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4.6「この人が私の旦那様…」事件を乗り越え、気持ちが通じ合ったアニスとセルジオは、休暇を利用して新婚旅行へ! 初デートに戸惑うアニスをスマートにリードするセルジオの姿に、アニスはドキドキが止まらなくて――? "なろう"発、クールで不器用なエリート騎士×健気ヒロインの極甘ラブストーリー、再び開幕!
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4.7
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4.2「私は知っている。夫には私なんかより、大切な人がいることを」 宮廷魔術師として働く元・男爵令嬢のアニスは、 18歳を迎えて王命による結婚をすることになった。 現れたのは、若くして近衛騎士になった侯爵家のエリート・セルジオ。 身分が不釣り合いすぎて断られるはずが、 彼からの「結婚しよう」の一言で、夫婦として生活することに! ぎこちなくも優しい彼に惹かれ始めて迎えた結婚式で、 アニスはセルジオに"長年の想い人"がいることを知ってしまい…? コミックス限定ストーリーや原作者・キムラましゅろう先生書き下ろしSSも収録! クールで不器用なエリート騎士×健気ヒロインのすれ違いラブストーリー、待望の第1巻! 【本作品は『氷の侯爵様とかりそめの花嫁~子づくりしたら離婚のはずが、なぜか寵愛されてます~』の第1話~第4話を収録したものです】
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4.0捨てられる前にこっちから捨てたったらええねん!そうやそうや!出て行こ!そうしよっ! 両親亡き後叔父家族に虐げられながら育ったジゼル。厄介払いされるように嫁いだ家でも婚姻後直ぐに任地に赴いた夫が帰らない事から蔑まれ続けてきた。しかし転倒時に頭部を強打した瞬間に、ジゼルに前世の記憶が蘇る。「ちょい待ち?ここって、前世で読んだラノベの世界とちゃう?」 ドアマットヒロイン系の物語に出てきた夫に捨てられる超モブ妻に転生したと知るや否やジゼルは考えた。どうせ「他に好きな人が出来たから別れてくれ」と言われるんだから、もうその前にさっさと出て行ってもいいんちゃう?ていうかドアマットヒロイン?ウチの方がドアマットやっちゅーねん!と。
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3.9優秀な長女と美しい三女に挟まれ、目立つこともなく生きてきたオードル家の次女サクラ。小さな魔獣を手懐けること以外、これといった特技も持たずひっそりと生きてきたにもかかわらず、サクラは一夜にして「軍神」と呼ばれる皇子カイの妃として連れ去られてしまった。その理由は、サクラが「破魔の剣」を納める鞘となる身を持っていたから――。ただ「剣の鞘」としてカイの手元に置かれるため、正妃として迎えられたサクラだったが、その聡さ、優しさが冷徹なカイに少しずつ変化を与えていく。不器用にすれ違いながら愛を深め合う、美しきシンデレラロマンス!
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4.0「私は知っている――夫には私なんかより、大切な人がいることを」王命により、子どもを生むための身分違いのお見合いをした医療魔術師のアニス。大遅刻して現れた貴族のセルジオは、冷たい目をしてアニスを見ていた。不釣り合いすぎて断られるはずが、即座に「結婚しよう」と言われ…!? "なろう"発、クールで不器用なエリート騎士×健気ヒロインのすれ違いラブストーリー、開幕!
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5.0借金返済のため、若くして高齢貴族のもとへ3度も嫁がされるが―――!?
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4.01巻0~792円 (税込)冷遇、推し活、薄命、横恋慕……さまざまな理由を抱える令嬢たちが、愛を選ぶハッピーエンドアンソロジーコミック! カバーイラスト:洪 真実の愛を見つけられた婚約者様を、全力で推しておりますの! 漫画:天野吟子 原作:特になし ワシが育てた……脳筋令嬢は虚弱王子の肉体改造後、彼の元から去ります 漫画:奈良野 原作:キムラましゅろう 恋<推し活 漫画:うぃむ 原作:明石みなも 真面目な人ほど拾われる 漫画:村乃まち 原作:高月水都 転生したら推しに捨てられる婚約者でした、それでも推しの幸せを祈ります 漫画:春名ソマリ 原作:みゅー
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4.6フリーの医療魔術師として各地を転々としていたクララは時折、今は過去のことになりつつある夫ウォレスとの日々を思い出していた。 彼はどうして妻である自分を裏切り、他の女性と暮らしていたのか。愛しあっていたと思っていたのは自分だけだったのか。 その事実から目を逸らし、自分を裏切った夫から逃げてきたというのに、クララの心は今もウォレスに囚われていた。 しかしそんな時、クララはウォレスが血眼になって自分を探しているという事を知る。 なぜウォレスが自分を探すのか理解できず再び逃げ出すクララ。 そうしてウォレスから逃げる中で、クララはとある町の教会を訪れることに。そこで出会った老人の言葉から、クララの記憶の中にあった点と点が繋がっていく。そしてウォレスの過去と秘密が明らかになったその時、クララは……。 切なくも胸熱必至のハッピーエンド! 電子書籍版では本編後のエピソードを特別に書き下ろしたものを収録。
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4.0カロリーナは食べることと婚約者の第二王子ライオネルが大好きな伯爵家の令嬢。一つ年上の婚約者が待つ学園に入学することになった彼女は入学直前、彼の好みはぽっちゃりな自分とは正反対のスレンダー美人だという話を耳にしてしまう。おまけにライオネルの側には彼の理想を具現化したような女子生徒がいて、学園での恋人だと噂されていた。大好きなライオネルの幸せのため、カロリーナは在学中は彼の前から消えると決め、学園中を逃げ隠れする。一方、愛する婚約者が逃げる理由がわからないライオネルは、カロリーナのことを探し回っていて――? 愛の重い不憫王子とド天然令嬢の鬼ごっこ開始!? ※電子版は単行本をもとに編集しています
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4.5
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4.2王宮文官となったウェンディの前に現れた上司は、3年前に別れた元恋人デニス! 急逝した兄に代わり子爵家を継いだはずでは……。 相変わらず優しく自分を守ってくれるデニスに戸惑う中、 ウェンディの大切な宝物が拐かされてしまう。 救出に向かったデニスが見つけたのは、自分によく似た女の子で――。 3年前、二人に起こったすれ違いの真実が明かされる。 「もう二度とキミを離さない」 大人のシンデレラ・ウェディングラブ! 【電子特典付き】 貴族として避けられない社交が、今シーズンも始まった。 ウェンディに見惚れる男共を牽制するデニスをよそに、ウェンディはレストルームで女の戦いを開始!? 書き下ろしショートストーリー『ベイカー夫妻、夜会へ行く』を収録!
