あらすじ
予備校の夏合宿の手伝いのため,房総の不知火島を訪れた金田一一と美雪。“鬼火島”と呼ばれるこの島で、二人は深夜に始まった肝試しに参加することに。そこで一は、恐ろしい光景を目撃してしまう! 島の屋敷の一室。鍵穴の奥で、凄惨な殺人の現場を確かに見た一。しかし扉を開けると犯人も、そして死体までもが姿を消してしまっていた。午前零時―“鬼火島”と呼ばれる呪われた島を、悪霊が新たな生贄を求めてさまよう……。
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Posted by ブクログ
前作『電脳山荘殺人事件』に並ぶほど好きな作品。初読時は小学生ながら頑張って推理して犯人を当ててやると意気込んで読むも、難しすぎて歯が立たなかった。大人になってから読んでいても無理だろう。首吊りトリックはかなりの重労働と思うが、実際に可能なのだろうか。第1の事件での死体消失トリックより、首吊りトリックのインパクトが強く、印象に残っている。金田一少年シリーズらしく、犯人の動機がやるせなく悲しい。そういえば1人目の犠牲者はどこへ行ったの?