検索結果

  • 宵山に啼く恋し鳥
    3.0
    昭和7年――京都。父亡きあと家業の旅館の主であった双児の兄・芳彦が不幸な事故で命を落とした時から、芳彦として生きている敦彦。旅館と家族を守るため、死んだのは敦彦とし、偽りの人生を選ぶしかなかった。そんな折、ある男の来訪に敦彦は戸惑う。彼・鴻野倫太郎は、かつて心を通わせながらも訳あって縁を切った相手。敦彦を今も愛していると言う倫太郎と想いは同じだが、恋の成就は叶わない。敦彦の死を悼んで逗留を決めた彼と時間を重ねるほど、心は痛み……。
  • 夜啼き鳥は恋にふるえる 【イラスト付き】
    3.3
    【イラスト付き】避暑地にひっそりと佇む会員制別荘。そこで客の望むあらゆるサービスを提供するのが、拓実の仕事だった。粛々と務めをこなしていく拓実だが、会員のひとり、小説家の桐原と対する時だけはとても心穏やかでいられない。拓実に「恋人同士のように」過ごすことを求めながらキスひとつしない彼は、かつて互いに抗い難く恋に落ちた相手だったのだ――。
  • 夜に溺れて
    3.8
    大学生の古賀千絃は、過去につらい別れ方をした仁藤諒一にやり直させてほしいと請われ、再び彼と恋人同士になった。諒一を信じたいと思いながらも、臆病な千絃は諒一に対する警戒心を拭いきれない。以前と違い、優しく接してくる諒一にも戸惑い、千絃は諒一とぎこちない生活をおくっていた。そんな中、諒一から『籍を移さないか』と告げられるが、千絃は素直に頷くことができず……。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
  • 辣腕家は恋に惑う
    3.5
    裕福だが家族と折り合えずにいた日々から一転、充留は天涯孤独の身として避暑地・水里で働き始めた。不慣れはあれど、己の機転が活かされるのは面白い。くるくると立ち働く充留は、水里一のリゾート企業の御曹司で自身もやり手の羽島主任から目をかけられ、彼のアシスタントに。愛犬の世話や家事、さらにはベッドの相手まで務めることとなり……!? 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
  • ラブレター
    3.6
    両親を亡くし、父の友人だった安井の家にひきとられた広海。ともに暮らすうち、ぶっきらぼうだが優しい長男の良平に惹かれ告白するが、ふられてしまう。二年後、報われぬ恋心を抱えたまま、広海は一人暮らしをしている良平のもとを訪れ、三日間だけという約束で、泊めてもらうことになる。見返りが欲しくて、恋をしたわけじゃないけれど、良平に冷たい態度を取られるたび、胸は痛んで――。安井家の次男・康平の恋を描いたリンク作『遠い花火』も収録。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
  • リアルリーマンライフ
    4.2
    瀬戸さんは、最後まで俺を抱く気になれませんか? 万代精機株式会社で開発を担当する瀬戸は営業部の同期・益原と得意先のクレーム処理に当たることに。社交的でそつのない営業手腕を持つ益原に、根っから理系人間の瀬戸は苦手意識を感じる。ところが瀬戸が唯一の恋人といえる存在だった充輝と再会し、再び交際を迫られていると知った益原は、なぜか瀬戸を自宅へ強制的に保護し、恋人宣言してしまう。暫定処置と知りつつも、より真実味を出すためにと妻のように世話を焼き、惜しげもなくフェロモン満ち溢れる身体を差し出してくる益原に、瀬戸は挑発されて――。
  • 理想≠運命
    完結
    -
    「順番も何もかも間違いだらけだったけど、君を世界で一番幸せにするから、だから俺を、君の運命の人にしてください」 金髪、強面、ガタイよしな鳶職の藤崎奏太は、実は理想の王子様との運命的な出会いを夢見る乙女男子。ある日、仕事先の解体現場で携帯を落とし、隣接するマンションの窓を割ってしまう。慌てて謝りに行った奏太を出迎えたのは、まさに「王子様」な聖清人だった。だが、ときめきに胸躍らせる奏太に対し聖が求めてきたのは、謝罪ではなく、奏太の自慰行為を見ることで……!? 腹黒リーマン紳士×純情ガテン系乙女、出会い頭のラブ・デスティニー!!
  • 理不尽にあまく
    2.5
    大学生の蒼葉は、小柄でかわいい容姿のせいかなぜか変な男にばかりつきまとわれていた。そんなある日、蒼葉は父親から護衛兼世話係をつけ、同居させると言われてしまう。戸惑う蒼葉の前に現れたのは、なんと大学一の有名人・誠志郎。最初は無口で無愛想な誠志郎を苦手に思っていたが、一緒に暮らすうちに、思いもかけず世話焼きで優しい素顔に触れ、甘やかされることに心地よさを覚えるようになった蒼葉は…。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
