あらすじ
ビブリア古書堂の娘が開く、謎への扉――。
その夏、不在中の両親に代わり、ビブリア古書堂を任された少女。美しい女店主とよく似た顔立ちで、本への好奇心と洞察力も母親譲り。だが異なるのは表情豊かで物怖じしないその性格。特殊な依頼に首を突っ込まぬよう少女の監視役を任された少年は、持ち込まれた古書に秘められた謎を、少女が鮮やかに解き明かしていく姿を目の当たりにする。戦時中ある男を救った『シャーロック・ホームズの饋還』と、残されたいたずら書き。
真夏の鎌倉を駆ける「探偵と助手」の物語が始まる――。
感情タグBEST3
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扉子ちゃん、見た目は栞子さんに似ているようだけど、タイプはちょっと違うね。私のイメージでは、栞子さんは人付き合いが苦手な頭脳派で、実働部隊は五浦君にお願いするスタイル。智恵子さんに対しては対抗心あり。逆に扉子ちゃんは、智恵子さんに少し似ているのかやや行動派で、恭一郎君は扉子ちゃんに引っ張られている感じ(若干のハルヒ味を感じる)。ただし、栞子さんや智恵子さんにはまだ叶わない、と本人はわきまえている。今回、栞子さんはカメオ出演程度だったけれど、今後二人の協力プレイが見られるのだろうか。エピローグの不穏な感じをどう決着させるのか、今回の裏で栞子さんと五浦君が何をやっていたのかにも関係してくるのかな。次巻はもう少し早く出してほしい。2027年のアニメ化に期待。
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久しぶりにあの田中さん出てきたもんだから、もしや扉子に話が写ったのは田中さんとの因縁続けるつもりなのだろか。
相変わらず、シャートックホームズも中原中也も、改めて読んでみたいと思うきっかけに。
とりあえず、昔の文学を楽しむ時間を確保しなければならない。それが課題だ。
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栞子と大輔が不在の時に、又しても依頼が舞い込む。ビブリアのバイトの恭一郎もストッパーにならなければいけないのに、結局巻き込まれ…
文香がかなりしっかりしてて驚きました。
姪を守ろうと奮闘するも、扉子の好奇心には勝てず、やっぱり栞子の娘ですね。
まだあの出所した田中が『晩年』を狙っている事にゾッとしました。智恵子の動きも気になるし、まだまだ謎が残っている様で次巻も楽しみです。
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本作もこれまでのシリーズ同様、シャーロック・ホームズ、写真家森山大道(初めて知った)の写真集、中原中也の詩集に関する謎解きの話で、よく毎回ネタがあるなと感心しつつ、とても興味深くて展開もおもしろくて十分に楽しめました。
久しぶりの文香の登場もよかった。
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<poka>
『写真よさようなら」持ってます。森山大道が大好きです。写真集けっこう集めています。「にっぽん劇場」「続にっぽん劇場」「蜻蛉」「遠野物語」「光と影」「犬の記憶」「新宿」などなど。
<だいこんまる>
これ以上の蒐集かんべんしてください。
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北鎌倉はすごく暑そうだなぁと思いながら読みました。かつて月9で放送されてた時の五浦さんのイメージが強くて、今も脳内変換されて読んでしまう。田中は田中さんでしたね。
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扉子シリーズの第5段
夏休みの中栞子と大輔は海外出張へ。
そんな中店番を頼まれた扉子と恭一郎。
恭一郎は栞子・大輔夫妻から扉子の監視役を頼まれたものの、やっぱり古書をめぐる事件に二人で巻き込まれてしまうことに。
プロローグとエピローグで、続編への伏線が貼られており、また、母親との対決?と思え、楽しみ
祝アニメ化
この話には、篠川栞子が主人公の前シリーズの登場人物が多数登場します。前シリーズを読んでいないと面白さと理解度がかなり損なわれると思うので、未読の方は読んでおく事をお勧めします。篠川扉子が主人公の新シリーズにはあまり登場しませんが、今回は前シリーズで私の最推しの篠川文香が活躍してくれます。これだけでもう星5つです。前シリーズでは元気いっぱいの高校生だった文香もすっかり大人の女性として描かれていましたが、玉岡昴と絡むシーンでは昔の面影がちょくちょく顔を出して、読んでいて微笑ましかった。三上先生、これからも文香の登場シーンをお願いします。
