あらすじ
岩倉美津未、15歳。東京の高偏差値高校に首席入学! それを機に上京した彼女は、勉強こそできるものの、過疎地育ちゆえに同世代コミュ経験がとぼしい。そのうえちょっと天然で、慣れない都会の高校はなかなかムズカシイ! だけど、そんな「みつみちゃん」のまっすぐでまっしろな存在感が、本人も気づかないうちにクラスメイトたちをハッピーにしていく! そわそわするバレンタインの季節から気づけば1年生も残りわずか、大切な友だちと過ごす高1ライフを一日一日ゆっくり大切に。各メディアから広く注目を集める共感度MAXのスクール・ライフ・コメディの最新第6巻は、ときどき不協和音スレスレだけど友情も恋心もゆっくり加速しつつ、いよいよ第1学年課程修了です!
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「予感がするの
今日はきっと完璧な1日になる…」
希望いっぱいで臨んだ入学式。
謎のイケメン同級生との出会いから高校生活が始まった…!
今作の1番の推しどころはなんといっても、
石川から野望を胸に上京したヒロイン・岩倉美津未(いわくら みつみ)。
まっすぐすぎる言動で時には引かれたりもするのですが、
持ち前の明るさととぼけた性格で次第に周囲を魅了していく彼女の姿に
思わず笑いがこみあげてしまうはず。
訳アリでしかないイケメン同級生・志摩くんや意外性が素敵な美女・村重さん、
美津未にマウントを取りがちな江頭さんなどクラスメイトも個性豊か。
読んでいるとじんわり愛着がわいてくること請け合いです。
人との出会いを楽しみ、毎日好奇心旺盛に過ごす美津未に元気をもらえる作品です。
感情タグBEST3
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前巻のまこっちゃんに引き続き、江頭さんのリアルで繊細な感情に共感するし泣けてくる。
志摩くんが兼近先輩へ言った言葉も良かったなぁ。志摩くん普段は穏やかだけど兼近先輩にはちょっと強めというか、わりと素が出てる気がする^ ^
そして志摩くんがみつみちゃんを気になってる素ぶりがちらほらあって、ドキドキする…。
ナオちゃんの心情にもジーンときたなぁ。
江頭さんの感情にしても志摩くんの言葉にしてもナオちゃんの心情にしても、こういうのを描写できるのはほんと素晴らしいなと思います。
Posted by ブクログ
ミカちゃんが切なく自己肯定する「私恋とかしていいんだ」の涙は、作品全体でもかなりの名シーンですよね。
1年が終わり、男女7人グループがかなり仲良くなってるの、ほっこり嬉しい〜!
匿名
ナオちゃんの話、わかる…わかりすぎる。
あとそうすけくんが好きなタイプなの私もミカちゃんと同じだよ。ミカちゃんみたいに自分いくら磨いても気持ち悪くないかなと思ってるのも同じ。泣けちゃう。
バレンタインでもだもだ
バレンタインで友チョコのフリして本命にこっそり渡すとか、イマドキ〜ってなっちゃった。
でも、受け取ってもらえたら嬉しいし、もらえたら嬉しいし、青春!
バレンタイン
進級直前。心があったかくなる。
なんとなく影の薄かった迎井のはなしが出てきて面白い。見開きカラー的にも迎井とおミカは今後なにかあるのかな?
良いなぁ!
バレンタインのイベントで波乱ありつつ、変わらないみんなにちょっとほっとしたり。
ホットケーキ焼くナオさんに何故か泣けてきてしまって......当たり前だけど、みんな色んな想いを抱えているんだなとしみじみ。
のほほん
誠実で真っ直ぐなみつみに浄化されるー!
みつみに影響されて
みんな良い子や
江頭さんみたいに自分に自信がなくて
人のこと見下しちゃって
そんな自分にヘコむって
めっちゃ分かる。
好きになった人は自分を好きならないような見る目のある人だからってのも分かる。
絶妙に共感ポイントついてくるー!
Posted by ブクログ
山田くんいいやつだよ……行動に移せるタイプだしゆずちゃんにフラれても山田くんは年下の可愛い子とかとあっさり付き合えると思う。
ミカちゃんといい高望みしちゃうのはもう人間の性すぎて切なくなる。ここではっきり振ってもらえる経験できるってミカちゃん偉すぎる。
姪にあたらないナオちゃんは人間できてるしこの作品は基本善人しかでないので読みやすい。