名称未設定さんのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
「四月は残酷な月」
April is the cruellest month, breeding
Lilacs out of the dead land, mixing
Memory and desire, stirring
Dull roots with spring rain.
ーEliot『The Waste Land』ー
この作品のタイトルを目にしたとき、エリオットの有名な詩を思い浮かべてしまった。
主人公たちは、これから人生の春真っ只中を生きようとする年代。母の死をキッカケにピアノ奏者への道を断念(?)した彼がまさに"dull roots"みたいなもんだとしたら、その周りの友人たちは「春一番」と言ったらいいか。
老人にはちょっと気恥ずかしい気もするが、この先どんなストーリーが展開していくのか、ちょっと愉しみではある。 -
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Light and speed
とにかく軽快でコミカルな話運び。説教臭いとこもないし、心地よくストーリーが進んでいきまする。^_^よく出来た異世界ものだと思います。😅
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悠久の時間の中で
ここ半年程、年甲斐もなく「異世界もの」に嵌っている。古希に近くなって、中学生の頃に読んだ小説を読み返すことも多くなった…先祖返りが始まったのかな? ^^;
この作品の主人公は、錬金術の研究をしていて偶然発見した不老の薬を飲んだがために、5千年以上も生きて来たという魔法士。犬族(シベリアンハスキー)である使い魔のポチとのコミカルな掛け合いを挟みながら物語が進んでいくのだけれど、ときどき挟み込まれる主人公の独白にキュンとなる。
「長い時間を過ごし、俺は時間をかけて多くの知識を吸収した。しかし、同時に失われていったモノも多かったのではないか……これは俺の「失ったモノ」を取り戻す旅なのかもしれない」
12歳の女の子の弟子と一緒に魔法大学に再入学して、物語は続いていく。
霾やなにもいいことなかつたと -
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「石川県のはしっこのほう」
リタイアしてから生家のある「石川県のはしっこのほう」(作中では「凧島町」、珠洲市蛸島町を想定?)で過ごすことが多くなった。この作品はBookLiveの試し読みでたまたま見つけたのだけど、この間、最新刊が出たとき近所の本屋にも平積みされていて、ポップアップのボードにも載っていたから、地元ではかなり人気があるらしい。
現在、2巻目まで読んだところーー東京の高偏差値高校に入学した凧島町出身の女の子が街の生活に馴染んでいく様子に、半世紀ほど前の自分の姿を重ね合わせると、結構にはまり込んでしまう。
続きを読むのが愉しみ。
上京や春は傷みしミルク膜 あざ蓉子