検索結果
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2.0Bella Donna(美しい女性)たちが、自らの欲に冒されて、堕ちていく... 幸せ、愛、お金ーーー狂おしいほど求めた女たちの、堕天オムニバスストーリー
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-フェリシティは公爵家の一族だった父に認知されずにいたが、最後に家を遺したという遺言状に従いスペインへやって来た。混雑する空港で彼女を出迎えたのは公爵家を継いだビダル・イ・サルバドーレス。――冷たい視線。7年前のあの事件から、まだ私をふしだらな女だと誤解したままなのね…。かつて彼に恋心を寄せるが砕け散った今、気まずい空気が流れる。だが突然彼に唇を奪われてしまい、不覚にもときめいてしまった。するとビダルは目に嫌悪の色を浮かべ――…!!
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-「今夜、僕とオールナイトで知り合おう」ウエイトレスをしながら女優をめざすベラは、上流志向の家族のなかで浮いていた。今日も誕生日を皆に忘れられ、ひと り寂しくバーでため息をついていると、見知らぬ男性が声をかけてきた。野性的な瞳の彼の名はオーウェン。家族も黙るほどの大富豪の彼に誘われ、ベラは夢見心地のまま彼と一夜をともにするが、魔法はすぐに解けてしまった。夜も明けぬうちに彼は出ていってしまったのだから。誕生日にこんなひどい仕打ちって!?
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-8年前に両親を亡くして以来、苦労して妹の面倒をみてきたスザンナ。そんな彼女にも夢がある。両親の夢でもあったパリへの旅行を実現し、広い世界を知ることだ。妹がもうすぐ結婚し旅費も貯まった今、旅立つ準備はできている。ところがその夢が霞んでしまうほどの男性が現れた。妹の花婿の友人ケイン。彼はこの休暇で“普通の生活”を教えてくれと頼んできた。芝生を裸足で歩くのも、釣りをするのも始めて。彼はいったい何者? しかも私、そんな彼に惹かれている!
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-「私の息子には決して心を許してはいけないよ、エミリー」カナダ人の看護師エミリーは、怪我をしたギリシアの裕福な老人パブロスに雇われ、アテネにある彼の屋敷に住み込みで世話をすることになった。彼の息子ニコは罪深いほど魅力的だけど、父親とはいつも言い争いばかり。エミリーのことも、父の財産を狙う女だと疑い、あまりの邪推に怒りを覚える。ところが落雷による停電で屋敷が真っ暗になったとき、触れあったふたりはいつしか唇を重ねてしまい・・・。
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-「自分に値段をつけるといい――僕は君を簡単に買えると思っている」スカーレットは友人と共同で事務所を経営する室内装飾家。しかし最近は財務状況が悪化して経営が苦しかった。そんな時、高額の報酬を約束する大きな契約が舞いこむ。だが契約主はなんと元恋人のアレッサンドロ・マルチアノだった! ホテルの経営者で億万長者の彼は、スカーレットに子供ができた途端、いわれのない非難を浴びせ、一方的に別れを告げられたのだ。その彼がなぜ再び私の前に現れたの!?
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-農場を経営するジゼルは、働きすぎの心身を癒すため、熱帯の島ファライシにやってきた。小島でくつろいでいると、恋人同士らしい男女が現れた。と、ジゼルに気づいた男が突然、彼女のカメラをとり上げ、出ていけと怒鳴りつけた。とまどうジゼルだったが、男の正体を知って納得した。彼は地中海にある公国のプリンスだったのだ。その夜、ジゼルと再会した彼は、別人のような態度で今度はジゼルを誘ってきた。彼には明らかに恋人らしき女性がいるというのに!?
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-勤め先が世界的な企業に買収されたジョージーナは新社長に突然、呼び出される。まさかクビになるんじゃ…。ジョージーナには仕送りをする家族がいて、ぜったい仕事を失えないというのに。心配する彼女の前に現れた社長のタリスは、イギリスで知らぬ者などいないほどの有名人だ。厳しい顔つきだがセクシーで、ジョージーナは思わず胸を高鳴らせる。しかしタリスは、彼女が愛人をしているという告発を信じこんでいて、しかも、彼の秘書となって見張られることに!?
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-「君は人間の感情をわかってるのか? 7歳の子どもの書いた作文のほうがまだマシだ」小説家キャンピオンの新作の原稿を、編集者のガイは痛烈に批判し、内容の大幅な変更を迫った。19歳のとき結婚に失敗して以来、愛に臆病になり、情感が足りなくなっていることは十分承知している。だからと言って、傲慢なガイに監視されながら書き直すつもりはない。ひとりで田舎にこもり執筆しようとした彼女は、別荘のドアを開けたとたん驚いた。ガイが彼女を待ち受けていたのだ!
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-ハンサムな経営者の夫に、超高級ペントハウス。ジークと電撃結婚して2年、マリアンは幸せ――のはずが、それは表面上だけだった。ふたりが住む家は彼の元恋人がデザインした見栄と冷たさで息苦しく、マリアンが引っ越しを何度訴えても彼は仕事ばかりで取り合わない。しかも彼はその元恋人と仕事関係を続け、ふたりきりで出張を繰り返していた。妻の心に無関心だが、束縛だけは激しい夫にマリアンの心は虚しさに包まれ、ついに――!
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-幼馴染の実業家レオに、サミーは密かに憧れつづけていた。だが彼にはいつも美女が群がっているし、地味な小学校教師の私が相手にされるわけない。そんなレオがサミーにプロポーズ!? 聞けば、亡き義弟の娘の親権を得るために社会的信用が欲しく、婚約者が必要だというのだ。サミーを選んだ理由は、母が病に倒れ仕事ができず経済的に困窮し、そして何よりサミーが本物の恋人にはなり得ないからだと。初恋の彼からの残酷な言葉にサミーは…。
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-ケイトは地味で真面目な会社員。金曜の夜も当然用事はなく、ひとり遅くまで残業していた。そこに突然、社長のアレッサンドロが現れた。プレイボーイで数々の浮名を流す彼に、ケイトは反感だけでない何かを感じていて落ち着きがなくなる。どうにか表面上は冷静に装い用件を聞くと、なんとケイトの上司に横領の疑いがあると言うのだ! 面倒見のいい上司を信頼しているケイトは何かの間違いだと主張すると、上司の潔白を証明するため彼と海外出張に行くことになり!?
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-実家の経済的苦境を打開する手立てとして、公認会計士のハリエットは渋る父を説得し、美しく壮大な屋敷をパーティー会場として貸し出すことにした。だが、その最初の顧客としてやって来た男性にハリエットは衝撃を受けた。10年前、情熱的に結ばれ将来を誓うが、父の断固とした反対で強引に別れさせられた元恋人のジェイムズだった。大学生だった彼は今やIT関連企業のトップ。――彼の目的はいったい何? 落ちぶれた我が家を嘲笑うため? それとも私と父への復讐…!?