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4.7王都の下町で、小さいながらも人気があるマフィン屋を営んでいるウーシアは怒り狂っていた。 彼女の夫は幼い頃から一緒に育った相手で今はしがない冒険者をしているが稼ぎは少なく、ほとんどウーシアが養っている状態だった。 それなのにある日、久しぶりに夫が帰ってきたと思ったら、女を連れてきたのだ。 どうやら冒険稼業中に浮気した相手らしく、しかも夫の子供を妊娠しているという。 話を聞き、その子に責任を持てと離婚を切り出したウーシアだが、なぜか夫は離婚をしたくないと言い出す始末。 夫と相手の女を家から追い出し、荷物を放り投げ、すぐさま弁護士を立てたがなかなか応じてくれない。 将来的への不安もあるため、副業として自宅の庭に立つ離れを賃貸として貸し出すことにした。 そこで知り合いから入居希望者として、騎士のルーカスを紹介される。 若くて容姿もよく、将来有望の実力を兼ね備えているその騎士を断ろうとしたが、彼には二歳になる娘・アンナがおり、どうやら一人で娘を育てていて大変らしい。 なにやら訳アリで苦労しているというルーカスとアンナに、ウーシアは離れを貸すことを決めた。 そして生来の面倒見の良さからと何かと世話を焼いてしまい、アンナにとても懐かれてしまい……。 作者より 夫の裏切りに遭いながらも強く逞しくマフィン屋を営み生きているヒロイン。 彼女が周りの温かい人たちに見守られ、そして新たな出会いをし、幸せになる物語です。 『夫に裏切られた妻は今日も美味しいマフィンを焼く【完全版】』には「プロローグ 夫に裏切られた妻は今日も美味しいマフィンを焼く」~「番外編 侍女さんは諦められないらしい」を収録
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4.4「お誕生日おめでとうございますトリスタン様。私、今日はあなたに最初で最後のプレゼントをご用意しました」 そして、アネットは精いっぱいの真心を込めて告げる――トリスタン様。私との婚約を解消しましょう、と。 婚約期間の楽しい思い出がよみがえる。けれど、これが貧しい私があなたに捧げられる、たった一つの贈り物。 エリートだけど性格難アリ? 女嫌いの残念イケメン? ううん、トリスタン様は素敵な人。本当は心優しくて。 どうかあなたは愛する女性と幸せに――「こ、こ、婚約解消なんて、嫌だ! 訳を教えてくれ!」 え、どういうこと? 取りすがる女性苦手ヒーローと勘違い菩薩系ヒロインの心癒されラブコメディ。
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4.0時は金鵄(きんし)国、第33代帝、天誠帝の御世。 都から遠く離れた隠岐野の郡の辺境の里にて、かぐやは祖父母である讃岐家の翁と媼に育てられていた。 かぐやは見た目は美しいが、幼い頃から人とは異なる力を持っており、本人も知らぬ間に夜な夜なふらりと邸を抜け出し、気付くとこの国にはびこる妖影(かげ)と呼ばれる魔物を斃していた。 その際にどこからともなく光る弓矢が現れ、髪も金色に輝くことから、気味悪がった翁と媼はかぐやを監禁し虐げながらも、彼女の美貌を見て求婚してくる貴族からの貢ぎ物で私腹を肥やしていた。 かぐやはたまに屋敷を訪ねてくる、兄と慕う錺(かざり)職人の零月に唯一心慰められていたが、ここからはどこにも行けないと諦め、心を殺して生きていた。 そんなある日、前帝の子であり、現帝からの信頼も厚い美丈夫、祇王隆勝が訪ねてくる。 隆勝は妖影を討伐する黒鳶隊の大将をしており、かぐやの異能の噂を聞いてやってきたが、翁と媼からの仕打ちを知り、仮初めの婚姻の形を取ることでかぐやを連れ出す。 かぐやは姫巫女として黒鳶隊に入れられ、中将の海祢や少将の凛といった仲間たちとも過ごす中で、次第に自分の意思を取り戻していくが、同時に厳しくも優しく自分を見守ってくれる隆勝に心惹かれていって……? 美しく、心震える異能×和風恋愛ファンタジー!
