【感想・ネタバレ】ビブリア古書堂の事件手帖V ~扉子と謎めく夏~のレビュー

あらすじ

ビブリア古書堂の娘が開く、謎への扉――。
その夏、不在中の両親に代わり、ビブリア古書堂を任された少女。美しい女店主とよく似た顔立ちで、本への好奇心と洞察力も母親譲り。だが異なるのは表情豊かで物怖じしないその性格。特殊な依頼に首を突っ込まぬよう少女の監視役を任された少年は、持ち込まれた古書に秘められた謎を、少女が鮮やかに解き明かしていく姿を目の当たりにする。戦時中ある男を救った『シャーロック・ホームズの饋還』と、残されたいたずら書き。
真夏の鎌倉を駆ける「探偵と助手」の物語が始まる――。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

扉子編の5巻目。大元(栞子編)の初版から15周年とのこと。大元を読んだのはちょうど14年前、手術で入院したときだった。本好きの私に、息子が気を利かせて届けてくれた。
篠川家の女性三代が、本に関わる知識と驚異的な推理力の持ち主という設定だが、年上ほど能力が高いという恐ろしい話。扉子編では、もちろん孫の扉子が主役で、ワトソン役に恭一郎君という後輩が付いている。カップルでは、何故か女性が年上という設定が多い。
テレビドラマや映画になったのは、全て栞子編。原作がねじ曲げられていたのが気に入らなかった。今度はアニメになるということだが、なるべく原作に忠実にしてほしいところである。

0
2026年07月31日

Posted by ブクログ

『ビブリア古書堂の事件手帖V ~扉子と謎めく夏~』を読みました。

事件手帖シリーズが終わったときはとても寂しかったのですが、扉子シリーズが始まってからも、最初は主人公の扉子に少し違和感がありました。でも5作目となった今では、「おかえり」と思えるほど親しみを感じています。

今回は『シャーロック・ホームズの饋還』『写真よさようなら』『山羊の歌』をめぐる3つの物語が描かれます。両親の留守を預かる扉子は、お目付役の文香や樋口君に見守られながらも、自分の力で謎を解決していきます。

本好きで知識が豊富な一方、「お母さんに聞いてみなきゃ」と頼ったり、恋愛には鈍感だったりする子どもらしい一面もあり、そのギャップがとても魅力的でした。

さらに、昔の登場人物たちが再び登場し、懐かしい気持ちになりました。プロローグの意味深な会話も印象的で、次巻では大きな展開が待っていそうです。本編シリーズのような物語がまた読めるのではないかと、今から楽しみです。

0
2026年07月23日

Posted by ブクログ

このシリーズ、世代が変わってもずっと面白い。
この本のおかげで、コレクションとしての古書にも興味が湧くようになり、出張ではなるべく神保町に立ち寄るようにしています。
そして、訪れる街では必ずその街の古書店をチェックして、足を運ぶという楽しみにも繋げてくれたシリーズです。
今回はシャーロックホームズの本を巡る話。シャーロックホームズは中学生の読書感想文で課題の一つに出てたかなぁくらいの思い出しかないので、夏の文庫フェアで探してみようかと思います。

0
2026年07月13日

Posted by ブクログ

扉子ちゃん、見た目は栞子さんに似ているようだけど、タイプはちょっと違うね。私のイメージでは、栞子さんは人付き合いが苦手な頭脳派で、実働部隊は五浦君にお願いするスタイル。智恵子さんに対しては対抗心あり。逆に扉子ちゃんは、智恵子さんに少し似ているのかやや行動派で、恭一郎君は扉子ちゃんに引っ張られている感じ(若干のハルヒ味を感じる)。ただし、栞子さんや智恵子さんにはまだ叶わない、と本人はわきまえている。今回、栞子さんはカメオ出演程度だったけれど、今後二人の協力プレイが見られるのだろうか。エピローグの不穏な感じをどう決着させるのか、今回の裏で栞子さんと五浦君が何をやっていたのかにも関係してくるのかな。次巻はもう少し早く出してほしい。2027年のアニメ化に期待。