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-カーテンが掛けられ暗く汚い室内で、子供は 「音を立ててはいけない」という親の言いつけを守っていた。 痩せ細った体で、母親以外の人間を知らないまま。 「隣の部屋から子供のような声が聞こえる――」 通報を受けた児童相談員・長谷部亮子は現場に向かったが、 誰に聞いても「子供が存在する」という証拠は得られない。 玄関のドアを破ればすぐに分かるが、法治国家の中では法に守られた壁と同じ―――…。 虐待を受けた子を救え! 「児童福祉司」という職業をリアルに描いた衝撃の問題作! ※本作は「別冊家庭サスペンス」(2016年8月号)等に掲載されていた作品を電子配信用に改題・再編集したものです。
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3.0大正15年6月、3人の少女と1人の中年女性の遺体が発見された。 一見、無理心中に思えたが、自殺に見せかけた殺人事件ではないかと疑いがかかる。 被害者の中年女性の情夫が逮捕されるが、事件は意外な展開を迎える――。 大正時代に本当にあった事件を漫画化! 自殺か他殺かで裁判が紛糾し、日本中の注目を集めた「白川4人変死事件」。 犯人は誰なのか? 生々しい女の情念とべったりとはりつくような執念を描いた大作! 時田かける渾身の傑作、実話猟奇ミステリー! ※本作は「家庭サスペンス」(2014年6月号)に掲載されていた作品を電子配信用に再編集したものです。
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-母親だから、母親なら、母親だって…母親とは、一体何なのか。愛してくれる、愛する。一つの親子の形が問われる。
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1.0仲良くなった相手は、友達でも何でもなかった…!?優しい笑顔に騙された!!相手は距離なし超迷惑ストーカー女と変貌した
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-だって、親友でしょ?その言葉は重くのしかかり、いつしか心を蝕んでいく…「親友」という言葉の裏に秘められた暗い思いとは?
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-結婚した時は、理想の家族だと思っていたのに、まさかの浮気…!!浮気の証拠は充分なのに、しらばっくれ続けるなんて、どういうこと!?
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1.0同じように愛せる、そう思っていたのに…いつの間にか手が出ていて。どうしてこんなことをしてしまうの?愛したい思いはあるのに…
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-夫の転勤で引っ越し、ドタバタ育児に日々の家事! それでもマイペースに暮らしていたお気楽主婦の住む家に、突然姑がやって来た!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-罪の意識を抱えながら生きる理由が見つけられない日々を送っていた──… そんな時、私が勤めるコンビニにきてくれる父娘にプラネタリウムへ誘われて!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-新婚半月で転勤の辞令が出て東京に引っ越してきた私達。 夫は毎晩、甘い香りを漂わせて遅くに帰ってくる。 私、あなたの妻だよね? 信じてもいいんだよね…。 夫のことを知りたいのに、勇気がない私は…。
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-定年退職し第二の人生を楽しみにしていた矢先、保活に失敗した娘の子を預かることに…。 そこになぜか息子の嫁まで便乗! 遊びに行くため事あるごとに子供を押し付けてきて!?
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-1984年2月29日、長崎で生まれた福山沙里は、生まれつき染色体の11番長腕が欠損している、世界でも珍しい遺伝子疾患・ヤコブセン症候群患者。 短命の可能性もあると言われていたが、家族と支え合いながら、様々な困難を乗り越え力強く今を生きる――!! 母・福山敦子が綴った手記「ばってん生きとっと!―ヤコブセン症候群患者の娘と母の20年―」のその後の、沙里と家族の日々を描いた感動の物語。
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3.2『ひとり親、支援』を謳う東北の温泉郷「ずもな町」に移住してきた戸川ミツバ(32歳)は体重約100キロの太っちょ妊婦。この町で元気な赤ちゃんを産み、母子で楽しく暮らしたい!…と夢はいっぱいだが、東京育ちのミツバは田舎の現実にショックの連続。トイレはくみとり? クマ出没注意!? おまけに全財産の通帳まで盗まれて…。だけど厳しくも優しい町の人々が支えてくれる。しかし実はミツバは追われる身だった! 実の親との確執、秘められた赤ちゃんの父親、移住政策をめぐる住民と過疎の町のリアル――。困難にもまれながらも笑顔いっぱいに頑張るミツバの心揺さぶる物語!
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2.0夢見ていた愛する人との結婚生活。でも、いつしか2人の距離は遠ざかり、今では名ばかりの仮面夫婦――私…このまま女として終わってしまうの?レス歴2年、子作りも拒否され挙げ句の果てには浮気され…ストレスの高じた妻はボヤ騒ぎで憂さ晴らし。今夜もライター片手に火を放とうとする所を居住者に目撃され…「私を満たしてくれないなら」/淡白な夫との生活に欲求不満気味、つい同じ悩みを抱える義父と関係を持ってしまった若妻。義父との禁断の関係を続けるが、ある日夫の裏の顔を知ってしまい…!「爛(ただ)れた狂宴」/悪夢のような過去が原因で男性恐怖症に陥った女性の拠り所、それは家庭にトラウマを持った青年だった――「子供を作らない。セックスもしない」という約束で結婚した2人だが思わぬ悲劇が襲いかかり…「もうセックスなんかしたくない」セックスレスに悩む女性たちの切実な現実を赤裸々に描いた衝撃の問題作!※この作品には「あなたの隣のキモコワ女たち~粘着モンスターの嫌がらせ地獄~」に収録された作品が収められています。重複購入にお気を付けください。
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-「お前なんか生まれてこなければ良かったのに…!!」親に見捨てられ、愛情を知らずに育った私たち…恨んでも恨み尽きないこの気持ちはどうすればいいの――!?貧困から抜け出すため、家族から離れた少女を待っていたのは「ゴミ拾い」という過酷な労働と劣悪な環境だった!家畜同然の生活に突き落とされた子供たちのドロ沼で生きる姿を描いた「ゴミクズ拾いの少女」、妊娠出産したものの我が子を手放した母親が再び娘を取り戻そうとするが、思わぬ悲劇に直面する「赤ちゃんポストから響く声」、育児放棄でダンボールの中に捨てられ、更に難病を抱えた少女に苦難が襲いかかる「ダンボールの中の子供」、ダークでシリアスな現実を生きる子供たちの衝撃ヒューマンドラマ!!
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5.0「ママはボクが守る!」助け合い明るく暮らす母・彩(あや)と息子・海人(かいと)。 そんな二人の前にある日、母の同級生の男、陸(りく)が現れた。陸は彩の力になりたいと言うが、彼の手を取れない理由があって…?
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-シングルマザーの母に大切に育てられた美月。だけど、妻子のある上司と恋に落ちてしまい、妊娠。 離婚を決意できない彼と離れ、母と同じように一人で子どもを育てる決意をするが…?
