【感想・ネタバレ】零崎人識の人間関係 匂宮出夢との関係のレビュー

あらすじ

「零崎一賊」――それは"殺し名"の第三位に列せられる殺人鬼の一賊。
汀目俊希として中学校に通う零崎人識の下に、彼の友人を名乗る人物が現れた。"殺し名"序列一位、匂宮雑伎団の次期エース、匂宮出夢である。その口から発せられた『お願い』とは……!?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 再読。今回印象的だったのは冒頭の潤さんと小唄の会話。不幸な人間に共通するのは人間関係が満たされていないということだ、という話。これはサン=テグジュペリ『人間の土地』に出てくる箴言を逆の視点から述べているようで面白い。

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2015年01月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ああ、そうか、それが原因でこうなったのかという人間関係。人類最悪の名は伊達ではないのか。しかし彼の理屈から言えば、彼が「原因」とするのは本来ではなくて、遅かれ早かれ、いつかこの二人は敵対関係になっていたわけで。出夢や最悪を見てると、人識が単なる甘っちょろいお人好しに見えてくる。

こういう人間関係の妙、複雑怪奇な世界の構図は〈物語〉シリーズでは描けないわけで、やっぱり俺は戯言シリーズが好きだなぁと改めて思う。

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2014年11月15日

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