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4.5かつて、憧れていた侯爵家子息のフェリックスが媚薬を盛られ、命の危機に追いやられていたところを身をもって助けた貧乏子爵家の令嬢ハノン。その一夜で新しい命を宿した彼女は、彼との立場の違いもあって何も言わずに身を隠し、子供を産み育てていた。それから数年後、ハノンが魔法薬剤師として勤める西方騎士団にフェリックスがやってきた! しかも彼は昔、名乗りもせずいなくなった恩人を捜しているのだという。もしかして可愛い息子を取り上げられてしまうかも……と疑心暗鬼になり逃げるハノンと、彼女がその恩人なのではと確信し、改めて求婚したいフェリックス。そんな二人の追いかけっこが始まって―― ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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4.6聖女候補なのに、魔力ゼロ。「仲間外れ? 嫌がらせ? 慣れっこです。私は、世界樹の花さえ見られればいいので!」 千年に一度の開花を前に、王宮に集められた聖女候補たち。落ちこぼれのユフェトは、感情も魔力も押し殺して生きてきた。今日も嘲笑のなか、庭園の植物のお世話に励む。そんな彼女にできた初めての“友だち”――その正体が国王陛下だったなんて、誰が想像できただろう? まして彼が、世界を敵にまわす秘密を抱えていたとは――。この出会いが、ふたりの運命を変えていく。世界樹の花開くその瞬間、ユフェトは何を見つけ、何を選ぶのか? これは、とある聖女候補と国王陛下と世界樹を巡る、小さくて大きな恋の物語。
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-公爵令息のレオーネは『星《ステラ》』、伯爵令嬢のリシェルは『星の花嫁《フィオーレ》』という、それぞれ精霊の力を授けられた証をもって生まれた。 二人が結ばれることで王国の結界が守られるとして、生まれたときから婚約者となった。 ただ、婚約者といえどレオーネとは幼い頃に一度会ったきりで長らく隣国に留学しており、交流がなかったリシェル。 その間、母が亡くなり、後妻となった義母と義妹に虐げられ続けたリシェルは、レオーネとの結婚を望む義妹に入れ替わりを強要され、「リシェル」の名や花嫁の立場を奪われたあげく、人買いに売られてしまう。 リシェルは人買い商人とうまく交渉をし、素性を隠して騎士団で働き始めることにした。 しかし、上司となったのは、なんと留学から帰国したレオーネであり、義妹の名で仕事をしているリシェルの正体に気付いたのだ。 「幼い頃に一度会った時から、君に夢中だった」 レオーネに全力で口説かれ、彼の部屋に住まわされ、昼も夜も彼と一緒に過ごし、休みなく浴びせられる甘い言葉に溺死寸前。 けれど諸事情で義妹に名前と星の花嫁としての立場を奪われたことは明かせないまま、彼にどんどん惹かれてしまう……。 王国に結婚を決められた二人が、運命どおりに恋をし、幸せになるお話しです。 <作者より> 虐げられ、なにもかもをあきらめてきた少女が、王国唯一の存在である青年(しかも容姿端麗で有能)に溺れるほどに愛され、幸せになるお話しです。 ハッピーエンド最高! 『義妹にすべてを奪われたのに元婚約者(上司)が溺愛してきます。(1)』には「第一章 伯爵令嬢ですが、義妹と義母に虐げられています。」~「第二章 婚約者様と運命的な再会をしましたが、義母と義妹に売られてしまいました。」までを収録
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4.4フランチェスカは父であるロング侯爵と後妻である継母の間に男児が産まれた事により、嫡女としての立場が崩れ去った。すると厄介払いをされるかのように、当時末端の側妃が産んだとして王宮内で誰にも相手にされていなかった第二王子レンブラントの妃候補の筆頭としてあてがわれたのだった。ろくに相手にもされなかった二人だが、王宮内で共に成長し絆を深めていっていた。 しかしレンブラントの兄、王太子が夭折した事により二人を取り巻く環境は激変する。 レンブラントが王太子になると、フランチェスカ以外に数名の妃候補が選ばれた。互いが競い合い、その中で勝ち抜いた賢く強かな令嬢を王太子妃にすると宣言したのである。 フランチェスカは自分には不利な条件であることや彼にとって自分がなんの価値も無くなったという事を理解し、誰にも告げずに密かに王宮を出ていった。 市井でひっそりと暮らし、このまま民草に紛れ、慎ましくも穏やかに暮らしてゆくのだと思っていたのだが……レンブラントによって王宮に連れ戻されてしまった! 彼のお荷物になりたくなくて離れたのに、何故か彼はフランチェスカを離してくれず……。 生来のんびりした性格のフランチェスカ。こうなったらもう一生文書室の住人でもよいと、王宮内に吹き荒れている嵐をよそにマイペースに王宮の文書室で得意とする精霊文字の解読力を生かし、古文書の翻訳作業をする日々を送るのであった。 そして気がつけば……? 電子書籍版には『番外編 友好国からの来賓』の書き下ろしを収録。
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4.3わたしは報われない思いに蓋をする。だって彼が本当に愛しているのは、彼の血の繋がらない姉だからーー ルリユル=ホワイトには幼馴染の婚約者がいる。 しかし、ルリユルは、その婚約者シューター=ブラックが血の繋がらない姉のことを思っていることを知り、 ルリユルは彼についての全てを諦めた。 どうせ格下の我が家からの婚約解消は出来ないし、婚約者から愛されることを望んでも叶わない。 だからわたしは、わたし以外の人を見つめ続ける彼から目を逸らす為にーーお仕事と推し事に励むことに! その推しはまさかの……牛!? 美味しくてカッコよくて、そしてコスパもいい!マジ尊い、ご馳走様です! 牛(推し)に夢中なルリユル×勘違いされていることに気づかないシューターの勘違いラブコメディ!
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4.3夫には妻が二人いると言われている。戸籍上の妻、私と、仕事上の妻、副官のラミレスさん。 魔法省特別監査室室長を務めるエリートで素敵な夫レグランに 想いを寄せているラミレスさんに、新妻の私は毎日マウントを取られ続けて……。 私が妻でなくてもいいのでは? 甘くて苦い新婚生活に生まれる不安と焦燥。 こうなったら! 大好きなあなたを私は絶対に取り戻してみせるわ! 強かに、真摯に、大奮闘するリオナに、周囲の優しい人々も応援してくれて……。 人気のなろう作品に大加筆の決定版! リブラノベル創刊。
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4.2借金返済のため、若くして余命わずかな高齢貴族のもとへ嫁がされた男爵令嬢クロネリア。 社交界では『看取り夫人』と呼ばれ、もう幸せな結婚は諦めていた。 だが3人目の夫を看取るために訪れた公爵家で美貌の令息イリスと出会い!? 陰ながら支えてくれ「ずっとここに居て欲しい」と言う彼に、 クロネリアはようやく居場所を見つけることができて……? 【電子限定!】ここでしか読めない!書き下ろしSS「謎の看取り夫人ブーム」を収録!
