【感想・ネタバレ】深夜特急1―香港・マカオ―(新潮文庫)【増補新版】のレビュー

あらすじ

インドのデリーからイギリスのロンドンまで、乗合いバスで行ってみたい――。ある日そう思い立った26歳の〈私〉は、仕事をすべて投げ出して旅に出た。途中立ち寄った香港では、街の熱気に酔い痴れて、思わぬ長居をしてしまう。マカオでは、「大小(タイスウ)」というサイコロ博奕に魅せられ、あわや……。一年以上にわたるユーラシア放浪の旅が今、幕を開けた。いざ、遠路二万キロ彼方のロンドンへ! 山口文憲氏との対談「出発の年齢」を収録。「あの旅をめぐるエッセイI 孤寒」が新たに追加された【増補新版】。※本電子書籍は、令和二年七月発行の新潮文庫(新版)を底本としています。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

カジノのところがよかった。もうやめとけ、もうやめとけと思いながら読んだ。ギャンブルの沼にはまっていく、狂気の一端を感じることができた。
観光地へ行く煌びやかな旅ではなく、現地の生活に触れるというか入り込む土着的な旅で、それがいいなぁと思った。旅に出たいと思って買った本だったが、旅に出たいなとなお思っ

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2025年09月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

カジノのとのろがヒヤヒヤ、読みいってしまった!物事を深くみながら考えながら、でもフラフラと好奇心のままに旅していて、読んで楽しかった。旅に出たくなる。

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2025年05月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

地上を伝い、バスを利用してアジアからロンドンを目指すという無意味すぎる大義に動かされた男の一人旅を描いた小説。おそらくノンフィクション。

一巻ということで、インドの一部と、始まりである香港・マカオについての様子が描かれている。旅の目的と同様に内容のスケールは壮大だが、読破して得たものは少ない。
も、決して退屈な小説というわけでもなく香港という街の熱気やマカオの大小と呼ばれるサイコロを用いた博奕の底なし沼のような恐ろしさをまざまざと描いていて異国文化の面白さや人間の深い心理描写がなかなか面白い。

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2025年05月14日

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