0
2026年07月05日

Posted by ブクログ

久しぶりにあの田中さん出てきたもんだから、もしや扉子に話が写ったのは田中さんとの因縁続けるつもりなのだろか。
相変わらず、シャートックホームズも中原中也も、改めて読んでみたいと思うきっかけに。
とりあえず、昔の文学を楽しむ時間を確保しなければならない。それが課題だ。

0
2026年06月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

栞子と大輔が不在の時に、又しても依頼が舞い込む。ビブリアのバイトの恭一郎もストッパーにならなければいけないのに、結局巻き込まれ…

文香がかなりしっかりしてて驚きました。
姪を守ろうと奮闘するも、扉子の好奇心には勝てず、やっぱり栞子の娘ですね。

まだあの出所した田中が『晩年』を狙っている事にゾッとしました。智恵子の動きも気になるし、まだまだ謎が残っている様で次巻も楽しみです。

0
2026年06月19日

Posted by ブクログ

本作もこれまでのシリーズ同様、シャーロック・ホームズ、写真家森山大道(初めて知った)の写真集、中原中也の詩集に関する謎解きの話で、よく毎回ネタがあるなと感心しつつ、とても興味深くて展開もおもしろくて十分に楽しめました。
久しぶりの文香の登場もよかった。

0
2026年06月09日

購入済み

祝アニメ化

この話には、篠川栞子が主人公の前シリーズの登場人物が多数登場します。前シリーズを読んでいないと面白さと理解度がかなり損なわれると思うので、未読の方は読んでおく事をお勧めします。篠川扉子が主人公の新シリーズにはあまり登場しませんが、今回は前シリーズで私の最推しの篠川文香が活躍してくれます。これだけでもう星5つです。前シリーズでは元気いっぱいの高校生だった文香もすっかり大人の女性として描かれていましたが、玉岡昴と絡むシーンでは昔の面影がちょくちょく顔を出して、読んでいて微笑ましかった。三上先生、これからも文香の登場シーンをお願いします。

0
2026年04月26日

Posted by ブクログ

栞子さん夫婦は海外へ夏休みに。その間お店の留守を預かった扉子ちゃんと恭一郎君。そんな二人の元に相談ごとがないわけがない!3つの依頼とも面白かった。さすが扉子ちゃん。お母さん並みに知識は豊富なのね。まだまだ続く終わり方。

0
2026年08月01日

Posted by ブクログ

ビブリア古書堂の事件手帖を読むようになってから古書にも興味を持つようになった
栞子さんの出番が少なくなって寂しいが
娘の扉子と恭一郎の掛け合いも楽しい
次回作も大いに期待している

0
2026年07月30日

Posted by ブクログ

娘さんの扉子さんの活躍編。これで登場人物の紹介編が終わって、次から大きな流れの本編が始まる雰囲気で終了。次は栞子さんが主役になりそうな気がします。

0
2026年07月30日

Posted by ブクログ

シリーズ最新作で必ず読んでいるが、今回も謎解きが面白かった。可愛いタイトルと表紙に騙されてはいけない。ストーリーは古書店に持ち込まれる本にまつわる相談事で、それを見事解決していくのだが、殺人も起きない日常の謎であるものの、その裏でうごめく主人公以外の登場人物に薄ら寒さをおぼえる。何かとてつもない陰謀が隠されているようで、次回に期待が高まる。相談事を章だてで構成されているので、寝る前の読書としてちょうどよい(でないと面白くて止められず寝不足になる)

0
2026年07月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

夏休み、樋口恭一郎はビブリア古書堂で1週間だけアルバイトをすることになった。
両親が海外出張で留守にするので、そのあいだ店番を手伝って欲しいと、高校の先輩でもある扉子に持ちかけられ、迷わず(というか二つ返事で?)引き受けたのだ。
篠川扉子の両親である、栞子と大輔は、古書の売買はともかく、訳ありの客が店に相談事を持ち込むことをひどく警戒している。
扉子には、相談事は引き受けてはいけないと約束させ、恭一郎には扉子のストッパー役を務めるよう頼み、栞子の妹で、扉子の叔母にあたる文香(あやか)にも、保護者として見守りにきてもらうことにした。
その前に、高校生の娘に古書の「査定」は迷わず任せてしまっていることには驚き!

