるまでの物語。
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-いつも部活に励み、その日も疲れて眠ってしまった清音は、気付けば見知らぬ少女に押し倒されていた。 聞けば相手はサキュバスで、怖くない男の人を探してさまよっていたところ、見つけたのが清音らしい。 ……私、女ですけれど? なし崩し的に関係を持ってしまったふたりは、互いに振り回し振り回されながら関係を深めていく。 へっぽこサキュバスと王子様系女子のちょっとエッチなラブコメディー。
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-田舎育ちのジョゼは歌姫を目指して王都にやってきたものの、資金繰りに喘ぎ、サロンで出資を募ってばかりいる。 そんな彼女のサロンにやってきたのは、謎めいた美丈夫の公爵子息エリクだが、地元の教会にいた歌の上手かった男の子に似ているような……。 彼の契約恋人となり、歌姫として活動を続けていたが、初恋の思い出と礼儀正しいエリクのギャップでだんだん離れがたくなり……。 歌姫と公爵子息の、身分違いの恋の行方は。
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-篝はフリーのイラストレーター。真夏に空調が壊れた上に、仕事の納期でにっちもさっちもいかずに叫んでいたら、隣から「うるさいです」と怒られる。 隣に住んでいたのは独立したSEの飛鳥だった。事情を聞いて「夏の間うちに住みます?」と提案される。 渡りに船とばかりに、夏の間厄介になることになったが、違う業界の人間。 なにもかもが違うふたりだが、ふたり暮らしは意外と快適なもので。 壊れた空調が繋げる、ふたりの距離は。
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-入社した会社がブラック企業化した挙句、彼氏に浮気をされ、地元に帰ることとなったみもりは、すっかりと濡れない体となってしまった。 そんな中、飲み屋で再会したのは、同級生で今や売れっ子料理研究家の拓海。 「どうやったら濡れる体になると思う……?」 酔った勢いで拓海にそう尋ねたみもりは、彼の元でアシスタントとして雇用されることとなった。 おいしい料理で少しずつ体質改善しながらも、裏切られたせいで素直になれないみもりと、少しずつ接近する拓海。 料理が癒す体と恋の行方は。
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-奨学金目当てで平民ながら魔法学院に特待入学したケイリーは、同じく特待生兼成金で評判の悪いオーガストにしょっちゅうちょっかいをかけられている。 そんな中、学院の禁書棚の整理中に禁書の生み出した亜空間に閉じ込められてしまったふたりは、内部に書かれた指令通りに行動しないと出られなくなってしまった。 過激な内容に泣きそうになるケイリーは、乗り気なオーガストの態度が気に食わない。 禁書からの脱出のためだけに手を組んだふたりは、禁書から出たら元にふたりに戻るのだろうか。
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-牧開のどかは売れない声優。オーディションを受けてもなかなか合格できないでいた。そんなとき、新進の声優事務所から声がかかる。百合営業をしてみないか。しかし正式契約するためには動画サイトで1位を獲得するのが条件。ペアを組むのはかつての恋人、初花かすみ。なんという皮肉な巡り合わせ。二人はケンカしながらも仲良く百合営業に励むのであった。この作品は女性同士のレズビアンシーンがあります。
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-平凡ベータ家系の突然変異万歳アルファな凪乃は、中途半端な存在として、特に番もなく生活していたが、アルファに押し負けてオメガ化してしまうビッチングのターゲットに選ばれてしまう。 俺様同期のアルファの晴夏に押し倒されたとき、よりによって押し勝ってしまい、晴夏をオメガに変質させてしまう。 「俺をオメガに堕とした責任を取ってもらおうか?」 成り行き上、番になってしまった凸凹ペアの明日はどっちだ。
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-この恋は、封印するつもりだった。 ソニアは両親を亡くし、親戚の家に引き取られて寂しい思いをしていたが、そこでできた優しい義兄のシルヴェリオに恋をしていたが、彼には既に婚約者がいたために、早々に諦めて彼の結婚式を心待ちにしていた。 ところが突然の婚約破棄な上に、彼女は王妃になってしまい、シルヴェリオは社交界に居場所がなくなってしまう。 ……誠実過ぎてつまらなくっても、私にとっては大切な人なの。いらないっていうんだったら、もう私がいただいても構いませんわね? 失意のシルヴェリオを無理矢理慰安旅行に連れ去ったソニアの、恋と癒しの物語。
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-平民から騎士団に入団したイルゼは、ひょんなことから騎士団に入団した第四王子のカミルの教官になる。いつしか気に入られて求愛されるようになるが、いくらなんでも王族の求愛なんて荷が重い……。 堅物女騎士と第四王子の恋愛攻防戦。
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-エクソシストのミアは、豊潤な退魔力と悪魔祓いの腕で巷で話題のエクソシスト。 彼女の退魔力を悪魔はよだれを垂らして狙っている。 彼女の退魔力を求めて淫魔が彼女の股間にブツを生やして吐き出させようとしたけれど。 「ごめんなさいね。生やされたの一度や二度じゃないの」 返り討ちにして淫魔をお仕置きしてしまい、「イライジャ」と名付けて使い魔契約を結ぶ。 外では凄腕エクソシストとその使い魔として、ベッドの上では淫欲に耽るパートナーとして過ごすこととなってしまった、歪んだ関係の行きつく先は……?
