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-リーヴァ・コレリ、28歳。フリーの写真報道家です。私は1年半前、ロンドンからミラノに取材対象を追いかけてきて、デミトリオ・コレリ(35歳)と出会いました。彼は大富豪で、控え目に言ってもイイ男。熱病のような恋に落ち、出会いから1週間で結婚したけど…。実はとんでもなく横暴で、結婚前は仕事に理解があったのに、結婚後は夫の都合を優先しろとかいっそ仕事やめろとか! 挙句、部屋に監禁されたので窓を破りそのまま別居生活に入りました。そして…?
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1.02年前、ミアが親子ほど年の離れた夫と結婚したとき、マスコミは大騒ぎしたものだった。「おしどり夫婦をひき裂いた悪女」と。今また、夫の葬儀で義理の息子ダンテや夫の親族に財産目当てと蔑まれても、甘んじてそれを受けとめていた。結婚の秘密は誰にも告げるつもりはない――そう、ミアは金銭的援助の交換条件として妻を演じただけで、いまだバージンなのだ。けれど葬儀の夜、初対面のときから惹かれていたダンテと不覚にも一夜をともにしてしまい…。
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1.0「もう路頭に迷うしかない…」エマは社長秘書の面接を終え肩を落とした。病に倒れた父の借金と介護費用のためこの面接にかけていた。だが結果は不採用…。そんな失意の帰途、エマは社長ルカとすれ違う。「僕とパリに行かないかい?」はん、女と見れば甘く誘わずにいられない類の女の敵ね。エマはすげなく彼をあしらいエレベーターに乗りこんだ。だが、その様子を見ていた面接官からなんと採用との連絡が。女性キラーのルカの誘いを断ったのが評価されたと言うが――!?
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-TVプロデューサーのデラが番組のナビゲーターに選んだのは新進気鋭の考古学者カルロ・リヌッチ。さっそくポンペイで遺跡調査をしている彼に会いに行く。出逢ったとたん情熱的に惹かれあい、結ばれるふたり。でもデラにはわかっていた。私は彼より7歳も年上の子持ち。名家の彼にとって、これはひとときの恋だと。たとえ彼が本気になってプロポーズしてくれたとしても…。私の秘密に巻きこんではいけない。デラは一族の皆の前でわざと彼を傷つけ、別れを告げた。
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3.0看護師のアニーが勤める病院にロシア人医師ヨシフ・コロフスキーが着任してきた。近寄りがたいほどの美貌のもち主の彼は、たちまち看護師たちの憧れの的となるが、アニーにとってはただの傲慢な医師のひとりにすぎなかった。だがともに働くうちに、彼が時折みせるやさしさにアニーの心は揺さぶられる。そんなある日、貧血を起こしたアニーはヨシフに介抱され、彼にキスをされる! それは罪なほどにステキな瞬間だったけれど、どうして私なんかにキスしたの…!?
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3.0亡き祖父の勲章がなくなった! カリーンの兄が遊ぶ金欲しさにオークションにかけたのだ。一族の家宝とも言うべき勲章を取り戻すため、彼女は落札者であるギリシアの海運王ザンテのもとを訪れた。が、思わぬ失態を演じてしまう。カリーンは宝石のついた勲章に手を伸ばし、泥棒と間違えられたのだ! しかし、ザンテはこの件で彼女を責めなかった。その代わり思いもよらぬ条件を示してきた。「どうしても、と言うなら勲章を返してもいい。ただし、君の体とひき換えだ。」
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-初めて大人の男の人の涙を見た――。パーティーで母親にほっておかれた幼いペトラはホテルの屋上から身を投げだそうとする男性リサンドロスを見つけ、ひきとめる。傷ついた彼の横顔が忘れられず、それが彼女の初恋となった。10年たち、今や彼はギリシャ造船業界のトップでペトラの継父のライバル。ゴシップ誌を騒がすプレイボーイとなって彼女のことを忘れているようだった。ペトラは彼に近づくが、あの涙の裏に狂おしいほど悲しい両家の因縁があったことを知り…!?
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1.0あの日私に触れたあなたを、今はこんなに遠く感じる――助産師の職を求め中東ザラクの大使館を訪れたフェリシティは、開かれた就職説明会で印象的な男性に出会う。スクリーンだけが光を放つ室内で、暗闇のなかでもはっきりとわかる美貌、周囲に漂う甘い香り…。フェリシティは異国の見知らぬ男性と、生まれて初めてベッドをともにする悦びを知った。夢のような一夜の間、まだ彼女は知らなかったのだ、純潔を奪った美しい男が、まさか砂漠の王国のシークだなんて…。
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-恋人とケンカし、パーティーのエスコート役を雇うことになってしまった令嬢ジェニファー。しかし、その夜現れたのはやさしい恋人とは正反対の、野性的な魅力あふれる男性スティーヴン。甘い言葉に一瞬、胸をときめかせてしまうが、彼は強引に唇を奪って言った。「賭けをしよう。きみは1週間以内に僕に連絡をしてくる――きっとね」。憤慨するジェニファーは、翌日の新聞に大企業のCEOとの世紀の恋としてスクープされているのを見つける。いったい彼は何者なの?
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-クラブ歌手のジュリーは、一流クラブに呼ばれてローマを訪れた。かつての恋人リコの生まれ故郷だ。激しく愛しあうふたりは、彼の祖父に無理やり別れさせられたのだった。その時の息子がもう7歳になることを、リコは知らない。そしてここローマで、再び彼と会うことになるなんて! 8年の月日はリコを冷酷無情な人間に変えていた。そしてジュリーは驚くべき真実を知らされる。ローマに彼女を呼んだのはリコであり、その目的は復讐にほかならないということを!
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1.0「ジャイルズ・ブレーク。私はけっして、あなたを許さない!」――かつて私から不利な証言を引き出し、パパを有罪に追い込んだ憎らしい男・ジャイルズ。あの裁判ですべてを失った私は、レイ・ボーナムと名前を変えて、昼は建設会社の秘書、夜は学位取得の勉強と生活費のために恋人代行のアルバイトをしていた。そんな私の前に、彼は依頼主として現れたのだ!家族、無垢な少女時代、…私の幸せのすべてを奪った男が、今、私に愛を求めている。これは復讐のチャンスだわ!でも……。愛と憎しみの狭間で、私はどうしたらいいの?!
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1.0考古学者のジョアンナは、1500年前に朽ちた古城の調査のためモンテジャーノ公爵の館を訪れた。その土地の現在の領主はグスターヴォ・モンテジャーノ、ジョアンナの元婚約者であり、彼女の初恋相手だった。かつてジョアンナは他の女性を愛する彼の幸せを願って、恋心を隠し身をひいたのだ。けれど幸せに暮らしているとばかり思っていた彼は、離婚した妻と娘との関係に悩み、以前はなかった孤独の影を背負っていた。救いを求める彼の手を振り払えないジョアンナは…!?