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-OLの高山栄美(たかやま・えいみ/26歳)は大きな不安と心配を抱えていた。同棲している恋人の山縣高志(やまがた・たかし)が消息を絶ってしまったのだ。大学院で民俗学の研究室にいる彼は『鬼』をテーマとした論文執筆のために、古くから鬼伝説のある生まれ故郷の岡山へ帰ったのだが、それ以来連絡がとれず…高志の子をお腹に宿している栄美は居ても立ってもおられず、妹・舞子(まいこ)と共に彼の行方を追って岡山にある彼の生家へと向かった。しかしそこで目にしたのは、なんと裏手の古い古墳の中で人知れず無残な死体と化した高志の姿だった。聞けば、生家・山縣家は古来より代々”鬼に呪われた一族”として悲壮な伝説を持つ家柄だというが、まさかこれも鬼の呪い…!? 動転し恐怖におののく栄美だったが、実はこれは”鬼”ならぬ、かつて山縣家の人間によって凌辱の限りを尽くされ、心身ともに踏みにじられたある母娘の悲劇に端を発する、凄惨な復讐劇の幕開けに過ぎなかったのだ――…。(※本コンテンツは合冊版「魂まで震える女の愛欲ミステリーVol.1」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-主婦の大森征子(おおもり・まさこ)は、夫の和朗(かずお)と3人の子供たちと暮らしていたが、実は姑が二人いるという特殊な身の上だった。もともと和朗は姓を原(はら)といい、大森家の人間ではなかったのを、とある事情で今の大森家の養子になったという事情があり、原みつ子という産みの母親と、大森の義母という育ての母が存在するのだ。征子としてはどちらかというと、人当たりのいい関西人のみつ子のほうが、育ちがよくて堅物な大森の義母よりもつきあいやすかったが、さすがにある日突然みつ子が家を訪ねてきて、しばらく世話になりたいというのにはビックリしてしまった。しかもその理由が、みつ子の長男であり和朗の実の兄にあたる悦朗(えつお)を追う借金取りから逃げるためだというのだからたまらない。果たして、まるで真逆な姑二人の狭間であたふたと揺れ動く、嫁・征子の運命や一体……!?(※本コンテンツは合冊版「ご近所騒がせな女たちVol.10-1~特集/母と娘の愛憎関係」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-ある日突然、OLの三方亜依子(みかた・あいこ)の前に現れたのは、ゆうゆう金融代表取締役の松藤(まつふじ)という中年男で、彼女の恋人の本田勤(ほんだ・つとむ)に貸した金を、保証人になっている亜依子に返せという。勤は長年の夢であるレストランを始めたはいいものの営業が軌道に乗らず、亜依子も知らない間に夜逃げして消息を絶ってしまっていた。その額、元利を合わせて約400万円、しかも他の金融業者から借りた分もあり、総額は約1千万…利息だけで月33万円にも上り、とてもじゃないがまともに払える金額ではなかった。途方に暮れる亜依子だったが、そこで松藤が、数社に渡る借金を自分のところに一本化しないかと持ち掛けてくる。そうすれば各社ごとに対応する面倒もないし、利息も安上がりになるというのだ。藁にもすがる思いでそれに応じる亜依子…しかしそれは、さらなる借金地獄へと彼女を引きずり込む狡猾な罠であった――…。(※本コンテンツは合冊版「スキャンダルまみれな女たちVol.10-1~特集/カネと欲望に狂って」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-ある日突然、夫の昭彦(あきひこ)が自宅アパートで縊死自殺した。すぐ隣りで寝ていながらそのことにまったく気づかなかった妻の瑞恵(みずえ)は、衝撃と悲しみのあまり呆然とするばかりだったが、そこへ姑の昭子(あきこ)が「昭彦の遺書があるはずだ!」と言って乗り込んでくる。しかし、どこをどう探しても遺書はなかった。では一体、昭彦は何が原因で、何を苦にして自殺したのか? 職場の人間関係で悩んでいたという話もあれば、夫婦で長年子供ができないことを憂えていたこともまた事実ではあったが、結局のところ遺書がない以上、本当の理由はわかるはずもなく…瑞恵も姑の昭子「ひょっとしたら自分のせいなのでは?」と、悲しい疑心暗鬼にとらわれてしまう。愛する人の死を巡って錯綜する、愛憎と葛藤の行方は果たして――…?(※本コンテンツは合冊版「人生の選択を迫られた女たちVol.8-1~特集/愛する人の自殺、その時あなたはどうする?」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-主婦の有村美代子(ありむら・みよこ)は警察からの突然の電話に驚愕した。名門中学に通う優等生の娘・沙也加(さやか)のボーイフレンドが大麻所持の容疑で逮捕され、一緒にいて大麻を使用したと思われる沙也加の処遇について話したいというのだ。信じられない衝撃のあまり呆然とする美代子だったが、その胸中には意外な思いが浮かび渦巻いていた…娘をここまで追いつめ、罪に走らせた要因は、自分の母親としての至らなさ、そしてそうせざるを得なかった、自分が嫁いだこの歪んだ婚家にこそあったのではないかと――…? 母子の絆を描き、大きな問題をはらんだエリート家族の実態に迫る、社会派ヒューマン・ストーリーの決定版!(※本コンテンツは合冊版「人生の選択を迫られた女たちVol.7-1~特集/家庭の大問題」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-【30歳・ソープ嬢の体験】早くに母を亡くし、男手一つで自分を大学まで通わせてくれた父の愛情に少しでも早く報いるべく、老舗の名門呉服屋の跡取り息子のもとに嫁いだ女性。しかし実はその夫には二人も愛人がいて、その上なんと姑の公認だという。 裏切られ傷ついた苦しみと孤独を、若いバーテン男性との不倫の関係に溺れることで癒そうとする彼女だったが、思わぬ交通事故を起こしたせいでそのすべてが婚家側に発覚し、多額の慰謝料の請求をされるとともに離婚されてしまう。ひとり娘を抱えながら、パートとソープランド勤めで必死に稼ぎ、人生の底辺から這い上がっていこうとするのだが、積み重なる生活苦のおかげでいつしか身体はガリガリに痩せ細ってしまい――…!?(本コンテンツは合冊版「読者体験!本当にあった女のスキャンダル劇場Vol.6-1~特集/最悪の不倫体験」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-飼い犬の吠え声から、アパートの大学生たちのドンチャン騒ぎ、路上での主婦たちの井戸端会議、果ては電線の上で鳴くカラスたちにまで! ご近所のうるさい奴らに片っ端から怒鳴り込み、静かにさせる、音無松代(おとなし・まつよ/62歳)さんこと別名『カミナリおばさん』。騒音よりも彼女のカミナリ声のほうがよっぽどうるさいと、すっかり町内の迷惑人物扱いされてる彼女だけど、まさかそんな彼女に私が気に入られちゃうなんて…!? 果たして、若いママが知った、カミナリおばさんが超過敏なまでに騒音を憎む意外な理由とは?(※本コンテンツは合冊版「ご近所騒がせな女たちVol.9-1~特集/負けられない戦い」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-梓(あずさ)は、8才年上の夫・和之(かずゆき)と幼い息子・朋(とも)の3人家族で暮らす専業主婦。元は看護師をしていたが結婚を機に辞めて以来、外面はいいものの実はとんだDVモラハラ浮気性夫である和之から「能ナシ、ダメ人間」と蔑まれながら、それに甘んじるように過食気味の冴えない日々を送っている。