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-大学生の大貴は、歴史の裏側で暗躍してきた志岐家の次期当主。時の権力者を懐柔する貢物として奥座敷で高級娼婦のような生活を強いられている。あるとき志岐の配下で暗殺を生業とする斉木の次期当主で元傭兵の黒曜に引き合わせられ、やがて彼の働きの報奨として抱かれるが、自分をモノとして扱わなかった黒曜に大貴は好意を持つ。 一方、大貴の世話係を務める高校生の弟、拓哉は兄の大貴を敬愛するあまり恋愛感情を抱いていたが、大貴が黒曜に惹かれていると知ると嫉妬のあまり力ずくで犯してしまう。実は大貴は拓哉の身代わりの養子で血のつながりはなかったのだが、拓哉は大貴にその事実を知られるわけにはいかなかった。 弟に犯されてショックを受けた大貴は、自分の命をかけて拓哉を脅迫し黒曜との関係を続けようとする。いつしか奥座敷では大貴と黒曜、拓哉の三人で淫らな夜を過ごすようになるが……。
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3.9老舗家業を手伝う幾子は、大企業の若社長・三実に嫁ぐことに。愛がない政略結婚だと思っていたのに、初夜で熱っぽく迫ってきた彼を、幾子は緊張のあまり拒んでしまった。その後も甘く激しく求愛される日々が続くが、ある日、幾子と他の男性の親しげな姿を見た三実の嫉妬心が牙を剥き…!? 「俺のこと以外考えるな」――箍が外れたかのように独占欲をぶつけられ、身も心も甘く籠絡されて…。
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3.7王家の傍系である周家と、武官の家である檀家の勢力争いが繰り広げられる大国・白海国。周家の当主・西苑は、明晰な頭脳と美貌で若くして政ごとを取り仕切っていたが、一方で身分を隠し夜の街で男を漁る淫らな顔を持っていた。だがある日、西苑はその秘密を敵対する檀家の季郎に知られてしまう。若い獅子のような獰猛な光を放つ季郎に「黙っている代わりに、俺に抱かれろ」と傲岸不遜に告げられた西苑は、強引に身体を開かれるが――。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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-二十世紀初頭、合衆国。州の中心都市であるギャングの街──。日系人の神父・香月千晴は、助祭として赴任するため生まれ故郷に帰ってきた。しかし、真の目的は、家族の命を奪ったカロッセロ・ファミリーへの復讐だった。千晴は「魔性」と言われる美しく艶やかな容姿を武器に、ドンの次男・ニコラを誘惑し、カロッセロ・ファミリーを内側から壊滅させようと機会を狙う。しかし、凶暴かつ傲慢なギャングらしさを持ちつつも、どこか繊細で孤独なニコラに、千晴は復讐心を忘れかけてしまう。さらに「俺のものにしてやるよ」と強い執着を向けられ、その熱情に千晴の心は揺れ動き…? 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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-「閨でのおまえは、俺専用の娼婦だ」 幼馴染の騎士団長・カズサに心も身体も、そして王位も奪われたユーティア。実りのない砂漠の集落で共に暮らしていた頃は、優しいカズサのことだけが大切で、初めての恋だったのに……。今は夜ごと激しく抱かれても、カズサは私のことを愛していなくて……。これ以上、カズサは私に何を求めているの――? ジュエル文庫の人気作『エロティクス・エンペラー男装の巫女は帝王の手に堕ちる』、待望のコミカライズ! 獰猛な純愛を一身に受け続ける究極のハードラブ!