あらすじ
【壊された主を護れ――。】
人狼の呪いにかかり、心も身体も変わり果てたシエル。女王の番犬としての職務遂行が不可能な最中、セバスチャンの前にヴィクトリア女王の馬丁・ジョンが現れる。下された新たな指令とは…!? 大ヒット執事コミック、“緑の魔女編”もいよいよ佳境!!
(C)2014 Yana Toboso
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架橋
ドイツの村の人狼事件の黒幕が明らかになり、物語が佳境をむかえる。スリルと緊迫感、物語の先へ興味が強くそそられた。伯爵が以前の自分を取り戻したが、その直前の悪魔が伯爵を喰らおうとする時は、物語がもう終わりかというほどの名場面であった。
緑の魔女
緑の魔女編もクライマックス
サリヴァンが真実を知り、シエルたちは女王の憂いに答えるべく動き出す。
マスタードガスからのサリン開発といった、非人道的平気の製造という衝撃的事実を突きつけられたサリヴァンは、外への逃避行を始める。
この時代背景にはそぐわないテクノロジーが時折出てくるけど、それも含めて面白い話の構成になっているので、サクサク読めて何度も楽しめます。
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セバスチャンの悪魔としての本分が垣間見えてゾクゾクした〜〜!!
サリヴァンとヴォルフの関係が泣ける。ちなみにサリヴァンの歪んだ性知識はどこから....?ヴォルフ!!お嬢様が大変なことになってますよ!!
女王陛下のお手紙がチャーミング。でも陛下は絶対黒い。下調べは済んだ上で依頼してきている気がする...
Posted by ブクログ
再読。セバスチャンの荒療治により過去と対峙し、自分のために復讐をするのだと内観した末正気に戻ったシエル。サリヴァンを生きたまま連れて来いという命を女王から仰せつかったシエルは、セバスチャンとともにサリヴァンに「外の世界」を見せる。それはサリヴァンにとっての常識を根底から覆すものでーー。
かわいい子にはとっておきの絶望を。次巻も楽しみ。
Posted by ブクログ
緑の魔女謎解き編。
シエルの覚醒、そして謎解き。
ようやくシエルは覚醒。
自問自答しながら、セバスに半分強制的に起こされる。
シエル、初めて使用人一同に謝ったかな?
女王陛下からの手紙で魔女を「お茶」に誘う。
魔女=サリヴァンに真実を教えるシエルとセバス。
究極魔法とは実は有毒ガス。サリンと。
その生成をするためにサリヴァンの頭脳が必要だった。
サリヴァンの父は国の宝だった。
その頭脳を引き継いだサリヴァン。
小さな頃から英才教育のために外界から離された。
そのために、小さな村を作り、男たちは排除。
娯楽、一般常識、倫理すらも排除。
全てをバラして、シエルは外を目指す。
そして選択。
外に出るかor此処で楽になるか?
さて、どう出るのか?
次巻 緑の魔女編 が終わるのかな?
Posted by ブクログ
この巻に登場するシーンはぜひ、本誌のサイズで見て欲しいって先生がブログで書かれていましたが
本当に大きいサイズで読んでよかったです。
もちろんその前後も素晴らしいですが!
一つの章、作るのにどれだけ勉強されてるんでしょうか先生。毎回、頭が下がります。
言語・文化・歴史、膨大な量が黒執事世界に詰め込まれてますね。
そりゃ、主人公が人じゃないし、世界観は無限大ですか。
いつも最高なエンタメをありがとうございます。
Posted by ブクログ
人狼に守られた魔女の村に隠された真実。危ういところだったけれどシエル復活です!まるで普通の子供のように駄々を捏ねてフィニにだけ気を許す弱気なシエル可愛かったから残念だけど、やっぱりシエルはこうでないと^^
Posted by ブクログ
今回のテーマは長い前フリの末にサリン及びマスタードガスであったことが判明。最近現実に存在する事象をネタにすることが多いけど、こういう切り口は面白いと思う。ドイツを舞台にしたのもいいフリ。
Posted by ブクログ
シエルがサリヴァンに突きつけた最後の選択は幼子には酷過ぎるけど、同じくらいの年齢で選択し続けるしかなかったシエルが言うと重みがすごい。
Posted by ブクログ
瘴気の正体はおおむね予想通りだったな。ただ思ったよりスケールの大きな話だった。
サリヴァンこれからどうなるのか…英国に来たところで女王に利用されそうな感じだし。
シエルの過去もちらほら出てきたけれど、まだ謎が多い。
Posted by ブクログ
…まさかのサリン。
毎回プロローグで想像してたより事件が大変な様相を示してくるシリーズだが、今回も凄い事に。
まさかの国家規模だったか。