そんなある日いきなり、和之から「来月、おふくろの住む近所に転勤だ。用意しとけ」とムチャぶりされ、姑にもあれこれと干渉されるさらに鬱な日々が始まることになるのだが……そこに襲いかかってきたのが『阪神淡路大震災』だった。甚大なる被害と脅威に立ち向かう中で、梓は決して「能ナシ・ダメ人間」ではない、自身のプライドと自信を取り戻していくのだった……。(※本コンテンツは合冊版「スキャンダルまみれな女たちVol.9-1~特集/女失格といわれて」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-岩手県宮古市でフルートとピアノの教師をしつつ、コンサートなどの演奏活動も行っている音楽家の野崎千賀子(のざき・ちがこ)。彼女が震災に見舞われたのは、母を車で病院へ送ったあと、自宅でピアノの生徒が来るのを待っているときだった。襲い来る大津波の中、母も彼女自身も奇跡的に九死に一生を得たのだが、代々続いた実家も何もかも失くしてしまった母の悲しみと喪失感たるや凄まじく、そんな母のみならず、数多くの被災した人々の打ち沈んだ心を少しでも癒すために、自分にできることは何だろう? …そう思った千賀子は、音楽仲間3人で結成したユニット『Grazia(グラツィア)』で、各所での慰問演奏活動を開始するのだった。(※本コンテンツは合冊版「3.11あの日を忘れない~実録・女たちの東日本大震災秘話~」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-【31歳・パートの体験】自閉症の幼い息子・弘(ひろし)を抱え、今日も美奈子(みなこ)はテレクラに電話しては男を見つけ、自らのカラダを売って金を得る…なぜこんなことになってしまったのか? 私が小さな頃からぜんそく持ちで家の厄介者だったから? 妹や弟の面倒もまともに見られない出来の悪い長姉だったから? 生まれて初めて「愛してる」と言ってくれた夫・勇一(ゆういち)が、その後3度も家庭を捨てて逃亡を繰り返すようなろくでなし男だったから? ああ、今となっては何が正しかったのかわからない…ただ、私の人生に色はなく、モノクロの底に深く沈んでいるだけ――…。ひたすら愛を求めるがゆえに、人生の底辺へと転がり落ちるがごとき日々を送ってしまった女性の慟哭の叫びを赤裸々にコミック化! 悲しみと絶望の底にいま、希望の光が垣間見える……。(※本コンテンツは合冊版「読者体験!本当にあった女のスキャンダル劇場Vol.5-1~特集/ああ、結婚大失敗!」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-定年退職を間近に控えた夫の突然の宣言に、専業主婦の長峰春子(ながみね・はるこ/54歳)は驚愕した。なんと住み慣れた都会を離れ、田舎の山川村温泉郷に移住するというのだ。二人の子供はもう独立しているので、今後どうしようと確かに自分たちの自由だが…さすがにとまどう春子。しかし夫の信念は固く、ついに移住は決行される。ところが、かつては温泉地として大いににぎわっていた山川村も、隣り町に大型スパ施設ができた影響ですっかりさびれ、まるで活気のない土地になってしまっていた。「こんな不毛な場所で、この先いったい何を生きがいに暮らしていけばいいの?」絶望的な思いに駆られる春子だったが、そんなとき目に飛び込んできたのは、『芸妓(げいぎ)見習い募集、年齢不問』という新聞の折込チラシだった。すると春子の中で、昔とうにあきらめたはずの芸者への憧れがメラメラと再燃して…? いま、女の人生、第2のチャレンジが始まる――!(※本コンテンツは合冊版「人生の選択を迫られた女たちVol.6-1~特集/はたらく女たちの天国と地獄」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-2人の子を持つ主婦・松本心美(まつもと・ここみ/32歳)は、パート先のスーパーの先輩・三好香奈子(みよし・かなこ)とのつきあいに辟易していた。それというのも、三好はお金に関してとことん性悪で、十円・百円単位の少額のお金を借りても絶対に返さないわ、いっしょにランチをしても会計は自分が仕切り、心美が払った分の額のポイントはちゃっかり自分のポイントカードにつけるわ、セコイまでにやりたい放題なのだ。そんな日頃の不満がとうとう爆発した心美は、思い切って三好に訴える。「私がこれまで貸したお金810円、返して!」…ところが三好の返事はなんと「借用書あるの!? それがないと返せない」というとんでもないものだった。そしてそんな三好の被害者は実は心美だけではなく、パートの同僚多数に渡っていて…皆は一致団結して、三好に貸した金を奪い返すべく、ある作戦を実行するのだった――…!(※本コンテンツは合冊版「ご近所騒がせな女たちVol.8-1~特集/リアルにイヤ~な女」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-パート従業員として働く大沢望(おおさわ・のぞみ/30歳)は、ある日、娘・りお(12歳)からの突然の告白に我を失った。「お母さん、私、赤ちゃんができたの…この子を絶対に産むわ!」…りおは、まだランドセルを背負った小学生だというのに! 相手は隣り町に住む中学2年の男子生徒で、なんと今は少年院に入っていて向こう2年間は出て来られないのだという。しかし、そんな衝撃的な事実を聞かされても、望は一方的にりおを非難することができなかった。なぜなら望自身もまた、高校を卒業した18歳のときに父親のいない子として、りおを産んだという過去があったから――…。親子2代に渡って十代のシングルマザーとなった母と娘の愛の選択とその生きざまを描く、長編ヒューマン・ストーリーの決定版!(※本コンテンツは合冊版「スキャンダルまみれな女たちVol.8-1~特集/許されざる愛」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-五十嵐曜子(いがらし・ようこ)57歳、パート主婦。息子は結婚して独立し、OL勤めのアラサーの娘とサラリーマンの夫との3人暮らし。決して裕福ではないものの、そこそこ幸せな暮らしに満足…など全然してはいなかった! 転勤族の家に3姉妹の次女として生まれた曜子は、母と姉と妹とで身を寄せ合うようにして、亭主関白でガンコな独裁者のような父に支配されながら育ったため、自分が結婚するならお父さんみたいな人じゃなく絶対にやさしくて対等な相手とと思い、今の夫と一緒になったのに…年を経るにしたがってどんどん怒りっぽく高圧的な、まるで父そっくりになってしまったのだ。奇しくもちょうど人生も後半戦を迎えるにあたり、終活の一環として衣類や道具など身の回り品の断捨離作業にとりかかっていた曜子は、そのときハッと気づく。私が本当に捨てたいのはそんなものじゃない…夫なのだ! そして密かに熟年離婚を考え始めるのだが、そんなとき思わぬ事態が降りかかって――…!?(※本コンテンツは合冊版「愛と勇気!ハッピーエンドな女たちVol.1-1~特集/私たちの絆の物語」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-【平成22年/宮城県】2010年4月。私立高校の数学教師・高梨義久(たかなし・よしひさ/56歳)が、自宅玄関前で撲殺された遺体となって見つかった。第一発見者はちょうどそのとき家にいた義久の長女だった。当初、通り魔による犯行と思われたこの事件だったが、ほどなく実は義久の妻・裕美子(ゆみこ/44歳)とその不倫相手である白石(しらいし/38歳)の共謀によるもので、その目的は義久にかけた総額1億円にのぼる生命保険金目当てだったことが判明した。