【感想・ネタバレ】処刑少女の生きる道(バージンロード)6 ―塩の柩―のレビュー

あらすじ

「お前は、忘れない。ここで死ねるのなら、お前は幸運だ」

メノウと導師「陽炎」。
塩の大地での師弟の戦いは、メノウへと天秤が傾きつつあった。
アカリとの導力接続で手に入れた膨大な導力と、行使可能になった疑似概念【時】。
新たな力を得たメノウの勝利で終わるかと思われた訣別の戦いは、しかし、見え隠れする【白】の存在により予想外の方向へ向かいはじめる。

その頃、“聖地”跡では万魔殿が「星の記憶」へ足を踏み入れていた。
マノンの遺した一手が彼女に致命的な変化をもたらすことも知らず――。

そして、最果ての地にひとつの破局が訪れる。
彼女が彼女を殺すための物語、破戒の第6巻。

※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください

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多数の伏線・シリアスとコミカルの絶妙なバランス!!

主人公の日本人が異世界に転生(転移)してしまう作品はよくあるが、本作は異世界側の少女が主人公のお話。

日本からやってきた人間は、殺さなければならない使命を負った処刑人の少女・メノウ。
彼女は当然のように日本人の少女・アカリの殺害を実行するが…
異世界転移の際に得た能力によってアカリは生き返ってしまう。


どうすればアカリを殺すことができるのか…
その術を得るまでメノウは彼女と行動をともにすることにした。


そんな中で起こるトラブルから展開されるバトルは中二感にあふれ、シリアスなお話の随所に女の子同士の百合百合しいやりとりが散りばめられた、なんとも言えない独特な雰囲気を醸し出している。

世界観もしっかりしていて、数ある異世界モノの中でもイチオシの一作。

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感情タグBEST3

ネタバレ 購入済み

世界観が提示された

ので、読んでいて楽しい巻になっています。いろいろな伏線が回収されていて良い話になっています。感情移入できなかったフレアにはフレアとしての行動のロジックがあったわけですね。その行動のロジックをまっとうするのが小気味よく、読んでいて楽しかった。新章にも期待しています。

#アツい #ドキドキハラハラ #カッコいい

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2021年08月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

師匠がカッコ良すぎた。
特にタバコを吸う理由が感動した。

とうとう黒幕が出てきて第1章が終了した感じになった。
次巻からはvsヒューマンエラー。過酷になってきそう。

0
2021年10月19日

購入済み

個々の戦い、それぞれのキャラの抱える葛藤、壮大な世界設定が上手く絡まって構成されている。
転生チートをこれほど特殊な形で組み込んでいる作品は他にちょっとないのではないか。
相変わらずサハラがいい味。

0
2021年08月22日

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