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3.8「きみを抱きたい。我慢できないんだ」 ――不思議な力を持つシアーシャ。謎の光を発したことで聖女として崇められてきたが、突然「邪悪な力を操る偽聖女」だと言われ、断罪されそうになる。誰ひとり味方もおらず諦めかけたとき、かつての敵国カイロニアの皇弟・フェイリムによって助けられた……はずだった。気がつくとなんとフェイリムが、甘い言葉と態度でシアーシャの心と身体を激しく求めてくる。実はシアーシャには『魅了の力』があり、術にかかった者は自分の意思とは関係なく甘い態度になってしまうのだ。その後、魅了の力をコントロールするための特訓が始まることになり、フェイリムにその練習相手になってもらうのだが――?
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3.5
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-◆あらすじ 「はじめまして、僕は死神です。君の魂をもらいに来ました。」病室で目を覚ました真尋は、ある日突然目の前に現れた死神から三十日以内に自分の命が尽きることを告げられる。今まで入退院を繰り返しずっと一人ぼっちだった真尋にとって、死ぬことは何も怖くない……はずだった。しかし不器用だけど優しい死神と日々言葉を交わすうちに、どんどん彼に惹かれている自分に気がつく。もっと生きたい。けれど、無情にも運命の日は訪れてしまう。そんな真尋に、死神は今までついていた“嘘”を告白しはじめる――。 これは決して結ばれることのない、余命僅かな少女と死神の切ないラブストーリー。 文庫版限定書き下ろし! 【番外編:君の手のぬくもり】を収録。 ◆著者メッセージ はじめまして、望月くらげです。 このたびは2020年に単行本として刊行された『優しい死神は、君のための嘘をつく』を文庫化していただけることとなりました。すごく嬉しいです。 重い心臓病で幼い頃から入退院を繰り返す真尋の元に、ある日彼女の命を奪いに死神がやってきて――というところから物語は始まります。真尋の恋心の行方、そして命の期日が来たとき二人が選ぶ運命とは……。 どうか最後まで見届けていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
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4.1「はじめまして、僕は死神です。君の魂をもらいに来ました。」病室で目を覚ました真尋は、ある日突然目の前に現れた死神から三十日以内に自分の命が尽きることを告げられる。今まで入退院を繰り返しずっと一人ぼっちだった真尋にとって、死ぬことは何も怖くない……はずだった。しかし不器用だけど優しい死神と日々言葉を交わすうちに、どんどん彼に惹かれている自分に気がつく。もっと生きたい。けれど、無情にも運命の日は訪れてしまう。そんな真尋に、死神は今までついていた“嘘”を告白しはじめる――。 これは決して結ばれることのない、余命僅かな少女と死神の切ないラブストーリー。
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3.3完璧な淑女、リーゼロッテ。しかし"とある事情"により悪女と断罪され婚約破棄された彼女のもとへ、王家より新たな縁談が舞い込む。相手は有能だが悪評の絶えない辺境伯・テオドールだった。迎えた初夜、テオドールは現れず、その後も避けられ顔も知らないまま時間だけが経過する。 『2年間白い結婚であれば離婚できる』という法律があるため、このまま捨てられるのだろうと察したリーゼロッテは、その商才を活かして密かに生活基盤を整えることに。そして結婚2年が経過した夜。満を持して「離婚してください」と切り出すリーゼロッテだったが、初めて会った夫は離婚を拒否するどころか、思いもかけない行動に出て――!? 旦那様、私たち愛のない結婚ですよね? 不器用にすれ違う2人の、溺愛ラブファンタジー!
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4.0
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-鬼の一族が統べる国。紅白雪は双子の妹として生まれたが、占い師に凶兆と告げられ虐げられていた。そんな時、唯一の味方だった姉が後宮で不自然な死を遂げたことを知る。悲しみに暮れる白雪だったが、怪しげな男に姉は鬼の皇帝・胡星辰に殺されたと聞き…。冷血で残忍と噂のある星辰に恐れを抱きながらも、姉の仇討ちのために入宮する。ところが、恐ろしいはずの星辰は金色の美しい目をした皇帝で!? 復讐どころか、なぜか溺愛されてしまい――。「白雪、お前を愛している」後宮シンデレラストーリー。
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4.5「一生分の愛を注ぐ」――内緒で息子を産んだのにエリート警察官と再会! 花屋で働く佳純は、よく花を買いに訪れるクールな警視・瞬のことが気になっていた。ある時、トラブルから助けられて甘い交際に発展。幸せ絶頂の中、彼の子を身ごもるが…。なんと佳純の叔父の犯罪が発覚! 彼のキャリアに傷をつけることを恐れて姿を消すことに。しかし4年後、子育てに奮闘する佳純の前に瞬が! 「もう二度と離さない」――逃げ惑う佳純を、熱く一途な溺愛で包みこんできて…!?
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-転校生の彼と出会い、諦めがちだった性格が変わっていく女の子(『ラストメッセージ』望月くらげ)、「月がきれい」と呟き、付き合うことになったふたり(『十六夜の月が見ていた』犬上義彦)、毎日記憶を失ってしまう彼女に真っすぐ向き合う男の子(『こぼれた君の涙をラムネ瓶に閉じ込めて』水瀬さら)、大好きな先生に認めてもらいたくて奔走する女の子(『なにもいらない』此見えこ)、互いに惹かれ合ったふたりの最後のデートの一日(『このアイスキャンディは賞味期限切れ』櫻いいよ)。恋するすべての人が共感する切ない恋の短編集。
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-中学二年生の桜井夏希(さくらい なつき)は普通でいたい女の子。 ある日、道端で具合悪そうにうずくまっていた男の子に日傘を貸してあげる。初対面なのに「いい匂いがする」なんて言われてびっくりしていたら、実はお父さんの知り合いで、今日から一緒に住むことになったと知らされる。イケメンな男子・夜斗(やと)くんとの突然の同居に戸惑う夏希だったけれど、ミステリアスな彼の正体は、なんとヴァンパイアで!? さらには夏希のことを「俺の花嫁」なんて言い出してドキドキが止まらない! ヴァンパイアは生涯でひとりだけ、大事な花嫁の血を吸うらしく、夜斗くんからの溺愛は加速する一方……!? 「こうしていると、新婚みたいだな」ちょっと危険な愛され同居生活スタート!