元々義久と裕美子は、教師と教え子という関係であり、裕美子の熱烈なアプローチにより彼女が高校卒業と同時に二人は結婚したという経緯があるのだが、そんな情熱的成り立ちを持ち、かつ経済的にも裕福な暮らしを謳歌していた、傍目には理想的な夫婦がいったいなぜこんな悲劇の結末を迎えてしまったのか…? 世にもスキャンダラスな凄惨事件の真相に迫る、ショッキング実録ドラマの決定版!(※本コンテンツは合冊版「ザ・女の事件Vol.4-1~特集/飢えた妻たちの犯罪」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-【41歳・OLの体験】雅美(まさみ)と敦子(あつこ)は小学校時代からの親友で、お互いに成人して社会人になってからも仲良くつきあう間柄だったが、双方の職場の愚痴や不満を言い合ううちに「じゃあ二人で仕事辞めちゃおうか!」ということに。そしてそのタイミングで一緒に京都を旅行するのだが、そのおもな目的は敦子の美容整形手術だった。実は敦子は幼い頃から自分の細い一重の目にコンプレックスを抱いており、京都の病院の評判を聞いて今回の旅行先を選んだのだ。そしてついに念願の手術を受け、これでパッチリ二重の明るい顔に生まれ変われると期待に胸膨らませるのだが、包帯をとったその顔はなんと、見るも無惨なまるで『鬼の目』を思わせるグロテスクさだった――…!(※本コンテンツは合冊版「読者体験!本当にあった女のスキャンダル劇場Vol.4-1~特集/絶対に許せないヤツ」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-その日、西原(にしはら)家の面々…母親と、長女の春英(はるえ)、次女の夏英(なつえ)、三女の冬英(ふゆえ)…の四人はごちそうを用意し、世帯主である父親が会社から帰ってくるのを、今か今かと待ちかねていた。なんといっても今日は、父親が42年間勤めあげた会社を定年退職となり、退職金の3000万円を手に戻ってくる日なのだ。事前の取り決めでそのお金は家族五人で等分に分け合うことになっており、一人アタマ600万円…それぞれがあれこれと使い道に想いを馳せ、あてにしていたのだ。ところが、ようやく帰ってきた父親の言葉に一同は愕然とする。「通帳とカードを失くして、手元には現金で受け取った50万円しか残っていない…」さて、茫然自失の家族の運命や如何に…!?(※本コンテンツは合冊版「人生の選択を迫られた女たちVol.5-1~特集/どうする!?突然の不幸」の内容と重複しています。ご注意ください)
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3.0専業主婦の前川早苗(まえかわ・さなえ)はユウウツだった。夫の努(つとむ)が単身赴任することになり、夫がいない状況で苦手な姑との同居生活を送らなければならなくなったからだ。すると早速、問題が勃発する。保が遊んで出しっぱなしにしていたオモチャに足をとられた姑が転倒し骨折、入院する事態になってしまったのだ。何かにつけ姑から病院に呼びつけられる日々が始まり、心身ともに余裕のない状態に追い込まれる早苗だったが、その間に息子の保のほうもピンチを迎えていた。元来おとなしいたちだった保はクラスメイトからのイジメにさらされていたのだ。それを知った昔気質の姑は「男だったらやり返してこい!」とハッパをかけるのだが、やさしい保の性格を知る早苗は気が気ではなく……?(※本コンテンツは合冊版「ご近所騒がせな女たちVol.7-1~特集/子育て大ピンチ!」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-やさしい夫・高文(たかふみ)と可愛い娘の三人家族で平穏に暮らしていた主婦の香矢子(かやこ)だったが、日ごろ感じていた背中の痛みを不審に思い病院で診察してもらうと、なんと乳がんであることが判明する。ショックを受ける香矢子に夫は「お母さんに知らせたほうがいいんじゃないのか?」と勧めるが、香矢子にはそれができなかった。香矢子には瑠利(るり)という姉がいるのだが、母は昔から美人で出来のいい姉のことばかり可愛がり、自分のことなど気にかけてはくれなかったから言っても無駄だと思ったのだ。しかしそこには、傍からは見えづらくとも親子の深く真摯な愛情が存在し、そんな母の想いに勇気づけられた香矢子はがん治療にも前向きになり、徐々に回復の兆しを見せてゆくのだった…。(※本コンテンツは合冊版「私の人生を変えた女の難病Vol.3-1」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-シングルマザーの池田初美(いけだ・はつみ)は、実母と二人で昔ながらの美容室を経営していた。小5になるひとり息子の潤(じゅん)はワンパクだがまっすぐで明るい少年に育ち、生活は決してラクではないけど、固い家族の絆のもと一生懸命前向きに暮らしていた。ところがそんなある日、青天の霹靂のような衝撃の事実が判明する。なんと潤は初美の実の子ではなく、出産時に同じ病院でとり違えられた他人の子だというのだ! 初美の本当の息子は冬樹(ふゆき)といい、頭はいいが身体の弱い潤とは真逆のような少年だった。そんな冬樹の育ての家は里中家という資産家で、圧倒的な財力と強引さで潤を奪い去っていき、初美は冬樹と暮らすことになるのだが、実はこの二人のとり違え子を巡る騒動の裏には里中家の欲深い財産相続の思惑がうごめいていたのだった――…!(※本コンテンツは合冊版「スキャンダルまみれな女たちVol.7-1~特集/忌まわしき過去の呪縛」の内容と重複しています。ご注意ください)
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3.0オレ、深津僚(ふかつ・りょう)、30歳。イケメンで仕事もできて、浮気だってしたことない真面目なサラリーマン。なのになぜだ! なんで妻は息子の航太(こうた)とオレを残して家を出てっちまったんだ? 自分の胸に手を当てて考えてみても、理由がさっぱりわからない。でもまあ仕方ない、とりあえずしばらくは航太と二人で暮らすしかないけど…え、航太って実はこんなに病弱でネガティブだったのか? オレ、自分の子供のこと、全然わかってやしなかった…ひょっとして、アイツが出てった理由はこれなのか? ――軽快なタッチで描くヒューマン・ファミリードラマの決定版!(※本コンテンツは合冊版「人生の選択を迫られた女たちVol.4-3~特集/わが子を愛せない母親たち」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-ある日、小さな田舎町の駐在所の前に捨てられていた一人の女の赤ん坊を、駐在警官の妻・紗恵子が保護する。のちに若菜(わかな)と名づけられたその子に情を移した紗恵子は、自分に子供ができなかったこともあり、夫と相談し特別養子縁組の制度を利用して正式にわが子として育てることにする。その後、別地域へと転勤になり親子3人での幸せなアパート暮らしを送っていた紗恵子たちだったが、ほどなく隣室に堀江夏美(ほりえ・なつみ)という女性が引っ越してくる。若菜のことを殊更かわいがってくれる夏美のことを少し怪訝に思う紗恵子たち…それもそのはず、実は彼女こそ若菜を捨てた実の母親であり、わが子を取り返すためにわざわざアパートの隣室に引っ越してきて、その機を窺っていたのだ――!(※本コンテンツは合冊版「人生の選択を迫られた女たちVol.4-3~特集/わが子を愛せない母親たち」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-鮎子(あゆこ)と秀明(ひであき)はピカピカの新婚夫婦。