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プロローグ
第一話『シャーロック・ホームズの帰還』(岩波文庫)
第二話森山大道『写真よさようなら』(写真評論社)
第三話中原中也『山羊の歌』(文圃堂書店)
エピローグ
※帰還の帰は違うのですが変換できませんでした。
その夏、不在中の両親に代わり、ビブリア古書堂を任された少女。美しい女店主とよく似た顔立ちで、本への好奇心と洞察力も母親譲り。だが異なるのは表情豊かで物怖じしないその性格。特殊な依頼に首を突っ込まぬよう少女の監視役を任された少年は、持ち込まれた古書に秘められた謎を、少女が鮮やかに解き明かしていく姿を目の当たりにする。戦時中ある男を救った『シャーロックホームズの帰還』と残されたいたずら書き。
真夏の鎌倉を駆ける「探偵と助手」の物語が始まる。
以上文庫うらすじより引用ー
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ビブリア堂古書堂を三代に渡って引継ぎ、古書にまつわる事件を解決していくシリーズ。
探偵役が栞子さんの代が七冊。
娘の扉子さんにかわり五冊。
もう十二冊も読んできたのかと思いました。
久しぶりにプロローグを読み始めた時はワクワクしたのですが、内容は扉子の母の栞子さんの時の方が面白かった気がします。
なんか、パワーが落ちてきているような。
以前は私もレビューに詳しくあらすじを書いていたのですが、最近面倒になってきてしまいました。
でもやはり最後に栞子の母で黒幕の智恵子が出てきたときは一体どんな秘密が最後に隠されているのかとワクワクしてしまい、次巻もたぶん読むと思います。
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ビブリア古書堂その後シリーズの第五弾。
栞子と大輔、つまり扉子の両親が海外に行っている間、
夏休みのバイトとしてビブリア古書堂で働くことになった恭一郎。
扉子が謎解きにつられて面倒ごとに巻き込まれないようにストッパーの役目もあるらしい。
相変わらず古書をめぐるドロドロしたお話だが、
最初の「踊る人形」の話は面白かった。
扉子の推理も、踊る人形の暗号を書き合った日本人捕虜と米軍将校の話も良くできている。
栞子の妹で扉子の叔母が登場したのも良かった。
高校生だったのに、北関東の温泉街の観光案内所に働いているとは。
大学時代の恋愛話もその後輩との再会もあって、
時の流れを感じられて懐かしかった。
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ビブリアシリーズの久しぶりの新刊
主人公が篠川夫婦の娘の扉子が今回も主人公
栞子と大輔が日本を離れている間に、二人に代わって、扉子と後輩の樋口君が本の相談事を解決する。
栞子の妹、今では扉子のおばさんの文香も登場
そして、栞子と大輔の仇敵も登場してという展開
優しくも残酷な本と登場人物の関係が心地よいです
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感想
安定の面白さで一気読み。古書の世界ってこんなに危ないの?と思ってしまう。
古書のやり取りなのに緊張感がある。
あらすじ
大輔と栞子が海外出張で店を開けることになり、扉子と後輩の恭一郎に店番が任された。恭一郎は栞子から扉子が厄介な事件に首を突っ込まないようにして欲しいと頼まれる。
以前店を訪れた坂口から父親のシャーロックホームズの帰還の本の在り方を探して欲しいと言われて、扉子はその場所を見事に言い当てる。
次は叔母の文香の同級生の日野が亡くなった夫の江間が大切にしていた写真集を持ち込むが復刻版であることが判明し、江間の親友の妹が初版本を持っていたことが分かる。
文香の元恋人の蒐集家の玉岡が、中原中也の初版本が、恋人に盗まれたかもしれないと相談を持ちかける。手掛かりを追っていくと、恋人の永井の祖父が玉岡に本を売り、取り戻してまた売ろうとしていたことが分かる。
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相変わらず面白い!