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-忙しさにかまけて結婚適齢期を逃しかけている希美は、後輩に勧められて婚活アプリをはじめるが、なかなかいいマッチングが推されない。 そんな中、次のマッチングで推された相手が……どこからどう見ても、元カレの直也だった。 こんな再会は嫌だとマッチングをキャンセルしようとしたものの、何故か直也に見つかりぐいぐいとせまられる……別れた原因あなたでしょうが。 ケンカップルの婚活攻防戦の行く末は……?
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-契約社員として働くひよこは、契約切れを言われてピンチ。 契約更新の条件として、ヤクザに滞納金を支払ってもらえと言われ、ヤクザの本堤まで滞納金請求に出かけたところ、熱中症で倒れてしまった。 助けてくれた若頭の当夜は、今時流行らない任侠であり、彼の不器用な優しさに惹かれるが、ヤクザとカタギは交わらない。 ひよこの契約更新と恋の行方は?
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-王侯貴族は魔力の色で婚約者を決める番制度のある国で、一般庶民のエラとヘーゼルは婚約をして幸せに生活していた。 そんな中、王城で開かれた夜会に仕事で出かけた際に、エラは王子の番だと判明してしまい。 わたし、既に婚約者がいるので困るんですけれど!? かくしてカップルは駆け落ちしなくてはいけなくなって。 番制度のある国で起こった、おかしなおかしな逃避行。
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-四方を山に囲まれた大神村に住まう、退魔師の家系の稲穂。 都の戦を皮切りに増えてくる魑魅魍魎から村を守るため、大神神社の眷属と契りを結ぶこととなった。 しかし稲穂が契ることとなった狼の化身の神威は、なかなかの食わせ者で。 ふたりが番になったそのとき、やがて四方の山を、都を巻き込んだ騒動にかかわらずを得なくなって……? 和風世界の異種族婚姻譚、総集編。
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-最悪男に引っ掛かり、二十代最後の誕生日を、家と恋を同時に失うことで終わってしまった加奈子。 見かねた友達に紹介された恋愛カウンセリングであれこれと吐露することで、少しだけ楽になったところ。 引っ越した先で、彼女好みの顔がいい男の矢島に出会う。 イケメンながらもプライベートは駄目人間な矢島のギャップに戸惑いながらも、だんだんと惹かれていくが。 彼女のカウンセリングはまだ終わってはおらず、刻まれた傷はまだ塞がってはいない。
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-演劇部で最後の公演で、主演になれなかった春原美園は、一方的に花形スターの北原千冬をライバル視している。 ひょんなことから、千冬が美園のことを好きなんじゃないかという話を耳にし、一方的なライバル関係も少しずつ変化していって……。 ツンデレ女子と王子様女子の、甘くて苦いラブコメディー。
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-フリーライターを務める明菜の正体は、夜な夜な男の夢に現れる夢魔。純愛をしたいと憧れているものの、未だにまともに恋愛に漕ぎつけたことがない。 そんな中、トラブルを助けてくれた流にひと目惚れ。憧れの純愛をしたいと思うものの、彼女の夢魔の本質がなかなか許してくれなくて……。 エッチなことをしたい本性と純愛を貫きたい願望で、明菜の恋はどうなるのか?
