町屋良平作品一覧

  • 文藝春秋2025年1月号
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    ■■■昭和100周年記念大特集■■■ ◎昭和100年の100人――高度成長とバブル編 皇太子明仁 日光疎開の思い出(伏見博明)/佐藤栄作 祖父の笑い声(阿達実花)/中曽根康弘 土日は日の出山荘で(御厨貴)/後藤田正晴 質問いくぞ。いいか(的場順三)/竹下登 踊るおじいちゃん(DAIGO)/金丸信 変幻自在のカメレオン(田崎史郎)/盛田昭夫 ハマちゃんとスーさん(矢澤猛)/本田宗一郎 野人のパワー(本田博俊)/中内功 靴の革を齧って(中内潤)/吉田秀雄 鬼は世のため人のため(俣木盾夫) ほか ◎昭和誌発掘──「文藝春秋」のバックナンバーから 門井慶喜 【「トランプ再選後の大変化」を予見する刺激に満ちた対話】 ◎日本は欧米とともに衰退するのか トランプ再選と英国政治の混乱は「西洋の敗北」の始まり。はたして日本は…… E・トッド×成田悠輔 ◎トランプ2.0はノーベル賞を狙う 新浪剛史×冨田浩司×峯村健司 【特集 驕れるものは久しからず】 ◎玉木代表と国民民主を解剖する――自民党を手玉に取る策士の「凄みと危うさ」 森健 ◎重大証言 安倍派を壊した男たち 衆参100人の大勢力「滅亡」の原点を語りだしたのは── 森功 【短期集中連載 第1回】 ミスター円、世界を駆ける ウクライナ、ガザ……そのとき国際金融の現場で何が起きたか 人類は歴史の岐路に立っている。世界秩序の崩壊と破局を阻止し、希望ある世界を死守しなくてはならない―― 前財務官 神田眞人 【コロナワクチン後遺症の真実 第4弾】 ◎最愛の息子26歳はワクチンで死んだ――衝撃のベストセラー『私たちは売りたくない!』の起点となった被害者の父が覚悟の告白 影山均 ◎ルポの名手の絶筆 そもそもAIって何ですか? 高橋秀実 ◎前立腺がん 余命半年だから伝えたい10の教訓 長田昭二 ◎伝統の職人 穴太衆 熊本城の石垣はなぜ崩れたか 粟田純徳 ◎日本の顔 大石静 インタビュー 「ワーカホリックな性格は治らない」  ◎2024年は俳優の当たり年 年忘れ映画ベスト10 芝山幹郎×森直人 ◎スマホから離れ五感を取り戻そう 川村元気×中野信子 【BOOK倶楽部特別篇】 ◎2024年「わたしのベスト3」 【連載】 ◎【新連載】言霊のもちぐされ3 顔面字面フリーク 山田詠美  ◎眠れぬおまえに遠くの夜を5 桐野夏生 ◎いざ100歳まで日記4 韓国から来た絵本の友 柳田邦男 ◎地図を持たない旅人9 大栗博司 ◎ムーンサルトは寝て待て18 内館牧子 ◎記者は天国に行けない36 清武英利   ◎有働由美子対談72 増田恵子(歌手) ……ほか