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3.5悪魔の力とされる黒魔法を持って生まれたせいで周りから差別と暴力を受けて育ったクローディア。少しでも誰かから愛されたいと願い耐え続けていたが、そんな彼女の願いは誰にも届くことはなく、向けられるのは嫌悪と憎悪だけだった。魔女と蔑まれ、ついには無実の罪をきせられ命を落とそうという時、彼女はそれでも「愛」を求めた。悪魔でもいい……そう願った彼女の手を取ったのは冷たい瞳をした悪魔の王。「お前の心が満たされるなら、いくらでも――」契約のためだとわかっていても、その向けられる愛しさに惑わされる。どうか、契約の間だけでいい、傍にいてくださいーー。
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-人ならぬ力ゆえに”妖の姫”と呼ばれ、 虐げられてきた少女・かぐや。 心を閉ざして生きてきた彼女の前に現れたのは 妖影を討つ黒鳶隊の大将・祇王隆勝だった。 隆勝の差し伸べた「仮初めの結婚」という救いの手が、 かぐやの運命を大きく変えてゆく。 そして厳しくも優しく見守る彼に、心は惹かれ始め……。 鳥籠の少女が羽ばたく、異能×和風恋愛ファンタジー開幕。分冊版第1弾。 ※本作品は単行本を分割したもので、本編内容は同一のものとなります。重複購入にご注意ください。
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4.0借金返済のため、若くして高齢貴族のもとへ3度も嫁がされるが―――!? 分冊版第1弾。 ※本作品は単行本を分割したもので、本編内容は同一のものとなります。重複購入にご注意ください。
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5.0貴方への想いと、貴方からの想い。 それが私の剣と盾になる。 「剣は鞘にお前を選んだ」 美しい長女と三女に挟まれ、目立つこともなく生きてきたオードル家の次女サクラは、「軍神」と呼ばれる皇子カイにそう告げられ、一夜にして彼の妃となる。 課せられた役割は、国を護る「破魔の剣」を留めるため、カイの側にいること、ただそれだけ。屋敷で籠の鳥となるサクラだが、持ち前の聡さと思いやりが冷徹なカイを少しずつ変えていき……。 すれ違いながらも愛を求める二人を、神々しいまでに美しく描くシンデレラロマンス。 【登場人物紹介】 サクラ 名門貴族の不遇な令嬢。散歩と、小さな使い魔アシュと戯れることが好き。 カイ 大国キリングシークの第二皇子。数々の戦を制し、「漆黒の軍神」と呼ばれる。分冊版第1弾。 ※本作品は単行本を分割したもので、本編内容は同一のものとなります。重複購入にご注意ください。
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-難病を患い、家族に看取られながら亡くなったはずの私。 死後の世界で「別の世界に生まれ直して、妹が魔王に嫁ぐのを阻止してほしい」と神様っぽいおじいちゃん2人に言われ、とある貴族の私生児グレイスとして転生した。 転生後、前世の記憶がないグレイスは、辺境の娼館で平民の母や娼館の人たちから愛されて育っていたが、母の死をきっかけに父親に引き取られ、王都の侯爵家で生活をすることになった。 侯爵家では、異母妹エリザベスが癇癪もちでわがままに過ごしていた。それは彼女が持つ強すぎる魔力のせいで周囲の者が体調を崩したりけがをしたりするので使用人も遠巻きになり、エリザベスの母も娘に冷たい対応をしていたことによる愛情不足が原因だったのだ。 転生時におじいちゃんズにお願いされたことを覚えていないグレースだったが、妹をかわいく思い、エリザベスに優しく接していた。いつしか2人は仲の良い姉妹となり、エリザベスの魔力暴走もなくなっていき、侯爵家の中は少しずつ変わっていく。 時が経ち、幼馴染で初恋相手だった辺境領主の息子ラルフォードが隣国からの留学を終え、再会し交際をするなか、高魔力の子供を攫う事件が起こり始める。 とうとうかわいい妹エリザベスにも魔の手が迫る――。 自覚も記憶もないまま、他世界の命運を握った人物に生まれ変わったグレイスの、家族と恋の話。 <作者より> 記憶もチートもなく、ただ人格だけを引き継いで転生したら? そんなことから考えついたお話です。 家族の再生物語に、恋と魔法のスパイスを加えました。しっとりほっこり、お楽しみいただけたら嬉しいです。 『悪堕ち姫のお姉さま~魔王に嫁ぐ妹を救います~(1)』には「プロローグ」~「魔術院監察官長の閑話」までを収録
