【感想・ネタバレ】探偵はもう、死んでいる。【電子特典付き】のレビュー

あらすじ

第15回MF文庫Jライトノベル新人賞《最優秀賞》受賞作

「君、私の助手になってよ」
四年前、地上一万メートルの空の上で聞いた台詞から、俺と彼女の物語は始まり――終わった。

俺・君塚君彦は完全無欠に巻き込まれ体質で、謎の黒服に謎のアタッシュケースを持たされたあげく、ハイジャックされた飛行機の中で、天使のように美しい探偵・シエスタの助手となった。
それから――
「いい? 助手が蜂の巣にされている間に、私が敵の首を取る」
「おい名探偵、俺の死が前提のプランを立てるな」
俺たちは、世界中を旅しながら秘密組織と戦う、目も眩むような冒険劇を繰り広げ――

やがて死に別れた。

一人生き残った俺は高校生になり、再び日常というぬるま湯に浸っている。
なに、それでいいのかって?
いいさ、誰に迷惑をかけているわけでもない。
だってそうだろ?
探偵はもう、死んでいる。
【電子特典!書き下ろし短編付き】

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たんもし

カメレオンのところがとても熱かったです。
やっぱり2人はお似合いだと思いながら見ていました。2巻もとても楽しみです。

1
2021年08月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった〜〜!!
ミステリー要素が強いわけではないですが、シエスタという"名探偵"が遺したものがあまりにも尊くて……メインヒロインが既に戦線離脱しているという珍しい内容ではありますが、シエスタの遺志はずっと変わらず残っていたんだと思うと少し泣けました。
ラスト君塚くんとシエスタの共闘シーンがかなり刺さりましたね、2巻も購入したいと思います。

0
2025年04月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

気になるタイトルにて手に取りました!

探偵がついていると素通りはできません!

読み進めるにしたがいまさかまさかの連続でした…てっきり不可能犯罪がでてくるとおもっていたら…こうきかたか!!
第二話なんてきちんとミステリーになってます!
最後には大きな仕掛けがまっていた〜!

このようなジャンルは読み慣れていないだけでかなり面白いですね!
このあとのメンバーたちの戦いをおいかけないと!

ぜひ〜

0
2024年12月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

思った以上に面白い作品だった。久々に涙を流した。表紙が斜め半分に区切られているのが主人公が死んでしまった探偵との再会を表しているところが特に感動した。

0
2020年11月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ここまでというほどいろんなジャンルの話が盛り込まれておりインパクトがすごかった。
シエスタと夏凪、シャル、斎川そして君塚それぞれがそれぞれの《意志》を持っていることがよくわかって今後どう影響してくるかが楽しみ。

0
2025年08月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

著者初読。これは大当たりでした。最初は学園ミステリーだと思ってたけど、いきなりドンパチが始まった。語り部は名探偵の助手である君塚君彦。これ以上は何を書いてもひどいネタバレになってしまいそうで、どうしたものかと悩ましい。とにかくすごく面白い物語だった。著者はあとがきで「ジャンル全部載せのエンタメ小説」と言っているがまさにその通り。とにかく名探偵のシエスタは一年前に亡くなっている。その真相は次巻で明かされるらしい。これは読むしかない。かなりシリーズが続いてるみたいだから、気長に追いかけてみようと思う。

0
2024年11月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

探偵と助手の言葉の掛け合いとか関係性が、非常に好みだった。もっとこの二人の物語を見ていたい、でも死んでしまっているという切なさを感じて読んでいた。

ただ、探偵の仇が最後の方に出てきた三下っぽい雑魚だったのがショックだったし(黒幕はいるのかもしれませんが)、主人公が探偵をあれほど大切に思っているからこそ、仇相手への増悪など、もっと丁寧に書いて欲しかったと思ってしまった。

2
2020年08月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

感想
ミステリーとか推理ものだと思っていたけど、案外エンタメよりな話で困惑したが面白かった。
名探偵が死ぬというスタートから始まり、名探偵の助手である君塚君彦が新しい仲間と共に探偵の遺志を次ぎを敵に挑んでいく。というような物語。
これを「お客様の中に探偵の方はいらっしゃいませんか?」というよくわからんフレーズから書き始めるという作者の凄さというか頭のおかしさというか…物語を考える人は色んなところから着想を得ているのだと感服した。
1巻では肝心の名探偵の死の理由があまり書かれていなかったり、名探偵の遺産は結局何なのか分からなかったり、スペースの目的だったり、謎を多く残したままのため、次巻をすぐに読もうと思う。

0
2024年10月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトルの通り、探偵はもう死んでいるというシチュエーションが素晴らしく、シンプルながら想像力の広がりを感じるこの設定だけで本作の魅力の8割は決まっていると言っても過言ではない。このシチュだけで、探偵との過去話や主人公の抱える重さなど、縦横無尽に広がるため出落ちで終わることはなく、新人賞というのも納得の出来。大きな一つの物語というより、連作短編のような出来で、特にメインヒロインが探偵の心臓を移植されてるという設定がとても良かった。

シチュエーションの完成度が高い反面、肝心の世界観は今ひとつ固まり切っていない点が否めず、所謂ラノベ的な展開と現実的な展開の匙加減が曖昧で、日常の現実感の強度が弱いせいで、探偵のいる非日常が際立っていなかったのは瑣末でありながら見過ごせないミスだと思った。主人公の特殊性もやや弱く、カタルシスの大半が探偵に頼っているのもバランスを欠いている印象を受ける。特にクライマックスの探偵の心臓を移植されたヒロインが探偵へと成り代わるシーンは反則とまでは言えないまでも、この設定の禁忌である探偵の復活をやってしまっており、それだと亡くなったことによる重みが薄れてしまう。一応条件付きではあり、二度とないと明言はされているのだが、むしろどれだけ絶望的な状況でも、探偵不在という理不尽な世界を凡人に過ぎない主人公が生き抜くほうが個人的には好みだった。探偵が不在でもその存在感が抜群だっただけに、こうした縛りのゆるさは大きなマイナスであると思う。作中の特異性が日常の部分にまではみ出しており、人外の人造人間の脅威や敵の個性も、それに合わせる形でトーンダウンしてる点はかなり惜しいと思う。

あとタイトルから期待されるであろう推理要素はほぼ皆無で、探偵を扱うならやはりミステリ的な手続きを期待してしまうというのは否めない。これはミステリではなく、オールジャンルのごった煮であることは重々承知であるのだが、ミステリの弱さの免罪符にはならない。とはいえ、このバトルありラブコメあり謎ありのごった煮感はこの作品の魅力の一つなので、是非ミステリ部分も研いで完全無欠のエンタメを目指して欲しくはある。

0
2020年08月16日

ネタバレ 購入済み

人によって評価が異なる作品

まずこの作品はミステリーではなく、バトルファンタジー系の内容。文章も個人的に読みにくかった。キャラクターが気に入ったなら読む価値ありかな。

0
2022年03月15日

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