名称未設定さんのレビュー一覧
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読んだ方が良い
成長企業として正しいチャートの形を知っておく事で、異常が起きた時には反応できるというところと、損切りのルールである。特に損切りのルールと根拠については、一見の価値があると思う。チャートの形については、電車の時刻表にたとえ、異常が起きた時に気付けるのは、正しい形を知っていなければならないと言っていた。
彼の考え方では、利益が出るのは50%でも財産を形成する事が可能であると考えている。これは実に現実的であると思う。ただし経験の話や自分の成功体験が多く、同じ話が何度もなされるため全部読む必要はない。それとアメリカでの話であるため、日本の市場で全てが使えるとは限らない。自分なりに使い方を変えなけれ -
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専門用語の解説が多い
預金、債券、投資信託、外貨、デリバティブ、仕組み商品といった事についても記載があり、非常にためになったと感じる。説明方法は、投資方法の仕組み、その投資方法の商品例、著者の考える商品の本質という構成となっていた。
難しい事は一つずつ説明がしてあり、入門書にふさわしい内容であると感じる。著者のアセット・アロケーションは預貯金とリスク資産が半分ずつである。リスク資産としては、株式、投資信託を勧めているものの、株式の銘柄選択に意味はないというスタンスである。続いて使い方によっては良いと感じているのは債券と外貨である。債券については、社債は個人が倒産リスクを知る事が難しいため、基本的には使えないスタン -
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入門としては十分
株を全く知らない人には、十分な内容だと思います。ローソク足や移動平均線等のチャートの見方、EPRやBPR等の指標の説明を図を利用しておこなっており、簡単にまとめている。株価を見ても何が書いてあるか不明、という人にはお勧めできるのでは。
著者の主張としては、できるだけ初心者は長期投資を行う事、株は細かいデータで考えるより最初は自分の興味がある業種や企業の株を買う事、市場全体の株価が下がった時はファンダメンタル分析で優良株の購入をする、と言った感じである。
とはいえファンダメンタル分析をできる程に突っ込んだ話はないので、その辺りを判断するのは難しいと思う。また、グランビルの8法則やゴー -
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本を読んでいない人には良い
本を読んだ時に忘れないためにはどうすればいいか、と言う事を「アウトプットをする」「集中をするために短い時間を有効活用する」「感情が揺れる本を読む」の3点から説明している。
各々に具体的なアドバイスがしてあり、そういった部分では「気付き」が多く、実践もしやすい。また精神科医としての引用文等もあり納得のできる書き方をしている部分が多い。
しかし「自分はこんな事をして成功している」と言った部分や、良書として自分の本を紹介しているなど、一部やり過ぎな部分もあると感じる。
全体的に読みやすくて、本をあまり読んでいない自分でもしっくり入って来るし、さっと読む事が出来た。著者の引用になるが