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-難病を患い、家族に看取られながら亡くなったはずの私。 死後の世界で「別の世界に生まれ直して、妹が魔王に嫁ぐのを阻止してほしい」と神様っぽいおじいちゃん2人に言われ、とある貴族の私生児グレイスとして転生した。 転生後、前世の記憶がないグレイスは、辺境の娼館で平民の母や娼館の人たちから愛されて育っていたが、母の死をきっかけに父親に引き取られ、王都の侯爵家で生活をすることになった。 侯爵家では、異母妹エリザベスが癇癪もちでわがままに過ごしていた。それは彼女が持つ強すぎる魔力のせいで周囲の者が体調を崩したりけがをしたりするので使用人も遠巻きになり、エリザベスの母も娘に冷たい対応をしていたことによる愛情不足が原因だったのだ。 転生時におじいちゃんズにお願いされたことを覚えていないグレースだったが、妹をかわいく思い、エリザベスに優しく接していた。いつしか2人は仲の良い姉妹となり、エリザベスの魔力暴走もなくなっていき、侯爵家の中は少しずつ変わっていく。 時が経ち、幼馴染で初恋相手だった辺境領主の息子ラルフォードが隣国からの留学を終え、再会し交際をするなか、高魔力の子供を攫う事件が起こり始める。 とうとうかわいい妹エリザベスにも魔の手が迫る――。 自覚も記憶もないまま、他世界の命運を握った人物に生まれ変わったグレイスの、家族と恋の話。 <作者より> 記憶もチートもなく、ただ人格だけを引き継いで転生したら? そんなことから考えついたお話です。 家族の再生物語に、恋と魔法のスパイスを加えました。しっとりほっこり、お楽しみいただけたら嬉しいです。 『悪堕ち姫のお姉さま~魔王に嫁ぐ妹を救います~【完全版】1』には「プロローグ」~「遅ればせのプロポーズ」までを収録
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4.0家庭や職場で居場所がなく、さらに唯一の心の支えだった親友を失った主人公・水澄。悲嘆にくれた水澄は、いつも眺めていた水花川へ飛び込んで自殺を図る。このまま命を落とすと思っていた水澄だが、川の神であるスイに助けられ、神の国・高天の原へ行くことに。高天の原での温かい交流により、徐々に前向きに生きようとする水澄。しかし水澄には、自身も知らない高天の原に関する事情があるようで―!? 不器用で一途な神様と内気なヒロインが織りなす、切ない和風ファンタジー開幕! ■収録内容 ・「いつか神様だった日。~龍神様の千年の溺愛~」1~5話 ※この作品は、デジタル配信用に編集した電子コミック単行本です。
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5.0祓魔を生業とする村には『新たなあやかしの王が立つ時、村から娘を生贄として捧げなければならない』という掟があった。そこに生まれた菊は純粋な村の血をひいておらず叔父母や従姉のレイカから忌み子と虐げられる毎日。ある日、新たな王が立ち生贄にレイカが選ばれたが、菊と入れ替わろうと画策され、身代わりの生贄となった菊。死を覚悟し嫁入りしたが、待っていたのは凜々しい目の美しい青年だった。「俺は、お前だから愛するんだ」待っていたのは、胸が締め付けられるような甘くて幸せな、初めて知る愛だった。
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3.0忌み子として扱われ、厄介払いされるように政略結婚が決まったリーリア。不安と少しの期待を抱いて輿入れしたが、婚約者である侯爵は側近のライに「何があっても婚姻は結ばない」という言葉を残して姿を現さなかった。望まれていない花嫁とわかっていたけれど、会うこともできないなんて…。花嫁ではなくなったリーリアは大使として城に滞在することになったが、なぜか怜悧な印象だったライの過保護なほどの甘やかしが始まって!?︎
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4.5「貴女なら、吸血鬼をただの人間にできるのだろう?」――ローヴァイン伯爵令嬢・フィーネは突然、王命で王太子リーンハルトに嫁ぐことに。社交界デビューも果たしていない自分がなぜと訝しんでいると、この婚姻はいわゆる契約結婚……吸血鬼執刑官としてリーンハルトの身を護るための任務だと聞かされる。そう、フィーネは世に蔓延る吸血鬼たちを無力化する特別な血を受け継いでいた。だがリーンハルトがフィーネにかける言葉は、仮初の花嫁に向けられたものとは思えないほど、甘く蠱惑的。どこか妖しい魅力を持つ彼に惹かれていくフィーネだったが、どうやら彼にはこの結婚に秘めた思惑があるようで……!? ノベル1、2巻同時発売!
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-千年の時空を越えて恋が実り、晴れて水神様ミヅハと夫婦となったいつき。ミヅハは結婚前のクールな態度が嘘のように、いつきに甘い言葉を囁き溺愛する日々。幸せいっぱいのいつきは、神様とあやかしのお宿「天のいわ屋」の若女将として奮闘していた。そんなある日、ミヅハが突如、原因不明の眠りに落ちてしまう。さらに陰陽師集団のひとり、平がいつきに突然求愛してきて…!? そこには千年前から続く、とある因縁が隠されていた。伊勢を舞台にした神様と人間の恋物語、待望の第二弾!