もちろん(!)扉子は相談事に首を突っ込むに決まっている。暴走を止めるはずの恭一郎は相棒を務め、文香までが・・・
三人のお留守番は、とんでもない「夏休みの冒険」になった。

【第一話 『シャーロック・ホームズの歸還』(岩波文庫)】
【第二話 森山大道『写真よさようなら』(写真評論社)】
【第三話 中原中也『山羊の歌』(文圃書店)】

扉子に付き従う(笑)恭一郎を見て、大輔さんとはタイプが違うけど、いいコンビだねみたいに思ったり言ったりする人たちが出てくる。
これは、先が楽しみだ。
そして、森山大道の『写真よさようなら』に関して扉子が「父と初めて会った時、入院中の母が読んでいたのが『写真よさようなら』だった」と発言しているのが気になって、シリーズ一作目を再読しました。懐かしいです。栞子の『写真よさようなら』は、あまり状態は良くないけど25万円だったって!
今回の相談のお客さんにも、過去作に登場していた人たちが出てきているので、いろいろ忘れているし、これから順番に再読していこうかと思っています。

0
2026年07月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

扉子編が始まって五冊目。
いよいよ時代は栞子さんの娘扉子の世代に本格的に移ったらしい。

今回は全編扉子の謎解き話だった。

それも有ってなのか、栞子世代には懐かしい人たちや因縁の相手の登場があって、昔の話のその後的なことが知れてシリーズのファンとしてはなかなか楽しかった。
それにしてももう作品内では20年近く時が過ぎてるんだよなあ。まあ、実際の刊行も第一巻から15年経ってると言うことで時のすぎるのは早いなあと感慨深い。

扉子は止められていても推理するのを止められない所が何ともお母さんの娘って感じがする。
栞子さんみたいな内気な感じはまったくないけど^^
ワトソン役樋口くんとの今後にも期待したい。

あと、智恵子おばあさんの存在感たるや!
出てきただけで緊張感と不安が漂うのがラスボス感ありすぎ。
色々伏線が増えてきたけど、おばあさんの仕込みなのかな?
次回も楽しみ。

0
2026年07月16日

Posted by ブクログ

扉子は高校2年生。夏に両親が海外で仕事をすることになり(最近たまにあることらしい)扉子に接近する人物を警戒する両親が、戸塚駅そばの古書店、虚貝堂の孫で扉子の高校の後輩の樋口恭一郎に監視兼バイトを依頼していく。恋ごとに鈍い扉子は淡い恋心を持ちつつそばにいる恭一郎と(小説的に)いい感じの距離感を保ちつつ働くのだが、もちろん厄介ごとは近づいてきて…。
大きくお話は3つ。親しみやすい本と、お馴染みの登場人物が出てきて、高校生の淡い恋模様(うっすらでしたが)ともども、楽しく読めました。
第一話 「シャーロック・ホームズの歸還」
坂口夫妻(男性はほぼ盲目)が、父が愛読していたというシャーロックホームズを探してほしいとやってきた。まもなく処分されるので、父が戦地に持っていった本が本当にあるのなら、持っていたいと言う。昔罪まで犯すくらい荒れていた坂口は父からどう思われていたのか?坂口家の直晴(18)に軽く嫉妬する恭一郎が微笑ましいです。
第二話 森山大道「写真よさようなら」
栞子の妹、篠原文香おばさんが登場。文香の古い友人からの相談で珍しい写真集が持ち込まれたのだが、復刻版なのでは?なぜ初版じゃないのか?入れ替わったのか?などさまざまな疑問を解き明かします。
第三話 中原中也「山羊の歌」
初版コレクターの玉岡は手に入れたレアな中原中也の詩集をどうやら同居していた女性に持ち逃げされたらしい。玉岡は文香と昔、何かあったのか?二人の微妙な空気感(わかりやすいのに扉子は気づかない…)。そして、玉岡が詩集を手に入れた相手は栞子と因縁深いあの人だった。一筋縄では解けない、消えた詩集の謎。
あとがきで、2027年アニメ化と書いてありました!やった。ドラマ化の呪い(キャスティング的な個人の主観です)がやっと解けるかも。楽しみです。