新居への引っ越しも無事終わり、さあこれからいよいよバラ色の新婚生活が始まるのね…と思いきや、思わぬ事態が! エアコンの温度設定や、家具の配置、食事の作法、イビキや寝相、家計の管理に対する認識の持ち方…などなど、結婚前には気づかなかった双方の生活におけるあらゆるやり方・考え方が真逆であることが判明し、どうしても折り合えない二人の関係性は、がぜんギスギスと悪化していってしまったのだ。「私たちってもうダメなの?」深いため息をつく鮎子だったが、そんなとき、間の悪いことに妊娠が判明して――…? (※本コンテンツは合冊版「ご近所騒がせな女たちVol.6-3~特集/ああ!女のいがみ合い」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-それは青天の霹靂だった。夫・亮介(りょうすけ)と二人、腰の骨を折るという重傷を負った舅を病院に見舞った真中(まなか)みのりは、居合わせた姑から、実家のぶどう園を継ぐようにとのお達しを受けたのだ。「ええっ、実家でこんなコワイお姑さんと暮らすなんて冗談じゃない!」しどろもどろで抵抗するみのりと夫に対して、姑はある条件を出してくる「来年の3月までに今の2DKのアパートを出て、土地付きの家を手に入れられなかったら、こちらに戻ってきてぶどう園を継ぎなさい!」…立派に一家を構えられたなら一人前と認め、勘弁してやろうというのだ。さあ大変、もうあまり時間はない! みのり夫婦の必死のマイホーム獲得大作戦の幕が切って落とされるのだった!(※本コンテンツは合冊版「人生の選択を迫られた女たちVol.4-2~特集/シングルマザーになんかなりたくなかった」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-新妻・菜摘(なつみ)は大いに不満だった。それというのも、新婚ホヤホヤだというのに、自分の時間を大事にするタイプの夫・大志(たいし)はすぐに一人で自室に閉じこもり、菜摘のことなんてほったらかしだったから…あーん、もっとイチャイチャしたいのにーっ! そんなある日のことだった。街で偶然元カレの裕人(ひろと)と再会したのは。昔、彼とはその束縛ぶりに嫌気がさして別れたのだが、今となってはその自分への執着具合が逆に恋しいくらい。そんな懐かしい話の流れで、裕人から実は母親が末期がんでその入院費の50万を貸してほしいと頼まれた菜摘は、ついつい同情して貸してしまうのだが…?(※本コンテンツは合冊版「ご近所騒がせな女たちVol.6-2~特集/家族が抱えるコワイ闇」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-沢口法律事務所が入っている雑居ビルのオーナーである佐々木光江(ささき・みつえ)の元にある日、友人から助けを求める連絡が入った。娘の珠美(たまみ)が泣きながら自室に閉じこもってしまい、手がつけられないというのだ。急遽駆け付け部屋に突入してみると、なんとそこには手首を切って血を流す珠美の姿が! すぐに病院に運ばれ事なきを得るが、彼女が自殺を図った要因はサプリメントのセールス関連だというその仕事に関係があるらしい。不審に思った光江たちが調べてみると、そこに浮かび上がってきたのは悪質なマルチ商法の実態と、その被害に苦しむ多くの人々の悲痛な心の叫びだった。曲がったことは許せない! 超行動派お姑さんのスカッと痛快な大活躍再び!(※本コンテンツは合冊版「スキャンダルまみれな女たちVol.6-2~特集/汚された人生」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-都内の雑居ビルにある沢口法律事務所にある日、セクハラ被害を訴える二人の女性が訪れた。依頼人は中根結子(なかね・ゆうこ)といい、細川葵(ほそかわ・あおい)という付き添い人を伴っていた。聴くと、結子が同じ課内にいる同僚男性・元木保則(もとき・やすのり)からひどい性的いやがらせを受け困っているというのだが、そう話す二人の様子がどうにもおかしい。依頼人本人である結子はほとんどしゃべらず、付き添いの葵のほうが感情的なまでにガーガーとまくしたてるのだ。これは何かある…不審に感じ詳細を調べてみると、事件に関する意外な事実とともに、セクハラという犯罪の持つ本当の恐怖とつらさが炙り出されてくるのだった……。燃える正義感と行き過ぎた(?)行動力にあふれる超個性派お姑さんの活躍を描く、ヒューマン・エンタメシリーズ第1弾!(※本コンテンツは合冊版「スキャンダルまみれな女たちVol.6-2~特集/汚された人生」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-夫・ジャックとは離婚したものの、両親共同での親権を拒否し、誘拐罪に問われながらも娘・エミリーとともに強引に日本へ帰国した沙都美(さとみ)。両親の住む実家に身を寄せ、エミリーの面倒をみてもらいながら職探しをしていたのだが、そんなある日、ついにジャックがエミリーを取り戻すべくやってくる。当然門前払いをくわす沙都美。ジャックは一旦は引き下がるものの、エミリーをなんとかして連れ出してアメリカ大使館に駆け込むという計画をもくろんでいた。沙都美は石川という警視庁のベテラン刑事の協力を得つつ、エミリーをジャックの魔手から守ろうとするのだが、業を煮やしたジャックはとうとう恐るべき実力行使に打って出てくるのだった――…!!(※本コンテンツは合冊版「スキャンダルまみれな女たちVol.5-3~特集/女たちの修羅場」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-アメリカ某市の日本料理店でウェイトレスとして働く沙都美(さとみ)・ウォーレンは、心身共に疲弊していた。夫のジャックは元は投資会社に勤め羽振りのいいときもあったのだが、2008年の大手証券会社経営破綻のあおりを受けて失職。それ以来、酒びたりなうえにギャンブルにうつつをぬかす無職のろくでなしになってしまったのだ。そんな夫と愛娘・エミリーを養う重い生活の負担を自身のか細い双肩に感じ、今日も深いため息をつく沙都美…。一日も早いジャックの立ち直りを願う日々だったが、事態は最悪の方向に進んでしまった。ジャックがエミリーに暴力をふるい虐待を問われ、さらには飲酒運転容疑で逮捕された挙句、警官に対する暴行容疑まで…! もうこんな夫と暮らしていくことは無理だ…離婚を決意する沙都美だったのだが――…!?(※本コンテンツは合冊版「スキャンダルまみれな女たちVol.5-3~特集/女たちの修羅場」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-主婦・桜(さくら)の70歳になる父親は慢性肝不全を患い入院生活を送っていたが、病状が悪化し肝臓移植をしなければ命が危ない状況に陥ってしまう。三人姉妹の末っ子である桜は、父親に一番なついていたという理由で上二人の姉から肝臓を提供するドナーになるよう促され、自身もそうしてあげたいと願うものの、夫・貴史(たかし)から思わぬ反対を受けてしまう。幼い娘・梨乃(りの)の母親としてもそんな危険な真似はやめてほしいというのだ。葛藤する桜…そうするうちにも父親の病状は日増しに悪化の一途をたどっていく。そんなときだった、健康で元気が取り柄だった貴史の父親が急逝したのは。肉親を亡くすという悲しみを痛感した貴史は桜がドナーとなることを認め、ついに桜は肝臓移植手術のその日を迎えるのだった…。(※本コンテンツは合冊版「人生の選択を迫られた女たちVol.3-3~特集/夫、捨てますか?」