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1.0メルボルンの社交界をにぎわせる若きプレイボーイ、ザリオスと年下の令嬢エマの物語。6年前のパーティーで、キスをせがんで唇をつきだすエマを、彼は子供のようにあしらったくせに、再会した晩、彼はすぐに彼女のキスを奪った。そしてみずみずしい果実を貪るかのように求められ、エマは彼に酔いしれた…。この情熱は永遠につづくと彼女は信じたが、翌朝待っていたのはザリオスが元恋人のスーパーモデルとよりを戻したというタブロイド紙の記事で!?
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1.01年前のある事件がもとでロンドンを離れ、バックパッカーとしてオーストラリアに旅立ったリア。心のバランスを取り戻しつつある彼女は今、親友の花嫁介添え人を務めるため、ケアンズからメルボルン行きの飛行機に乗っていた。隣に座ったハンサムな医師コールに話しかけられ、一瞬心ときめくが、彼はバックパッカーを軽視する発言をしたので、頭にきて反撃してしまう。だが目的地に着くと驚きの事実が待っていた。傲慢なドクター・コールは花婿介添え人だったのだ!
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1.5名家の娘イヴと使用人ジョンは愛し合い、駆け落ちを試みる。しかし約束の場所でジョンの前に現れたのは、数人の暴漢だった!裏切られ左目に傷を負った彼は復讐を誓い、故郷を離れる。それから10年。復讐に十分の富と権力を手にした彼は、成熟したイヴと再会して悟るのだった。今も彼女を愛していると――。
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-太陽のように輝く、美しい微笑。 ひとめ見た瞬間から、ジョアンはフランコに心を奪われた。けれども、フランコにとって当時のジョアンはただの小さな女の子・・・。彼はジョアンのいとこローズマリーと恋に落ち、結婚してしまう・・・!! 傷ついたジョアンが8年ぶりに再会したフランコは、ローズマリーを病気で失い、別人のように暗く沈んでいた――私はローズマリーの代わりでもかまわない・・・。それであなたの傷を癒せるならば・・・――
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1.0「ビッキー、君は夜の精のように美しい。結婚してくれ」イタリア有数の資産家バレッリ家の次男クラウディオから熱烈なプロポーズをされたビッキー。しかし3ヵ月後の「結婚発表式」の前日、クラウディオの兄マウリツィオから告げられた言葉は、「僕と結婚しよう」というものだった。「クラウディオの子を身ごもった女性がいて、彼とは結婚させられない」と言うのだ。幸せの頂点から一気に暗闇の底に突き落とされたビッキー。とうとう、「そうすることだけが、君と名門バレッリ家を救う唯一の手段だ」と説得されてマウリツィオとの結婚生活を始めたビッキー。マウリツィオは優しく包み込むように愛してくれたが、ビッキーの心はいつも不安でいっぱいだった。マウリツィオ!あなたは私を哀れんでいるの?私を愛しているの?それとも名家の対面だけが大切なの?イタリアの名門家庭の華やかな生活を舞台に、ビッキーの「本当の愛を探す旅路」が始まった…。
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1.0イギリスで平凡な暮らしをしているドロテアの前に、エルリア王国の皇太子ランドルフが突如現れた! 彼女は誘拐同然にさらわれ豪奢な宮殿へ行くことに。そして驚くべき事実を告げられる。 「君はこの国の王位継承者だ」と。 戸惑いつつも王女として振る舞う中、王位争奪戦に巻き込まれ!?
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1.0歴史研究家リジーの大伯母は、往年の大女優。その彼女とボルタビア王国・前国王との間にはかつて、深い交流があった。 「大伯母から聞いていた前国王の話を、一冊の本にまとめたい!!」 リジーは、現国王のダニエルに強引にインタビューを申し込むが、断られてしまう。ところが、落胆していたリジーに思いがけずダニエル国王から舞踏会の招待状が届いた。 喜び勇んで、舞踏会に乗り込んだリジーだったが、再会した国王ダニエルに突然、唇を奪われてしまい!?
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1.0幼い頃の高熱がもとで聴力を失ったジーナ。人口内耳の助けを借りながら、持ち前の頑張りで事務弁護士として働いていた。そんなある日、事務所の顧客・カースンと出会い、彼が、自分と同じように聴覚障害を持つ息子と意思疎通ができずに苦しんでいることを知る。初めは彼の息子の手助けをできればと面倒を見ることに同意したジーナだったが、いつしか苦悩するカースンの姿に、同情とは異なる感情を抱いてしまい・・・!?
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-ダンサーのタビサは、絵描きの友人エイデンに頼まれ、恋人のふりをして彼の親類の結婚式に出席した。しかしそこは上流階級の人々が集まるきらびやかな世界。叔母の借金を背負うタビサは居心地が悪かった。だがそこで出会ったエイデンの兄、ザヴィアにひと目で心を奪われる。最初は冷ややかな視線を向けていた彼も、タビサを誘いそのまま激しく抱いた――しかしザヴィアはタビサを試したのだ。「君は弟を愛していない。すべては金が目的で近づいたんだ!」
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1.0夜道を運転中、誤って盲導犬をはねてしまったディーリア。 懸命に謝るが、相手の男性は見えない漆黒の瞳で心まで見透かすように言った。 「君はいつも美貌を武器に許されてきたんだろう?」 確かにディーリアは美しく、それが悩みでもあった。うわべの美しさが通じない彼に、ディーリアは心を激しく揺さぶられ・・・!?
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1.0テリーは行方不明の兄を捜しにベネチアへやって来た。ホテルに着いた彼女を出迎えたのは長身でハンサムな、魅力ある男性だった。彼をポーターとして扱ったテリーは、従業員の話で彼がホテルオーナーのマウリツィオと知る。恥ずかしさに赤くなった時、電話が鳴った。それは当の彼からの、ディナーの誘いだった――。
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1.0弁護士のミニーは最愛の夫を亡くして以来、同じアパートで暮らす住人たちとの交流だけを頼りに、心を閉ざして生きていた。だがある日、そのアパートの新しい家主となるルークが視察にやって来る。この居心地のいい古いアパートをまさか取り壊すつもり!? 警戒するミニーだったが、ルークは予想外にアパートになじんで住みついてしまう。ミニーがやがて心を開きはじめた矢先、彼の部屋でガス爆発が起きる! 愛する人を失うなんて、もう2度と耐えられないのに――。
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1.0高級ホテル・グループのオーナーにしてギリシア彫刻のような美貌に恵まれたラザロ。まだ世間知らずの実習生ケイトリン。かつて、ふたりはつかの間言葉を交わしたにすぎなかった――キスさえせずに別れた夜。その2年後、ふたりは再会する。雇い主と従業員として。けれど運命が再びふたりをすれ違わせようとしたとき、ラザロは運命に逆らった。ケイトリンを秘書として自分のもとにとどまらせたのだ。彼女が、弟の死を招いた事件に深くかかわっていたとも知らずに…。
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1.0かつて夫に裏切られた経験から、2度と男なんて信じないと誓っているオリンピア。仕事に打ち込み、取締役にまでなるが、ある日会社が買収されることに。社内騒然の朝、彼女のもとにちょうど臨時の秘書がやって来るが――意外なほどに若くてハンサムな彼こそが、実は新しい経営陣で“影の実力者”と恐れられるプリモ・リヌッチその人だった。正体を隠して社内の調査に入ったのだが、何も知らぬオリンピアは彼の前でプリモを悪党だとののしってしまい!?
