あらすじ
山田正人、39歳。彼が脱サラしてはじめたのは、孤独死などの変死体があった屋内外などの原状回復をサポートする「特殊清掃」の仕事だった。彼は、さまざまな状態で死を迎えた人びとの「生活の跡」を消しながら、故人の生前のくらしに思いをはせる……。『透明なゆりかご』の沖田×華が描く、新しい物語!
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ホテルの掃除の現実
ホテルで死者を出してしまうと、本当に時間とお金がかかってしまうとこの作品で感じました。死ぬ理由は様々ですが、自殺して血だらけにしてしまうと、原状回復が大変だと思いました。その上、霊感を気にしてしまう清掃人もいて、すごく繊細な気持ちになってしまう仕事だと思いました。
実際もこうかな
天井近く積もったゴミの山。
まさに特殊清掃の人の出番ですよね。
でも、良い業者選びってすごく大事で、あいみつ取って社長の話に納得しても、最後に作業員に数万円取られることもあるから。
山田さんのような特殊清掃のお仕事をしている方には本当に頭が下がります…。結構文章がグロい(絵は可愛らしい?のでなんとか大丈夫)ですが、これがこの世のリアルなんだなと、自分の死に方についても考えさせられる作品です。
社会の闇
人間の闇の部分を垣間見てしまう大変な仕事ですが、大切で必要な仕事だと思いました。特殊清掃という言葉も聞きなれない言葉ですが、世間には自分の知らない仕事が沢山あるんだな、と思いました。