あらすじ
大人気「ワカコ酒」初のスピンオフ開店!今度の主人公は大衆酒場の下戸の料理人。強面だけど、どこか愛嬌感じる無口で職人気質なワカオが今宵も呑兵衛たちの舌を肥やす。料理人目線で綴る、こだわり、喜び、悦楽の数々。本家のワカコも時々来店!?作り、食べてもらう幸せたっぷりの店主サイドストーリー。
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うちの近くにできてほしい!!
20代の頃はワカコさんのように酒蒸燗酒でぷしゅ〜っとやってたけど、妊娠してからとんとご無沙汰。ぜひ通いたい…!!
末っ子がもーちょい大きくなったら竜田揚げ食べに行きたいな。
まだもー少し先の話だろうから、今は家でオイルサーディン作ってみようかな。
だし巻き玉子
読めば読むほどつまみとお酒が飲みたくなる本です。簡単な料理のコツ?レシピ?がお話の中に出てくるのですが、だし巻き玉子の卵と出汁の比率を参考に作ってみたらすごく美味しかったです。ちょっとした料理のコツが読みながら身につきました。
ある大衆酒場に様々なお客が訪れる。日々、いろいろなお店に足を運ぶワカコ酒とは視点が違っていて興味深い。ワカコ酒の主人公が時々登場するところもおもしろい。
たまらなく好き
店主が淡々と丁寧に料理していく工程に、心地よい独特なリズムがあります。読んでいるだけでなぜか無心となり、瞑想と似たような感覚を覚えます。すごくこころが整う。とても好きです。
ポテサラ
ワカコ酒スピンオフ作品。
だし巻き卵に焼き牡蠣、コーンバター、〆でポテサラ!!
ビール呑みながらつまみたい!今すぐこの店に行きたくなる꒰⑅ᵕ༚ᵕ꒱˖♡
武骨
ワカコ酒』のスピンオフ。
大衆居酒屋で働く下戸でコワモテの武骨な店主を主人公に来店するお客さんとそのオーダー、そして店主が料理を作っている間に何を考えているのかを描く人情物語の第一巻。
大衆居酒屋若尾は夜七時の開店と共にたくさんのお客さんでにぎわう。
しかし店主の見た目が怖そうで注文に困るお客さんもいるがそこはワカオが気を効かせて従業員の八っちゃんにオーダーをお願いすることもある。
この店は駅から徒歩十五分の猫の額ほどの立地でワカオはこの店で働いてかれこれ二十年ほどになる。
父親の代から通い続けてくれる常連がいるからこそなんとか成り立っているこの店は高級な食材は使えないがそれでも作り方にこだわりを持って頑張っている。
たまごと出汁の割合を考えて丁寧に焼いた出汁巻きたまごや、酒の肴としてオーダーされたアサリの酒蒸しを素材の味を活かして作ったり、とにかく酒が飲みたい人のためにごはんの友の明太子を酒の肴として合うように作ったりと丁寧な仕事を重ねる。
茶碗蒸しや焼き鳥ひとつにしてもこだわりを感じる作り方を日々重ねている描写がよかった。
時々ワカコが来店して酒を楽しんでいるのも嬉しい描写だった。
スピンオフ
「ワカコ酒」を居酒屋側から見たら?ということでワカコさんもシリーズの登場人物もちょいちょい出てくる。本編でも魅力的だった焼き牡蠣、試してみたいなあ。