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1.0セレナは誰にも気兼ねすることのない、気ままな旅暮らしの生活をこよなく愛していた。 ある日、彼女は旅の途中でイタリア人のレオと知り合い、恋に落ちた。しかし、レオが途方も無い億万長者であるだけでなく、高貴な称号の持ち主であることを知ったのだ。 「レオと結婚なんて出来ない・・・。」セレナは身分違いの恋に苦しんで・・・!?
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1.0ハンサムな億万長者と形だけの結婚!? アンティーク店を経営するハリエットは、信じられない話を持ちかけられた。相手の男性マルコ・カルヴァーニは仕事がすべてで、形式的に妻となる女性を求めているという。 彼の妻になれば、経営の傾いた店を救ってもらえるかもしれない。だが、マルコの魅力に惹かれるたびに、愛の無い結婚にハリエットは胸が苦しくなって・・・!?
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1.0財産目当てで娘に近づいた男について調べてほしいという依頼を受けた女探偵ダルシー。その男はヴェネツィアの運河でゴンドラの船頭をしているが、実は伯爵だとうそぶいているらしい。 令嬢のふりをして囮になり、ダルシーは彼に近づくが、その太陽のように輝く笑顔と甘いドン・ファンぶりに、すっかり魅了されてしまう。しかし、彼の正体は・・・!?
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-イギリスの、とある町。シングルマザーのローラは、公園にいる美しい男性に目を奪われた。 イタリアから来たというその男性ジーノは、娘のニッキの特別な外見に怯む様子もなく、すぐに打ち解けられる温かさと優しさを秘めていた。 そして、ニッキの提案でローラの家に下宿することになったジーノの温かい明るさが、ローラの心を包み込むように照らし始め・・・。
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1.0叔父の遺産として大農園の債権を相続し、フィレンツェを訪れたアレックス。そこで彼女が出会ったのは、その大農園の経営者。限りなくゴージャスな兄弟、リナルドとジーノだった。債権について話し合おうとするアレックスに冷たい目を向ける、兄のリナルド。それどころかリナルドは、彼女をホテルからさらって無理やり農園に連れていくという強硬手段に出て!?
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1.0結婚式の総合プロデュース会社の女性社長ゲイルは、自分自身の結婚式の苦い体験をばねに、今日の地位と評判を築いていた。自らプロデュースした大富豪の結婚式会場で、ゲイルは花婿の長男アレックスと初めて顔をあわせた。義母となる女性は財産目当てであり必ず本性をあばく、と言い放つ彼の態度にゲイルは怒りを覚え口論になった。ところが挙式後の披露宴の席で、突然アレックスは、「きみが欲しい、結婚以外はなんでも与えよう」とゲイルに囁いた・・・!?
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1.5ロレンツォ・マルテッリは若きシチリアの大富豪。最近、兄も弟も結婚相手をみつけ、独身貴族は彼1人になってしまった。結婚をせまる家族のプレッシャーから逃れたいところだが、今日も母の命令で未婚の4人姉妹がいる知人の家を訪れることに…。一方、その家の長女ヘレンは見たこともないロレンツォに憤慨していた。「きっと、私たち姉妹がお金持ちの彼の気をひくと考えてるはずよ。…そんな男、こっぴどく痛めつけて振ってやるわ!!」
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-イギリス人医師アンジーは、友人の結婚式に出席するために訪れたシチリアで、運命の相手と出会う。彼の名はベルナルド。シチリアの名門一族である、花婿の弟だった。金持ちの御曹子とは思えないほどまじめで繊細で、無口な彼に恋をして、アンジーはキスするだけで幸せな時間を過ごした。だが、残酷にも恋は一瞬で踏みにじられた。アンジーが上流階級出身だと知ると、ベルナルドは失望をあらわにして言ったのだ。「君とは結婚できない。それが僕のルールだ」と。
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1.0ロンドンに滞在するため、大手銀行幹部ニックのもとに居候することになったケイティ。 大人になった私を見てほしい・・・。長年想いを寄せていたニックに、胸をときめかせながら再会したケイティだったが、相変わらずの子供扱い。 今度こそニックに振り向いてもらうため、ケイティは大人の魅力で彼にせまるが!?
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1.0――必ずあなたをスクープしてみせるわ――金融ジャーナリストのフランセスの目的は世界で最も裕福な人間の1人、カマール公国の首長アリに近づいて巨額の富の秘密を探ること。あふれ出る王者の貫禄、漆黒の髪、闇の瞳。その圧倒的な魅力にあらがって、フランセスはアリの前に歩み寄った・・・。ところが、彼に抱き寄せられたフランセスは秘密をつかむどころか、その熱く情熱的な口づけに逆らえなくて・・・。――もう、このままだとインタビューどころじゃなくなってしまう・・・!?
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1.0「マグダとの結婚はいつですか?」映画スター、アダムに芸能記者から相変わらずの質問が飛ぶ。そんなアダムの秘書を務めるスージーも記者達の餌食となり、ありもしないアダムとの関係が噂になった。恋人マグダとの間が上手くいかないアダムを助けるため、スージーは彼の恋人のフリをすることになるが…。
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-出張でロンドンを訪れていたシチリアの大富豪ロレンツォに口説かれて、親しくつきあうようになったヘザー。ロレンツ ォは楽しい恋人だったが、彼には威圧的で、人を支配するのが当然という兄レナートがいた。レナートはヘザーを財産狙いではないかと疑い、弟の花嫁候補としてひそかにヘザーの素性を調査した。さらに大金を積んでヘザーを誘惑してきたのだ。ヘザーがそれを断ると、傲慢にも「合格だ!弟と結婚しろ」と迫ってきて…。
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3.0イタリアのホテル王、アントン・サンティーニの恋人を演じなくてはならないなんて!? 刑事リディアは命じられた任務に動揺した。美麗なプレイボーイと名高い彼は何者かに命を狙われているという。彼の到着を待つ間、ホテルのプールで泳いでいたリディアは、水しぶきをあげて現れた男性がアントンだと気づき驚いた。もう演技を始めるの? 戸惑う彼女にアントンは甘くささやくと、情熱的に唇を奪ってきた。ダメ、これは仕事なのに…なぜ身も心も熱くなってしまうの?
