あらすじ
ついに新年を迎えることになった赤奏国。
だが、大事な宝石の区別がつかなくなったり、国宝の盗難事件が起きたりしてしまう!
どちらの原因も『占い』だったため、暁月は莉杏に占い師の調査を任せる。
政(まつりごと)にも関わる案件を初めて任された莉杏は張り切って調査を始めるが、調べを進めるうち、先々皇帝時代に恨みを持つ者が関与していたことがわかり!?
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
この夫婦は多分『赤奏国が他の国に比べて優っているところはどこですか?』って訊かれたら、莉杏は「皇帝が暁月であるところ」と答えるだろうし、暁月は「皇后が莉杏であるところ」と答えるんだろうな。
1巻に比べて国も2人や側近のみんなとの関係性も大きく変わって、ある意味集大成のような巻になってましたね。暁月が莉杏のために全力で廊下を走るだなんて誰が想像できたでしょう。笑
梨杏、カッコいい!
梨杏の成長が目覚ましいです。与えられた環境、課題に真剣に向き合って、わからないこともそのまま認めて、最高の上司ですね。暁月の信頼も着実に大きくなって〜。
総まとめのような終わり方だけど、まだ続くんですよね⁉︎
14歳の梨杏にも会いたいです。
大好き
久しぶりにハマったシリーズ!
可愛い莉杏に、暁月がなんだかんだで惹かれていく様子がニヨニヨします。
早く次が読みたい…!!
一気読み♪
相変わらず作り方が巧い。
忙しくても読みたくなるし、そして途中で止めたくもなくなる。
今回は珍しく誰かさんが出てこなかったけど、こっちの方が正しい展開かな?っと。
また早く次巻が読みたい!
Posted by ブクログ
赤奏国の皇帝・暁月と、皇后の莉杏を中心とした大好きなシリーズの待望の新刊。
今回は、新年に向けて準備が進められる中、流行する「占い」によって大きなトラブルが続けて発生する。暁月に占い師の調査を任された莉杏も奮闘するのだが、それ以上に、女性武官の碧玲もすごい頑張ったと思う。
ちなみに、最初の人物紹介ページで、叉羅国のラーナシュとシヴァンがいるが、シヴァンはラーナシュの話にあがったりするだけで本人の登場はない。
それにしても、莉杏の暁月への真っ直ぐ力強い想いは相変わらずなのだけど、暁月ももう完全にほだされてるよね、っていうほどには莉杏への情愛がにじんでる。尊い。莉杏への花占いとか可愛すぎるでしょう!
あとこのシリーズの「好きな人に手間暇かけたい派」とかの
「〜〜派」という表現が地味に好きなのだけど、今回も使われてて微笑ましい気持ちになる。
Posted by ブクログ
ヒロイン莉杏の成長が感じられる7巻目だと思いました。今回は占いがテーマでしたね。莉杏が暁月にすがられるような人間になりたいって言った時の暁月の花占いが甘くて良かったです。その後、配下に同じ花占いで脅しをかけた時は震えましたけどね。暁月、実は暴君の素質ある?暁月と二人で叉羅国に行ったエピソードも良かった。早く暁月が莉杏に縋る姿を見てみたいですね。