【感想・ネタバレ】天山の巫女ソニン(3) 朱烏の星のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

『天山の巫女ソニン』第3巻。
舞台は巨山国へ。3巻かけて、物語世界における三国を回りきったことになり、主要な人物も出揃った印象。
今巻では、それぞれに成長の途上にあるソニンとイウォル王子が、お互いの内面に踏み込んでいく場面もあり、丁寧な描写に説得力を感じさせられる。それだけに、各巻が短いのが残念で、本編があと2冊しかないことを思うと、続きを読むのがもったいなくすらある。

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2021年08月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

このシリーズは
天山の巫女だったソニンが
多くの人との関わりの中で
自分になかったものを
どんどん吸収して成長しながらも
彼女の芯にある無私の純粋さは
失われないところが魅力だ。

少女の成長物語であり
平易な言葉遣いはまさしく
児童文学なのだが。

興味深いのは
心の中の言葉が
ほとんど余すところなく
書き尽くされているところ。

ソニンの内面の成長の過程が
手に取るように分かる。

閑話休題。

この物語も
中盤に差し掛かっているが
第1作からずっと不吉な伏線が
あちこちに顔を出してくる。

天山の巫女…というタイトルの
本当の意味が、いずれ明らかに
なる時が来るのかもしれない。

読みやすく、わかりやすく。
なのに深みのある物語だ。

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2016年09月18日

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