あらすじ
【時代将棋小説、小説現代長編新人奨励賞『桎梏の雪』7月26日刊行!】
守るは己の矜持か、家元か――温情と非情の狭間で死力を尽くす棋士たち。江戸時代、全てを将棋に賭けた棋士たちの壮絶人生を描く本編『桎梏の雪』に連なる秀逸短編。
4.0
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もっと時代性を
作者仲村燈のデビュー作だそうな。終局への盛り上げ方がやや弱い という印象を受けたが、全体的な話の組み立ては、手際よくまとまっていると思う。ただ時代として「幕末」を想定しているようだが、読んでいて時代を感じさせるものが「舟」ぐらいしかなかった。もっと時代性を強調してもいいと思う。