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3.9伯爵令嬢のフィアリーヌは聖女として各地へ結界を張り、国を守ってきた。 フィアリーヌのものを欲しがる妹のミナルベルや、フィアリーヌを見てくれない父親に思うところはあったが、仲の良い婚約者のリディランと結婚する日を楽しみに過ごしていた。しかし、王から「妾になれ」と言われたことで婚約を破棄されそうになってしまう。妹のミナルベルも便乗して婚約者を差し替えれば良いと提案し、父もそれを了承してしまった。悲しむフィアリーヌだったが、婚約者が変わったことを聞かされたリディランは激昂し、そのまま彼女との関係を強引に進めようと迫ってきて――
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-王都の下町で、小さいながらも人気があるマフィン屋を営んでいるウーシアは怒り狂っていた。 彼女の夫は幼い頃から一緒に育った相手で今はしがない冒険者をしているが稼ぎは少なく、ほとんどウーシアが養っている状態だった。 それなのにある日、久しぶりに夫が帰ってきたと思ったら、女を連れてきたのだ。 どうやら冒険稼業中に浮気した相手らしく、しかも夫の子供を妊娠しているという。 話を聞き、その子に責任を持てと離婚を切り出したウーシアだが、なぜか夫は離婚をしたくないと言い出す始末。 夫と相手の女を家から追い出し、荷物を放り投げ、すぐさま弁護士を立てたがなかなか応じてくれない。 将来的への不安もあるため、副業として自宅の庭に立つ離れを賃貸として貸し出すことにした。 そこで知り合いから入居希望者として、騎士のルーカスを紹介される。 若くて容姿もよく、将来有望の実力を兼ね備えているその騎士を断ろうとしたが、彼には二歳になる娘・アンナがおり、どうやら一人で娘を育てていて大変らしい。 なにやら訳アリで苦労しているというルーカスとアンナに、ウーシアは離れを貸すことを決めた。 そして生来の面倒見の良さからと何かと世話を焼いてしまい、アンナにとても懐かれてしまい……。 作者より 夫の裏切りに遭いながらも強く逞しくマフィン屋を営み生きているヒロイン。 彼女が周りの温かい人たちに見守られ、そして新たな出会いをし、幸せになる物語です。 『夫に裏切られた妻は今日も美味しいマフィンを焼く(1)』には「プロローグ 夫に裏切られた妻は今日も美味しいマフィンを焼く」~「第八話 決別の言葉」までを収録
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3.0反逆罪で捕まった亡き父の連座で身分を落とされ、喜花坊の楽宮となった彩琳。彼女は父の濡れ衣を晴らそうとするが、王子・央蓮に目的を知られてしまう。しかし復讐の協力を持ちかけられ、寵姫を装うことになり??
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-反逆罪で捕まった亡き父の連座で身分を落とされ、喜花坊の楽宮となった彩琳。彼女は父の濡れ衣を晴らそうとするが、王子・央蓮に目的を知られてしまう。しかし復讐の協力を持ちかけられ、寵姫を装うことになり……?
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4.0王女アウレリアは、幼い頃からひそかに恋をしている。相手は敬愛する姉の婚約者であるランベルトだ。胸に秘めたまま、二人が結婚したときこの気持ちに終止符を打とうと心に決めていたが――突然、姉とランベルトの婚約が解消され、彼がアウレリアの婚約者となることが決まる。長年想い続けていた人との婚約に戸惑いつつも嫌なはずはない。しかし、王宮でぬくぬくと育てられた自分では、数々の武勲をたててきたランベルトに相応しくないのではと悩み、アウレリアは彼につりあう女性になろうと行動を起こす。一方、ランベルトは過保護に守られてきた彼女にいろんな経験をしてほしいと世話を焼くが、そこにはまだ知らない感情が芽生えはじめていて?
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4.0【電子版巻末にはセカイメグル先生によるカバー用イラストをそのまま収録!】 「運命の赤い糸」を幼い頃から信じて生きてきた立花颯太(たちばな・そうた)。 20歳になった彼がついに出会った運命の相手・宝生(ほうしょう)まゆらは、 少し変わった「予知能力」を持つ少女だった。 「私は絶対にあなたと恋なんかしない」そう言い切るまゆらは、颯太にある提案をするのだが――。 能力を持ったためにずっと苦しんできたまゆらは、運命が「絶対」ではないことを証明しようとし、 運命を信じてきた颯太は、好きな相手の思いも尊重したくて思い悩む。 いつ破綻してもおかしくないこの関係の行く末は――?
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3.3公爵令息のレオーネは『星《ステラ》』、伯爵令嬢のリシェルは『星の花嫁《フィオーレ》』という、それぞれ精霊の力を授けられた証をもって生まれた。 二人が結ばれることで王国の結界が守られるとして、生まれたときから婚約者となった。 ただ、婚約者といえどレオーネとは幼い頃に一度会ったきりで長らく隣国に留学しており、交流がなかったリシェル。 その間、母が亡くなり、後妻となった義母と義妹に虐げられ続けたリシェルは、レオーネとの結婚を望む義妹に入れ替わりを強要され、「リシェル」の名や花嫁の立場を奪われたあげく、人買いに売られてしまう。 リシェルは人買い商人とうまく交渉をし、素性を隠して騎士団で働き始めることにした。 しかし、上司となったのは、なんと留学から帰国したレオーネであり、義妹の名で仕事をしているリシェルの正体に気付いたのだ。 「幼い頃に一度会った時から、君に夢中だった」 レオーネに全力で口説かれ、彼の部屋に住まわされ、昼も夜も彼と一緒に過ごし、休みなく浴びせられる甘い言葉に溺死寸前。 けれど諸事情で義妹に名前と星の花嫁としての立場を奪われたことは明かせないまま、彼にどんどん惹かれてしまう……。 王国に結婚を決められた二人が、運命どおりに恋をし、幸せになるお話しです。 <作者より> 虐げられ、なにもかもをあきらめてきた少女が、王国唯一の存在である青年(しかも容姿端麗で有能)に溺れるほどに愛され、幸せになるお話しです。 ハッピーエンド最高!
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4.5優秀な長女と美しい三女に挟まれ、目立つこともなく生きてきたオードル家の次女サクラ。小さな魔獣を手懐けること以外、これといった特技も持たずひっそりと生きてきたにもかかわらず、サクラは一夜にして「軍神」と呼ばれる皇子カイの妃として連れ去られてしまった。その理由は、サクラが「破魔の剣」を納める鞘となる身を持っていたから――。ただ「剣の鞘」としてカイの手元に置かれるため、正妃として迎えられたサクラだったが、その聡さ、優しさが冷徹なカイに少しずつ変化を与えていく。不器用にすれ違いながら愛を深め合う、美しきシンデレラロマンス!
