【感想・ネタバレ】図書館の魔女 第三巻のレビュー

あらすじ

深刻な麦の不作に苦しむアルデシュは、背後に接するニザマに嗾けられ、今まさに一ノ谷に戦端を開こうとしていた。高い塔のマツリカは、アルデシュの穀倉を回復する奇策を見出し、戦争を回避せんとする。しかし、彼女の誤算は、雄弁に言葉を紡ぐ自身の利き腕、左手を狙った敵の罠を見過ごしていたことにあった。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

何が凄いってもう、何一つ無駄のない文と知識に裏付けられた内容構成である。一つ一つのセリフに意味があるからだ。しかとも、「このときはまだ、ミツクビの凶手が迫り来ることに気がついていないのであった」という続きが気になる文言も折々に差し込んでいるため、読むことを止められないのである。更に内容を構成する謎は全て知識に基づいて練り上げられ、解説もされるため、私を魅了してやまないのだ。ラストがどうなるのか非常に楽しみである。すぐ第四巻を読もうと思う。

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2020年09月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

マツリカの危機と側に寄り添うキリヒト、このふたりの関係性が読んでいてとても心地良いのだけど、シリーズということは今後それも移り変わっていくのだろうか。とりあえず今は、第四巻(分冊完結巻)が分厚いことが嬉しい。

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2017年08月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前の部分読んだ後少しあいちゃうと内容がすぐわからなくなるし、理解するのも結構大変だけど、討論の内容が面白いし、話がやっと展開してきて面白い!!
次の巻が楽しみ(^^)v

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2016年10月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

負傷した護衛兵とイラムとのふれあいにちょっと目がうるむ。後半、マツリカの左手が封じられ、ニザマに乗り込む4巻へ続く。

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2024年05月31日

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