【感想・ネタバレ】アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり 1巻のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

まだ連載が続いてるけど、12巻を読んだとこまでの感想。娘が薬学部に在学してることもあって、手にした。どんな仕事にも責任はあるけど、とりわけ医療は人命に関わることもあり門外漢が思うより大変だなぁと。
薬剤師は幅広い知識も必要な割に患者からはただ薬を用意してくれるだけとも思われがちだけど、その重要性の一端を見せてくれて興味深い。
医療原案の薬剤師?の方のコラムも良い。
多少の誇張はあれど、薬剤師周りで漫画のネタになるのってそんなにあるかなぁと思いきや既に12巻。その12巻は主人公の葵みどりがほぼ出て来ず、ラストは次巻へのひきだけど恋愛要素はさらっとであまり引っ張らず良きときに完結望む。

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2024年04月24日

you

ネタバレ 購入済み

薬剤師としての意見

薬局薬剤師です。一巻を読んですごく感動したので、二巻もと思って購入しました。
しかしこの巻はひどいですね…
確かに患者の安全のために頑張りたい姿勢はわかるのですが、見ず知らずのドラッグストア薬剤師に、いきなり電話口で説教。しかも怒鳴る感じで。挙げ句の果てに押し掛ける。正しいことを教えてあげようというのはわかるのですが、マナーがなってない。普通、話が長くなりそうなら「いまお時間よろしいでしょうか」と言ったりするものではないでしょうか?そして、自分の意見を押し付けず、提案という形で譲り合いながら患者について考えるべきだと思います。同じ職種であっても違うプライドがあります。なので、対等だからといって最初から何でも言って良い相手だと勝手に思い込まないほうがいいのではないでしょうか。そもそもお互い人間なのですから、まずは仲良くする方法を考えましょうよ。
また、助け舟のような形で、瀬野が勉強会の提案をしていましたが、それもかなり上からの言い方に聞こえました。勤務時間とか、上からの圧力とか、変えられないところはたくさんあるんです。なのに、「自分で動くしかないんじゃないの?」って、簡単に動けないです。

#笑える

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2021年12月15日

mac

ネタバレ 購入済み

薬にまつわるあれこれ

一部ご紹介します。
・喘息の薬「テオドール(テオフィリン)」は、喫煙によって代謝が促されてしまう。そのため、喫煙患者にはそのことを考慮して処方量が調整される。従って、喫煙患者自身が、禁煙したことを医師に伝えないと、処方量が減り、代謝量が減るため、テオフィリンの血中濃度が高くなりすぎて中毒を起こしてしまうのだ。だからこそ、体調の変化を医師に伝えることが重要となる。
・抗生物質のクラリスロマイシンは、かなり苦味の強い薬である。子供の味覚は敏感なため、一度苦手意識を持つと、なかなか飲んでくれない。
・苦味をカバーするために甘味料でコーティングされた薬剤の場合、オレンジジュースや酸性のものと一緒に摂ると、せっかくのコーティングが剥がれて、本来の強い苦味がでてしまう。柑橘類やヨーグルトと一緒でも同様である。そういう時は、チョコアイスに混ぜると、ほとんど味が気にならなくなる。
・アナフィラキシーショックとは、血圧低下や意識障害が起こる重症化したアレルギー反応であり、時に生命の危機を伴う。蜂に刺された場合など。
・アナフィラキシーショックにおける血圧低下に対処するために、血圧を上げるアドレナリンを使うのだが、高血圧患者の場合、日常的に降圧剤であるβブロッカーを服用していることがあって、アドレナリンの効果が相殺されてしまうことがある。
・降圧剤を服用している患者には、グルカゴンを投与することがある。
・心臓マッサージはかなりの体力を消耗するため、数分ごとに交代してもらう。
・心臓マッサージは1分間で100回のペースで行うため、100bpmの曲を頭の中で流すとよい。アンパンマンのマーチなど。
・薬剤師は、薬剤の専門家である。そのため、薬にまつわる疑問がもしあったら、迷わず質問してみた方がいいのである。

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2022年09月30日

ネタバレ 購入済み

ドラマが始まると知って

薬剤師をテーマにした漫画を初めて読んだのでとても新鮮でした。日常で関わる事はあるけれど実際にはどんなお仕事か知らなかったので薬剤師のお仕事の素晴らしさを感じることができました。

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2020年05月31日

匿名

ネタバレ 無料版購入済み

薬と健康

主人公の葵みどりは萬津総合病院に勤める26歳の薬剤師。
6年間大学で勉強し資格も取り総合病院で働いている彼女が最近思うのは薬剤師という存在が医師や看護師、患者からも軽んじられていることだった。
ある入院患者の処方に対して担当の内科医に疑義をかけても忙しそうに対応されたうえにその後すっぽかされたので翌朝待ち伏せたらケアレスミスぐらいでいちいち疑義をかけるなと逆ギレしてきたのだった。
先輩の瀬野から手荒い叱咤激励を受けるも釈然としない気持ちだった。
ある日、院内を歩いていたみどりは座り込んでいた入院患者に蹴躓いてしまう。
彼は脚立から落ちて頸椎横突起にひびが入り入院している患者だったが、その様子を見ていたみどりはある異変を感じていた。

昔は院内処方だったが今はめっきり薬局に処方箋を送るタイプだったので院内薬剤師という存在をそもそも忘れていただけにとても興味深い作品だった。

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2022年11月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

病院が舞台の創作物は割とよくあるが、
薬剤師さんが主人公なのは珍しいだろう。
接することはあるのにお仕事内容を深くまでは知らなかった
薬剤師さんのことが知れて良かった。

医者が忙しくて取り合ってくれないというのは
薬剤師さんの仕事をさせてくれていない訳で
自分のミスなのに逆ギレされて中々気の毒な立場だ。
だからと言って立場が下だと自分で決めてしまったら
先に進めないというのもそのとおりだ。
医者が処方を決めた後の患者にとっての最後の砦、
薬剤師さんはみんなそんな風に思って仕事をしてくれているのだろうか。
だとしたらとてもありがたいことだ。
普段薬をもらうだけで、疑問に思ってもこの漫画のように本当に話を聞いてもらっても良いのかは不安に思うところだが
処方の70%も疑義により処方変更になっているとは知らなかった。

様子見、もうちょっと頑張って、と医者は悪気なく言っているのもわかるのだけれど
言われた方は結構絶望に近い気持ちになることもある。
一人に時間をかけ過ぎるなというのも正しいしわかるのだが、患者の気持ちになると何時間も待たされて数分で診察が終わって、また何時間も待たされて出された薬を子供が飲まないとなると本当に辛い。
葵さんの勢いも、瀬野さんのサポートもとてもありがたい。

瀬野さんのエピソードは非常に恰好良いし
倉本さんもとても良い人だ。
葵さんがどんな薬剤師さんになっていくのか楽しみ。

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2023年05月04日

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