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-神殿で救いの巫女として教育されたエルは、幼馴染で彼女の守護者のデウカと共に、世界再生の儀式のために日々修行を行っていた。 いよいよ世界再生の儀式として、神殿奥の巫女の祭壇に向かうのだが、そこで待っていたのは麗しの青年たちと、世界再生の儀式の真相。 エルはいきなり股間に聖剣(……)を生やされてしまい、祭壇に住まう精霊たちに種付けするよう迫られてしまう……。 無垢な巫女は、精霊たちから未知の悦楽を教え込まれて、どんどん乱れていってしまう。 これ、本当に世界を救えるんですか? 巫女と守護者と精霊たちの、愛と悦楽と救済の物語。
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-兼業で漫画家をしていることを誰にも内緒にしているみもりの悩みは、流行りの男の人が描けないこと。 今回も担当さんから駄目だしを食らってしょんぼりしながら、バイト先の居酒屋で働いていたところ、お客さんの修羅場に遭遇してしまった。 これはチャンスかもしれないと思い、イケメンお兄さんの彼女に立候補したところ、話は思いもよらない方向に転がってしまい……
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-冬馬は顔はいいし性格はいいものの、いちいちデリカシーに欠けるためにちっともモテない。新人教育でマナー講師を務めているえりなに「どうやったらデリカシーの足りた人間になれるか教えて」と言われるが、本当になかなか治らない。 マナー教育をしていくうちに、ふたりの関係も少しずつ変化していって。
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-きめ細やかで透き通った肌は触れると肌触りがよくて心地よく、どこも柔らかくて細い。女の子の体ってこんなに気持ちいいんだ。菜種は愛おしくなって秋穂の体を夢中で撫で回していた。就職浪人していた菜種は祖母の経営しているアパートの管理人になる。挨拶周りをしていると室内で倒れている秋穂を発見したことから親しくなった二人はいつしか恋人の関係に。女同士のセックスは果てしなく、官能的。バレそうになりながらも、なんとか関係を続ける。この作品は女性同士のレズビアンシーンがあります。女性作家による濃厚な性描写。
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-音羽は美形一家に囲まれた唯一の地味顔ということで、全く自分に自信がない。 そんな中、社長令息の黄河の教育係に抜擢され、彼に振り回されることになるが、だんだん雰囲気が変わってきて。 好かれる覚えがない上に、長年降り積もったコンプレックスのせいで、現状を受け止めきれない音羽と、何故か追いかけてくる黄河の恋愛攻防戦。
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-恋愛成就のパワースポットの守護石、通称【珍宝様】に拝みに来た波湖は、守護石の守護者の珍宝仙人をうっかり怒らせてしまったことで、下半身に女の子が生えていたらいけないものを生やされてしまう。 これを取る方法はただひとつ、相思相愛の相手に、貞操を全部捧げること。ただし、性衝動だけに身を任せたら、一生そのまんまと言われて青くなる。 そもそも波湖の好きな「お兄ちゃん」こと大河とは、三年以上まともに会話なんてできていないっていうのに。 かくして、下半身に悩まされながらも、大河への恋心と向き合うことになった波湖の恋と煩悩の行方は……?
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-桜は左大臣家の姫に仕える侍女で、実家の仕送りのために働いている。 ひょんなことから右大臣家の子息である柊と知り合うが、彼は桜の仕える姫に恋文を送っていた。 姫の部屋で彼に勘違いされたまま抱かれる桜。 初めての恋にとまどうが、もし自分が姫じゃないと知られたら終わってしまう関係。 罪悪感で胸が引き裂かれそうな彼女の、身分違いの恋の行方は……?
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-告白しようと呼び出したその日、家族の急病で家に帰らなければならず、告白ができなかった羽奈。 そのとき告白できなかった後悔を抱えていた中、その告白相手の拓海から結婚式の招待状をもらう。 もしあのとき告白が成功していたら、自分が招待状を出していたかもしれないのにとしんみりしていた次の日。 あの「運命の日」の三か月前にタイムスリップしていた。 もしかして、やり直せるかもしれない? 高校生と社会人を行ったり来たりして、いったいどっちが夢で、どっちが現実かわからなくなりながらも、少しずつ自分の気持ちに素直になっていき。 見た目は高校生、中身は疲れた社会人の羽奈の、人生やり直しストーリー。
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