【感想・ネタバレ】小説 金田一少年の事件簿(6) 雷祭殺人事件のレビュー

あらすじ

高校の元クラスメートが住む村を訪れた金田一一と美雪。その村では毎年夏に「雷祭」という祭りが催されるという。夏空に轟く雷鳴が、雷を神と崇めるその祭りの始まりを告げる中、悲劇は起こった! 一たちが目撃した、おびただしい蝉の抜け殻に包まれた一体の死体。この空蝉は、雷に捧げられた呪わしき供物なのか!? 陽炎の中から現れた、美しき少女の悲しき謎とは!? 表題作の他、短編「共犯者X」と「迷い込んできた悪魔(デモン)」の2編を収録。

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Posted by ブクログ

 中編1編、短編2編から成る今までと毛色の違う6作目。小学生当時、シンプルなトリックながら真相に辿り着けず、悔しい思いをした記憶が。容疑者が少なすぎると犯人を当てずっぽうで当てるだけでは物足りない。表題作は悲しい事件だが、あんな結果になったからといって真実を明かさないのはどうなんだろう。挿絵がほとんど漫画の使い回しだった点がかなり残念。前作と出版社の気合いにギャップがあり過ぎる。

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2024年09月17日

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