0
2026年07月14日

Posted by ブクログ

今回も読みやすいテンポ感で良かったのと、写真などについては知識が少ないので、読んでいて興味深かった。

0
2026年07月13日

Posted by ブクログ

プロローグ
第一話『シャーロック・ホームズの帰還』(岩波文庫)
第二話森山大道『写真よさようなら』(写真評論社)
第三話中原中也『山羊の歌』(文圃堂書店)
エピローグ

※帰還の帰は違うのですが変換できませんでした。

その夏、不在中の両親に代わり、ビブリア古書堂を任された少女。美しい女店主とよく似た顔立ちで、本への好奇心と洞察力も母親譲り。だが異なるのは表情豊かで物怖じしないその性格。特殊な依頼に首を突っ込まぬよう少女の監視役を任された少年は、持ち込まれた古書に秘められた謎を、少女が鮮やかに解き明かしていく姿を目の当たりにする。戦時中ある男を救った『シャーロックホームズの帰還』と残されたいたずら書き。
 真夏の鎌倉を駆ける「探偵と助手」の物語が始まる。

以上文庫うらすじより引用ー


ーーーーー

ビブリア堂古書堂を三代に渡って引継ぎ、古書にまつわる事件を解決していくシリーズ。
探偵役が栞子さんの代が七冊。
娘の扉子さんにかわり五冊。
もう十二冊も読んできたのかと思いました。

久しぶりにプロローグを読み始めた時はワクワクしたのですが、内容は扉子の母の栞子さんの時の方が面白かった気がします。
なんか、パワーが落ちてきているような。
以前は私もレビューに詳しくあらすじを書いていたのですが、最近面倒になってきてしまいました。

でもやはり最後に栞子の母で黒幕の智恵子が出てきたときは一体どんな秘密が最後に隠されているのかとワクワクしてしまい、次巻もたぶん読むと思います。

0
2026年06月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ビブリア古書堂その後シリーズの第五弾。

栞子と大輔、つまり扉子の両親が海外に行っている間、
夏休みのバイトとしてビブリア古書堂で働くことになった恭一郎。
扉子が謎解きにつられて面倒ごとに巻き込まれないようにストッパーの役目もあるらしい。

相変わらず古書をめぐるドロドロしたお話だが、
最初の「踊る人形」の話は面白かった。
扉子の推理も、踊る人形の暗号を書き合った日本人捕虜と米軍将校の話も良くできている。

栞子の妹で扉子の叔母が登場したのも良かった。
高校生だったのに、北関東の温泉街の観光案内所に働いているとは。
大学時代の恋愛話もその後輩との再会もあって、
時の流れを感じられて懐かしかった。

0
2026年06月22日

Posted by ブクログ

ビブリアシリーズの久しぶりの新刊
主人公が篠川夫婦の娘の扉子が今回も主人公
栞子と大輔が日本を離れている間に、二人に代わって、扉子と後輩の樋口君が本の相談事を解決する。
栞子の妹、今では扉子のおばさんの文香も登場
そして、栞子と大輔の仇敵も登場してという展開
優しくも残酷な本と登場人物の関係が心地よいです

