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日本を制した関白太政大臣豊臣秀吉の目は大陸に向かった。だが二度にわたる朝鮮出兵は大誤算、自らも病にたおれた。幼い秀頼の行末、武将たちの不和、運命の急激な下り坂に焦りもがきながら太閤は、六十二歳の生涯を閉じた。 露とおき露と消えぬるわが身かな 浪花のことも夢のまた夢(伝時世)
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Posted by ブクログ
信長を読んでからの秀吉だったので、同じ出来事が秀吉目線で書かれていて、面白かったです。
知恵の限りを尽くし、百姓から天下を動かす人物にまでなった秀吉の生涯が、テンポよく、読みやすく描かれています。ただ、どんどん出世していく秀吉の生き方はある種の爽快さはあるものの、晩年は朝鮮出兵にお家騒動にと読んでいて苦しくなる生き方であり、性格的なところで好き嫌いのわかれる武将だなと改めて思いました。
「人たらし」と呼ばれるほど、人心掌握術に長けていた秀吉は、かなり周りの人物に救われています。その周りの人物たちも活き活きと描かれています。山崎の戦いの後、明智光秀が秀吉を陰で支えるようになったという描き方が面白かったです。謎の多い明智光秀を独自の視点で描いています。(真実かどうかは別として)
8巻ありますが、長いということはなかったです。信長のような艶っぽさはなかったですが、秀吉の生涯がよくわかる物語でした。
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小説・文芸
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