検索結果
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3.7警視庁公安部に刑事として勤める草間柊一は、久世義嗣という名前で議員秘書として潜入捜査をしていた。ターゲットは深澤トラストホールディングスの社長、深澤泰久。惚れ惚れとするようないい男だが、黒い噂が絶えない男だ。草間は深澤の亡くなった秘書が持っていたあるものを手に入れなくてはならなかった。深澤と知り合い、彼の個人秘書として働くことになったものの、深澤から一目惚れだと宣言され!?男同士の恋だから、手強ければ手強いほどいい──追う男と追われる男と、プライドをかけた駆け引きが始まる!
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4.4二十八歳になる一宮悠介は、これまでいい恋愛をしてこなかった。だから、今度恋愛するなら長くつきあえる相手がいい、ずっとそう思っていた。そんなある夜、傲慢なまでに自信にあふれた男、湯川と出会う。二度と会いたくない、そう思わせるほど第一印象は最悪だった。それなのに、気がつくと一宮は湯川のものになっていた。「俺と寝ながら、他の奴とも寝るなよ」好きとも愛しているとも言わないくせに、湯川は独占欲を見せる。しかし、湯川には人にはいえない秘密があるようで…… 甘え方がわからない猫と、不遜な男の恋が始まる!!
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2.5サラリーマンの真幸が妻を亡くして三年。それは義父であり上司でもある孝司とふたりきりの時間を過ごした年月でもある。いつまでも孝司の厚意に甘えているわけにもいかないと真幸がマンションを出ていく決意をした日、義父と義息子という関係は、禁忌の関係に一変する。信じていた義父の裏切りともいえる行為に、真幸は激しい怒りと屈辱を感じながらも快楽に溺れていく。支配する者と支配される者。欲望と本能に支配される夜の真の勝者とは──!?
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3.0「俺がこんなことをすると嫌か?」世界有数の富豪の跡取りであるジュールはある朝、湖のほとりを散歩中に水辺で倒れていた美しい青年・流依を助ける。隣国の大公の庶子である流依は何者かに命を狙われ、その恐怖から声を失っていた。身分を隠し、ジュールの別荘に匿われる流依。惹かれあうふたりだったが、ジュールにはすでに婚約者がいた…愛人としての母の悲しみを知っていた流依はジュールから離れる決心をするのだが!?
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3.0過保護な両親のせいで単独行動をしたことがなかった資産家のひとり息子・薫は、卒業旅行に憧れの国イタリアのローマを訪れる。そこでぶっきらぼうだが優しい青年・ジュリアーノと出会う。ジュリアーノの目の前で薫が誘拐された時、ふたりの関係は複雑に絡まり始め…。
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-「あなたは、私に女性の代わりを求めているんですか?」父の葬儀のため上海を訪れた池脇は、名門李家の大当主の座を巡って異母弟と対立することになる。だが、金も権力もどうでもいい池脇は傲慢なほどに気侭に振る舞い、周囲の顰蹙を買う。そんなある夜、屋敷でひとりの男と出逢う。美しい顔と幾つもの名を持つ謎の男、瑞澄だ。常に冷静沈着な瑞澄だが、その存在は池脇の男を刺激する。彼を手に入れたい… 生まれて初めての執着に囚われる池脇だが…!?
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2.0「私の宮殿で私に逆らうな」仕事のためイギリスにむかった朋之だが、目覚めるとそこは砂漠の宮殿だった。そして、そこにはひとりの男がいた。次期マディナの国王であり、かつて朋之を裏切った男、アスィールだ。拉致同然に宮殿に閉じ込められ反発する朋之だったが、身体はくちづけひとつで蕩けてしまう。もうすぐ結婚してしまうくせに、なぜ? 傲慢な支配者として振る舞うアスィールに翻弄される朋之だったが!?
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3.0大ハーンの財宝を守るという風の民ウルムクを訪ね、地図にない土地アルザナードに向かった蒼だが、砂漠の激しい気候に倒れ、死を覚悟したとき、運命的な出会いを果たす。倒れた蒼を助けてくれた男こそが、ウルムクの若き長バアトルだったのだ! しかし、蒼は禍を運ぶ者としてウルムクの民から冷たい視線を向けられる。そんななか、バアトルが蒼の支えだった。古の覇者を思わせるバアトルに惹かれる蒼。だが、蒼にはバアトルに言えない秘密があり!? 苦しさと切なさで胸が喘ぐ運命の恋!!
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3.3男に囲われている没落貴族にどんな期待もしない――あるパーティーで久我伯爵家の御曹司・馨はかつて秘かに惹かれていた守脇侯爵家の威彦と再会する。家柄、人望、財力、容姿、すべてを持つ威彦は傲慢な男だった。経済的に苦しい久我家は稲美財閥から融資を受けているのだ。そして、稲美家の恭弘と威彦は昔からのライバルだった。恭弘に守られるように立つ馨に威彦は冷たい視線を向けた。威彦の挑発にのった馨は威彦が仕掛けた巧妙な罠におち……!? 超ゴージャスロマンス決定版!
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-姉との秘密を抱え、画家・宏紀は姉の遺言で甥・慶太の後見人となる。そのため、旧華族の嵯江島家の屋敷での暮らしが始まる。嵯江島家当主で美麗な嵯江島祐一は、宏紀とは高校が同期だった。宏紀はその頃から嵯江島に惹かれ彼への想いを胸に秘めていた。切ない気持ちを抱えた宏紀は、なにげなく髪に触れてくる嵯江島に胸を疼かせ焦がれていく…。そんなある日、姉の秘密を知るという男に脅され揉みあいになり男は倒れてしまう。※過去に発行された作品ですので、重複購入をご注意ください。
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-レザーデザイナーの卵の裕史に投資するのは、志藤グループの御曹司・志藤貴之。夢を叶えようと懸命に励む裕史は、時折心地好く触れてくる、貴之の指先に安らぎを感じていた。しかし、志藤が投資する新人ジュエリーデザイナーの祝賀パーティーに連れ出されショックを受ける。期待に応えられない自分に落ち込む中「与えられるだけが嫌なら、与えてみる?」という志藤の誘いに、投資の代償として身体を差し出してしまい…。※過去に発行された作品ですので、重複購入をご注意ください。
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-・『薄情な男』高岡ミズミ(著)、木下けい子(イラスト) ・『優しい夜』高岡ミズミ(著)、水名瀬雅良(イラスト) で構成された合本です。 特典として、文字要素の入っていないカバー画像を収録しています。 高岡ミズミ氏コメント 10年、長いですよね。なかなかのこじらせ具合です。切なさのみならず、ある種の開き直りやあきらめ等、複雑な感情を全部呑み込んでの10年ですから、一途さに惹かれるのかもしれません。 長らく連絡不通だったのに、10年ぶり帰ってきた幼なじみとときに喧嘩をしながら距離を縮めていく『薄情な男』、親を亡くした後、家族同然に大切にしてくれた年上のひとへの恋心に揺れる『優しい夜』、それぞれの10年愛、結末を見届けていただけましたらとても嬉しいです。
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