Posted by ブクログ
2019年03月18日
山岡荘八氏の豊臣秀吉。歴史とは、数少ない文献などから、現代の我々が思いを馳せるところにロマンがあります。山岡版の太閤記は、実に面白い。
第1巻は、日吉と呼ばれた幼少期、数々の奉公先を経験し、天下をとるべく、新しい知識を得て、経験、修行を重ねる。蜂須賀家での2年間の武芸修行を経て、自ら、木下藤吉郎と名...続きを読む乗り、天下をとるべく旅に出かける。16才であった。細作のお春と出会い、夫婦のように装って、今川の松下嘉平次のもとでの武家奉公が始まる。ひょんなことから、甲州の武田晴信のもとへ行くことになる。