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4.0男女の性別とは異なる、α(支配者層)・β(中間層)・Ω(被支配者層)の三つのバース性が存在する世界。Ωにはフェロモンによりαを凶暴化させる発情期が存在し、ゆえに子を産むだけの劣等種として蔑まれていた。――八月最後の金曜日深夜。Ωの身分を隠して生きてきた橙子は、路上で突然発情状態に。周囲のαに襲われかけたところを同じαの誉に助けられる。なぜ彼は凶暴化しなかったの……? 不思議に思っていると、「正体をバラされたくなければ従え」と脅され、命令されるがまま同居することに。さらに「俺はこの子と結婚する」周囲に見せつけるようにキスされて……!? 運命の出会いが導く、オメガバース×究極愛!
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-契約社員として総合商社に勤める沙莉。今夜も残業を終えて馴染みのバーで飲んでいると、男女の別れ話が聞くともなしに聞こえてきた。女性の身勝手とも思える言い分にもやもやしながらも、そんな女性に潔く終わりを告げる男性にどこか心惹かれた沙莉は、一杯ごちそうしようかなどと考えていた。やがて沙莉の隣に移動してきた男性の横顔を見てみれば……なんと同じ会社の営業部のエース・浅染だった。愚痴に付き合ってと言われるままに、沙莉の失恋話も告白することに。以来ふたりは距離を縮めていく。浅染に惹かれていることを自覚する沙莉だったが、引く手あまたの人気者である浅染には噂話や女の影が絶えない。この心地よい関係を失わないよう、沙莉はかつて幼なじみへの恋を封印したように、浅染に芽生えた気持ちも封印すると決意する——
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3.5駒野杏菜、29歳。大手電機メーカー・大東産業(通称DTI)勤務、ビジネスソリューション部ビジネスソリューション4課主任。独身。初めての婚活パーティーに参加するため定時で仕事を切り上げ、颯爽とヒールを鳴らしながらオフィスを後にする。学生時代までモテたが、今は彼氏なし。実は上司の課長・望月恭平に二度も振られている。望月を諦めたいが気持ちが消えず今日に至ってしまったが、いい加減他の男性に目を向けて、三十路を迎える前に彼への気持ちを断ち切りたかった。初めてのパーティーの感触は悪くなかった。だが、どこかで望月と比べてしまって、カップル不成立。そんな杏菜に主催会社の女性社長から「シークレットパーティー」の招待状が手渡される。そしてその席に現れたのは……望月さん?
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3.0武人である育ての親の教えを活かし、武官を志して西牙国へやってきた少女・玉玲。しかし武官登用試験であえなく不合格に。そして、そこに現れた美貌の王・天翼との問答の末、玉玲は叫んでしまった。「わたし、脱いだらすごいんです!」。その「すごい」の意味に興味を持った下心満載の天翼に、後宮の警備に登用された玉玲。だけどそれは、国を守護する神仙たちの遊戯に巻き込まれるきっかけで!?
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-田舎町で育った少女・茜は、河原で不思議な石を拾う。そこから生まれた小さなドラゴンに「空」と名付け、二人は家族になった。 ところがある事件が原因でドラゴンの力が暴走、動揺した空が逃げてしまう。二人の思い出の場所へ茜が追いかけると、そこにはドラゴンの姿は無く、少年になった空が佇んでいた――。 空と共に平凡だけれど幸せな毎日を送る茜は、ある日、黒猫姿のドラゴンに出会う。故郷を探す旅の誘いに来たという黒猫の言葉に、大切なことに気づく茜。空を想い、心に秘めた決意とは――?
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5.0お前を殺すために妻にする――前世×恋愛譚! 幼い頃、両親に捨てられて記憶をなくした少女。村人から冷たくされ、働かせてもらっている寺脇家では酷い扱いを受けながらも、少女は一人、懸命に生きてきた。 ある日、少女は村はずれの朽ちかけた社で見知らぬ青年と出会う。青年と視線が絡んだ瞬間、全身に電流が走ったかのような衝撃を受けた少女は、驚きのあまり逃げ出してしまう。 その直後、村に戻った少女は寺脇家の娘から恐ろしい事実を告げられる。少女は、六十年に一度の蛇神様への生け贄として村で生かされていたというのだ。絶望の中、少女は生贄の儀式に参加させられ、崖から突き落とされる。 少女が目をさますと、そこは立派な屋敷の一室。屋敷の主人である巳月白夜は、社にいた青年だった。白夜は名前がなかった少女に朝日という名を与え、君のことは俺が幸せにする、と告げて自分の婚約者にする。 しかし、白夜の言葉には裏があった。白夜は呪いによって白い大蛇の魂と古い記憶を持っており、朝日とは前世の因縁があったのだ。 「ずっとずっと、お前を殺したくて仕方がなかった」 白蛇の記憶に苦しむ白夜は、朝日を自分の手で殺そうと企てていたのだった――。
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-こんなことがバレたら、僕たちは今までのままではいられない、きっと。誰にも言えない秘密を抱える三人の男女の青春模様。 新型コロナウイルスが蔓延しはじめた春。高校三年に進級した吉良は、始業式の日だけ登校したものの、すぐに休校。4月7日に緊急事態宣言が発出されたその夜、いつも帰宅の遅い父親が珍しく早く帰ってきて、久しぶりに家族五人で食卓を囲むことに。明日からリモートワークになるのだそうだ。父に家にいられると級友の利喜の家に遊びにいきづらくなると考えた吉良は、リモートワークについて、つい父にいろいろ尋ねてしまった。食事を終えると、疲れた顔をした父親に仕事の話をするものじゃないと兄から窘められた吉良。だが……父さん、どんな顔をしてたっけ? 父親がどんな顔だったのか、思い出せない。たった今、自分の目の前から去った兄の顔さえも。これまで自分は他人に興味がないだけなのだと思っていた。でもどうやらそうではないらしい。これはもしかしたら何か大変な病気なのかもしれない。オンライン授業も違和感だらけで不安になる。検索サイトで調べてみると、ヒットしたのは「相貌失認」というキーワード――。