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1.0オーブリーは可愛がってくれた母の恋人の訃報を受け葬儀を訪れた。恩返しもできぬまま、この日を迎えた彼女は最後の別れがしたかった。しかし、ラスベガスでショーガールをする彼女は、彼の年の離れた愛人と誤解され、理不尽に罵倒されてしまう。 すると、セクシーな実業家カリドが現れ、彼女を連れだしてくれた。ゴージャスな彼の部屋で刹那の熱情に駆られ、一夜かぎりの恋に純潔を捧げてしまうオーブリー。まさか彼が遠い砂漠の国の次期国王とも知らずに──。
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1.0アルプスで雪崩に巻きこまれ、壊れかけた山小屋に閉じこめられたマンディとガイドのレンゾ。生死のはざまで互いの愛に目覚めたふたりは結ばれる。ところが翌日、床が崩れ落ち、彼女をかばったレンゾが谷底に落ちてしまう! マンディはひとり救助されるが、彼はもう2度と戻ってこない。絶望に沈んだまま過ごした2年後、彼女はイタリアの新聞でレンゾが大会社の社長として活躍する記事を見つける。彼は生きていたの? それなら、なぜ私を捜してくれなかったの…!?
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1.0アンジーはこれまで、その輝く美貌と肢体を売り物に、エンジェルという名のタレントとして頭の悪い女を演じてきた。しかし大富豪の夫に心変わりされ、離婚した今は、引退して、慰謝料にもらったイタリアの美しい屋敷で静かに過ごそうとしている。けれど、そこには以前の主ヴィットリオがいて、“頭の悪いセクシータレント”への軽蔑を隠そうともしない。嫌な相手なのに、アマルフィ随一と名高い屋敷のレモン園を守っていくには、彼の協力をあおぐしかなくて…!?
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1.0アメリカの大富豪メリルの悩みはただひとつ。27歳になるか、結婚するまでは父の遺産を自由に使えないこと・・・。友人のためにまとまったお金を必要としていたメリルはなんと新聞広告を出して名目上の夫を募集してしまう!そこに応募してきたのは、イギリスの古城に住む貧乏貴族のジャービス。さっそく彼の古城まで会いに向かったメリルだったが、なぜだか彼に「帰ってくれ!」冷たく突き放されてしまう・・・。でも、そんな彼の頑固な態度の裏に隠された本当の温かさに、メリルはしだいに惹かれてゆき ―――!!
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1.0―ジェイソン!私が復讐を誓った男・・・!―派遣看護師のエリノアは、新しい患者のカルテを見て、息を飲んだ。ジェイソン。それはエリノアの元婚約者の兄で、エリノアたちの関係を引き裂いた、憎い相手だった・・・!―彼が事故で失明したうえ、半身不随ですって!?― 戸惑うエリノアだったが、ある思いを胸に、この仕事を引き受ける。―正体を隠して彼を看護し、私を立派な看護師として認めさせてみせるわ!それが私の復讐よ・・・!― ところが、憎みぬいたはずのジェイソンと過ごすうち、予期せぬ想いがエリノアに芽生え始め・・・!?
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1.0イギリスに帰国する直前、ホリーは荷物のなかに自分が模写した細密画のオリジナルを発見した。とんでもない犯罪に巻きこまれた…信じていた男性にだまされたのだ! ローマ行きの列車に飛び乗ったものの、とっさに逃げこんだ1等車のコンパートメントには、鋭い目をした判事マッテオがいて、ホリーが警察に追われる身であることを即座に見抜いた。だがなぜか彼はホリーを警察には渡さず、自分の屋敷に連れ帰った。パスポートも取りあげられ、不安な日々が始まった!
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-ローレルは祖母の遺言を果たすため男爵の元を訪れたが、彼のコンラッドに門前払いされる。古城を舞台にした時代をこえるロマンスの行方は・・・!?
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-メグはヨーロッパを旅行中、兄を訪ねて地中海に浮かぶ島国・ニローリ王国にやって来た。ところが、港に迎えに来るはずの兄は姿を見せず、やむなく地元のカジノでアルバイトをすることに。けれどニローリ王国のプリンスでもあるカジノのオーナー・ルカに見初められてしまい…!? 王子は権威とまばゆい魅力をふり かざし彼女に愛人になるよう迫ってきたのだ! 正統なる王族ロマンス「ニローリ・ルールズ」全8部作の第3話。
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1.0エリーズはくずおれそうになるのを必死にこらえていた。散財と浮気を繰り返していた夫が、莫大な借金を残したまま突然死んでしまったのだ。霧雨の降る葬儀の列席者のなかに、ひときわ目立つ男性の姿があった。見覚えのないその男性――夫の雇主で大企業の経営者ヴィンチェンテは葬儀のあと、なぜかエリーズを食事に誘ってきた。危険な光を放つヴィンチェンテの瞳に不安を覚えつつもエリーズはその誘いを受けてしまう。彼の目的はいったいなんなのかしら?
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1.0トップモデルのメガンは身に覚えのない殺人の罪に問われ、最愛の子供からさえ引き離されて、刑務所で3年もの月日を過ごした。証拠不十分で釈放されたメガンだが、帰る場所もなく行き倒れていたところをひとりの男性に拾われる。ダニエルと名乗るその男は、あろうことか彼女が一番恨んでいた刑事を生業にしていた。彼らに償ってもらう権利が私にはある…メガンは真犯人探しの協力をダニエルに求めた。彼が忌まわしき断罪者であるとも知らずに――。
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1.0ホテルで研修するため、シチリアの小さな村からローマにやって来たオーロラ。ホテルのオーナーである大富豪ニコは同じ村で生まれ育った4つ年上の男性で、オーロラの憧れの人だった。初恋を捧げてもバージンを差しだしても、思いは拒絶されつづけてきたけれど。再会したニコの変わらない魅力にオーロラの心は揺れた。彼の瞳に私への欲望を感じるのは気のせい? 思いを返してくれる人ではないとわかっているのに、オーロラは彼とふたたびベッドをともにしてしまい…。
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1.0極寒のロシア。貧しいアーニャは孤児院に勤める母と身を寄せあって暮らしていた。プリマを夢みて厳しい訓練を積む日々のなかで、ボクサーを目指すローマンと恋に落ち、純潔を捧げたが、彼はそのあとロシアから姿を消した。あれから14年、凍りついた心を抱えたままプリマへの階段を上りつめたアーニャ。彼女の楽屋をゴージャスな実業家が訪れる。ローマン! 今さらなぜ現れたの!? だが、冷たい態度をとる一方で、アーニャの心は彼のまとう秘密の匂いに乱されていた…。
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3.0いくつものトラブルを解決してきた敏腕秘書フェリシアの新しい依頼人は、ザジニア国の王太子ケダ。彼と目があった瞬間、フェリシアの体は熱く燃えあがった。いつもなら依頼人とはベッドをともにしないと初めに断言するのに、思わず忘れてしまうほどに、美しきケダの罪深い色香に圧倒されてしまったのだ。彼はじきに花嫁を娶るのよ。私がトラブルを招くなんて決してあってはならない。だが、フェリシアの信念をよそに、ケダに激しく翻弄される運命は回りはじめていた!!
