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-1巻6,380円 (税込)※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本ともつながりの深い東南アジア地域に位置し,ASEANという地域協力機構を構成している国々は,互いに強く結びつくことで自国経済を一層発展させ地域の政治的プレゼンスを高めようとしている.しかし,近隣アジアと世界の状況は,その思惑の実現を保障してはいない.ASEANの針路を不確実なものとしている要因に,複数分野から多角的アプローチで迫る.
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 なぜ、東南アジアでアブラヤシ農園が急拡大しているのか? その世界への影響と問題解決の方向は? 学問分野・社会的立場の垣根を超え、グローバルな視点から焦眉の課題の解明に挑む。 インドネシア、マレーシア等の東南アジア諸国では、パーム油原料のアブラヤシを栽培する農園が日本の国土面積の半分以上の規模に広がり、現地の自然や社会を大きく変えている。本書は、アブラヤシ農園拡大の原因と影響を文理両分野のグローバルな視角から解明し、それが引き起す問題を解決する方途を探る。姉妹編のⅡ【ローカル編】と併せて世に問う。
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4.0もはや日本は「輸出大国」ではない。 グローバルな視点で現実を直視し、日本経済復活のための新たなモデルを示す! 「資源のないわが国が生き残るには貿易しかない」 --戦後、日本は「貿易立国」を合言葉に、経済発展という坂道を駆け上り、ついにはアジアで真っ先に先進国入りを果たしました。 ところが発展の原動力となった輸出が不振です。これまでリードしてきた工業製品の優位性が揺らぎ、かつては世界の10%ちかくを占めてきた日本の貿易シェアは低下する一方。 「貿易立国」という、この国のかたちが危機に瀕しています。 なぜか。経済のグローバル化、技術のデジタル化という、かつてとは大きく異なる環境を背景に、新興国・途上国が台頭。日本をふくめた先進国の地位が低下しているからなのです。 では、日本が復活するためにはどうすればいいのか。 アジア各国のビジネスを30年ちかくリサーチしてきた著者は、成長トレンドにあって、日本国内の工業地帯に匹敵するほど大きな、日本企業の集積地があるASEANとの連携を提唱。 その上で、国内で開発・生産する「メイド・イン・ジャパン」戦略と、新興国・途上国へ生産拠点を移す「メイド・バイ・ジャパン」戦略の使い分けを説きます。 脅威論でも、悲観論でも、空理空論ではない、グローバル経済の時代に対応したリアルな「貿易立国論」の誕生です。
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5.0ロシアのウクライナ侵攻で明らかになった自由・民主主義国家と権威主義国家の角逐、すなわち「米欧」VS「中ロ」新冷戦の構図。しかし、「米中『対立』に基づく世界観や先進国の視線だけで、現在の世界が捉え切れるものだろうか。第一に、非民主主義国を『権威主義体制』諸国としてまとめて理解し、民主主義国との『異質性』を強調するあまり、ロシアや中国などといった国は『合理的な選択ができない』専制主義の国と非難するにとどまり、彼らがどのような世界認識や価値に基づいて政策判断をしているのかが見えなくなる可能性があろう。第二に、先進国とともに中国やロシアなどを主語として、開発途上国は『客体』として描かれることが多い。だが、むしろ新興国や開発途上国を主語として、なぜ彼らが時には中国なり、ロシアなりを選ぶのかという視点こそが重要なのではないか。またその際にはそれぞれの国が先進国、そして中国やロシアへの政策をいかにして決めているのかを、その内在的なコンテキスト、国内政治のありようなどから理解することが必要になるだろう」(本書「序章」より抜粋)。 「『米中冷戦』『米中競争』論では見落とされがちな、ユーラシアの広大な空間の、相互にかけ離れた固有の歴史と政治を持つ諸国家と諸勢力の主体性」(同「まえがき」より)について現在、日本のアカデミズムで第一線に立つ研究者たちが明解に論じる。
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4.0