0
2026年06月21日

Posted by ブクログ

氷菓みたいな作品。
古書からストーリーを読み解く過程が面白い。シリーズものだと思うので、続きも読みたいと思う。

0
2026年07月27日

Posted by ブクログ

プロローグ/
『シャーロック・ホームズの歸還』(岩波文庫)/
森山大道『写真よさようなら』(写真評論社)/
中原中也『山羊の歌』(文圃堂書店)/
エピローグ

篠川扉子と樋口恭一郎がメインになって何冊目だろう
古書を巡る謎は遠い世界のような、でも問題は今起きているし……時間が広いのかもしれない
扉子さんの解説には へえ〜 と言うばかり

0
2026年07月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

<目次>


<内容>
久しぶり。ちょっと浅かったかな?本業界にいればわかるトリックかも…。ただ続編の匂いがプンプン、楽しみです!

0
2026年07月09日

Posted by ブクログ

前作を読んでからだいぶ月日がたったので
読み始めは記憶をたどりながらだったんですが
読みだすと「ビブリア古書堂の事件手帖」の
世界観を堪能できました。あまり変わらない
書籍から聞いたことのある書籍なんかも
出てくるんですが謎解きも含めたお話だった
のですんなり読めました。ただ初っ端からから
出てきた謎の印、田中敏雄や篠川智恵子。
なにやらいろいろと関わってきそうで
次回からの展開が早くも気になりました。

0
2026年07月09日

Posted by ブクログ

扉子シリーズ5作目。
少し刊行までに間が空いた気がするが、小さかった扉子も今作では高校2年生。恭一郎と言う後輩も出来た。
今シリーズでは栞子と大輔が海外に買付に行っている間、1週間ビブリア古書店の留守番を任されて扉子の活躍が描かれる。
栞子が大人しく、思慮深いタイプだったけど、扉子は対照的。相談事などは両親が帰ってからと伝えると言う約束を悉く破って、古書に関する謎に奔走する。
今作ではシャーロックホームズ、中原中也などの謎が描かれるが、全てトリックが違い、作者の引き出しの数と知識量に圧倒される。
チェックマークに似た謎のマークについては、今後も描かれるようなので、そちらも気になるところ。

0
2026年07月09日

Posted by ブクログ

扉子ちゃん、あの二人の娘にしては活動的というか、暴走しがちだな(苦笑)。
だからこそのストッパー、恭一郎君が必要になって、栞子さんと五浦さんとはまたちょっと違う感じのパートナーになっているわけだけど。
母親ほど恋愛方面に鈍くなさそうなので、時々反応が青春していて良き。

0
2026年07月06日

Posted by ブクログ

ビブリア古書堂店主の娘、高校生の扉子のはなし。扉子は本に詳しく1人でも古書堂で店番ができるほど。扉子の後輩、恭一郎は古書堂でアルバイトをするなか、店主が留守にする間、扉子が本に関する依頼を頼まれないよう監視するよう頼まれる。シャーロックホームズや中原中也の本など、古書に関する謎が舞い込むことに…。

0
2026年07月01日

Posted by ブクログ

本好きは毎回楽しみにしているシリーズ。
娘の扉子シリーズでももう5作目とは!

「シャーロック・ホームズの饋還」また読んでみよう。
ホームズは何度読んでも見てもいいのだ。

とはいえ、やはり栞子さんシリーズの新作が読みたいのが正直なところ。最後に祖母の智恵子もチラッと出てきたので、次シリーズに期待したいところ。

0
2026年07月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

もう扉子編5作目か……。
この扉子編になってから気になるのは、語り手や視点人物が誰か、ということ。
栞子編は割と素直に、大輔の一人称だったが、世代交代後はカメラ位置が自在になっていた、言い換えれば変則的になっていた、と思う。
ただ本作は素直に、プロローグから第三話まで、恭一郎が視点人物の三人称。探偵扉子と助手恭一郎という役割が定着しつつあるということか。
エピローグだけが大輔の一人称。
てことはやはり、シリーズラストに語って手帖を記し終えたのは、大輔、という未来視をしてみる。
トリックとしては、本の真贋という点からシリーズが始まり、贋作の問題を経て、なんと本の「加工」までも。
本好き、業が深いぜ……!