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-まさかここが彼の勤める病院だったなんて。交通事故に巻きこまれたローナは、搬送先の病院で元夫の医師ジェームズに再会した。子宮外妊娠で子供を失い、すれ違いから彼と離婚して10年。新しい人生に踏み出そうとしていた矢先、こんな偶然があるなんて。昔と変わらず優しいジェームズにローナの胸は締めつけられた。私はまだ彼を愛している。でも…。ジェームズはローナが仕事を探すために家を売り、行く所がないと知ると「僕の家で療養すればいい」と提案して?
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-看護師のフローは、異国の皇太子と結ばれた親友マギーの結婚式で、因縁の相手と再会を果たした。第二王子ハジーン…2か月前、もう不毛な恋はしないと誓った私をあっさりとベッドへ導き、最高の喜びを与えたあとで侮蔑の言葉を残して去ったひどい人。なのに彼を見たとたん、懲りずにまたときめいてしまうなんて…。ハジーンのおざなりな挨拶にフローの淡い望みは打ち砕かれ、彼女は傷を深めただけで帰国するかに思われた。ところがハジーンが驚くべき行動に出て…!?
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-駆け出しの女優メリダの勤める画廊に、ニューヨーク随一の資産家イーサンが現れた。彼の冷たい美貌にひと目で心を奪われたメリダは、誘われるまま食事に応じ一夜をともにしてしまう。けれどそれから2週間、イーサンから連絡はなかった。彼は住む世界が違う人。私は夢をみていただけ…。そんなメリダに念願のブロードウェイ舞台の役が舞いこんだ。イーサンへの想いは忘れ、女優としてこのチャンスをつかまなくては。決意するメリダだが、妊娠していることがわかり?
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2.0砂漠の国の美しい皇太子イリアスに唇を奪われて、マギーは無垢な体を羞恥で震わせた――。星空観賞ツアーで、マギーは眠っていたところをいきなり囚われた。豪奢なテントで待っていたのは、皇太子イリアス。身に覚えのない罪を問われ、憤慨したマギーが水を飲むことすら拒むと、彼が強引に口移しをしてきて…。蜜のように甘いキスは、24歳で未だ純潔なままのマギーの心に、淡い恋の火をともした。やがて皇太子から、ハーレムの寵姫となるよう迫られるとも知らずに。
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-新米看護師のアデルは、医師ザヒールに想いを寄せていたが、これが現実的な恋でないこともわかっていた。彼は砂漠の国マムラカットの皇太子、本来なら気安く口もきけない男性だった。しかし、偶然助けた王妃に気に入られ、付添看護人として彼の国へと招かれることになる。盛装を身にまとったザヒールを見て、住む世界の違いをまざまざと感じるアデル。しかし、ふたりきりになった瞬間、彼は熱いまなざしで唇を重ねてきた。だめよ、彼は隣国の王女と結婚する身なのに…。
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1.0伯爵家の跡継ぎでありながら優秀なビジネスマンのランドールは、久しぶりに再会した従兄弟からハードワークを咎められた。彼の提案でしばらくの間ふたりの立場を交換し休養することに。ランドールがカウボーイである従兄弟の牧場を訪れると、そこでは幼い頃、休暇のたびにともに過ごした妹のようなクレアが出迎えてくれた。社交界の浪費家な女性たちとは違う、生命力にあふれた彼女に次第に惹かれてゆくランドール。けれどクレアには想い人がいるようで――。
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1.0ローマの一流ホテル<グランデ・ルチア>で清掃係として働くソフィー。客として訪れていた大富豪バスティアーノと親しくなった彼女は、一夜かぎりの恋にバージンを捧げてしまう。1年前、親に決められた結婚から逃げだし自分で人生を決めてきた…後悔はないはずの彼女だった。が、なぜか彼の母の形見だという指輪を彼女が盗んだと濡れ衣を着せられ職を追われることになってしまう…。まだ、彼の子供を宿しているとは知るよしもないソフィーの運命の歯車が回りだす──。
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-映画制作を学ぶためイタリア屈指の映画プロデューサー、サント・コレッティの個人秘書となったエラ。シチリア名家の御曹司でもある彼は傲慢なプレイボーイでありながらまぶしいほどのオーラを放ち、甘い微笑みでエラを惑わせる。ダメよ。私はボスとは関係をもたないと決めているのだから。ところがある朝、サントから呼び出されたエラは思いもよらない彼の姿に驚愕した。これが自信に満ちあふれていたサントなの? たまらなくなったエラは思わず彼にキスしていて…。
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1.0エリーは17歳の時、外科医志望で9歳年上のハンサムな青年アンドルーと恋に落ちた。プロポーズされ幸せに包まれる一方で彼の一途な愛を窮屈に感じ、挙式前にささいな羽目をはずした。それがきっかけでふたりの愛は壊れてしまったけれど…。12年後、重病の娘を抱えシングルマザーとして苦しい生活を送るエリーの前に、娘の医師としてアンドルーが現れた。あなたの愛から逃げ出した私に、あなたを懐かしく思う資格なんてないのに…なぜ心はこんなにも揺れてしまうの?
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-ウエディング・プランナーのガブリエラが想いを寄せるのは名門ホテルのオーナー、アリム。彼がつきあう女性はすべて美人、それも一夜限りのみ。自分なんて相手にされるわけがないと思っていた矢先、アリムから声をかけられ…誘惑に抗えず、ガブリエラは純潔を捧げた。翌朝、アリムは自分が異国の皇太子だと明かし即位するまで1年間だけ恋人になってほしいと告げてきた。なんて残酷な提案なの? 拒絶するガブリエラは知らなかった。その身に彼の子を宿したことを…。
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1.0これからいったいどこへ行けばいいの?ロンドンの地下鉄のホームで、エーンズリーは途方にくれていた。ナニーとして住みこみで働いていた家で、いわれのない罪を着せられ解雇された。代わりの仕事も住む所も見つからないまま…。そんな彼女の耳に子供の泣き声が届いた。見れば高級なスーツに身を固めた美しい男性が、泣きじゃくる赤ん坊に悪戦苦闘している。エーンズリーは思わず男性に声をかけた。彼がシチリアからきた億万長者エリヤ・ヴァナルディとも知らずに…。
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1.0スキャンダルから逃れロンドンを訪れたプレイボーイのゲイブは従兄弟と久しぶりに再会した。城や領地の維持のため働きづめだという彼を見かね、ゲイブはしばらく立場を交換することを提案。伯爵家の後継ぎである従兄弟の所有する城を訪れると、管理人だという女性フレディが現れた。未亡人で子供の世話に追われる彼女は、ゲイブがつきあってきた女性たちとはまったくタイプが違ったが、なぜか気になる魅力が…。実はフレディには、哀しい愛の過去があって…。
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1.0夢なかばでバレエ団を辞めたレイチェルは、友人の結婚式で億万長者ニコライと出会った。憂いを帯びた瞳も謎めく彼に、レイチェルは思わず心奪われる。私生活のすべてをひた隠そうとする彼は、ともに養護施設で育った親友たちから距離を置こうとしていた。そんなニコライをひき止めるレイチェルは、彼に自分と同じ苦しみを感じた。愛し、愛される資格があるのか懊悩する自分と。バレエの批評家になるという新しい夢を語りあう内にふたりの唇は重なり――。
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1.0ドナは、年下のイタリア人の恋人にプロポーズされ、幸せの絶頂にいた。少し頼りない彼だけれど、孤児だったドナの憧れ――家族をもつ夢がようやく叶う。ところが結婚の挨拶に訪れた彼の実家で、ドナは意外な事実を知る。そこは住む世界の違う、由緒正しき名家の大豪邸だったのだ! そして彼の兄リナルドは、傲慢な態度で手切れ金を提示してきた。金目当ての女と思われたのだ。さらにリナルドは、金でドナが追い払えないと知ると今度は誘惑を仕掛けてきて!?
