【感想・ネタバレ】豊臣秀吉(1)のレビュー

あらすじ

尾張中村の鼻たれ小僧日吉は負けん気の強い暴れん坊。だが心やさしく頭もきれる。百年うち続く戦乱に奪われ焼かれ、犯され殺される庶民の地獄絵を見て、戦いのない日本を作ろうと大志をいだく。自ら元服して木下藤吉郎と名乗り、諸国修行の旅に出た彼を待ちうける難関の数々。痛快! 天下取り物語の始まり。

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「露とおき露と消えぬるわが身かな浪花のことも夢のまた夢」秀吉62歳の生涯を描いた作品。読みやすく、太閤秀吉を知る上での必修科目。

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2011年09月14日

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豊臣秀吉の少年期が描かれている。秀吉の少年期はこれといった史実がないらしく、これもまたほぼすべて創作であろうが、幼少期よりの天才でもなく、さりとて凡俗でもない秀吉が失敗しくじけながらも確実に一歩ずつ進んでいく様子が好ましい。
少し成功しては調子乗りの地が出てホラを吹き己を困らせるのも愛嬌がある。
ょんなことから細作(密偵)となり、旅に出た先でまたロマンスというお約束の展開も楽しい。

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2022年08月27日

Posted by ブクログ

秀吉の幼少期から始まっており、史実かどうかはともかく、成長する様が垣間見られて、ロールプレイング的な面白さがある。秀吉の運が強いだの何だのというのが気になるけど、まあ過去を描くとこうなりがちか。

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2011年06月09日

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秀吉全8巻、ゆっくりと読むことにしている
この時代、どうしてこんなにも先を読む力が備わっているのか
あまりにもその洞察力、先見性に自らと比較しなすすべもない

だからこそ天下を取ることができたのか
それにしても敬服の一言

秀吉を取り巻く堺商人たちのしたたかさも
大いに勉強になる

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2009年10月04日

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山岡荘八氏の豊臣秀吉。歴史とは、数少ない文献などから、現代の我々が思いを馳せるところにロマンがあります。山岡版の太閤記は、実に面白い。
第1巻は、日吉と呼ばれた幼少期、数々の奉公先を経験し、天下をとるべく、新しい知識を得て、経験、修行を重ねる。蜂須賀家での2年間の武芸修行を経て、自ら、木下藤吉郎と名乗り、天下をとるべく旅に出かける。16才であった。細作のお春と出会い、夫婦のように装って、今川の松下嘉平次のもとでの武家奉公が始まる。ひょんなことから、甲州の武田晴信のもとへ行くことになる。

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2019年03月18日

Posted by ブクログ

全6巻。

太閤記は後半が悲しい。
どれも。
前半楽しいだけに。

明智の扱いは面白かったです。

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2009年10月09日

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