中原中也、久々に思い出しました。
関係ないですが、三上延さん、書き出しが好きです。上から目線みたいで恐縮ですけど、名文ですよね。
八月に入ってから、猛暑がさらに酷くなった気がする。
とか、
昼が近づくにつれてセミの声が小さくなってきた気がする。
章ごとに対比が鮮やかで素敵です。
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このシリーズも次々登場人物が入れ替わっていき、ちょっと整理できなくなってきました
今回は、またまた不穏な終わり方
鍵になる謎の人物が気になりますね
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扉子シリーズ5作目の、古書を巡るミステリー。
両親の海外行きで不在の一週間、店を任された、扉子。
後輩の樋口恭一郎と叔母の文香が監視役に配されたが、
古書の謎への好奇心はとめどもなく、
三つの事件に巻き込まれてゆく。
・登場人物
・プロローグ
第一話 『シャーロック・ホームズの帰還』(岩波文庫)
・・・坂口の父が生前に彼に渡したかった本。
その真意とは?戦時中の本での交流の想い。
第二話 森山大道『写真よさようなら』(写真評論社)
・・・その写真集は復刻版だった。ではオリジナルは?
過去のからの複雑な心情が交差する、悲しい事実。
第三話 中原中也『山羊の歌』(文圃堂書店)
・・・買ったばかりの署名入り本が玉岡の家から消えた。
盗まれた?重なる嘘と、女の正体。
・エピローグ
参考文献有り。あとがき。
ほんの一週間の中での古書の謎の物語、三様。
好奇心で古書に纏わる事件には首を突っ込んでしまう、扉子。
それを補う助手になりつつある、恭一郎。
彼の気づきと疑問は、彼女にも良い指針となっている。
そして懐かしい人々。
叔母の文香は変わらずパワフルで料理上手。
彼女の同級生だった奈緒。
相変わらず支え合っている坂口夫妻。
玉岡昴と文香の再会も今後の展開に繋がるのかな?
栞子編第一話の田中敏雄の再登場と、
祖母・篠川智恵子の姿は不穏な感じがひたひたと忍び寄るよう。
そして、プロローグに出てきた樋口一葉の本と、
エピローグの小さなマークの話は、次作への布石かも。
次にどんな物語が描かれるのか、期待でワクワクしてしまう。
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ビブリアミステリ短編集。
1.シャーロックホームズの饋還
日本書紀下巻の真ん中部分を削り取って、シャーロックホームズの饋還の本文ページを嵌め込んだ。
イギリスやアメリカの戦っている戦場には、英文の本を持っていけるとは思えない。
日本語を読めないイギリス人将校は、『踊る人形』の暗号の絵を見て気づいた。
『踊る人形』の暗号で会話。
今回の短編集の中ではこれがミステリ的によかったかな。戦争の時代を上手く使っている。
2.森山大道『写真よさようなら』
江間は悪いやつに騙されて買った復刻版をオリジナルだと思ってた?
そうとも言えない。復刻版にはないスリップを抜いていた。どこかにもう一冊、スリップのはさまっていたオリジナルの初版があるはず。
本をすり替える前に江間さん亡くなった。
江間、あの本をみんなに、見せてた。すり替えても気づかれないようにするには、偽のサインをこの本に書くしかなかった。書こうとしたけど、書けなかった。
3.中原中也『山羊の歌』
詩。
消えた中原中也の『山羊の歌』の署名本。
永井さん、実は本に詳しい?