  • 掠奪のメソッド
    4.0
    過去のトラウマから、既婚者とは恋愛しないと決めていたクールビューティーと評される水鳥。しかし、紆余曲折を経て、既婚者だった会社社長・柘植と付き合うことになった。偽装結婚だった妻と別れた柘植の元で秘書として働きながら、充実した生活を送っていた水鳥だったが、ある日「柘植と別れろ」という脅迫状が届く。水鳥は柘植に相談するが、愛されることによって無自覚に滲み出すフェロモンにあてられた男達の中から、誰が犯人なのか絞りきれず…。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
  • 掠奪のルール
    3.6
    既婚者とは恋愛しない主義の水鳥は、浮気性の元恋人に犯されそうになり、家を飛び出し、バーで良く会う友人に助けを求める。友人に、とある店に連れていかれた水鳥は、そこで取引先の社長・柘植と会う。謎めいた雰囲気を持つ柘植の世話になることになった水鳥だったが、柘植からアプローチされるうち、徐々に彼に惹かれていく。しかし水鳥は既婚者である柘植とは付き合えないと思い…。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
  • ruin ―傷―
    4.6
    幼い頃に親友のライオネルに救われ、身も心も尽くしていたカレスは、彼に同性の恋人ができたことで、初めて自分の想いに気づく。遅すぎた恋の自覚に苦しみながら、懸命に彼の片腕としてカレスは政務に励んでいた。だがある夜、胸の痛みに耐えかねて酒場に出向いたカレスは、暴漢に絡まれたところを山賊のような男・ガルドランに助けられる。カレスは酔った勢いで抱かれ、肉体を責められるその行為に奇妙な慰めを見出すが…。『光の螺旋』シリーズ第三弾!! 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
  • ruin ―緑の日々―
    4.4
    親友への報われない恋の辛さ、そして政敵から受けた手酷い暴行により、心身ともに深い傷を負ったカレスは、隻眼の公爵ガルドランに連れられて、森の都ルドワイヤにやってくる。公爵の深い愛情に包まれたカレスは、傷の癒えとともに、自らの中に確かに存在するガルドランへの想いを自覚していた。彼の立場を慮り、想いを告げることをためらうカレスだったが、ガルドランに結婚の話が持ち上がっていることを知らされ…。『光の螺旋』シリーズ第四弾!! 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
  • 恋愛のセオリー(上)
    完結
    2.5
    全2巻660円 (税込)
    【あなたに触れて、もっとキスしたい―】 高校生の千洋は俳優志望の賢悟と出会い、優しい彼を兄のように慕い始める。そんなある日、突然賢悟にキスされてしまい―!? 甘い恋心をたっぷり描いたきたざわ尋子原作のピュアストーリー、完全コミック化!
  • 恋情のキズあと
    4.2
    休暇を過ごすため、別荘へと向かっていた大企業の後継者・谷城貴臣は、記憶喪失の少年・唯を拾い、ふたりきりで過ごすことに。その夜、夢遊病のように貴臣のベッドに近づいた唯は、服を脱ぎ捨て、貴臣に抱きつきキスを。しかし唯は翌日何も覚えていなかった。そして次の夜もまた……。危険を感じながらも激しく唯に惹かれていく貴臣だったが……。
  • ロマンス作家は騙される
    3.3
    「そろそろ限界です」ハードボイルド小説で華々しくデビューした極度の肩凝り作家羽根深雪には恋人候補がふたりいる。ひとりは大手出版社の編集であり十年来の親友・神楽坂。もうひとりは夢のような指の持ち主のカリスマ整体師・千疋だ。熱烈なアプローチを繰り広げるふたりだが、羽根は新しく受けたロマンス小説がうまくいかず悶々とした毎日を送っていた。そんな時、憧れの文学作家・亘理と会食をする機会を得る。ところがこの亘理が強烈な個性の持ち主だったから、さあ大変!?

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  • ロマンチック・レプリカ
    3.0
    吉岡弦はマネキン製造会社の職人。母に再婚で義兄となった祐輔は、両親が離婚した今も、弦を弟として可愛がってくれる。弦は祐輔に惹かれているが、想いは告げていない。ある日、関連会社で働く江崎貴之が同性とも付き合うタイプであることを知り、弦は祐輔への想いを相談する。以来、二人で過ごすことが増えた弦は、次第に江崎が気にかかり……!?

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