【感想・ネタバレ】続・大人の流儀のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

P129
不幸のどん底にいる者と、幸福の絶頂にいる者が隣り合わせになることがある。
だから、大人ははしゃぐなというのだ。

P188
人はさまざまな事情をかかえて、それでも平然と生きている。
許せないのなら許さなくていい。新たに許せないものに出逢ったら、これは私には許せないな、とつぶやきポケットに入れてしまえばいい。
許せないものをいちいちひっぱり出して凝視しないこと。

すばらしく男らしい、考え方だと思う。
ところどころ、いまどき?と思うところもあるが、いつも同じスタンスで語るので、特に不自然にも感じない。私はこんな人、好きだな。

シリーズすべて、一貫した主張があり、心に染み入る。
いいお母さんなのでしょうね。

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2018年04月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ちょうど震災をまたぐ。震災以降の吠えがすさまじい。人格は震災前のままに、等身大のリアルな頑固じじいが、思うままに綴っている。巻末の少し背筋を伸ばし、震災についてのくだりよりも、本文がむしろ胸を突く。

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2013年06月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

チェック項目4箇所。若い者に暇を与えると碌なことにならない、昔、私の実家のある瀬戸内海沿いの港町に、盆、暮れになると休みを与えられた船員が陸に揚がり、その連中がよくひと悶着起こし、警察の世話になっていた。”~手紙は思い立った時に書くのがいいと誰かに聞いた気がするので、君に今……”さすがと思ったが、純粋と達人のどちらなのかは、私にはわからない。人間の死の迎え方はさまざまであるが、尊ばれるべき立場にあるのは、その家族、近親者である、彼等に対する礼儀を外すことはやはり人間として許されるべきことではない、悔やみの言葉も態度もどんなに慎重に選んでも、近しい人を失くした人にはおそらく足りないのが気遣いである。幸せのかたちは共通点が多いが、哀しみのかたち、表情はひとつひとつが皆違っているし、他人には計れないということを承知しておくことだ、それがたしなみである。

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2013年04月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【風】【花】【雪】【月】
そして【星】の章からなっているエッセイ。

【星】は震災後の記録。

普段、口にしているアタシの言葉も。
本当は使えないなぁ。

と、感じた。

 ~「一度、言葉を噛んでから口にするものだ」~

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2012年10月12日

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