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-フランチェスカは父であるロング侯爵と後妻である継母の間に男児が産まれた事により、嫡女としての立場が崩れ去った。すると厄介払いをされるかのように、当時末端の側妃が産んだとして王宮内で誰にも相手にされていなかった第二王子レンブラントの妃候補の筆頭としてあてがわれたのだった。ろくに相手にもされなかった二人だが、王宮内で共に成長し絆を深めていっていた。 しかしレンブラントの兄、王太子が夭折した事により二人を取り巻く環境は激変する。 レンブラントが王太子になると、フランチェスカ以外に数名の妃候補が選ばれた。互いが競い合い、その中で勝ち抜いた賢く強かな令嬢を王太子妃にすると宣言したのである。 フランチェスカは自分には不利な条件であることや彼にとって自分がなんの価値も無くなったという事を理解し、誰にも告げずに密かに王宮を出ていった。 市井でひっそりと暮らし、このまま民草に紛れ、慎ましくも穏やかに暮らしてゆくのだと思っていたのだが……レンブラントによって王宮に連れ戻されてしまった! 彼のお荷物になりたくなくて離れたのに、何故か彼はフランチェスカを離してくれず……。 生来のんびりした性格のフランチェスカ。こうなったらもう一生文書室の住人でもよいと、王宮内に吹き荒れている嵐をよそにマイペースに王宮の文書室で得意とする精霊文字の解読力を生かし、古文書の翻訳作業をする日々を送るのであった。 そして気がつけば……? 電子書籍版には『番外編 友好国からの来賓』の書き下ろしを収録。 『不用品令嬢だと思って婚約者の元を去ったのに何故か連れ戻されたお話【分冊版】1』には『プロローグ どうしてかしら?』~『そしてプロローグに戻る』までを収録
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4.0――少女は、その目で鬼を視て、その手で命を紡ぐ―― 彼女が関わるお産は安産になる……「産神の祝福を授ける助産師」と評判の少女・蓮花は、体の内外に蠢く微細な「鬼」が視える特異体質の持ち主だった。 その評判から異例の抜擢を受け、蓮花は帝の子を取り上げるため、気性が激しいと噂の女御に侍ることに。 鬼は視えるが祓う力は無い彼女は、とあるお産で鬼を退けてくれた安倍晴明と名乗る陰陽師の青年を思い出す。 意を決して陰陽寮を訪ねるも、彼は蓮花にある条件を出してきて…。 鬼を視る助産師の少女が、命と歴史を紡ぐ平安医療ファンタジー! ※特典として、書き下ろしショートストーリー【蓮の花と夏の約束】を収録しています。
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-青い瞳で生まれ、気味が悪いと虐げられ育った凍華は16の誕生日に廓に売られた。その晩、なぜか喉の渇きに襲われた凍華は客を襲いかけ、妖狩りに追われることに。凍華は人魚の半妖で、人の魂を求めてしまう身体だったと知らされる。逃げる凍華の元に「ようやく見つけた、俺の番」と、翡翠色の切れ長の瞳が美しい龍神・琉葵が現れ救ってくれた。人魚としての運命に絶望する凍華だったが「一緒に生きよう。その運命も含めお前を愛する」と、琉葵からの目一杯の愛情に、凍華は自分の居場所を見つけていき――。
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-居っても居らんでも一緒の旦那はこっちから捨てたるわ!! 幼い頃から叔父の家で虐げられてきたジゼル。王宮との繋がりのために王宮騎士のクロードのもとへ嫁がされたが、初夜の後から夫が家に帰ってこない。その上、使用人からも仕事を押し付けられて、召使のように働く日々を過ごしていた。そんなある日、頭をぶつけた衝撃で、実は自分が「大阪のオバチャン」だったことを思い出し…!? 浪速乙女と溺愛騎士が繰り広げるラブコメディ!!【連載時のカラーページを完全収録!】
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5.0ある日突然、《毒》の魔術師である討伐伯オルテンシアスに嫁ぐことになった、天涯孤独な《花》の魔術師ミュゲ。結婚相手に話は通っているからと真冬に魔物がいる辺境へ行くことになったのだけれど……。出会ったオルテンシアスからそんな話は聞いていないと言われたうえに、帰れと拒絶されてしまって!? こんな雪の降る中で王都へは帰れませんよ! だから、花嫁としてではなく、春が来るまでこの屋敷で雇ってくださいませんか、旦那様? 花嫁ではなく押しかけ使用人になった少女と孤独を抱える毒伯爵の結婚ラブファンタジー。 ※電子版はショートストーリー付。
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-フリーの医療魔術師として各地を転々としていたクララは時折、今は過去のことになりつつある夫ウォレスとの日々を思い出していた。 彼はどうして妻である自分を裏切り、他の女性と暮らしていたのか。愛しあっていたと思っていたのは自分だけだったのか。 その事実から目を逸らし、自分を裏切った夫から逃げてきたというのに、クララの心は今もウォレスに囚われていた。 しかしそんな時、クララはウォレスが血眼になって自分を探しているという事を知る。 なぜウォレスが自分を探すのか理解できず再び逃げ出すクララ。 そうしてウォレスから逃げる中で、クララはとある町の教会を訪れることに。そこで出会った老人の言葉から、クララの記憶の中にあった点と点が繋がっていく。そしてウォレスの過去と秘密が明らかになったその時、クララは……。 切なくも胸熱必至のハッピーエンド! 電子書籍版では本編後のエピソードを特別に書き下ろしたものを収録。 『私を裏切っていた夫から逃げた、ただそれだけ【分冊版】1』には『プロローグ 遠く離れたこの土地で』~『来訪』を収録。