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3.8仄暗い照明、物憂げなアルゼンチンタンゴの音色――。行方不明の兄を捜し、ブエノスアイレスへやってきた朔弥。わずかな手がかりを頼りに訪れた店で兄を知る男と出会う。レオンと名乗る端整な容貌のその男は、情報と引き換えに朔弥をタンゴに誘う。強引に踊らされ、兄がマフィアに追われていることを知るが、実はレオンこそが兄を狙うマフィアだったのだ。自分と兄の命をたてに朔弥は服従を強要され、レオンに身をまかせるようになるが……。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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4.0修道院で暮らす天涯孤独のルイは、突如、何者かに襲われていたところを金髪に琥珀色の瞳を持つ男に助けられる。彼はモンフォール伯爵家の執事・ロジェと名乗り「お迎えに上がりました」とルイの足元に跪き恭しく手の甲にキスをしてきた。自分の出生の秘密を知り伯爵家へ向かったルイは、そこで貴族としての教育をロジェから受ける。幼い頃から誰からも必要とされなかったルイは、家の為とはいえ自分を求める彼に心が傾いて?(※本作品はイラスト入りです。電子書籍化して配信するにあたり一部単行本と異なる仕様がございます)
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-「倫生、お前が憎くてしょうがない」たおやかな美貌をもつ香道家・倫生は、ある秘密に苦悩していた。そんな中、かつて兄のように慕い唯一自分の秘密を知る隼人と再会する。今はヤクザの組長となった隼人は、秘密をネタに躰を要求してきた!! 穢れを知らない躰は、獰猛さを滲ませる隼人に、狂おしく求められ喰い尽されていく。拒みつつも倫生は、隼人の仄冥い情念に惹かれていって…。濃密執着愛、ノベルズ未収録掌編「独占欲」を加えた特別版で登場。(※本作品はイラスト入りです。電子書籍化して配信するにあたり一部単行本と異なる仕様がございます)
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2.7カステル王国の王子ユーグには、愛する人がいた。妖しく美しい花のような、血のつながらない兄ルネ。だがルネは反乱の罪で投獄されてしまい、彼を救おうと奔走するユーグもまた、玉座の簒奪を狙う者たちの陰謀に遭い二人は離れ離れになってしまう。かろうじて落ち延びたユーグは、再起を図り潜伏していた辺境の地で、男娼に身を堕としたルネと出会い……。許されぬ想いに翻弄される兄弟が織り成す、熱情と裏切りの中世ロマンス!
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4.0【特別版/書籍発売時、一部書店用に書き下ろされた番外編収録!】病に冒され、人生のほとんどをベッドで過ごしてきた旭飛は、たまたま見ていた映像に釘付けになった。そこには、幼い頃、誘拐された自分を助けてくれた男・カミーユが映し出されていたから。その時の彼の言葉と印象的なタトゥーは今も旭飛の心に強く残っていた。再発の危険を抱えながらも大学生となった旭飛は、パリの街でカミーユと再会する。しかし、彼はマフィアの幹部だった……。生きる世界があまりにも違う二人。旭飛を突き放すカミーユだが、旭飛にとっては、生きる糧だった彼を忘れることなどできるはずもなく。身体だけの関係でもいいと懇願するが――。
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3.6「伝説の殺し屋」本條晄希は、リベルタ王国の皇太子・イアンの暗殺依頼を引き受け、豪華なクルーズ船に潜入する。カリブの薔薇と呼ばれる類まれな美貌を持ちながら、尊大で快楽主義のイアンに違和感を覚える晄希。だが暗殺計画は失敗に終わり、罪を問う代わりにイアンが持ちかけた条件は、夜のペットとして淫らな奉仕をすることだった! 屈辱に耐えながら甘く支配される晄希は……。眩いカリブ海で危険なロマンスが燃え上がる!!
