あらすじ
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正反対の二人だからこそ、最強のバディが誕生!!
元・婚約者のニールとの関係に完全に決着をつけるも、非情に徹することができないお人好しのコンスタンス・グレイル。だがそんな彼女の中では同時に、スカーレットの影響を受けてか、グレイル家の家訓である“誠実”であることへの違和感が芽生え始める…。そうして二人は、リリィ・オーラミュンデが遺した手がかりを頼りに、エミリア・ゴードウィンの夜会に乗り込むも、そこで再びランドルフと遭遇。果たしてコンスタンスの運命は…!? コニーとスカーレット、正反対の二人だからこそ最強のバディが誕生!! 悪役令嬢×バディ×極上のミステリー、読みだしたら止まらない「魔性の物語」、待望の第３巻!!
(C)Kujira Tokiwa/Drecom Co.,Ltd.Original Character Designs:(C)Yu-nagi/Drecom Co.,Ltd.┴(C)2020 Hinase Momoyama
感情タグBEST3
匿名
ついに婚約！これから閣下の出番がどんどん増えるのかな？デレるスカーレットも可愛いです！
神父様が不思議キャラだけど、今回も相変わらず。いつか助けてくれますように。
真実
スカーレットとコニーが真実に近づくにあたり出くわすピンチに対してのアプローチが面白いです！
続きが楽しみですっ！！
ますます面白くなってきた！
色んな怪しい人が一気に出てきて覚えられなくて戻るみたいな感じだけど、それを全く苦とは思わない程この作品は面白い。
あと、スカーレット様って16歳なんだよなとしみじみ感じられた…可愛い！
コニーが自分達を守って生き抜く為に、生家の信条に疑問を抱き、“誠実”を捨てるに至る。でも、自分達を不幸にする誠実ってあるんだろうか？困った時に、神様が助けてくれるって信じて何もしなければ、トラブルは解消されない。父親が借金の連帯保証人になって、結局なにもしないで、娘の結婚で型をつけようとしたのは、娘に自分の失敗を肩代わりさせているだけで、誠実でも何にもないと思う。その点、コニーが能動的に生きられるようになって、しかも、かなり大変な事態に巻き込まれていくのは、本当に誠実だからだと思う。応援したくなる。
面白いです！
コニーはお人好しで、素直な子ですが、スカーレットと一緒に過ごすうちに少しずつ成長しているのがいいです！スカーレットとピンチを切り抜ける様子が痛快です！
スラスラ読めてのめり込んでしまう作品。何度も読み返してしまう。貴族ならではの蹴落とし合いや謎の楽園や入墨の意味、どれだけの人が関わっていて、ランドルフも何を考えているのかがわからない。コニーが芯の強い女の子になり、スカーレットと共に前を向く姿がとても素敵！
誠実の終わり
誠実というのは美徳ですが、それを芯に置いていると道を間違えた時、その誠実のせいにしてしまう。
仕返しをしないのは誠実か。黙ったまま無抵抗で殴られ続けるのは誠実か。では逆にやり返すのは誠実ではないのか。難しい問いです。
考えるのが煩わしいのなら誠実なんて捨ててしまえ。自分の芯は自分で明確に定義しろ。そうすれば道を間違えた時、全部自分のせいだ。自分の人生を生きるというのはそういうことだ。
スカーレットと一緒になって、自分の人生以外の因縁を背負った時にそれに気づいたグレイル嬢はきっと真に誠実な人間になれるのでしょう。