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-ふたつに分かれたダイヤのように、分かれたふたつの国カリスタとアリスト。行方不明のダイヤを見つけた者こそ真の王となる――。召使いのエフィーには縁のない伝説だった。彼女はザカリ王に仕える侍女に急遽選ばれて、砂漠へ行くことになったのだ。緊張しながらも、おずおずと天幕に入ると美しく、たくましい王と寝所をともにすることが務めと知らされて…!? 思わず逃げ出してしまったエフィーの胸元には、母の形見のペンダントが光り輝いていた。
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1.0クリスマスが近づくと獣医のドーンは仕事を詰め込みはじめる。そうしないと8年前のひどい失恋を思い出してしまうからだ。恵まれない子どもたちのためのボランティアも務める彼女はある日、村一番の屋敷に新しい主がやって来たと知り、喜んだ。これで子どもたちのためのパーティー会場が確保できるわ。だが、屋敷の主を見て凍りついた。ベン! かつてドーンを捨てた大富豪。思いがけぬ再会と以前とはまるで違う変わり果てたベンの姿に彼女は言葉を失ってしまう――。
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-比類なき頭脳でもってIT長者として成功したセヴは退屈をもてあますと、その気もないのに秘書にちょっかいをかける。そんなボスの下で働きはじめてから3か月。幼い頃に別れた父との絆を取り戻すことを期待してNYへ来たナオミだが、これ以上、魅力的な彼のそばにいては危険と感じていた。退職届を提出するも、最後の仕事としてドバイへの出張に同行を強要されてしまう。そしてその日から彼の猛烈な誘惑が始まった。この想いは決して彼に気づかれてはならないのに…。
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1.0私立探偵のデビーは、とある男を罠にかけて浮気現場の写真を撮ろうとした。ところがホテルに現れ、めまいのするようなキスをしてきたのは刑事のジェイク! なんてことなの…人違いなんて。不作法で無愛想な彼の第一印象は最悪。しかし、これが縁でふたりは麻薬犯罪組織に潜入捜査することになる。デビーは妖艶なダンサーとして、ジェイクは運転手として。組織のボスがデビーに夢中になり、ここぞとばかりに情報を得ようとする彼女だが、ジェイクは気が気じゃない!!
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-1938年――看護実習生ディーは美人な姉の恋人マークに会った瞬間息が止まりそうになった。こんなにもハンサムで、明るく大きな声で笑う人は初めてだ。姉とじゃれあいながらも、ディーを一人前のレディとして扱い、きちんと話をしてくれる彼をディーはすぐに好きになった。そして苦しかった。早く姉と結婚してくれれば、この想いも諦めがつくのに。だがディーはまだ知らなかった。姉のほんとうの心の内を。そして、マークの奔放な女性関係や、無鉄砲で命知らずな夢を。
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1.0弁護士のピッパは、街にクリスマスキャロルが流れはじめると、数年前のクリスマスのつらい失恋を忘れるために仕事にのめり込む。そんなある日、ピッパはロスコーという実業家と出会い、“君の美しさで弟を夢中にさせて、悪い仲間からひき離してほしい”と奇妙な依頼を受ける。彼が必要としているのは私の容姿だけなのね! 失礼な申し出に憤慨するべきだと思いながら、ひき受けてしまうピッパ。どこか陰のあるロスコーが、愛に心を閉ざす自分と似ている気がして…。
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1.0恋人に捨てられた傷を癒やすため、シャーロットは憧れの地イタリアを訪れた。失意のなか立ち寄ったバーで、熱い視線を向けられる。なんて魅力的な瞳…。ひときわ目立つ彼――ルチオはとても自信に満ちあふれていた。その輝きに彼女は一瞬で彼に心を奪われ、そのまま魔法のような熱い夜をともにしてしまう。そして翌朝、彼は別れを告げず去っていった。不思議とショックはうけず、昨夜の出来事を一生の思い出に生きていくはずだった。彼女が妊娠に気づくまでは…。
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-看護師のルイーズは、ロンドンの研修中に外科医ダニエルと恋に落ち、夢のような日々を過ごす。しかし、彼は「君とのことは一時の遊びだ」と言いはなち、ルイーズを冷たく捨てた。傷ついた彼女は母国に戻るが…子供を妊娠していることに気がつく。彼に知らせるわけにもいかず、少ない貯蓄を切りくずしながら子供を育てていた。そんなある日、担当の患者のなかにダニエルの名前を見つける。なぜ彼がここに!? しかも、彼は自分の子とは思いもしないようで…。
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-7年前、キャットは赤ん坊を早産のすえに2日で亡くし、婚約者とも破局して、悲しみをかき消すように仕事一筋に生きてきた。ある日、出張先のバルセロナで同じ医師のドミニクと出会い、美しい彼に惹かれるまま情熱的な一夜を過ごす。一夜限りとわかっているけれど、もっと一緒にいたい……。けれど、何か秘密を抱えている様子の彼を信じきれず、結局は後味の悪い別れを迎えたのだった。やがて思いがけぬ妊娠が発覚し、キャットはひとりで産む決心をするが…!?
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1.0妹夫婦の突然の訃報で悲しみに暮れるキャサリンの前に、最悪の男ニコ・マンチーニは再び現れた。彼に会うのは妹夫婦の結婚式以来。あの日、妹の夫の兄であるリコは熱いまなざしで誘惑してきた。そしてキスを受け入れようとした私を嘲笑うと、金目当ての強欲姉妹だと罵ったのだ。ひどい偏見をもつ彼には二度と会いたくないと思っていたのに…。リコは亡き夫婦が遺した赤ん坊について話しあうためにやって来たと言う。それには受け入れがたい提案がついていた――!!