ルビのない初版でも、難しい一文を迷わず読んだ。
エピローグ
利益が目的でないならば、採算を度外視して、偽の古書を生み出し兼ねない。
『山羊の歌』
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古書なんて全然詳しくないのに、
読んだ後詳しくなった気になってしまう…笑
古書の奥深さにいつも圧倒されます。
本を読んでるのに、本を読みたくなるという不思議な感覚にいつもさせてくれるので、本当に楽しいです。
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小学生の時から読み続けているシリーズの待望の新刊。扉子ちゃんと恭一郎がコンビとなって謎を解いていく姿が栞子さん・大輔コンビから完全に代替わりしたな〜と思った。今後の関係性の変化も気になるところ。
毎回自分の知らない名著の知識も知れて、スルスル読めるこの本はとても面白いので読んだことがない人はぜひ栞子さん編から読んでみてほしい。
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扉子ちゃん第5弾の最新刊です。
今までで、1番、続きが気になる終わり方でした。次はいつ、読めるのかしら。楽しみすぎます。楽しみといえば、来年、アニメ化されるって!これまた、楽しみ。
さて、次は映画化される本を読みたいと思います。
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プロローグ/
『シャーロック・ホームズの歸還』(岩波文庫)/
森山大道『写真よさようなら』(写真評論社)/
中原中也『山羊の歌』(文圃堂書店)/
エピローグ
篠川扉子と樋口恭一郎がメインになって何冊目だろう
古書を巡る謎は遠い世界のような、でも問題は今起きているし……時間が広いのかもしれない
扉子さんの解説には へえ〜 と言うばかり
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前作を読んでからだいぶ月日がたったので
読み始めは記憶をたどりながらだったんですが
読みだすと「ビブリア古書堂の事件手帖」の
世界観を堪能できました。あまり変わらない
書籍から聞いたことのある書籍なんかも
出てくるんですが謎解きも含めたお話だった
のですんなり読めました。ただ初っ端からから
出てきた謎の印、田中敏雄や篠川智恵子。
なにやらいろいろと関わってきそうで
次回からの展開が早くも気になりました。
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扉子シリーズ5作目。
少し刊行までに間が空いた気がするが、小さかった扉子も今作では高校2年生。恭一郎と言う後輩も出来た。
今シリーズでは栞子と大輔が海外に買付に行っている間、1週間ビブリア古書店の留守番を任されて扉子の活躍が描かれる。
栞子が大人しく、思慮深いタイプだったけど、扉子は対照的。相談事などは両親が帰ってからと伝えると言う約束を悉く破って、古書に関する謎に奔走する。
今作ではシャーロックホームズ、中原中也などの謎が描かれるが、全てトリックが違い、作者の引き出しの数と知識量に圧倒される。
チェックマークに似た謎のマークについては、今後も描かれるようなので、そちらも気になるところ。
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扉子ちゃん、あの二人の娘にしては活動的というか、暴走しがちだな(苦笑)。
だからこそのストッパー、恭一郎君が必要になって、栞子さんと五浦さんとはまたちょっと違う感じのパートナーになっているわけだけど。
母親ほど恋愛方面に鈍くなさそうなので、時々反応が青春していて良き。
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ビブリア古書堂店主の娘、高校生の扉子のはなし。扉子は本に詳しく1人でも古書堂で店番ができるほど。扉子の後輩、恭一郎は古書堂でアルバイトをするなか、店主が留守にする間、扉子が本に関する依頼を頼まれないよう監視するよう頼まれる。シャーロックホームズや中原中也の本など、古書に関する謎が舞い込むことに…。
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本好きは毎回楽しみにしているシリーズ。
娘の扉子シリーズでももう5作目とは!