そして、祝・アニメ化!
しかも米澤穂信原作「小市民シリーズ」にて上質なアニメ化を達成した、神戸守監督と、大野敏哉シリーズ構成と、小畑貴裕音楽監督とが、CloverWorksで製作するのだから、座組の安心感!



実在の本を手がかりに紐解く、“古書と秘密”の物語。ビブリア扉子編5巻!
ビブリア古書堂の娘が開く、謎への扉――。
その夏、不在中の両親に代わり、ビブリア古書堂を任された少女。美しい女店主とよく似た顔立ちで、本への好奇心と洞察力も母親譲り。だが異なるのは表情豊かで物怖じしないその性格。特殊な依頼に首を突っ込まぬよう少女の監視役を任された少年は、持ち込まれた古書に秘められた謎を、少女が鮮やかに解き明かしていく姿を目の当たりにする。戦時中ある男を救った『シャーロック・ホームズの饋還』と、残されたいたずら書き。
真夏の鎌倉を駆ける「探偵と助手」の物語が始まる――。

もくじ
プロローグ
第一話 『シャーロック・ホームズの饋還』(岩波文庫)
第二話 森山大道『写真よさようなら』(写真評論社)
第三話 中原中也『山羊の歌』(文圃堂書店)
エピローグ

0
2026年06月30日

Posted by ブクログ

 恭一郎くんの脳が破壊される。
 ダメですよ先輩!

 扉子の5巻。
 栞子夫妻が海外出張で不在のため、直々に店番を頼まれた恭一郎だったが、店番よりも扉子のお目付け役だった。
 相談ごとに首を突っ込まないようにとの言いつけだったが、首を突っ込む扉子だった。

 戦争にも持って行くほど大事にしていた亡き父を本を探す(シャーロック・ホームズの帰還)

 初稿と大事にしていた写真集が復刻版だったのはすり替えがあったのか(写真よさようなら)

 希少本とともに消えた婚約者の行方は(山羊の歌)

0
2026年06月12日

Posted by ブクログ

大好きなシリーズなので、主人公が扉子に移って新刊を読むたびに「ああ…時は流れているのだな…。」と感じて、それによる面白さと少しの寂しさを感じてしまう。実在の人物の人生のように歳をとり、関係性が変わっていることを楽しむのがこの第2フェーズの良さなのかもしれない。でも智恵子母の謎っぷりは相変わらずで、今後どうなっていくのかまだまだ楽しみではある。
3話目で文香さんの変わらない眩しさを感じて、そのとき対峙したとある女性の思いを想像して切なくなった。アレは勝てないよなあ…

シリーズ初期から五浦さん目線の一人称のときの栞子さんの服装がことこまかに描写されることから感じるビッグラブが大好きだったのだけど、夫婦となってウン十年経つこの新刊でもビッグラブは健在でとても良かった…!!相変わらず五浦さんめっちゃ栞子さんのこと見てるww

0
2026年06月08日

Posted by ブクログ

他作品と同様、古書堂に持ち込まれた本に関わる謎を解いていく。(今回の話は懐かしの人物が多数登場するので、まだ読んだことない方は1作品目から読むことをおすすめします!)

最後は少し不穏な雰囲気で物語が終わるので、これからどんな展開を迎えていくのか期待でドキドキした。

謎と少しの恋が混じった本作はリラックスして読めるので、息抜きの読書にとてもオススメのシリーズ。もう少しでアニメも始まるので、そちらも今から楽しみ。

0
2026年06月07日

「小説」ランキング