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4.0レンベルク伯爵家の弁護士イザークは、行方不明にある伯爵の孫を捜索中、パリの男娼館で働いていた目当ての青年に出会い、屋敷に連れ帰る。だがその正体は、ロシアンマフィアが財産を狙って送り込んだスパイ・ルカだった! イザークは疑念を抱きながらも、一族の冷めた待遇からルカを庇い、人の温もりを知らない彼の心と身体に愛をすり込んでいく。許されない関係に溺れてしまうルカ――組織の計画は目前に迫っていた。
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4.0幼い頃、記憶を失った真汐はドイツで男娼をしていた。何も覚えていない真汐には、男娼も「人に喜ばれる」仕事だった。ある雪の夜、真汐はマフィアのジークと出逢い、引き取られることになる。真っすぐに自分を見て、馬鹿な自分を受け入れてくれたジーク。空っぽだった真汐の中に、彼との記憶が積み重なっていく。真汐が惹かれていくのは自然だった。しかし、学ぶにつれ真汐は、いかに自分が穢れているのかを理解していく。初めての感情に押しつぶされそうになっていく中、ジークには『奥様』がいることを知ってしまい――。
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3.6外交官補の海翔は語学研修にやってきたソビエトで、美しいロシア青年、イリヤと出会った。彼の絵には自由と愛を渇望する想いが込められていた。海翔はイリヤに魅せられ恋に落ちるが、愛した男はソビエトのスパイだった。人を愛する気持ちもエリートの道をも失った海翔は、復讐を誓う。そして7年後、陸軍大佐のイリヤと再会。憎しみを晴らす機会がやってきたのだが……!?
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3.2昼は秘書として勤勉に働くユリアンは、夜になるとロンドンの街で犯行現場にシャーロットを残す「薔薇の窃盗犯」として暗躍していた。彼はマフィアのマルコフが絡む盗難美術品市場を暴き、殺された両親の復讐を果たそうとしていた。しかし、そんなユリアンの前にマルコフの部下・アレクシスが現れ--!?
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4.0「俺の口を封じておきたいのなら、代償はおまえ自身にしよう」芦名子爵家の嗣子・胤人と資産家の息子である千葉重貴は、最初から互いに反感を抱いていた。胤人は重貴が自分を見るときの侮蔑的な視線と態度に。重貴はいつも取り澄ました胤人の貴族然とした態度に。だが、友人の悪戯により胤人がそうとは知らぬままいかがわしい店に入った日、背徳と官能に縛られたふたりの新たな関係が始まる。縺れ合う体と心。辱めを受けながらも、胤人はいつしか快楽を求めるようになり…!?
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3.0「奇跡がおきて再会できたら、その時は──その手でオレを殺して」 成瀬琉加と鷹崎航太は恋人同士だったが、ある事情から琉加は航太の前から突然、姿を消す。そして10年後。マフィアに身を堕とした琉加は家族を守るため組織を裏切り、命懸けで麻薬取締官「F」と連絡をとろうと画策していた。そんな折、琉加は航太と再会する。危険な雰囲気を漂わせる航太は、10年間琉加への復讐だけを糧に生きてきたという。以前の優しさは翳をひそめ憎しみのみを向けてくる航太に琉加は…。
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4.2「胸にSPバッジをつけているとき、その命はこの世で最も軽くなる──」 警視庁警備局警護課SPの三神文弥は、来日するタハリール共和国大統領の警護にあたることになった。その打ち合わせの場で、かつて自分を利用し裏切った男・近衛諒一郎と再会し、彼が公安幹部だったことを知る。公安部と警備部けして相容れることのない存在。だが、その心の冥く深い闇に触れ、近衛に惹かれていく自分を止めることができなくなり… 追うものと追われる者、危険を孕んだ男たちの攻防が始まる!!
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4.3人呼んで『ぶたごりら』の四天王寺寿杏は、ゴリラの巨体に乙女の心を持つ成人男子である。父が死んだら自分も死ぬと断言するファザコンの成人男子である。外を歩けば後ろ指さされ、家でめそめそ泣いてお菓子を貪り食べる… そんな寿杏の家に、ある日、高校時代の同級生で父親の弁護士事務所に勤める若手弁護士・英 駿二が同居することになるのだが。好き、好き、好き、好きになる? 誰が誰を好きになる? 人生を豊かにするウルトラ・オトメチックラブ誕生!!
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3.9櫻林院侯爵家の跡取り候補として、三峯邦彦は櫻林院家を訪れる。そこで数年ぶりに従兄の千早の姿をみつける。幼い頃は実の弟のように千早に可愛がってもらった。だが、いつしかふっつりと千早は人前から姿を消していたのだ。なぜ嫡男である千早が家督を継がないのか? 疑問を胸に抱きつつも、邦彦は櫻林院家を我がものにすると堅く心に決めていた。爵位や財産がほしいわけではない、だが、どうしても手に入れたいものがあったのだ!
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