「シャーロック・ホームズの饋還」また読んでみよう。
ホームズは何度読んでも見てもいいのだ。
とはいえ、やはり栞子さんシリーズの新作が読みたいのが正直なところ。最後に祖母の智恵子もチラッと出てきたので、次シリーズに期待したいところ。
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もう扉子編5作目か……。
この扉子編になってから気になるのは、語り手や視点人物が誰か、ということ。
栞子編は割と素直に、大輔の一人称だったが、世代交代後はカメラ位置が自在になっていた、言い換えれば変則的になっていた、と思う。
ただ本作は素直に、プロローグから第三話まで、恭一郎が視点人物の三人称。探偵扉子と助手恭一郎という役割が定着しつつあるということか。
エピローグだけが大輔の一人称。
てことはやはり、シリーズラストに語って手帖を記し終えたのは、大輔、という未来視をしてみる。
トリックとしては、本の真贋という点からシリーズが始まり、贋作の問題を経て、なんと本の「加工」までも。
本好き、業が深いぜ……!
そして、祝・アニメ化!
しかも米澤穂信原作「小市民シリーズ」にて上質なアニメ化を達成した、神戸守監督と、大野敏哉シリーズ構成と、小畑貴裕音楽監督とが、CloverWorksで製作するのだから、座組の安心感!
@
実在の本を手がかりに紐解く、“古書と秘密”の物語。ビブリア扉子編5巻!
ビブリア古書堂の娘が開く、謎への扉――。
その夏、不在中の両親に代わり、ビブリア古書堂を任された少女。美しい女店主とよく似た顔立ちで、本への好奇心と洞察力も母親譲り。だが異なるのは表情豊かで物怖じしないその性格。特殊な依頼に首を突っ込まぬよう少女の監視役を任された少年は、持ち込まれた古書に秘められた謎を、少女が鮮やかに解き明かしていく姿を目の当たりにする。戦時中ある男を救った『シャーロック・ホームズの饋還』と、残されたいたずら書き。
真夏の鎌倉を駆ける「探偵と助手」の物語が始まる――。
もくじ
プロローグ
第一話 『シャーロック・ホームズの饋還』(岩波文庫)
第二話 森山大道『写真よさようなら』(写真評論社)
第三話 中原中也『山羊の歌』(文圃堂書店)
エピローグ
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恭一郎くんの脳が破壊される。
ダメですよ先輩!
扉子の5巻。
栞子夫妻が海外出張で不在のため、直々に店番を頼まれた恭一郎だったが、店番よりも扉子のお目付け役だった。
相談ごとに首を突っ込まないようにとの言いつけだったが、首を突っ込む扉子だった。
戦争にも持って行くほど大事にしていた亡き父を本を探す(シャーロック・ホームズの帰還)
初稿と大事にしていた写真集が復刻版だったのはすり替えがあったのか(写真よさようなら)
希少本とともに消えた婚約者の行方は(山羊の歌)
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大好きなシリーズなので、主人公が扉子に移って新刊を読むたびに「ああ…時は流れているのだな…。」と感じて、それによる面白さと少しの寂しさを感じてしまう。実在の人物の人生のように歳をとり、関係性が変わっていることを楽しむのがこの第2フェーズの良さなのかもしれない。でも智恵子母の謎っぷりは相変わらずで、今後どうなっていくのかまだまだ楽しみではある。
3話目で文香さんの変わらない眩しさを感じて、そのとき対峙したとある女性の思いを想像して切なくなった。アレは勝てないよなあ…
シリーズ初期から五浦さん目線の一人称のときの栞子さんの服装がことこまかに描写されることから感じるビッグラブが大好きだったのだけど、夫婦となってウン十年経つこの新刊でもビッグラブは健在でとても良かった…!!相変わらず五浦さんめっちゃ栞子さんのこと見てるww
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他作品と同様、古書堂に持ち込まれた本に関わる謎を解いていく。(今回の話は懐かしの人物が多数登場するので、まだ読んだことない方は1作品目から読むことをおすすめします!)
最後は少し不穏な雰囲気で物語が終わるので、これからどんな展開を迎えていくのか期待でドキドキした。
謎と少しの恋が混じった本作はリラックスして読めるので、息抜きの読書にとてもオススメのシリーズ。もう少しでアニメも始まるので、そちらも今から楽しみ。