あらすじ
「私の彼女の振りをして」――そんな意味不明な姉の頼みで始まった僕の三月。出逢いと別れ、卒業と入学の季節だが、その前にやってくるのは総決算のホワイトデー!
まわりの女の子たち(姉を含む)との順繰りデートはアイドルプロダクション訪問やシェアハウス内見と盛りだくさんすぎて音楽やってる余裕がない! 伽耶の卒業ライヴに向けて新曲も書かなきゃいけないのに。
いつもより音楽控えめラブコメ成分大増量の超高純度青春ストーリー、一年生編締めくくりの第5弾!
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Posted by ブクログ
いやもう相変わらずサイコー。
めっちゃ愉しくて切なくて苦しくてその果てに解放される感情が堪らない。
うん、僕の好きな杉井光だ。
最初に姉に女装させられて連れ回されるエピソードからニヤニヤ笑いが止まらないんだけど、バンドメンバーそれぞれとのある意味デート的なエピソードにおける真の鈍感ぶりも国宝級で呆れる。
それでもそれぞれに大切な言葉が必ずあって胸に刺さった。
そしてやっぱり美沙緒先生絡みのお話は心臓がキュッと締め付けられる。
ようやくようやく先生の姿をもう一度見れた。
それだけでもうなんか胸が一杯になる。
もうこれで最終回でもいいんじゃないかと言うエピソードだったけど、まだ続くことを心から喜びたい。
彼と彼女たちの青春をもっともっと見ていたい!
Posted by ブクログ
今回は音楽活動は控えめで、各ヒロインとの関係性を掘り下げる話がメインでした。いやードキドキしますね。あとお姉さんとの話もよかった。
華園先生の不在に落ち込む真琴に伽耶が詰め寄るシーンはグッときました。ただそれを受けて真琴がどう動いて結果どうなったかというところは、伽耶のあの迫真の言葉の割には無難に終わってしまった気もします。
まぁでもお馴染みのボケツッコミトークは小気味よく、演奏シーンの描写も素晴らしく、引き続き楽しませていただきました!100巻くらいまで読みたい。