【感想・ネタバレ】追いかけるな 大人の流儀5のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

2015年の55冊目です。
大人の流儀シリーズは、最初からすべて読んでいるので、著者の考え方や表現方法には、全く抵抗感を持っていないと思います。
「大人の流儀」とありますが、「大人の男の流儀」が副題だろう感じます。
・大人の男が、行列をして物を買うな!
・大人は騒ぐな!
・男はやせ我慢
・男は、人前で腹が空いたと言わない
ここまで達観した考え方を通している大人も今は、ほとんどいないと思う。
彼の前半生は、挫折と放蕩みたいに思えるが、そこで人間の本性を知り尽くしたのかもしれない。また随所に、ご自分の両親の生き方が、今の自分に影響を与えていることを記されている。自分の生き方に自信が持てる男(人間)でありたいと多くの人が思っているが、叶うことは少なく、結果として自分人生を事後承認するという生き方をしている。やはり男としての人間としての”矜持”を抱き生きていく様にはあこがれてしまう。 

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2015年12月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いまどきいないような、男らしい男。
暑苦しいかもしれないけど、男らしくて、大変だけど、こんな人がいたら好きになる。

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2018年03月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

〝追いかけるな〟
今ある悩みや、今かかえ込んでいる問題の本質を見ると、独創性をあと回しにして、易きに走る輩が、目の前の明るさを求めて〝追いかける〟から失敗をする。
人はすべて、一人で生まれ、一人で去って行く生きものである。追いかけるな。

人は皆、今と言う時を、同じように刻んで生きています。
伊集院さんの今に対する考えや、様々な出来事を消化して出てくる言葉は、毅然とした中にも温かさが有りとても励まされます。
一人で生まれてきて不安のあまり泣き、老いてはまた一人で去って行く身支度について思いを馳せながら。

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2018年01月01日

Posted by ブクログ

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今は切なくとも「悲しみには必ず終わりがやってくる」という老婆の言葉を私は信じたい 人間の才能なんて高が知れている。どんな職業、仕事も周囲の人が見守り、育ててくれるのである 救いを求めるような眼差しは、人間社会でいえば、可哀想だになるのだが、ツルは平然とそれをする。そうしなければ生きていけないのだ便利なものには毒がある。手間がかかるものには良薬が隠れている

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2016年04月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

説教くさいし、考え方にクセがあるし、すべてに共感できるわけではないが、心に響く言葉が時折出てくるので、なんとなく毎回読んでるシリーズ。弟の死、前妻の死など、若いころから様々な身近な人の死を乗り越えた著者の、人との別れに対する考え方は心に響くものがある。ちなみに、著者がイチローをよく思っていないことをこの本で初めて知った。

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2016年08月23日

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