【感想・ネタバレ】処刑少女の生きる道(バージンロード)9 ―星に願いを、花に祈りを―のレビュー

あらすじ

「君たちの願いは、叶わない」
対ハクアの切り札「星骸」。辛うじてそれを確保したものの、メノウたちから逃げ場は失われていた。
最強の【使徒】ミシェルが迫るなか、逆転の一手となる「星骸」の解析を進めるメノウたち。しかし「星骸」起動には、【器】との接触が不可欠であることが判明する。
人間はおろか、魔導兵すらも拒絶する、隔絶した魔導領域。最後の四大人災【器】が潜む、「絡繰り世」の最奥。そこにたどり着いたメノウに突きつけられた極限の選択、それは――。
そして、少女たちは再び巡りあう。彼女が彼女を殺すための物語、運命の第9巻!

※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください

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多数の伏線・シリアスとコミカルの絶妙なバランス!!

主人公の日本人が異世界に転生(転移)してしまう作品はよくあるが、本作は異世界側の少女が主人公のお話。

日本からやってきた人間は、殺さなければならない使命を負った処刑人の少女・メノウ。
彼女は当然のように日本人の少女・アカリの殺害を実行するが…
異世界転移の際に得た能力によってアカリは生き返ってしまう。


どうすればアカリを殺すことができるのか…
その術を得るまでメノウは彼女と行動をともにすることにした。


そんな中で起こるトラブルから展開されるバトルは中二感にあふれ、シリアスなお話の随所に女の子同士の百合百合しいやりとりが散りばめられた、なんとも言えない独特な雰囲気を醸し出している。

世界観もしっかりしていて、数ある異世界モノの中でもイチオシの一作。

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