【感想・ネタバレ】小説 金田一少年の事件簿(8) 邪宗館殺人事件のレビュー

あらすじ

小学生の時、軽井沢を訪れた金田一一は4人の“天才”少年達と仲間になる。ある夜、古びた洋館の地下室を仲間達と探検した一は、そこで奇妙な唸り声を聞いた……。そして6年後、一の埋もれていた記憶がよみがえる。一は、その事件の真相を突き止めるため、美雪とともに洋館「邪宗館」を訪れ、“旧友”たちと再会する。しかし、その美しい洋館はやがて恐ろしくも哀しい、惨劇の舞台へと姿を変えていくのだった……!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

 カッとなりやすい性格がこんな形で事件と関係してくるなんて。6年前の犯人は許しがたい過ちを犯しており、その点は犯人に同情できるものの、1人目の犠牲者は数々の偶然が重なって起きた悲劇だったのでさぞかし無念だろう。天才の友人たちがもっと活躍するのかと思ったが、仲間というだけで特別強固な絆も感じられなかったのが少し残念。今作も前作もさらっとどさくさに紛れてで済まされているが、現実的には周りの目を盗んでの作業に少し無理があるようなトリックが多い。一応あとがきでは次作も書くとあったが、もう新作は出ないのだろうか。

0
2025年01月20日

「男性向けライトノベル」ランキング