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  • 1R1分34秒(新潮文庫)
    3.6
    デビュー戦を初回KOで華々しく飾ってから、3敗1分けと敗けが込むプロボクサーのぼく。そもそも才能もないのになぜボクシングをやっているのかわからない。ついに長年のトレーナーに見捨てられるも、変わり者の新トレーナー、ウメキチとの練習の日々がぼくを変えていく。これ以上自分を見失いたくないから、3日後の試合、1R1分34秒で。青春小説の雄が放つ会心の一撃。芥川賞受賞作。(解説・町田康)
  • 愛が嫌い
    3.5
    1巻1,527円 (税込)
    おおきくなる、つよく逞しく、この夜を越えてゆけ。 自分の、ひとつひとつの輪郭がぼやけて、危機感をもてないまま 今日も一日をやり過ごす。就職して恋愛結婚して、その先に何があるだろう。 地震に金融崩壊。カタストロフに満ちた社会で、丁寧な明日をうまく保てない。 ある日、夜の川のたもとで出会った少年。女友達の幼い子ども。 そして舞い込んできたルームメイト。時を重ねて、夜の時間がほどけてゆく。 黄昏日本の、みずみずしさをたたえた青春物語。 「しずけさ」「愛が嫌い」「生きるからだ」の3作を収録した 新芥川賞作家の飛翔作。
  • 青が破れる
    3.7
    その冬、おれの身近で三人の大切なひとが死んだ――究極のボクシング小説!第53回文藝賞受賞のデビュー作。尾崎世界観氏との対談、マキヒロチ氏によるマンガ「青が破れる」を併録。
  • 生きる演技
    4.0
    1巻2,475円 (税込)
    家族も友達もこの国も、みんな演技だろ――元「天才」子役と「炎上系」俳優。高1男子ふたりが、文化祭で演じた本気の舞台は、戦争の惨劇。芥川賞作家による圧巻の最高到達点。 かれはこの場のぜんぶを呪っている。 それを才能といってもいい。 そして演じるちからに変えている。 「最高に読み応えがあり、かつ唯一無二の印象がある。時代のフロンティアに刺さっている。」――古川日出男(朝日新聞文芸時評) 「間違いなく、作家・町屋良平のキーとなる作品」―山﨑修平(週刊読書人文芸時評) 本心を隠した元「天才」子役・生崎(きざき)と、空気の読めない「炎上系」俳優・笹岡(ささおか)。性格は真逆だが、同じように親を憎み、家族を呪い、そして「家族を大事に」というこの国が許せない。互いの本音を演じあうふたりはどこへ向かうのか――? 「今この国の空気」を生きるすべての人へ問う衝撃作! 「デビューから7年のすべてを投じました」――町屋良平
  • 恋の幽霊
    3.5
    1巻1,899円 (税込)
    京、青澄、土、しき。高校で4人は出会い、恋に落ちた。身体が発熱し、恋愛のぜんぶを出し尽くしてしまった。あの事件が起こるまでは──。あれから15年。「あけましておめでとう! 久しぶり。みんなどうしてる?」京からのメッセージが、どん底のいまを動かしはじめる。
  • 坂下あたると、しじょうの宇宙
    3.5
    坂下あたるは、紙上に至上の詩情を書き込める天才高校生。一方、彼に感化されて詩作を始めた佐藤毅は、まったくといっていいほど評価されずに鳴かず飛ばずで、あたるの才能に、密かに嫉妬していた。そんなある日、あたるの文章がネット上で盗作・改ざんされる事件が起こる。2人で「犯人」を突き止めると、それはなんとあたるの作風を模倣したAIだった。本家の面白さを凌駕する模倣作に、あたるはとうとう書くことを止めてしまう……。果たして、毅は親友の危機を救えるのか? 17歳のすべてを「文学」に捧げる青春エンタメ小説。
  • しき
    3.4
    “テトロドトキサイザ2号踊ってみた”春夏秋冬――これは未来への焦りと、いまを動かす欲望のすべて。高2男子3人女子3人、「恋」と「努力」と「友情」の、超進化系青春小説。
  • ショパンゾンビ・コンテスタント
    3.5
    1巻1,595円 (税込)
    音大を中退した小説家志望の「ぼく」、同級生は魔法のような音を奏でるピアニストの卵。その彼女の潮里に、ぼくは片想いしている。才能をもつ者ともたない者。それぞれが生身のからだをもって何百年という時間をこえ体現する、古典を現代に生き継ぐことの苦悩と歓び。才能と絶望と恋と友情と芸術をめぐる新・青春音楽小説!
  • ふたりでちょうど200%
    3.3
    1巻1,760円 (税込)
    転生したらまた友達になった件。――バドミントンのダブルス、アイドルと推し、人気俳優とリアリティショーYouTuber……。男らしくなれない男子ふたりの友情は、死んでも終わらない!
  • ほんのこども
    値引きあり
    3.5
    1巻1,316円 (税込)
    横溢する暴力と身体、無垢なる魂の軌跡。「やさしく恋するみたいに他の人体を壊す」 元同級生あべくんからのメールにあった文章から着想したシーンをつないで、 商業作家はあべくん自身の人生を小説にしようとする。 父による母殺傷事件、両親がころしころされていたあべくんはやさしく恋するみたいに他の人体を壊す。 殴られても反発するようによろこぶ身体。やさしさや暴力で愛撫し合い痛みをこらえるようによろこぶ身体。 物語にかえろうとするから人生はつらく、日常が重すぎてひとをころしたくなる。 恋人をころして自分も死んだところで折り返し、あべくんの物語は無限に再生を繰り返す。 小説家があべくんなのかあべくんがかれなのか、やがてふたりの境界は曖昧になり、問い自体が意味を失う。 言葉を与えられていない領域に光をあて小説は紡がれ、大量虐殺の記憶が時空を架橋しやがて物語は侵蝕される。 ――世界文学に接続する芥川賞作家の真骨頂・新境地。―― 鴻巣友季子さん絶賛!読書量と強靭な知性に瞠目! “すべてのポートレイトは画家の自画像であり、すべての小説は自伝を目指すと言う。おそらくすべての小説はどこかしら、一人称の失恋なのだ。” “小説でなにかを「再現」することは、過去のよみがえりのように見えて、未然の予告なのだ。すべてのフィクションは自伝を目指し、すべての自画像は他人の顔をしている。” “かきあうこと、傷しあうこと、死にあうこと。「かれ」と「私」、その人称空間のよじれは経験と真実味との落差そのものだ。落差から、小説は来る。”――鴻巣友季子(翻訳家)
  • ぼくはきっとやさしい
    3.4
    1巻1,540円 (税込)
    男メンヘラ、恋路をゆく!無気力系男子・岳文が恋に落ちるのはいつも一瞬、そして全力――第160回芥川賞受賞作家がおくる、ピュアで無謀な恋愛小説!
  • 私の小説
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    1巻1,980円 (税込)
    破壊的じゃない「私」の人生はつまんない――? 芥川賞をとってなお自分に自信が持てない作家が、この世界を言葉で立て直す。第48回川端康成文学賞受賞作を含む〈新しい私小説〉連作集。

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