名称未設定さんのレビュー一覧

独特の世界観です

主人公が小説の中の女の子に盲目的に恋してて、その子に似た受と付き合い始め…でも実は主人公の事を好きな受が小説の中の女の子に寄せて近付いたと。
こう書けばよくあるぽいけど、本の中の女の子に夢中になって現実でもそれを探して…というのは面白いな、と思いました。
受の性格が健気で可愛らしく、ハッピーエンドで良かったです。

バランスおかしい

評価につられて買ってみましたが、エロがメインで、他の方が言うほどのストーリー性も特に感じられず、勢いだけのエロ漫画みたいだな、と思ってしまった。
何より普通のシーンで身長差はそんな無いのに、エロでは受と攻の体格差のバランスが狂いまくってて、大人と子供？みたいな変な感じで集中出来ませんでした。
続巻出てるけど買わないかな。

表題作は良い

表題作の廓で働く少年とそこに治療に来る医師との交流と、少年が成長し、お互いを想いながらも離れてしまう切ないお話と、その後その青年がどんな人生を送ったか。
その2つのお話は良かった。
何故かその2つのお話しの間に、物凄くくだらないギャグ漫画みたいなのが挟まってて、収録の順序が最悪だな、と思いました。

人気シリーズの合冊番

以前から興味があったのですが、人気シリーズ物は延々続きそうで終わりが見えないので控えてました。
ファイナルということで読んでみようかと手始めに合冊を。
二組のカップルのお話でした。
作者本人が医療従事者ということでお仕事シーンは臨場感があります。
ラブ部分は受けさんがやや乙女思考で、お仕事シーンとのギャップが…
でもお仕事も恋も一生懸命感じは可愛らしいです。
もう一組は大人カップルでしたが、こちらも結局は甘い二人だな…の印象。
作者さんの持ち味なのかポエム調というか往年の少女漫画調というか、表現が好き嫌いあるかな？とも思いますが、楽しく読めました。
他も読むつもりです。

本編だけで纏めてほしかった

本編にプラスで攻め視点の短編が付いてます。
本編の方はツンツンしてる受に積極的な攻の攻防と美味しそうなスイーツ描写もあり楽しく読めましたが、後半の短編が本編をひたすら攻の視点でだらだら説明する感じで退屈です。
正直いらないなぁ…と。
なんとなく本編で張られてた伏線を回収してる感はあるのですが、それなら本編の中で回収して纏めてくれ…と思いました。

料理が美味しそう

独り暮らしを始めたら独りご飯が寂しくなっちゃって、よし、婚活！ってハジメくんの発想があれですが(笑)
婚活パーティー前日に酔っ払ったイケメンを助けたら、その人がパーティーのお料理担当で、その上隣人で…と偶然が重なりまくりです。
助けたお礼に朝ごはん食べさせて貰うシーンのお料理たちが全て美味しそう。
幸せそうにご飯食べる受と料理人な攻は出会うべくして出会った二人なので、幸せになって良かったです。

予想通りの展開です

あらすじを読んだら、誰もが「実はこうなんでしょ…？」と思う通りの展開です。
便利屋のバイトしてる受が、攻の死んでしまった(？)恋人の身代わりを第三者から依頼され、攻と暮らし始めたものの、ほんとに好きになってしまい…もだもだします。
まぁ、実際のところ記憶を無くしてたのは受のほうで…記憶が戻ってハッピーエンドなんですが。
それ以外の秘密も隠されてたり、出会った頃のエピソードなんかも織り混ぜられてて、展開読めてても楽しく読めました。

読み終わるまでハラハラ

きっとハッピーエンドになると信じて読み進めましたが、終るまではハラハラして何度か読むのを止めてみたりしつつ。
主人公の人格がもう予想の斜め上をいく感じで。
花屋の裏稼業がまさかの殺し屋で、その稼業に対しての考え方も独自ルールだし、どうなることかと思いましたが、ラブが進むと少しは人間味のある(独自ルールなのは変わらないけど笑)かわいい人になっていってホッとしました。
犬飼ののさんの書かれる本は本当にどれも外れなくて、読後にまた読みたくなります。

読みにくいし内容が薄いです

交互に視点が切り替わり、同じ内容の視点違いを毎回読ませる手法が回りくどいし、いちいち説明じみた表現なのも読みにくい。
契約の設定も曖昧だし、すれ違うのならもっと拗れても良いのに、すぐに解決してあって二日目とかに「愛してる」とか言っちゃうし…
内容が薄すぎます。
セリフの中に「攻めじゃなくて受けですよね」みたいなのがあって、「受け」とか「攻め」とか自分で言うか？と、突込みたいとこ多すぎでした。
これがこの作者さんの特徴だとしたら、この作者さんの作品はもう読まないと思います。

ものすごく面白いです

劇団の客演役者と殺陣師のお話。
あまり見たことのない設定がツボでした。
もちろんBLなのでラブはあるのですが、主人公の心情や設定の場面描写も細かくて、とにかく読みごたえのある作品でした。
過去に演劇の仕事をしていたので、現場はそーだったな…と懐かしく思えました。
スピンオフ作品も購入しました。
読むのが楽しみです。