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Posted by ブクログ
読書開始日:2022年3月2日
読書終了日:2022年3月3日
所感
とても好きな作品。
装画通りの読後感。
インドが一瞬でも舞台になる作品はなぜか自分の中で外れがない気がする。
岳文がかなり拗らせてる。
でも自分と重なる部分は沢山ある。
さも自分しか考えつかないような思想を神秘に感じ、ひけらかしてしまう感じなんか特に。
冬実の岳文への一言は完全に自分へもぶっ刺さった。「女のこの言外のかしこさを、舐めたらだめだよ。あなた程度の神秘なんて、みんなすぐにわかる、でもことばにしないだけ」
惚れた女のこにたびたび水に落とされる部分もわかる。本当は落とされていないんだろうけど、岳文の記憶の脚色。
ずぶずぶに落ちていく気持ちよさもわかる。
破壊衝動。
されたい衝動。
駆られる。
純粋は犯罪であり、暴力というのもとても共感できる。なんか不思議だ、純粋は良さだというが、純粋はすぎると上記の通り。
この世に純粋なんてものは実はないんだ。
ちょうどいいところを純粋と言って、それがわからないから岳文なんだ。
なんか通ったことのある道を少しだけ違う人格で見てるような気持ちになった。
これまでを思い出せるいい作品。
日記がモチーフになってるからかな。
良作。
手のひらと手のひらが繋がる経験は、他の何にも代替の効かない、まったき閃光
こういうときに、季節が役
いわせてもらえた、と言う感謝の気持ちが湧き上がる
体温と拒絶の温度との落差に耐え切れず、ぼくはしずかにからだを離した
現世的幸福と幻想的幸福を区別すべきでない。
あまり現実に拘泥すると、現実の範囲が狭まる
日記を誰かに見せると、都合の良い物語になる。岳文は記憶の脚色を自覚している
女のこの言外のかしこさを、舐めたらだめだよ。あなた程度の神秘なんて、みんなすぐにわかる、でもことばにしないだけ
ぼくと冬実の会えない時間は、こんなにも違った
垂れる滴の圧倒的おもさが、じぶんのからだの外枠を象る
言語よりは非言語、意識よりは無意識で会話していると信じているぼくらの、拭いがたいノスタルジー
慇懃無礼
合理的にことを進めるだけの謝意
官能的な検索
長考を、待っててくれた
わたしは男らしいよりやさしいを優先する。そりゃときどきは、男らしい本能が欲しい時、女の本能が燃える時もある。だけどわたしの個性は人間としての優しさを優先する
耳朶をはむ、魔除け
ことばの介在しない曼荼羅
からだのすみずみにまでリズムを充填させ、なんでもない道でも楽しそうに歩く人間が、いつだってモテる
他人のことが怖いから、他人に自分をみつけて、委ねようとする。
自分を、他人に預ける。
好きな女の子の心の中に住みたかった
恋をしているときは心身をまるごと相手に預けたかった。それでもあまる個の核が残る。それが厭わしい。
7/10くらいが共感できるようなことを、情熱と自分の文体を保ち続けながら書き、言うこと
純粋こそが暴力、犯罪
岳文の純粋は壊す。ゆえに小さくなりたい。
変な衝動は、純粋なんだ
能動でも意思でもないなにかが、たびたび岳文を水に落とす、どこかへいけと
日記、まちがっていたのは実感とことばの関係ではない、流れ
キャッチの距離
Posted by ブクログ
大学時代に好きだった冬美を友達の照雪に取られるところだとか、弟の年上彼女を好きになってしまう所だとか、急に部屋をベッドだけにするところとか残念男性という感じでなぜこの行動に至ったのか??って思うところが多々…(´;ω;`)
時系列がとにかく分からなくて、大学時代、野球サークルの新歓だと思ったらインドでセリナを口説いていて、と思ったら弟の彼女、心佳ちゃんを好きになっていて。???私は今どこにいるの??って感じで、ショートストーリーをそのまんま繋ぎ合わせた感じだった。文章の言い回しは好き。冬美のことは大切に心にしまいながら、他の心惹かれる女性に出会って欲しい。最終くらいにある、弟に殴られる下りは本当によく分からない(?)
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