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-共稼ぎ夫婦の理帆子(りほこ)と孝之は結婚1か月のバリバリ新婚ほやほや状態。とにかくヤリたい盛りなのだが、ひとつ困ったことが…同じマンションに住む孝之の兄夫婦、この兄嫁の和枝が何かれとなく世話を焼いてくれるいい人なのだが、息子の健人をつれてやたらと遊びにくるものだから、そのおかげで理帆子たちの新婚エッチタイムがことあるごとに邪魔されてしまうのだ。もちろん悪気はないのだろうけど、理帆子としては欲求不満が溜まってしまって仕方ない。そんなある日のことだった。理帆子が自分たち夫婦の寝室に盗聴器が仕掛けられているのを発見したのは…思い当たるのは、和枝がお手製のベッドカバーを持ってきてくれたときしかない! ま、まさかお義姉さんが…いったいなぜ!?(※本コンテンツは合冊版「ご近所騒がせな女たちVol.4-2~特集/本当にコワイ主婦の敵」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-長年の憧れの地・横浜に念願のマンションを買い、夫と息子の裕太の3人で越してきた田島遥(はるか)だったが、いきなり思いもよらない相手と再会してしまう。それはかつてのOL時代の同僚であり、よき親友&ライバルでもあった慶子だったが、実は6年前、遥が夫との社内結婚&寿退社を報告したとき、慶子から夫のことをバカにするがごとき聞き捨てならない言葉を投げつけられ、それ以来絶好状態にあった相手だったのだ。聞けば、その後一流商社勤めの夫と結婚し遥たち以前よりこのマンションに住んでいるとのことで、しかも部屋はハイグレードな最上階の一等室!…さも得意げな顔でマウンティングしてくる慶子に対して、遥の対抗心もメラメラと燃え上がり…港町横浜を舞台に、女の意地とプライドをかけた戦いの火ぶたが切って落とされるのだった――!!(※本コンテンツは合冊版「ご近所騒がせな女たちVol.4-2~特集/本当にコワイ主婦の敵」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-主人公は、夫と中学生の息子と暮らす、今年結婚15年目を迎える主婦。最近部長に昇進した忙しさもあってか、生来の無口さに磨きがかかった感のある夫・直樹だが、特段夫婦生活に不満があるわけではなかった。そこに愛があるかといわれれば何ともいえないが…。しかしそんな平穏な生活に思わぬ青天の霹靂が…なんと夫が突然死してしまったのだ! 医者の見立ては過労死であり、夫を慕っていた会社の部下たちも同じ意見だった。「奥さん、会社を訴えて労災を認めさせましょう」皆のそんな声に押され行動を開始する主人公だったが、その戦いの日々の中で亡き夫の自分への思わぬ本当の愛情を知っていくのだった――…。(※本コンテンツは合冊版「人生の選択を迫られた女たちVol.3-1~特集/許されない愛に生きて」の内容と重複しています。ご注意ください)
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3.8妊娠8カ月の織絵(おりえ)は都内から青森の実家に里帰り出産予定。これで安心して産める、と思いきや…新幹線に乗るまでだけで大疲れ、実家についても産院の紹介状を忘れて一騒動、夫も父親になる自覚が乏しく大ゲンカ…。それでも両親や周りの人の協力でついに壮絶で感動の出産! ただ、産まれてからはもっと大変だった。ぬくぬく実家生活もいつまでも続かない…東京に帰らなくてはいけないのだ…。2カ月ぶりに帰った家は荒れ放題、しかも一気に家事と育児を一人でする現実にイライラ&プレッシャー。さらにご近所トラブルも…。初めての出産・育児“あるある”満載のハートフル物語!
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-生い立ちを理由に結婚が破断になってしまった小夜子。母は幼い自分と父を捨て出ていき、荒れた父は事件を起こし刑務所へ。それ以来、親戚や施設をたらいまわしにされて生きてきた。やっと幸せになれると思ったのに…。そんなある時、生き別れた母の居所を知り電話して娘だと言ってみるが、母の反応は「迷惑だ、二度と連絡しないで!」という非情な言葉。絶望し、自らの不遇を呪った小夜子は、今は社長夫人になっている母の家庭に家政婦として入り込む。すべては母を不幸にするために! そして小夜子は禁断の方法で復讐するのだが…! 母子の愛憎渦巻く究極サスペンス。
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-転校してきた男の子を心配して声をかけた優菜(ゆうな)。でもそれがあんなひどい事態になるなんて…! 小3の優菜は明るい学級委員。転校してきた猛本(たけもと)くんが授業中にケータイをいじっているのを優しく注意したら、突き飛ばされてケガをしてしまう。しかも駆けつけてきた優菜のママに加害者の猛本くんの母親は「謝れ! あんたの娘がうちの息子を怒らせたんだ! これはイジメだ!」と大騒ぎ。その日から「なんでうちの息子を指さないんだ、えこひいきだ!」「教育委員会に言うぞ!」と連日騒ぎまくるモンスター母に、担任は委縮し、クラスは崩壊していく…。
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-主婦・基子(もとこ)は、もう何度目になるかわからないが、年金生活者である年老いた両親が住む貧相なアパートに駆け込んだ。酒乱で暴力をふるう夫との生活に耐えきれず。しかし、いくら泣きつかれても両親に基子を助けてやれる余裕はなかった。それどころか父親は基子を叱責する。「本当にあのバカ男と離婚して人生をやり直したいというのなら、今までとは違うことをやってみろ!」…一念発起した基子は自活のための就職活動を始めるのだが、夫に傷つけられた右腕が痛んで自由がきかず、ままならない…しかし、その診察をしてくれた医師からこれまで思いもしなかった示唆を受けることになる。それは…生活保護。かくして基子の、生活保護を受給して生活を立て直すための、生活保護課職員とのし烈な攻防戦が始まるのだった――!(※本コンテンツは合冊版「人生の選択を迫られた女たちVol.2-3」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-京都での医学修業を終え故郷に帰ってきた雲平は正式に「医師・華岡青洲」を名乗り、年をとり弱った父・直道から医院を引き継いだ。同時に妻・加恵は青洲の子を身ごもるものの、生まれた子は女の子であり、姑・於継は8人兄弟の末弟・良平を華岡家の跡継ぎとすべく虎視眈々と機を窺うのだった。一方、青洲は世界の医学界でまだ誰もなしえていない麻酔薬を使っての外科手術を実現させるべく、その研究と実験に没頭していた。その挙句、犬を使った動物実験では好結果が得られたものの、人間に実際に試してみないことには本当の成功とはいえなかった。かくして、初の人体実験台としての名誉を得て青洲の本物の寵愛をわが身に受けるべく、姑・於継と嫁・加恵の女の意地と命をかけた凄絶な争いが繰り広げられるのだった――…!(※本コンテンツは合冊版「スキャンダルまみれな女たちVol.3-3~特集/嫁と姑大戦争」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-元文3年(1738年)、和歌山の裕福な家に生まれた於継(おつぎ)は、たいそう美しい娘に育つが、その後重い皮膚病に苦しめられることとなる。その窮地を救ってくれたのが医師・華岡直道(はなおか・じきどう)であり、彼の希望により於継は華岡家へ嫁ぐこととなった。