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-メイドのベラは朝食を運んだスイートルームで凍りついた。マッテオが女性とベッドにいる! 5年前に別れた恋人が…。故郷のシチリアを出た彼は今や実業家として名を轟かせている。ベラが働くホテルも彼が買収するらしいと噂だ。かつて18歳のベラが娼婦として売られる前日、ベラは彼に純潔を捧げ、ふたりはマフィアの支配する島を出ようと約束した。しかし、ベラは待ちあわせ場所へは行けなかったのだ。再会したマッテオは冷たい憎悪に満ちた瞳でベラをにらみ…!?
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-ルカはマフィアのドンの息子。ソフィーはドンの部下の娘。ふたりは子どもの頃、幼い愛を誓いあっていた。しかし大人になったふたりは自分の意志ではなく、ドンの命令で結婚式を挙げることになってしまう。親を嫌っていたルカはソフィーとの結婚を断固拒否する。そんな時突然、ドンとルカ、そしてソフィーの父親が逮捕されてしまう。その後、ドンとルカは無罪放免。なぜかソフィーの父親だけが有罪判決を受ける。この瞬間からルカはソフィーの敵となってしまい…!
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1.0家庭教師マギーの教え子カタリーナはスペインの大公セバスティアンと近々、結婚することになっていた。いくら家同士で決めたこととは言え、まだ若い彼女に愛のない結婚をしいるなんて…。カタリーナに懇願され、マギーはスペインでの結婚式に付き添うことになる。初めて会う大公は確かに威圧的だったが、危険な魅力をもつハンサム。いけないとわかっていながらも男性として意識してしまう。彼に挑発的なキスをされたマギーは血が沸騰するかと思うほど身体が燃えて…!?
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-兄の結婚式に出席したトリニティは、初恋の人と再会した。ザイード! 彼にもう1度会えるなんて…。兄の学友で気高さに満ち溢れた、砂漠の王国イシャラの王子。10年前、イギリスで学んでいた彼に心奪われ、初めてのキスを捧げた。けれど彼は母国に帰ってしまい、以来会うことはなかったのだ。式のあとザイードとふたりきりになると、トリニティは幸福な気持ちで胸がいっぱいになった。しかし、兄と彼の会話を聞き、心は一瞬で凍りつく。彼が結婚してしまうなんて!
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1.0ベネチアを訪れたサリーは美しい町並みに胸を躍らせていた。だが、宿泊先のホテルで男にからまれてしまう。するとそこに現れたオーナーのダミアーノに助けられ、そのまま彼の屋敷に滞在することに。ともに過ごすうちにダミアーノが見せる様々な表情ひとつひとつに惹かれるサリー。そんなある日、町がカーニバルに沸く夜。舞踏会で彼は突然告げた。「僕と結婚してくれ。」思いがけない申し出にサリーの心は弾むも、けれどそれは愛情ではなく、ある取引きにすぎなかった。
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1.0ひと目で恋に落ちたサラとジャスティンの甘い日々は、サラの妊娠によって嘘のように終わりを告げた。中絶させようとした彼の権力者特有の冷酷さに絶望し、サラはシングルマザーとなって田舎町でひっそり暮らし始める。それから2年、突然ジャスティンが訪れ、サラに気づきもせず無心に道を尋ねてきた。聞けば事故で記憶を失ったという。これは神様のいたずら? 彼の仕打ちを忘れてはいないけれど、もしかしてやり直すチャンスを与えてもらったのではないかしら?
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1.0ウエイトレスのアリーナが派遣会社から紹介された仕事。それは――大富豪にしてマスコミをにぎわすプレイボーイ、デミアン・ズーコフの臨時秘書だった。おそるおそる彼の滞在するホテルを訪れると、彼の部屋から次から次へと3人もの美女が泣きながら飛び出してくる。昨夜のお相手なんだわ。地味な私に彼の秘書なんて務まるのかしら? 一方、うぶな様子ではにかみながらも誘いを断る彼女にデミアンは新鮮な驚きを感じていた。彼女のバージンを味わうのも悪くない。
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1.0イタリア旅行中にソニアは運命的な出会いを果たし、知りあったばかりの美しい青年フランチェスコと2日後には結婚を決めていた。胸躍る街、水の都ベネチアで魔法のような恋に落ち、ふたりは幸せに暮らすはずだった。けれど、彼女はすぐに故郷へ逃げ帰ってしまう。言葉や習慣の違いもあったが、天涯孤独だったソニアは、温かな夫の一族の気遣いによって逆に孤独へと追いつめられたのだ。迎えに来た夫も拒絶し、とうとうふたりの結論は別れしかないと思われたが…?
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1.0F1の世界王者ジェレドにデートに誘われたケイは、世慣れた有名人の彼にすっかり夢中にさせられ、バージンを捧げてしまう。なのに彼は、ケイがバージンだとわかった瞬間、拒絶するそぶりを見せた。ケイの淡い恋心は残酷なまでに踏みにじられたのだ。けれど苦しみはそれで終わらなかった。その一夜で妊娠。その後彼とはまったく連絡がとれなくなったのだから。ケイがひとりで子を産み6年が過ぎたある日、ケイの前にジェレドが現れるが…?
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-その日、コニーは父親の決めた相手と、愛のない結婚式を挙げた。ベッドをともにする直前、彼から同性愛者であると告げられる。コニーが独り泣き崩れていると、結婚式に出席していたある男性に声をかけられる。男の名はニコ。ニコはコニーがこれまで見たこのもないほどハンサムでセクシーだった。「僕と一緒に行こう」夢にみていた初夜にせめて女としての幸せを知りたくて、コニーはニコと1度だけの関係を結ぶ。その一夜が、コニーに何をもたらすかも知らずに…!?
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1.0シーリアは盲人というハンデに屈することなく、ダイビングや会社経営に挑戦し、好奇心旺盛に人生を楽しんでいる。恋人のフランチェスコはそんな彼女が心配でならなく、彼なりの愛で縛ろうとする。「わたしは不自由でもかわいそうでもない。どうして生き方まで否定するの?」燃えあがった無防備な情熱はお互いを心底傷つけあい、ふたりは決定的な別れを告げる。愛だけで生涯をともにすることはできないの…? イタリアの名門6人兄弟の大河ロマンスとうとう完結――!!