やがて長男・雲平(うんぺい/後の華岡青洲)を筆頭に8人の子を成すことになるが、その中でも於継にとって雲平は特別な存在だった。自らに似て絶世の美男子であり、頭脳明晰な雲平に対して於継は母子の関係を超えた業深い情愛を抱くようになる。しかしやがて、そんな自分に対する母の異常な執着を疎ましく思った雲平は、父・直道の勧めるままに知り合いの娘・加恵(かえ)との縁談を了承し、於継との間に明確な一線を引こうとする。かくして、姑・於継と嫁・加恵…二人の女の間で、華岡青洲という一人の男の寵愛を巡って、世にも苛烈な確執と争いの火ぶたが切って落とされるのだった――!(※本コンテンツは合冊版「スキャンダルまみれな女たちVol.3-3~特集/嫁と姑大戦争」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-3か月前、公務員の夫・慎哉と結婚した深田麻美は、完璧な和食信奉者だった。なぜなら幼い頃かなりのデブだった彼女は高校生の時に一念発起、和食のヘルシーメニューでダイエットに成功したという経緯があったからだ。そんなわけで、深田家の毎日の食事は野菜の煮物や焼き魚といったあっさりとした献立ばかり。夫は黙々と食べるだけだったが、なにしろメタボの害悪が叫ばれる昨今、さぞ彼もこのヘルシーな食生活を喜んでくれているだろうと、麻美は高をくくっていた。そんな日々の中、残業だといって夫が遅く帰る日が多くなってきて、麻美は怪訝に思うようになる。前はそんなことなかったのに…実は夫・慎哉は、麻美に隠れて秘密の快楽(?)にふけっていたのだった――!(※本コンテンツは合冊版「人生の選択を迫られた女たちVol.2-2~特集/夫婦、その天国と地獄」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-ちょっとおっちょこちょいだが明るくやさしい性格の日菜子は、会社の上司である崇(たかし)と結婚したが、実は周囲からはこの結婚に反対の声が多かった。崇の娘で小学生の七海(ななみ)は5歳のときから難病の1型糖尿病を発症し、日々の食事制限や血糖値管理、インシュリンの注射など厳密で煩わしい手間のかかる子だったのだ。噂によると、産みの母親もその大変さに音を上げて出て行ってしまったらしい。そんなわけで、姑(七海の祖母)も日菜子に対してまったく期待しておらず、そのうち前嫁の二の舞いになるのではないかと冷ややかな態度で接するばかりだった。果たして、日菜子は難病の連れ子の母として、この先うまくやっていけるのだろうか…?(※本コンテンツは合冊版「ご近所騒がせな女たちVol.2-5~特集/ああ、母親失格!!」の内容と重複しています。ご注意ください)
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3.0吉沢貴子は幼い頃から母に愛された記憶がなかった。世話され、可愛がられるのはいつも妹の真梨のほうで、自分は「お姉ちゃんなんだからちゃんとしなさい!」と厳しく扱われるだけだった。でも、適齢期を迎えた貴子に母は「孫が欲しい」と言い、貴子は自分が子供を産めば母に喜ばれ、愛してもらえるかもしれないと感じ、公務員男性と見合い結婚する。しかし、5年が経っても懐妊することができず…そうこうするうちに妹の真梨も結婚、なんと半年ほどで妊娠することに成功する。妹に先を越され、ますます母から疎まれ、蔑まれるように感じた貴子は、心身に異常をきたし始め、ついには外に出るのさえ怖い引きこもり主婦になってしまうのだった……。(※本コンテンツは合冊版「人生の選択を迫られた女たちVol.2-1」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-貿易会社社長の御曹司・柴田正晴と玉の輿婚した麻利江だったが、その結婚生活は最悪だった。姑からはいじめられ、正晴は外で女遊び三昧、挙句の果てには好色な舅から言い寄られる始末! 我慢の限界を超えた麻利江は、ようやく授かった愛娘・麻美を連れて婚家を飛び出すことに。しかし、これまでのさんざんな仕打ちをどうにも許すことができず、弁護士に相談して慰謝料と養育費をむしり取る決心をする。そして1年後、正式に離婚が成立し、柴田家から毎月15万円の養育費が支払われることになったのだが、向こうはのらりくらりとかわしながら一向に払おうとはしないのだった。業を煮やした麻利江はついに――…!? 愛と勇気のシングルマザー奮闘ドラマ!(※本コンテンツは合冊版「人生の選択を迫られた女たちVol.2-1」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-一流企業に勤めるOL大野未希は、エリートの樫村忠士とつきあい始めて1年半、いよいよ間近に結納の日を控え、いわば人生で一番華々しい時を迎えようとしていた。しかしその反面、未希の家族の内実は最悪だった。母と祖母はいがみあい、その祖母を挟んで父と母の間でもいさかいが絶えず…最悪なのは弟の優の存在だった。高校を中退し、職に就くこともなく落ちこぼれ街道まっしぐら…父母はそんな問題児の息子を育てた責任を互いに押し付け合う始末だった。そしてよりにもよって未希の結納の日、とんでもないことが起こる。優が家で騒ぎを起こし、それが原因で未希の結婚が破談になってしまったのだ! 言い知れぬショックを受けながらも、あえて自分と家族の在り方を見つめ直そうとする未希だったが――…!?(※本コンテンツは、合冊版「スキャンダルまみれな女たちVol.1-5~特集/世にも悲しき外道女たち」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-アメリカ合衆国、C州。恩田芽久美(めぐみ)は病院で元気な女の赤ちゃんを出産した。しかし、おめでたいはずが、芽久美の胸に去来するのは、「どうしてこんなことになってしまったんだろう?」という思いだった。2年前、楽しい留学ライフを満喫していた彼女は、いきなり天国から地獄へと突き落とされた。日本から電話があり、父親の会社が倒産したことを知らされ、がぜん学費にも生活費にも困窮する身になってしまったのだ。奨学金も認められず、バイトの収入でも足りず…その時、追い詰められた彼女の目に飛び込んできたのは、インターネット上でのホストマザー(代理母)を募集するホームページだった。その報酬はおよそ200万円。よく考えもせず、とにかく目の前のお金欲しさに飛びついた彼女だったが…?(※本コンテンツは、合冊版「スキャンダルまみれな女たちVol.1-5~特集/世にも悲しき外道女たち」の内容と重複しています。ご注意ください)
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-角田圭子は印刷会社勤務5年目の仕事ができるOLだったが、対人関係に少し難があった。それというのも幼い頃に実父から性的虐待を受け、そのことを母に訴えてもまともにとりあってもらえなかったという辛い経験ゆえ…人を信じるということができなかったのだ。そんな圭子はある日、取引先の担当男性からセクハラ行為を受けたことが引き金となって、呼吸困難の発作を起こし病院に運ばれてしまう。医師の診断は”パニック障害”。しばらく休職しての静養を余儀なくされた圭子だったが、そんな彼女を甲斐甲斐しく世話してくれたのは、彼女がこれまで苦手にしていた同僚OLの丸井玲子だった。仕事はできないくせに要領だけはいい女とさげすんでいた玲子にも、実は圭子に負けないほど苦しく辛い人生の重荷があったのだった…。(※本コンテンツは合冊版「私の人生を変えた女の難病Vol.1-3」の内容と重複しています。ご注意ください)