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1.0ルジェーロはロンドンで謎めいた美女サファイアと出逢い、ひと目で惹かれあう。ところが、情熱的な2週間を過ごしたあと彼女は忽然と姿を消してしまう。運命の恋と信じていたのになぜ…? それ以来、彼は抜けがらも同然だった。ある日、経営する会社が開発した新型バイクのテスト走行をしているとき、サーキットの客席にふとサファイアの姿が見えた。しかし、容姿はそっくりなのに雰囲気はまるで違う。動揺した彼は、あっという間に宙に投げ出されていた。
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1.0ベネチア最高級ホテル<グランデ・ルチア>を訪れた令嬢のリディアは、そこで記憶に残る出逢いをする。ラウル・ディ・サヴォ、不動産王の彼はリディアのテーブルにたまたま居合わせた。家業を立て直すために、義理の娘をも使う義父の策略を彼女から聞いて逃れさせてあげると言う。突然の申し出に不安に駆られる彼女だったが「今夜だけ僕と友達になればいい、選ぶのは君だ」と言った。今まで私の意思を尊重してくれた人は、そばにいなかったのに…どうして彼は―――。
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1.0スルハーディ国の王女レイラは、姉の代わりにおまえが死ねばよかったと母に言われ家出を決意する。ニューヨークに降りたった彼女は、16年前亡くなった姉の服をつけ赤い口紅をひきホテルのバーに向かった。そこで彼女は最高級な身なりをしているのになぜか野性的な雰囲気をもつ不思議な男性に目を奪われる。壁に囲まれた宮殿で育った彼女は生まれて初めて大胆な行動に出た。「わたしにふしだらなことして――」しかし、次の朝、彼はバージンを捧げた彼女をベッドに残し…。
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-アニカは超名門コロフスキーの一族に生まれるが、プライドの高い母に逆らい看護師となる。実家からの援助を止められた彼女は、生活費を稼ぐため寝る間も惜しんで働いていた。ある日、同僚のロスに突然声をかけられアニカは驚く。彼は兄の友人だったのだが、これまで親しく接したことはなかった。あまりにも疲れた表情のアニカを心配し、声をかけてくれたのだ。彼の人柄を知るにつけ心惹かれていくアニカ。だが、彼にとってはただの友人の妹だと思い知る…。
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1.0砂漠の国の王女レイラは、オーストラリアの敏腕弁護士ミカエルを秘密の計画に巻き込むことに。過保護な父王のおかげで24歳になっても国外に出ることなく、恋も知らぬまま大嫌いな男との結婚を命じられたレイラ。せめて一度だけ思うがまま生きてみたいと、兄の新婚旅行に同行して密かに抜け出し、現地のミカエルの擁護で1週間の自由をつかんだのだが…。計画には誤算があった。レイラは絶対者の父王を永遠に背きたくなるほどに、ミカエルに惹かれてしまったのだ――!!
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-大富豪ダニールのオフィスに向かうなか、リビーは憂鬱だった。養護施設で育ち、名家の養子となった彼に両親の結婚記念パーティーに出席してもらわなければならないのだ。私に説得できるかしら? 不安を振り払いオフィスに入ると、圧倒的な存在感を放つダニールに釘づけになる。彼は説得には耳を貸さず、欲望のくすぶる瞳で見つめてきた。悪魔のような魅力に抗えず一夜をともにした数日後、彼はリビーの前に現れた。パーティーに出る代わりに恋人役を演じろと言って…。
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-かつてお城だったパディントン病院は子供に人気の病院。救急隊員のヴィクトリアは、傲慢な医師のドミニクとは犬猿の仲。今日も急病患者の受け入れ方について、言い争ってしまう。悪魔のように私にまくしたてる人は、彼だけだわ! ある日、ヴィクトリアはデート相手が父に近づくために自分に言いよっていたと知り、唯一心安らげる場所でひとり涙していた。そこへ、ドミニクが現れ意外にも優しく慰めてくれて!? 彼の温かさに触れ一夜をともにしてしまい――…。
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-「あんな庭園は、時間と金の無駄だ!」――冷血漢で悪名高い弁護士ダンテに、自身がデザインした庭園をけなされたマチルダ。二度と会いたくない存在のはずが、なんと次の仕事の依頼主は彼で…。母親を事故で亡くした幼い娘のために、屋敷の庭を心安らぐ花園に変えてほしいというのだ。娘への深い愛にほだされて依頼を引き受けたマチルダだったが、そんな彼女をからかうようにダンテは熱いキスを交わしてきて――これから2週間、彼の屋敷に住みこんで働くというのに!!
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1.0法律事務所で働くエリーは、担当するイタリアの実業家レオニツィオの離婚問題に頭を抱えていた。彼は妻が妊娠している我が子を手放す気はないと親権を要求している。だが、出生前DNA鑑定の結果、父親はレオニツィオではなかったことが発覚したのだ。子どもに希望を見いだしていた彼に事実を伝えるのはつらい役目になった。妻の裏切りと、離婚が決定し予想以上に落胆する彼を慰めるうちに一線を越えてしまうエリー…。彼の子を身ごもることになるとも知らずに――。
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-大切な友人の葬儀に参列中、倒れてしまった身重のミアは、運ばれた病院で思いがけない人物と出会う。友人の兄イーサン──傲慢きわまりない億万長者。7年前、ミアとイーサンは出会い、ひと目で激しい恋に落ちた。だが彼は彼女を捨てて一方的に去っていったのだ。そして今、ミアのおなかの子の父親が弟だと知ると、彼女を詐欺師呼ばわりし、財産目当てと決めつけて責めたてている。たとえ真実を話してもきっと彼は信じないだろう。だからこの秘密は絶対守らないと…。
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2.5砂漠の宮殿で双子の王女を世話する養育係のエイミーは、子供たちの父親であり厳格な支配者でもあるアミール国王から突然プロポーズされた。1年前に王妃を亡くしたアミールは、男子しか世継ぎと認められないこの国のために再婚を急いでいた。「君は双子を愛し、僕を愛している」そう断言する王者の扇情的なまなざしを受けて、エイミーの体が羞恥で熱くなる。彼への愛に気づかれていたなんて。でも私には決して王妃になれない理由がある。砂漠の掟を揺るがすほどの理由が…。
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-その日、ケイは好きでもないルイスと結婚式を挙げようとしていた。ルイスの会社で盗みを働いた弟の罪を償うために。だが、誓いの言葉を交わす直前、教会の入り口にひとりの男性が現れた。彼の名はジャック・メイスフィールド。6年前からケイが思いを寄せる相手だった。祖父の命を救ってくれた彼に、ケイは約束した。“いつどこでも、どんなことでも、あなたの頼みをきくわ”その約束をたてに、ジャックはウエディングドレス姿のケイをさらっていった――!
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-ギリシア人投資家ニコの個人秘書として、シャーロットは土地開発者ザンダーに連絡を取ろうとしていた。多忙なザンダーと電話連絡が取れたとき、彼女は我知らずときめいた。なんてすてきな声の持ち主なのかと。それからは彼との電話が、病気療養中の母親の介護を続けていた彼女にとって、いつしか唯一の救いになっていた。ある日、直接ザンダーと交渉することになった彼女は、彼の姿を見て驚く。なんと彼女のボス・ニコと外見が瓜ふたつだったのだ!